ブリッジレポート:(4317)レイ vol.24
(4317:JASDAQ) レイ |
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企業名 |
株式会社レイ |
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会長 |
分部 日出男 |
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所在地 |
東京都港区六本木 6-15-21 |
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決算期 |
2月 |
業種 |
サービス業 |
項目決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
2010年2月 | 7,439 | 207 | 147 | 124 |
2009年2月 | 8,720 | 334 | 297 | 106 |
2008年2月 | 9,576 | -628 | -497 | -635 |
2007年2月 | 9,861 | 31 | -35 | -28 |
2006年2月 | 9,533 | 782 | 773 | 416 |
2005年2月 | 8,237 | 386 | 380 | 226 |
2004年2月 | 7,649 | 434 | 429 | 207 |
2003年2月 | 6,761 | 142 | 126 | 34 |
2002年2月 | 8,184 | 800 | 763 | 429 |
2001年2月 | 7,030 | 634 | 599 | 266 |
2000年2月 | 6,169 | 309 | 262 | 73 |
株式情報(10/21現在データ) |
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今回のポイント |
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会社概要 |
<事業セグメント>
広告ソリューション事業
企業のSP(セールスプロモーション)、キャンペーン、イベント、展示会、ショールーム等の企画制作・運営を手掛けるSP事業部(SP・イベント部門)とTVCMの企画制作を行うアドコンテンツ事業部(TVCM部門)に分かれ、(株)レイのCM事業部、主に電通を顧客とする(株)ウイーズ・ブレーン、及び主に博報堂を顧客としTVCM等の企画制作も手掛ける(株)ティーシー・マックス子会社の3社で事業を展開している。
テクニカルソリューション事業
催事等で使用するデジタル映像機材のレンタルを手掛けるプレントユニット(映像機器レンタル部門)とデジタル映像編集スタジオを保有し撮影から加工までをカバーすると共にDVD・BD・CG制作等も手掛けるマックレイユニット(ポストプロダクション部門)に分かれる。後者は広告ソリューション事業を実制作の面から支援する機能も担っている。
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2011年2月期上期決算 |
前年同期比6.8%の増収、159百万円の経常利益
好調だった前年同期の反動でTVCM部門が苦戦したものの、事業全般に底打ち感があり、SP・イベント、映像機器レンタル、ポストプロダクションの3部門が堅調に推移した。利益面では、デジタル化に備えて実施したスタジオ設備等のリース契約基本期間満了(09年12月)によるリース料の減少(△128百万円)やコスト管理の徹底で売上総利益が大幅に増加する一方、業務の効率化等で販管費が減少。前年同期は45百万円の損失だった営業損益が192百万円の黒字に転換した。
広告ソリューション事業
売上高は前年同期比1.1%増の1,673百万円、営業利益は同24.4%減の79百万円。大型施設案件の受注もありSP・イベント部門の売上・利益が増加したものの、前期の特需の反動と受注拡大に向けた人員増強による負担増でTVCM部門の売上・利益が減少した。
テクニカルソリューション事業
売上高は前年同期比11.8%増の2,099百万円、営業利益は同285.2%増の310百万円。コンサート案件の受注等で映像機器レンタル部門の売上・利益が増加した他、ポストプロダクション部門もスタジオ編集、CG・DVD・ブルーレイ制作の両業務が堅調に推移する中、リース料の減少で大幅な増益となった。
(3)財政状態及びキャッシュ・フロー(CF)
上期末の総資産は前期末比75百万円減の4,716百万円。借方では、現預金や受注残の増加でたな卸資産が増加する一方、売上債権やアニメ関連の受注を目的とした出資金の減少等で投資その他が減少した。貸方では、純資産が増加する一方、仕入債務や有利子負債が減少した。CFの面では、受注の回復による運転資金の増加で営業CFが減少したものの、100百万円のフリーCFを確保。借入金の返済や配当の支払いで財務CFが小幅マイナスとなったものの、現金及び現金同等物の上期末残高は1,483百万円と前期末比47百万円増加した。
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2011年2月期業績予想 |
通期業績予想に変更は無く、前期比4.2%の増収、同70.1%の経常増益予想
上期業績が期初予想を上回り、足下の第3四半期も堅調に推移しているが、TVCMの改編等で繁忙期となる第4四半期の見通しが不透明として通期の業績予想を据え置いた。グループ再編による営業力強化や生産性の向上に加え、リース料の減少(773百万円 → 500百万円)と諸経費の節減等で大幅な増益が見込まれる。配当は1株当たり2円の期末配当を予定している。
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