ブリッジレポート:(4783)日本コンピュータ・ダイナミクス vol.12
(4783:JASDAQ) 日本コンピュータ・ダイナミクス |
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企業名 |
日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社 |
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会長 |
下條 武男 |
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社長 |
伊藤 敬夫 |
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所在地 |
東京都品川区西五反田 4-32-1 |
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決算期 |
3月 |
業種 |
情報・通信 |
項目決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
2007年3月 | 9,292 | 261 | 315 | 186 |
2006年3月 | 8,851 | 409 | 424 | 199 |
2005年3月 | 7,607 | 321 | 348 | 228 |
2004年3月 | 7,570 | 340 | 368 | 160 |
2003年3月 | 6,859 | 322 | 283 | 74 |
2002年3月 | 6,168 | 293 | 292 | 152 |
2001年3月 | 5,088 | 247 | 182 | 46 |
2000年3月 | 4,447 | 307 | 339 | 149 |
株式情報(3/24現在データ) |
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会社概要 |
社名の"日本コンピュータ・ダイナミクス"には、"コンピューターをダイナミックユースして社会に貢献する(Dynamic use of Computer)"と言う創業時の思いが込められています。 <経営戦略>
経営戦略として、成長の加速、収益構造の改善、株主重視経営の推進の3項目を掲げています。
1.成長の加速
(1)パーキング・システム事業の全国展開
パーキング・システム事業は、時間貸し駐車場の自転車版とも言える事業です。ただ、駐輪場の売上は、自転車1台を1日駐輪して100円程度。コンピューターを使うには安過ぎて採算が合わないと言われ、他に手掛ける企業はありませんでした。しかし、放置自転車問題が深刻化する中で駐輪場事業は社会性の高い事業です。"コンピューターをダイナミックユースして社会に貢献する"と言う経営理念の下、同社はシステム開発力を駆使して採算に目処をつけ参入しました。自治体の業務委託制度から指定管理者制度への移行、法改正による路上駐輪場建設の容認や建築基準法での公開空地駐輪場設置合法等により更なるビジネスチャンスの広がりが期待できます。その一方で、今後の競争激化が予想されるため、先行メリットを活かし代理店方式による全国展開を図ると共に拠点拡充を進めることで事業基盤の強化を図る考えです。この結果、中期的には事業の拡大余地が広がると共に事業展開のスピードを加速させることができます。 (2)IT事業でのワンストップサービス実現
システム開発等のIT事業では、コンサルティング、システム構築、運用管理を網羅する一貫したサービス(ワンストップサービス)を提供する事で顧客満足度の向上を目指しています。また、古くから付き合いのある大手顧客の深耕を図ると共に、100~1,000億円規模の企業向けに(株)オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)の会計ソフト「勘定奉行」の新ERP版奉行シリーズ等を用いたパッケージソリューションを展開しています。 2.収益構造の改善
価格や納期等のユーザー要請に応えると共に一段の収益力強化を実現するため、(1)コストダウンの拠点として中国拠点の強化・拡充、(2)契約時の仕様確定の徹底、及び(3)リスクマネジメントやプロジェクトマネジメントの強化による採算管理の徹底に取り組んでいます。また、コスト要請に応えうる体力のある協力会社との関係強化にも努めています。
3.株主重視経営の推進
これまでは配当性向などを総合的に判断し安定的な配当を維持する事を基本方針としてきましたが、数値的によりわかりやすい形にしていく事の必要性を認識しています。ただ、現在の利益水準では利益が振れやすいこともあり、配当性向のみに基づく株主還元にも問題があると考えています。また、IR活動については、更なる強化を図っていく考えです。
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2008年3月期第3四半期業績 |
<連結>
また、2007年12月21日付で(株)ゼクシスの株式を取得(議決権比率50.3%、後述)し子会社化しましたが、2008年3月31日を株式のみなし取得日とするため、当期の業績に与える影響額はありません。 <セグメント別動向>
システム開発事業
将来に向けてのOBCとの協業による投資に注力した事、また、プロジェクト監視の徹底を図った事により、売上高は3,713百万円と前年同期比4.4%減少しましたが、売上総利益は721百万円と同21.6%増加しました。
サポート&サービス事業
システム開発事業との部門統合によりスムーズにワンストップサービスを提供できる体制が整い、売上高は1,180百万円と同8.4%増加しました。また、売上総利益も198百万円と同17.9%増加しました。
パーキング・システム事業
売上高は1,576百万円と同2.2%減少したものの、新型ラックや新型精算機の開発による機器の原価低減により売上総利益は314百万円と同9.7%増加しました。
<財政状態>
<キャッシュ・フロー>
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2008年3月期業績予想 |
<連結>
<進捗率>
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トピックス |
<(株)ゼクシスの株式を取得>
07年12月に(株)ゼクシスの株式を取得し、子会社化しました。(株)ゼクシスは1969年の設立以来、大阪を拠点に関西圏のメーカー、金融機関向けに情報サービス、システム開発事業を展開しており、首都圏を中心とする事業会社、金融機関等へ同事業を展開している日本コンピュータ・ダイナミクスとは、地域的な補完が可能です。2008年3月31 日を株式のみなし取得日とするため、当期の業績に与える影響はありませんが、来期の連結業績には、売上・利益の両面から寄与する見込みです。 |
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