ブリッジレポート:(4767)テー・オー・ダブリュー vol.25
(4767:東証1部) テー・オー・ダブリュー |
|
||||||||
|
企業名 |
株式会社テー・オー・ダブリュー |
||
会長兼社長 |
川村 治 |
||
所在地 |
東京都港区虎ノ門 4-3-13 神谷町セントラルプレイス |
||
決算期 |
6月 |
業種 |
サービス業 |
項目決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
2011年6月 | 10,570 | 378 | 377 | 131 |
2010年6月 | 12,575 | 671 | 670 | 357 |
2009年6月 | 14,210 | 1,401 | 1,392 | 876 |
2008年6月 | 14,397 | 1,362 | 1,343 | 729 |
2007年6月 | 13,070 | 1,051 | 1,041 | 551 |
2006年6月 | 12,341 | 781 | 784 | 423 |
2005年6月 | 10,705 | 771 | 782 | 465 |
2004年6月 | 9,638 | 781 | 765 | 466 |
2003年6月 | 9,441 | 1,103 | 1,073 | 537 |
2002年6月 | 8,600 | 940 | 920 | 462 |
2001年6月 | 7,555 | 756 | 730 | 371 |
2000年6月 | 5,995 | 556 | 537 | 238 |
株式情報(6/15現在データ) |
|
|
今回のポイント |
|
会社概要 |
|
2011年6月期第3四半期決算 |
前年同期比11.9%の減収、同19.0%の経常減益
広告需要の低迷が続く中、自動車メーカーの広告費削減の影響を大きく受けた他、海のエジプト展や横浜開港150周年記念イベントの反動減もあり、売上高が83.7億円と前年同期比11.9%減少した。業績が回復しているクライアントが増加傾向にあり、プロモーションの需要にも底打ち感が出ていたが、東日本大震災以降、広告や販促活動の自粛等の広がりで状況が一変。利益面でも、第2四半期(10-12月)にかけて採算の改善が進んでいたが、震災の影響で中止や延期となった第4四半期(4-6月)実施予定案件の費用や損失を計上した事で第3四半期(1-3月)に売上総利益率が悪化し、営業利益の減益幅が広がった。
(2)財政状態及びキャッシュ・フロー(CF)
第3四半期末の総資産は前期末比3.8億円減の80.7億円。借方では、CFの悪化等で現預金が減少した他、売上債権の流動化で売上債権も減少。一方、余資運用の投資有価証券(2.9億円→5.8億円)を中心に投資その他が増加した。貸方では、仕入債務、未払法人税等、及び長期借入金等が減少した。CFの面では、利益の減少と運転資金の増加による営業CFの悪化が響き、フリーCFが7.3億円のマイナスとなった。配当の支払い等で財務CFもマイナスとなり、現金及び現金同等物の第3四半期末残高は10.9億円と前期末比11.1億円減少した。
|
2011年6月期業績予想 |
東日本大震災の影響を踏まえて下方修正された通期予想は前期比17.1%の減収、同56.3%の経常減益
東日本大震災の直接的な被害は人的・物的共に無かったが、広告や販促活動の自粛等の動きがクライアント各社に広がり、繁忙期である第4四半期に実施予定だった受注済の案件のうち、約14億円が中止もしくは実施延期となった他、震災以降の受注も前年同期比で激減した。売上の下振れで、相対的に固定費負担が増加し、営業利益は2.9億円と同55.9%減少する見込み。期末配当は1株当たり5円を予定している(上期末配当と合わせて年21円)。 |
|
本レポートは情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。また、本レポートに記載されている情報及び見解は当社が公表されたデータに基づいて作成したものです。本レポートに掲載された情報は、当社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その正確性・完全性を全面的に保証するものではありません。当該情報や見解の正確性、完全性もしくは妥当性についても保証するものではなく、また責任を負うものではありません。 本レポートに関する一切の権利は(株)インベストメントブリッジにあり、本レポートの内容等につきましては今後予告無く変更される場合があります。 投資にあたっての決定は、ご自身の判断でなされますようお願い申しあげます。 Copyright(C) 2024 Investment Bridge Co.,Ltd. All Rights Reserved. |