ブリッジレポート:(9278)ブックオフグループホールディングス vol.8
(9278:東証1部) ブックオフグループホールディングス | ![]() |
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企業名 |
ブックオフグループホールディングス株式会社 |
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社長 |
堀内 康隆 |
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所在地 |
相模原市南区古淵2-14-20 |
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決算期 |
3月末日 |
業種 |
小売業(商業) |
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項目決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
株式情報(2/15現在データ) |
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今回のポイント |
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会社概要 |
書籍、CD、DVD、ゲーム、アパレル、スポーツ用品、ベビー用品、雑貨など様々なジャンルでリユース(再使用)事業を展開する日本最大級のリユースチェーンをグループで展開。北海道から沖縄まで全国をカバーする店舗ネットワーク(直営+フランチャイズ)は800店を超え、「ネットリユース」とのシナジーを追及している。
同社は純粋持株会社として、グループ全体の経営戦略策定、投資資金の調達、事業モデルの開発、及び経営資源の適正配分による経営の効率化に専念している。
【事業内容】
事業は、リユース店舗事業、ECサイト「BOOKOFF Online」及び大手百貨店内で富裕層向け買取サービス等を行うハグオールの運営のブックオフオンライン事業(以上、報告セグメント)、及び新刊書店「青山ブックセンター」、「流水書房」の店舗運営や各事業の店舗の内外装工事の企画・設計施工等を行うその他に分かれる。
リユース店舗事業
書籍・ソフト等のリユースショップ「BOOKOFF」のチェーン本部としてフランチャイズ(FC)システムの運営及び直営店舗の運営を行っている。直営店舗は、本・CD・DVD・ゲームソフト・家電・携帯等を取り扱う「BOOKOFF」、「BOOKOFF」にアパレル・ブランド品等を加えた中型複合店舗「BOOKOFF PLUS」、及び書籍・ソフトの他、家電(オーディオ・ビジュアル、コンピュータ等)、アパレル、スポーツ用品、ベビー用品、腕時計、ブランドバッグ、貴金属、食器、雑貨など幅広いリユース品を取り扱う総合リユースの大型複合店舗「BOOKOFF SUPER BAZAAR」の3つのタイプで展開している。
主な子会社は、(株)ブックレット、(株)ブックオフウィズ、(株)ブックオフ沖縄、リユースコネクト(株)、(株)マナスが、国内で「BOOKOFF」店舗の運営を行なっている。(株)ブックオフウィズは、上記に加え、アパレル・ベビー用品等のリユース店舗の運営を行なっており、腕時計・ブランドバッグ・貴金属等のリユースショップ・チェーンである「キングラム」のFCでもある。また、(株)ブックレット、(株)ブックオフウィズ、(株)ブックオフ沖縄は、アパレル等のリユース店舗の運営も行なっている。
海外では、BOOKOFF U.S.A. INC.が米国で「BOOKOFF」店舗の運営、BOK MARKETING SDN.BHDがマレーシアで「Jalan Jalan Japan」の運営をそれぞれ行なっており、SCI BOC FRANCEがフランス国内に所有する不動産の賃貸を行っている。
【CSR活動】
家庭で不要になった本・CD・DVD・ゲーム等をブックオフオンライン(株)が提供している宅配買取サービス「宅本便」で買い取りを依頼すると、その買取金額が被災地支援に役立てられる「売って支援プログラム」を実施している(買取金額の10%分をブックオフグループが上乗せし、日本赤十字社や赤い羽根共同募金等を通じて寄付している)。
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2019年3月期第3四半期決算 |
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2019年3月期業績予想 |
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中期経営方針 |
事業方針として、「個店を磨く」(店舗運営と商材)と「総力戦で取り組む」(集客とシステム)の2つを掲げている。このうち「個店を磨く」については、店舗型とネット型それぞれのリユースサービスを磨き上げる事がリユースのリーディングカンパニーとなるための出発点と考え、(1)店舗リニューアル、(2)総合買取窓口の展開、及び(3)ECサイトリニューアルを進めている。
一方、「総力戦で取り組む」については、「ひとつの BOOKOFF」構想を推進している。店舗と店舗以外の事業の連携を強化して、これまで希薄だったシナジーを追求していく考えで、会員制度や販売・買取のプラットフォーム、それらを支えるシステム等を統合・共通化して、各サービスで蓄積された会員・商品情報や運営ノウハウ等の資産を全てのサービスで活用していく。
【業績目標】
節目となる30期(21/3期)までの目標として、「経常利益20億円、ROA(総資産経常利益率)5.0%以上、有利子負債営業CF倍率5.0以内」を掲げ、足元は順調に推移しており、経常利益目標については19/3期に前倒しで達成となる見込み。
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<参考:コーポレートガバナンスについて> |
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