Q1 |
細胞シートを用いた美容整形分野の展開を検討されてはいかがでしょうか。 |
A |
ご提案を賜りまして有難うございます。美容整形の分野においても細胞シートを応用する余地や市場ニーズ等もあろうかと存じます。 一方で、当社といたしましては限られた経営資源の元で、当社開発品目の進捗状況を鑑みて、まずは食道再生上皮シートおよび軟骨再生シートの事業化を現在推進しております。 まずは他に治療方法のない(あるいは限定的な)疾患領域において、より多くの方に利用いただけるよう再生医療等製品の普及を視野に開発を進めて参りたいと存じます。 |
Q2 |
決算短信には引き続き継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在していると判断しているとの記載がありますが、いつ頃解消する見込みでしょうか? |
A |
継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況の解消について、現段階で具体的な時期を明示するには至っておりませんが、当社が優先的自社開発パイプラインとして設定した食道再生上皮シート並びに軟骨再生シートの開発を推進し、当社細胞シート再生医療第1号製品の早期事業化を実現すること、また再生医療製品の関連周辺機器の開発を拡充し、更なる収益機会を獲得していくことで当該状況の解消を図って参ります。 |
Q3 |
培養器材の特許期限が切れているという掲示板の書込みを見かけますが、大丈夫なのでしょうか。 |
A |
当社事業の基盤技術である細胞シート工学の基本特許の一つに、温度応答性細胞培養器材の基本特許がございます。 これまでこの特許は国内外で東京女子医科大学が取得しており、当社がその専用実施権を受けておりましたが、平成23年2月までに有効期限が到来しております。 当社はこの温度応答性細胞培養器材基本特許の期限切れに備えて周辺特許網の構築を進めており、現在まで当該事象は当社の事業展開に支障なく推移しております。 また、各再生医療パイプラインに関する基本的な特許についても当社が既に出願しております。 今後とも順次周辺特許の出願等を通じた特許網の拡充にも取り組んで参ります。 |