ブリッジレポート:(2435)シダー vol.16
(2435:JASDAQ) シダー |
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企業名 |
株式会社シダー |
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社長 |
山崎 嘉忠 |
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所在地 |
北九州市小倉北区大畠 1-7-19 |
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決算期 |
3月 末日 |
業種 |
サービス業 |
項目決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
2010年3月 | 8,332 | 408 | 419 | 237 |
2009年3月 | 7,075 | 149 | 100 | 46 |
2008年3月 | 5,921 | 56 | 42 | 16 |
2007年3月 | 4,519 | -403 | -406 | -247 |
2006年3月 | 4,251 | 309 | 297 | 166 |
2005年3月 | 3,649 | 352 | 288 | 164 |
2004年3月 | 3,125 | 122 | 97 | 41 |
2003年3月 | 2,352 | 111 | 104 | 30 |
2002年3月 | 1,594 | 17 | 21 | 11 |
2001年3月 | 281 | -20 | -21 | -14 |
株式情報(8/26現在データ) |
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今回のポイント |
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会社概要 |
事業は、同社の施設の来場者にサービスを提供するデイサービス事業、有料老人ホーム等の施設の入居者を対象にサービスを提供する施設事業、及び利用者の自宅を訪問して日常生活訓練や機能訓練等を行うリハビリサービスや日常生活のお手伝いを行うホームヘルパーサービス等の介護サービスを提供する在宅サービス事業に分かれる。10/3期の売上構成比は、それぞれ38.1%、53.0%、8.9%。 |
2011年3月期第1四半期決算 |
施設の新規開設が負担となり、増収ながら同51.3%の経常減益
デイサービス施設1施設と有料老人ホーム1施設を開設すると共に、既存施設において施設稼働率の向上を図るべくリニューアルや新規利用者の獲得とサービスの向上に努めた。この結果、施設サービスが伸びた他、デイサービスも堅調に推移し、売上高は2,162百万円と同8.2%増加した。ただ、施設の立ち上げ等で売上総利益率が悪化する一方、販管費が増加したため営業利益が同74.9%減少。助成金収入(36百万円)の計上による営業外損益の改善で経常利益は同51.3%の減少にとどまった。
デイサービス事業
山梨県甲府市に「あおぞらの里 甲府デイサービスセンター」を新規開設した他、既存デイサービス施設のリニューアルやサービスの質の向上にも努めた事で登録利用者数が増加。この結果、売上高が815百万円と同4.1%増加し、96百万円のセグメント利益を計上した。
施設サービス事業
秋田県秋田市に「ラ・ナシカ あきた」を新規開設すると共に、既存の有料老人ホームの入居者獲得に注力し施設稼働率の向上に努めた。この結果、売上高が1,157百万円と同12.1%増加し、90百万円のセグメント利益を計上した。
在宅サービス事業
他の主力事業に経営資源を集中させているため、ほぼ前年同期並みの売上高にとどまった。
(3)財政状態及びキャッシュ・フロー(CF)
第1四半期末の総資産は前期末比904百万円増の8,629百万円。施設の拡充に伴い有形固定資産や敷金・保証金が増加し、これらの設備投資に借入金の積み増しやリースの利用で対応した。CFの面では、税負担の増加(8百万円→130百万円)等で営業CFが減少した他、設備投資の増加で投資CFのマイナス幅も拡大したため、前年同期は175百万円だったフリーCFが70百万円に減少した。ただ、短期借入金を中心にした有利子負債の積み増しにより現金及び現金同等物の第1四半期末残高は861百万円と前期末比255百万円増加した。
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2011年3月期業績予想 |
業績予想に変更は無く、通期で前期比5.1%の増収、同13.4%の経常減益予想
新規にデイサービス1施設、有料老人ホーム3施設のオープンを予定。前期にオープンした施設の寄与や既存施設の稼働率向上もあり、売上高は同5.1%増加するものの、新規開設に伴う初期費用や処遇改善交付金の受給に係る人件費の支払いが負担となり、営業利益は同23.4%減少する見込み。配当は、1株当たり10円の期末配当を予定している。
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