サロン開催報告

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第35回ブリッジサロンが開催されました

第35回ブリッジサロンを三田NNホールで開催しました。
今回は、特別講演として澤上篤人氏(さわかみ投信社長)をお招きしました。参加企業は(4282)イーピーエス、(4849)エン・ジャパン、(2687)CVSベイエリアの3社でした。
約120名の個人投資家が集まりました。


さわかみ投信:澤上社長

澤上社長は「長期投資家の考える株式投資」と題し、長期投資家として株式投資に対する基本的な考え方をわかり易くお話になりました。 主なポイントは以下の通りでした。

  • 投資家と評論家はまったく違う。投資家は投資して結果を残すことだけが全て。
  • あくまでも個別企業投資。成長する企業、サポーターとして応援したい企業をじっくり調べて投資。評論家やエコノミストが言う「日本経済・景気がどうなる」、「日経平均がどこまで上がる下がる」という事には関心がない。
  • 個別企業投資という観点からは、世界第2位のGNPを持つ日本経済のスケールの大きさをよく認識する必要がある。話題の中国の新車販売台数が350万台。これに対し買い替え需要しかない日本で700万台。この事実を投資という観点でどう捉えるかが重要。成熟経済でもしっかりとコスト抑制の出来る企業は日本という巨大な経済の上で着実に成長することができる。
  • 企業は、成長経済においては少々甘い経営でも成長できた。しかし成熟経済の下では、そうはいかない。経営者のセンスが問われる時代となっている。

イーピーエス:厳社長

エン・ジャパン:越智社長

CVSベイエリア:泉澤社長

各社のプレゼンテーションの後、交流会を開催。今回始めてご参加いただいた個人投資家も熱心に各社社長を囲んで、「競争力の源泉は?」、「他社との差別化策は?」などなど、様々な質問をぶつけていらっしゃいました。
ある投資家の感想は「他の企業説明会にも出ているが、説明会の質疑応答だけではここまで詳細に社長の答えを聞く事ができないので大変良かった」とのことでした。

 
交流会の様子