調剤部門
「第1次中期経営計画(2015年2月期~2017年2月期)」の当初目標であった「調剤売上高100億円体制」については、前期(2016年2月期)に1年前倒しで達成したことから、現在「調剤売上高構成比10%体制」に向けて、調剤併設や調剤薬局の開局と併せて、薬剤師確保と育成に努めております。さらに、調剤事業拡大に向け、店舗におけるレセコンの統一や調剤過誤システムの導入によるオペレーションの効率化を進めております。
当期(2017/2期)は、薬価・調剤報酬改定の影響やC型肝炎治療薬の患者数の減少による影響により、前期と比較すると厳しい結果となる見通しです。今後の対策は、基準調剤加算店舗割合(加算ありの店舗構成比)をアップさせることであり、「かかりつけ薬剤師の育成」と「在宅医療」に向けた対策を行っております。現在、①かかりつけ薬剤師の育成については、約150名の薬剤師に対しeラーニングを利用して教育研修を実施、②在宅医療については、在宅医療に対応できる薬局数を増やすべく営業努力を行っております。
中国越境ECに関しては、2016年4月の中国政府による税制変更・保税区活用の制限を行われるなど、厳しい環境であることに変わりはございません。
一方、中国EC市場は今後も成長が見込まれることから、以下3つの対策を講じ、中国越境ECの新たなスキームを構築してまいる所存です。
① 販路拡大(『天猫国際』に加えて他の販売チャネルを増やす。)
② オペレーションコストの見直し(国際スピード郵便の送料やサイト運営におけるローコスト運営体制を構築する。)
③ マーチャンダイジングの強化
※2017年4月、「第2次中期経営計画(2018年2月期~2020年2月期)」を公表予定です。今後の戦略や目標値については、その際、改めて公表いたします。 |