ブリッジレポート:(4317)レイ vol.29
(4317:JASDAQ) レイ |
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企業名 |
株式会社レイ |
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会長 |
分部 日出男 |
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社長兼CEO |
分部 至郎 |
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所在地 |
東京都港区六本木 6-15-21 |
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決算期 |
2月 |
業種 |
サービス業 |
項目決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
2012年2月 | 9,525 | 899 | 841 | 368 |
2011年2月 | 8,430 | 570 | 509 | 295 |
2010年2月 | 7,439 | 207 | 147 | 124 |
2009年2月 | 8,720 | 334 | 297 | 106 |
2008年2月 | 9,576 | -628 | -497 | -635 |
2007年2月 | 9,861 | 31 | -35 | -28 |
2006年2月 | 9,533 | 782 | 773 | 416 |
2005年2月 | 8,237 | 386 | 380 | 226 |
2004年2月 | 7,649 | 434 | 429 | 207 |
2003年2月 | 6,761 | 142 | 126 | 34 |
2002年2月 | 8,184 | 800 | 763 | 429 |
2001年2月 | 7,030 | 634 | 599 | 266 |
2000年2月 | 6,169 | 309 | 262 | 73 |
株式情報(5/23現在データ) |
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今回のポイント |
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会社概要 |
【事業セグメント】
広告ソリューション事業
企業のSP(セールスプロモーション)、キャンペーン、イベント、展示会、ショールーム等の企画制作・運営を手掛けるSP事業部(SP・イベント部門)とTVCMの企画制作を行うアドコンテンツ事業部(TVCM部門)に分かれ、(株)レイのCM事業部、主に電通を顧客とする(株)ウイーズ・ブレーン、及び主に博報堂を顧客としTVCM等の企画制作も手掛ける(株)ティーシー・マックスの3社で事業を展開している。
テクニカルソリューション事業
催事等で使用するデジタル映像機材のレンタルを手掛けるプレントユニット(映像機器レンタル部門)とデジタル映像編集スタジオを保有し撮影から加工までをカバーすると共にDVD・BD・CG制作等も手掛けるマックレイユニット(ポストプロダクション部門)に分かれる。後者は広告ソリューション事業を実制作の面から支援する機能も担っている。
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2013年2月期決算 |
前期比7.1%の増収、同27.2%の経常減益
売上高は前年同期比7.1%の102億05百万円。上期に東日本大震災の反動増があった事等で、広告ソリューション事業、テクニカルソリューション事業共に売上が増加。売上高が初めて100億円を超えた。一方、営業利益は同25.9%減の6億66百万円。東日本大震災の影響で前期は抑制した人材採用を進めた事やスタジオ移転費用の発生が利益を圧迫した。費目別(営業費用全体)では、人件費が2億52百万円増加した他、スタジオ移転関連で修繕費や消耗関連費(共に23百万円増加)等が増加する一方、減価償却費(45百万円減少)やリース関連費用(40百万円減少)が減少した。
広告ソリューション事業
売上高49億69百万円(前期比11.5%増)、セグメント利益3億63百万円(同1.1%増)。当事業はSP(セールスプロモーション)・イベント部門とTVCM(テレビコマーシャル)部門に分かれる。SP・イベント部門は東日本大震災の反動増があった上期に売上・利益が大きく伸びた事で通期でも増収・増益となったが、TVCM部門は売上が増加したものの、価格面での要請が強かった事や前期は抑制した人材採用を進めたため利益が減少した。
テクニカルソリューション事業
売上高52億35百万円(前期比3.3%増)、セグメント利益7億70百万円(同21.9%減)。当事業は映像機器レンタル部門とポストプロダクション部門に分かれる。映像機器レンタル部門は上期に東日本大震災の反動増があったものの、下期は機材不足で外注費が増加し利益を圧迫。通期では増収ながら減益となった。ポストプロダクション部門も、売上が増加したものの、編集スタジオの移転費用の発生や移転に伴う編集業務の一時停止による影響で利益が減少した。
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2014年2月期業績予想 |
前期比2.0%の減収、同18.3%の経常減益
東日本大震災の反動増が一巡した前期下期以降の厳しい事業環境が続く事を想定しており、売上高は100億円と前期比2.0%の減少を見込んでいる。一方、中長期的な観点から人材や機材への投資は継続的に行っていく考え。売上の減少と営業費用の増加で営業利益は5億55百万円と同16.8%減少する見込み。配当は1株当たり期末4円を予定している。
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