ブリッジレポート
(7839) 株式会社SHOEI

プライム

ブリッジレポート:(7839)SHOEI vol.49

(7839:東証1部) SHOEI 企業HP
石田 健一郎 社長
石田 健一郎 社長

【ブリッジレポート vol.49】モーターサイクルショーレポート
取材概要「折からのリターンライダーブームの中、同業他社を圧倒するラインナップと洗練されたグラフィックデザイン、更には、BMWとの提携等、今回も見応えと・・・」続きは本文をご覧ください。
2017年4月11日掲載
企業基本情報
企業名
株式会社SHOEI
社長
石田 健一郎
所在地
東京都台東区上野5-8-5
決算期
9月 末日
業種
その他製品(製造業)
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2016年9月 14,138 3,145 3,244 2,192
2015年9月 14,244 3,210 3,092 1,996
2014年9月 13,406 2,765 2,646 1,669
2013年9月 11,158 1,340 1,299 799
2012年9月 8,606 97 143 65
2011年9月 9,047 395 371 217
2010年9月 10,078 898 978 638
2009年9月 10,300 1,047 1,335 837
2008年9月 14,995 3,608 3,532 2,214
2007年9月 13,586 2,942 2,751 1,630
2006年9月 11,796 2,310 2,117 1,248
2005年9月 10,661 1,581 1,510 890
2004年9月 9,725 1,364 1,282 732
2003年9月 9,575 757 703 381
2002年9月 8,700 379 190 85
株式情報(3/27現在データ)
株価 発行済株式数(自己株式を控除) 時価総額 ROE(実) 売買単位
2,963円 13,771,850株 40,806百万円 21.3% 100株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
60.00円 2.0% 120.53円 24.6倍 713.52円 4.2倍
※株価は03/27終値。発行済株式数は直近四半期末の発行済株式数から自己株式を控除。
 
 
3月24日(金)から3月26日(日)にかけて、東京都江東区有明の東京ビッグサイトにおいて「第44回東京モーターサイクルショー2017」が開催されました。東京モーターサイクルショーは、春のバイクシーズンに先がけて毎年3月下旬に開催されるオートバイと関連アクセサリーの見本市であり、例年、国内外の車両メーカー、販売代理店、パーツ・アクセサリー関連企業等、100社以上が出展し、10万人以上の来場者を集めています(モーターサイクル関連の展示会では国内最大の規模を誇る)。
高品質・高付加価値の「プレミアムヘルメット」が世界の有力ライダーから高い評価を受けているヘルメット・メーカー SHOEI のブースを訪ねてみました。2017年9月期第1四半期決算の概要及び業績見通しと共に、ご報告致します。
 
 
「東京モーターサイクルショー」は、オートバイ産業の振興と文化の育成・普及を目的に1971年(昭和46年)に第1回が開催された。「第33回大阪モーターサイクルショー2017」と連動している(3月18~20日)。
 
 
第44回東京モーターサイクルショー2017 -3日間で14.6万人が来場-
 
 
2017年のモーターサイクルショーには、ホンダ、カワサキ、ヤマハ、スズキといった国内の車両メーカー、ドゥカティ(伊)やハーレーダビッドソン(米)等の海外車両メーカー、パーツ・アクセサリーメーカー、関連団体、更には出版社など155社・団体が出展し(ホールを1つ増やして計3ホールで開催)、来場者は前年比11.0%増の146,495人。ここ数年の国内市場はリターンライダー効果で高い成長を続けており、出展者数、来場者数共に、これを反映したものとなった。
 
 
「プレミアムヘルメット」のSHOEIブース
 
同社のブースはヘルメット・メーカーのブースとしては大きく、また、白を基調とし、隅々まで十分な照度が確保されているため展示品が見やすく、シンプルではあるが、しっかりと自己主張がなされていた。製品の展示は、レプリカデザインが追加される等でラインナップが充実したレーシングフルフェイスヘルメット「X-Fourteen(エックス・フォーティーン)」を中心に、グラフィックモデルを追加したインナーシールド付きジェットヘルメット「J・O(ジェイ・オー)」や、軽量かつコンパクトフォルムを基本コンセプトとする「Z-7(ゼット・セブン)」、サンバイザー装備の「GT-Air(ジーティー・エアー)」、更には、「VFX-W(ブイエフエックス・ダブリュー)」、「HORNET ADV(ホーネット エーディーブイ)」、「NEOTEC(ネオテック)」といった人気モデル。また、Moto GP 2016王者マルク・マルケス選手のチャンピオンヘルメット等のレーサー本人が使用したモデルも展示されていた。
IRを担当されている宮川経営管理部長とスタッフの皆さんにお話を伺った。
 
X-Fourteenシリーズ(北米では同名で、欧州では「X-Spirit III」の製品名で販売されている)
 
レーシング性能を極限まで追求した「「X-Fourteen」(メーカー希望小売価格:税抜60,000円)は、オンロードフルフェイスタイプで、同社のフラッグシップレーシングモデルとの位置付け。昨年4月に発売され、その後、ブラッドリー・スミス選手の2016年シーズン仕様のグラフィックモデル「BRADLEY3(ブラッドリー3)」、マルク・マルケス選手の2016年シーズン仕様のグラフィックモデル「MARQUEZ4(マルケス4)」、グラフィックモデル「ASSAIL(アセイル)」、加賀山就臣選手グラフィック仕様レプリカモデル「KAGAYAMA5(カガヤマ5)」、柳川明選手のレプリカモデル「YANAGAWA5(ヤナガワ5)」等がラインナップに加えられた(メーカー希望小売価格:税抜76,000円(選手レプリカモデル)、73,000円(グラフィックモデル))。
 
走行時の空力性能に磨きをかけたエアロフォルム
サーキットユースに重点を置き開発した「X-14」は、ライダーが強く前傾したライディングポジションをベースポジションに設定し、そのポジションでヘルメット前頭部から後頭部、そしてレーシングスーツ背面へと流れる走行風を風洞実験で科学的に解析し、シェルのデザインを完成させた。風洞実験による比較では従来比で(X-Twelveとの比較)、上方に浮き上がろうとするリフト:-3%、前方から押し付けられるドラッグ:-10%、高速走行時にヘルメットが振られる原因となる回転方向のヨーイング:-50%という数値を達成しており、首にかかる負担を大きく軽減。シェルの表面に施されたエッジ&シェイプ、コンディションに応じて交換可能なリアフラップを装備したリアスタビライザー、ロアエアスポイラーといった、空力特性を高めるための細かい工夫がなされている。
 
 
ティアオフフィルム(使い捨てシールド)の装着に対応する2次曲面のCWR-Fシールドを採用
新開発の2次曲面シールド「CWR-F」は、部位に応じて微妙な曲率や厚みを最適化する事で徹底的に光学特性を高めたポリカーボネイト製。自然でクリアな視界の確保はもちろん、シールド剛性を高める事で高速走行時のシールドのたわみやよじれも解消した。QR-Eシールドベースとのコンビネーションによる簡単確実な着脱や可変軸ダブルアクション機構による高い気密性も特徴である。
 
ライディングポジションにあわせて2段階に内装の被り角度を調整可能
また、アップライトな乗車姿勢のネイキッド(汎用の公道用オートバイ)での使用も配慮されている。上半身が前傾するレーシングマシンと前傾姿勢をとらないネイキッドでは、おのずとヘルメットの位置する角度が異なる(前傾姿勢の強いスーパースポーツは、ネイキッドに比べて、上方視界が狭くなる)。この点に着目し、「X-14」はライディングポジションにあわせて2段階に内装の被り角度を調整する事が可能。チークパッドとセンターパッドの装着位置を変更する事で、被り角度が標準ポジションに対して前方に約4度回転させる事ができる。
 
 
Moto GP 2016王者マルク・マルケス選手のチャンピオンヘルメット
同社の契約ライダーで「MotoGP 2016」の王者であるマルク・マルケス選手がレースで実際に使用したヘルメット(写真左)と光り輝くチャンピオンヘルメット。
 
J・Oシリーズ(欧州でも同じ製品名で販売されている)
 
ENJ・OY THE RIDE ! ファッショナブルでありながら機能性と安全性が両立した新たなスモールジェット。「J・O」(メーカー希望小売価格:32,000円)はインナー収納シールド付きオープンフェイスタイプのヘルメットで、バイクメーカーがレトロ調の新モデルを相次いで発表している潮流をとらえて開発した。コンセプトは従来のSHOEIにない“軽量、コンパクト、ファッションオリエンティッド”。同社にとって新しいカテゴリーのモデルであり、カスタムバイクやクラシックバイクのライダーに加え、スクーターのユーザー等、幅広く需要を取り込んでいきたい考え。

2016年4月に発売され、その後、グラフィックモデルの「CARBURETTOR(キャブレター)」、「SEAFIRE」(シーファイアー)、「HAWKER」(ホーカー)等がラインナップに加えられた(いずれもメーカー希望小売価格:税抜40,000円)。
 
シールド  J・O専用設計のCJ-3シールド
J・O専用設計のCJ-3シールドは、ファッションの一部として溶け込む事を重視しつつも、安全性と快適性を追求した。具体的には、クラシックなスタイルをイメージしながらバブルシールドを思わせる雰囲気を取り入れる一方、大きく湾曲した形状でありながらも、シールド各部位の厚さや微妙な曲率を追及する事で自然でクリアな視界を作り出している(視界が歪まない)。形状や開閉角度は、ライダーの顔に加えてメガネやサングラス着用時の干渉を避けながらも、巻き込み風を最小限に抑える事を重視してデザインされている。
 
 
また、人によっては、シールドが顔や鼻に当たってしまうため、顔や鼻の形に合わせて両サイドのプリセットレバーを操作してシールド下端のポジションを3段階(点線の位置)に調整する事ができる(シールドの開閉は左右のノブで直接操作可能)。下手にシールドをつけると、シールド内部に走行風を巻き込んでしまい、目に風が当たってしまうため、このタイプのヘルメットの場合、シールドの無いタイプが多い。「J・O」はシールドの形状を工夫する事で、走行風が両サイドに流れるように設計されている。
 
BMWへOEM供給
 
「J・O」はBMW(BMW Motorrad Japan)へのOEM供給も始まる。3月24日の「東京モーターサイクルショー」の特別公開時にBMWブースで、関係者向けに改めて発表があった。BMWのクラッシックタイプバイクの新製品「BMW Motorrad R nineT Scrambler」(メーカー希望小売価:税抜1,765,000円)等とのシナジーが期待されている。
 
根強い人気の既存製品
「Z-7シリーズ」(メーカー希望小売価格:税抜45,000円~)、「GT-Airシリーズ」(メーカー希望小売価格:税抜48,000円~)、「VFX-Wシリーズ」(メーカー希望小売価格:税抜43,000円~)、「HORNET ADVシリーズ」(メーカー希望小売価格:税抜48,000円~)、「NEOTECシリーズ」(メーカー希望小売価格:税抜53,000円~)等も、シーズン毎に新しいデザインがラインナップに加えられ、価格も同社製品としてはミッドレンジにあたるため根強い人気があり、販売は堅調だ。
 
上段左から、「Z-7シリーズ」、「GT-Airシリーズ」






下段左から、「VFX-Wシリーズ」、「HORNET ADVシリーズ」、「NEOTECシリーズ」
 
 
 
2017年9月期第1四半期決算及び業績見通し
 
ポイント
 
 
 
前年同期比28.4%の増収、同59.9%の営業増益
売上高は前年同期比28.4%の増の32億87百万円。前期からの船積の期ずれもあり、販売数量が同40%増加し円高の影響を吸収した。
利益面では、円高で原価率が57.3%と0.2ポイント悪化したものの、増収効果で売上総利益が同28.1%増と伸びた。前期に続き賃上げを実施したものの、販管費全体では小幅な増加にとまり、営業利益が7億21百万円と同59.9%増加。為替差損41百万円(前年同期は37百万円の差益)の計上等による営業外費用の増加を吸収して、経常利益は6億78百万円と同37.0%増加した。

尚、営業利益(前年同期に比べて2億70百万円増)の主な増減要因は、製品売上の増加(3億83百万円)、製造原価の減少(38百万円)、販管費の増加(△52百万円)、円高の影響(△76百万円)。

第1四半期の為替相場は、同社売上換算レートが、1ドル=111.59円(前年同期比10.33円の円高)、1ユーロ=117.83円(前年同期比14.58円の円高)。海外子会社換算レートが(2016年9月30日)、1ドル=101.12円(前年同期比18.84円の円高)、1ユーロ=113.36円(前年同期比21.61円の円高)。
 
 
日本市場は、二輪新車販売が減少したものの、中古車販売の増加で全体として登録台数が増加し、ヘルメット市場も連動。欧州市場では、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン等の主要市場を中心に二輪の新車販売が増加し、ヘルメット販売も増加した。一方、北米市場は、リーマンショックで落ち込んだ米国の二輪新車販売が回復傾向にあるものの、ヘルメット市場は横ばい状態が続いている。アジア市場は、全体的に拡大しており、特に中大型二輪車販売が急増している中国でヘルメット市場が急拡大している。

一方、同社の販売(数量)は、日本市場が前年同期比13%増と前期に続き順調に推移。海外では、主力の欧州市場が同28.0%増加した他、現地代理店の在庫調整が続いている北米市場も、前年同期に大きく落ち込んだ反動で同116%増加(前々期末に現地代理店による契約金額達成のための駆け込み購入があった)。その他地域では、前期に本格参入した中国市場が同293%増と大きく伸びる等でアジア市場も同166%増加した。
 
 
需要は引き続き旺盛だが、工場がフル稼働状態にあり、生産数量を大きく伸ばせない中、円高の影響を受けた事に加え、前々期末の北米での駆け込み購入の影響で前年同期の受注及び前年同期末の受注残が押し上げられた反動も出た。
 
財政状態
第1四半期末の総資産は前期末に比べて16億96百万円減の117億56百万円。借方では、配当金の支払いや法人税の納付、更には設備投資等で現預金が減少。期末を越えて売上債権の回収も進んだ。一方、有形固定資産が設備投資で増加した。貸方では、仕入債務、未払法人税、純資産等が減少。第1四半期末の自己資本比率は83.6%(前期末78.0%)。
 
 
 
 
業績予想に変更はなく、通期で前期比1.9%の増収、同25.4%の経常減益予想
北米を除く各地域での販売数量増と新製品の投入による単価の引き上げで円高の影響を吸収する。また、フル稼働の生産状態が続いているが、職場環境の改善も含めて、生産性の向上に取り組む事で生産能力を高めていく。この一環として成形機の更新を前倒しで実施するため、設備投資が前期の8億48百万円から11億57百万円に増加する(減価償却費:16/9期6億14百万円→6億58百万円)。

営業利益減少(△7億25百万円)の主な要因は、為替の影響△3億75百万円、製造原価の増加△1億円(内、労務費30百万円増)、その他の販管費増△1億24百万円等。

為替レートの前提は、同社の売上換算レート(通期平均)が、1ドル=105.00円(前期109.57円)、1ユーロ=116.00円(同125.15円)。海外子会社換算レート(期末2017年6月30日)が、1ドル=105.00円(同102.91円)、1ユーロ=116.00円(同114.39円)。これまでユーロの為替予約は期初にある程度の予約を済ませていたが、変動が大きい昨今の外国為替市場を鑑みて、今後はデリバリーに合わせて月毎の短期的な予約にとどめる考え(ドルはドル建ての支払いが多いため、予約は短期的な必要最小限にとどめている)。

配当は、1株当たり60円の期末配当を予定している。
 
 
フル稼働の生産状態を踏まえて、販売数量は微増を前提としている。地域別では、販売ネットワークの再構築に取り組む北米が前期比17.0%と落ち込むものの、国内が同4.0%増、欧州が同3.7%増、その他地域が同5.8%増、と北米を除く各地域で増加を見込んでいる。
今後の重点課題として、米国市場の販売ネットワーク再構築と中国市場を中心にしたアジアでの販売拡大を挙げている。北米は、これまで代理店1社に販売を任せていたが(独占販売)、代理店2社体制を整備した事で販売が大きく伸びた中国での経験を活かして販売体制の整備を進めていく考え。
 
 
 
今後の注目点
折からのリターンライダーブームの中、同業他社を圧倒するラインナップと洗練されたグラフィックデザイン、更には、BMWとの提携等、今回も見応えと話題性に富んだ同社ブースだった。
もちろん業績も好調だ。上期予想に対する進捗率は、売上高46.8%(前年同期の実績40.1%)、営業利益55.1%(同30.4%)、経常利益51.8%(同32.0%)、純利益56.3%(同31.6%)。期ズレ分の押し上げ効果が大きかった事も一因だが(期ズレ分を除いても増収・増益)、日欧で二輪車販売が伸びており、北米も回復基調にある事が心強い。また、中国では販売チャネルの強化が奏功し、高い市場の成長を取り込めている。
足元、工場はフル稼働の状態にあり、休日出勤を増やして増産対応しているが、6月までは、この状態が続く見込み。このため、2017年のバイクシーズンに向けて投入した新製品が、4月から欧州(製品名「RYD」)と北米(同「RF-SR」)で発売されるが(2月に船積み)、日本での販売(製品名「RYD」)は生産キャパの問題から18/9期の第1四半期(10-12月)になりそうだ。同社は生産性向上を第一に生産能力の増強に取り組んでいく考えで、この一環として、FRP成形機の更新を今期前倒しで実施する。
 
 
 
<参考:コーポレートガバナンスについて>
 
 
◎コーポレートガバナンス報告書        更新日:2016年12月22日
基本的な考え方
当社は、法令の遵守に基づく企業倫理の重要性を認識するとともに、変動する社会、経済環境に対応した迅速な経営意思の決定と、経営の健全性の向上を図ることによって株主価値を高めることを経営上の最も重要な課題の一つとして位置づけております。
 
<開示している主な原則>
【原則1-4】政策保有株式
当社は、政策保有株式はもちろん、リスクの高い有価証券投資は行っておりません。

【原則1-7】関連当事者間の取引
当社は、子会社との販売代理店取引、代理店管理委託取引、マーケティング委託取引及びこれらに付随関連する取引以外に関連当事者取引を行う予定はなく、過去にもこれらの取引以外の関連当事者取引の実績はありません。また、役職員並びにその関係者の支配する会社との取引を、コンプライアンス規程にある「行動指針」にて公私の区別を厳しくする旨、定めており子会社との取引以外の関連当事者取引に関しては一切行いません。

【原則5-1】株主との建設的な対話に関する方針
株主、投資家の皆様には、常に公平な姿勢で接するように努めており、経営陣並びにIR担当部署(経営管理部)による、個人投資家向け説明会の開催並びに機関投資家、マスコミ、金融機関対象の決算説明会を始めワンオンワンミーティング等により、積極的な対話に努めております。
また、外国人投資家の持ち株比率は32.3%(平成27年9月期)であり、外国人投資家との透明度の高い誠実な対話とIR活動を続けております。