ブリッジレポート:(9445)フォーバルテレコム vol.24
(9445:東証マザーズ) フォーバルテレコム |
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企業名 |
株式会社フォーバルテレコム |
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社長 |
谷井 剛 |
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所在地 |
東京都千代田区神田小川町 3-9-2 |
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決算期 |
3月 |
業種 |
情報・通信 |
項目決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
2010年3月 | 13,956 | 347 | 327 | 194 |
2009年3月 | 15,042 | 391 | 388 | 133 |
2008年3月 | 13,466 | 337 | 344 | 192 |
2007年3月 | 12,461 | 845 | 840 | 975 |
2006年3月 | 11,024 | 859 | 868 | 841 |
2005年3月 | 7,740 | 470 | 452 | 726 |
2004年3月 | 6,114 | 214 | 205 | 205 |
2003年3月 | 7,746 | 93 | 40 | 69 |
2002年3月 | 11,879 | -1,732 | -1,779 | -4,939 |
2001年3月 | 18,224 | 284 | 134 | 45 |
2000年3月 | 20,503 | 53 | -50 | 88 |
株式情報(3/18現在データ) |
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今回のポイント |
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会社概要 |
<事業内容>
事業は、「FTフォン」等の法人向けVoIPサービス(高速ブロードバンド回線を利用した電話やインターネット接続サービス)や法人向け国際電話・市内外電話サービス、及び関連する情報通信機器販売等のIP&Mobileソリューション事業、連結子会社(株)トライ・エックス及び同社の子会社(株)新英、タクトシステム(株)が手掛ける印刷や特注文具(ファイル・バインダー等)の製造・販売のドキュメント・ソリューション事業、及び連結子会社(株)FISソリューションズが手掛ける経営支援コンサルティング及び保険サービスのコンサルティング事業に分かれる。
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2011年3月期第3四半期決算 |
前年同期比2.5%の減収、同23.9%の経常増益
売上高は前年同期比2.5%減の101.0億円。子会社が手掛けるドキュメント・ソリューション事業が回復傾向にある他、コンサルティング事業も伸びたが、(株)フォーバルテレコムが手掛けるIP&Mobileソリューション事業の苦戦が響いた。利益面では、販売網拡大に伴う人件費の増加(8.7億円→9.7億円)や地代家賃の増加(57百万円→62百万円)等で販菅費が増加したものの、売上の増加とドキュメント・ソリューション事業を中心にした売上総利益率の改善で吸収、営業利益は2.5億円と同14.9%増加した。持分法投資損益(△9百万円→8百万円)の改善で営業外損益が改善した他、投資有価証券売却損(43百万円)、減損損失(41百万円)、事務所移転費用12百万円など特別損失1.2億円を計上したものの、税効果会計の影響で四半期純利益は1.6億円と同48.4%増加した。
(3)財政状態及びキャッシュ・フロー(CF)
第3四半期末の総資産は前期末比2.0億円減の61.9億円。借方では、売上債権の回収が進んだ他、償却により無形固定資産が、売却により投資有価証券が、それぞれ減少。貸方では、子会社の借入金の減少で有利子負債が、配当の支払いで純資産が、それぞれ減少した。CFの面では、売上債権の回収が進み営業CFが増加する一方、貸付の減少で投資CFのマイナス幅が大幅に縮小したため、前年同期は67百万円のマイナスだったフリーCFが4.5億円の黒字に転換。有利子負債の削減を進めたものの、現金及び現金同等物の第3四半期末残高は16.6億円と前期末比71百万円増加した。
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2011年3月期業績予想 |
通期業績予想に変更は無く、前期比0.3%の増収、同19.1%の経常増益予想
ドキュメント・ソリューション事業の業績回復やスマートフォンを利用したFMC(Fixed Mobile Convergence)サービス「ツーウェイスマート(2waySmart)」の営業軌道化等で第4四半期も堅調な業績推移が見込まれる。配当は1株当たり800円の期末配当を予定(上期末配当と合わせて年1,500円)。
(2)フォーレスト(株)との業務提携
フォーレスト(株)(埼玉県さいたま市)と同社は、両社が事業基盤を有する法人向けサービスの拡販を加速化させるべく業務提携した。
①業務提携の目的
フォーレスト(株)は、東京23 区内の法人をターゲットとして、「迅速な当日配送と更なる価格メリット」を訴求するオフィス用品通販サービス“オフィスライナーTOKYO23”を新たにリリースするが、その拡販に際して、(株)フォーバルテレコムの法人向け通信サービス(fitコール、fit 接続サービス、2waySmart 等)を採用し、“オフィスライナーTOKYO23”とパッケージ化したポイントバック制度を構築。加えて、“オフィスライナーTOKYO23”の購入費用と通信費用の請求を一本化(ワンビリング)して顧客の支払い業務の簡素化にも貢献する。顧客はフォーレスト(株)のサービスと(株)フォーバルテレコムのサービスを単独で利用するよりも大きなユーザーメリット(価格メリット+業務効率化メリット)を享受する事ができる。
②フォーレストについて
コクヨ(株)(東証1部 7984)の連結子会社(46.4%出資)であり、92 年7月にコピー用紙のフォーレストとして通販事業をスタート。以来、取扱商品を順次拡大し、現在では、OA 用紙、OAサプライ、文具、事務用品、オフィス家具、ユニフォーム、印刷・印鑑、PC 関連品、オフィス日用品といったオフィス用品に加え、食品、飲料、店舗用品、作業用品等各種業務用品、消耗品等、約35,000アイテムを「簡単・便利」、「安価」をキーワードにカタログ販売やオフィスライナーTOKYO23 を含めた複数のオンラインショップを通して、全国約50 万登録ユーザー様に販売している。
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