ブリッジレポート:(4955)アグロ カネショウ vol.24
(4955:東証2部) アグロ カネショウ |
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企業名 |
アグロ カネショウ株式会社 |
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社長 |
櫛引 博敬 |
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所在地 |
東京都港区赤坂 4-2-19 |
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決算期 |
12月 |
業種 |
化学(製造業) |
項目決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
2008年12月 | 13,592 | 694 | 652 | -108 |
2007年12月 | 13,391 | 533 | 476 | 258 |
2006年12月 | 12,851 | 576 | 497 | 272 |
2005年12月 | 12,154 | 442 | 385 | 114 |
2004年12月 | 10,742 | 536 | 366 | 186 |
2003年12月 | 7,322 | -220 | -208 | -278 |
2002年12月 | 7,792 | 113 | 150 | 41 |
2001年12月 | 7,733 | 242 | 279 | 63 |
2000年12月 | 8,300 | 662 | 709 | 423 |
1999年12月 | 7,821 | 642 | 656 | 224 |
株式情報(8/17現在データ) |
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今回のポイント |
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会社概要 |
病害・害虫防除剤、除草剤など果樹・野菜向けを主体とし、農家密着型の営業展開により他の農薬メーカーと差別化を図っている。一般の農薬流通は、農薬メーカーを起点として川上から川下に商品を押し込むプッシュ型だが、同社は農家を起点として需要を汲み上げるプル型の流通体制を構築している。 |
2009年12月期第2四半期決算 |
果樹を中心にした農作物の価格低迷を受けて病害虫防除費用の削減の影響で、商品の動きが例年よりも鈍かった事に加え、円高の影響もあり、売上高は前年同期実績及び期初予想を下回った。一方、利益面では、農薬登録のための委託試験費減少や経費削減の進展による子会社の収益改善等により売上総利益率が改善すると共に販管費が減少、営業利益は同30.7%増加した。経常利益が同14.3%の増加にとどまったのは、為替差損110百万円を営業外費用に計上したため。 (2)財政状態及びキャッシュ・フロー(CF)
第2四半期末の総資産は前期末比878百万円増の18,915百万円。財政状態で特筆すべき事は無く、借方では、売上債権、たな卸資産、及び所沢事業所の再構築で有形固定資産が増加する一方、現預金が減少した。貸方では、仕入債務や純資産が増加する一方、有利子負債が減少した。上期末にかけて、売上債権、たな卸資産、及び仕入債務が増加する一方、現預金が減少するのは例年の通りである。キャッシュの動きを見てみると、利益が増加する一方、売上債権の増加が前年同期ほどではなかったため、営業CFが改善。所沢事業所の再構築等の設備投資や定期預金の預け入れ等で投資CFはほぼ前年同期並み。長短借入金の返済や配当金の支払い等により財務CFはマイナスとなった。 |
2009年12月期業績予想 |
尚、同社グループの売上高は季節的変動があり、第1及び第2四半期間の売上高のボリュームが第3及び第4四半期と比較して大きくなる。 |
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