ブリッジレポート:(8275)フォーバル vol.18
(8275:JASDAQ) フォーバル |
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企業名 |
株式会社フォーバル |
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会長兼社長 |
大久保 秀夫 |
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所在地 |
東京都渋谷区神宮前 5-52-2 JBPオーバルビル |
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決算期 |
3月 |
業種 |
卸売業(商業) |
項目決算期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 |
2007年3月 | 26,216 | -1,918 | -2,010 | -1,387 |
2006年3月 | 27,500 | 3 | 14 | 1,063 |
2005年3月 | 40,089 | 1,962 | 1,962 | 1,174 |
2004年3月 | 32,981 | 1,446 | 1,360 | 660 |
2003年3月 | 37,402 | 1,522 | 1,334 | 443 |
2002年3月 | 44,411 | -860 | -1,027 | -4,756 |
2001年3月 | 52,045 | 1,026 | 699 | 86 |
2000年3月 | 54,668 | 1,278 | 1,281 | 1,122 |
株式情報(6/13現在データ) |
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会社概要 |
<沿革>
1980年9月、新日本工販として設立され、電気通信機器やコンピュータ等の販売、及び設置工事、保守管理のサービスの提供を開始しました。87年9月、後に同社が100億円企業の仲間入りをするきっかっけとなるNCCサービスを開始。88年11月には、株式を店頭登録(現ジャスダック)。90年4月、スーパーディスプレイホン(SDP・液晶画面付き多機能電話機)をメーカーと共同開発し、販売を開始しました。 91年10月、フォーバルに商号を変更。95年4月、「第三電電構想」を実現するため、(株)フォーバル テレコムを設立し国際電話サービス事業に参入しました。00年11月、フォーバル テレコムが東証マザーズへ上場。翌01年12月には、ネットワークセキュリティ関連の製品販売とサービス提供を行なうフォーバルクリエーティブが、大証ナスダック・ジャパン(現ヘラクレス)市場へ上場。 03年10月、IP電話&ブロードバンドサービス「FTフォン」サービスを開始しました。 <事業内容>
事業セグメントは、電話機、複写機、パソコンの販売を主とする機器関連事業と、通信ネットワーク、ITセキュリティ関連等のネットワーク関連事業に分かれます。2007年3月期の構成比は、前者が39.6%、後者が60.4%でした。
<強み>
同社グループの強みとして次の3点。対象マーケットにおいて強い競争力を持っています。
同社が毎年行なっている小規模事業者の実態調査をまとめた「フォーバル小規模事業者白書」は、多くのメディアでも取り上げられています。 同社の沿革で説明したように、1980年に設立され電話機販売からスタートした同社は、その後、ナローバンド、ブロードバンド、そしてセキュリティと、時代のニーズに即した分野で様々なサービスを開発し、「新しいあたりまえ」を創造してきました。 ワンストップ、ワンビリングサービスは、中小法人に高い利便性を提供しています。 |
2007年3月期決算 |
一方、同社はカラー対応機の販売比率が高いことから、前期並みの売上を確保する事ができました。 アジアパシフィック地域で2006年度に最もセールスが拡大したパートナーとして、フォーティネット社から表彰されたほどです。 主な増減要因
販売費
前期比47百万円(16.2%)増加。主な要因は、運賃荷造費の増加(39百万円、62.2%)です。
人件費
前期比978百万円(13.4%)減少。主な要因は、給与・賞与の減少(545百万円、10.9%)及び外注人件費の減少(280百万円、74.3%)です。
一般管理費
前期比151百万円(4.4%)減少。主な要因は、求人費の減少(208百万円、80.4%)です。
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今後の展開 |
<今後の課題>
今後の課題として、次の3点を挙げています。
1.顧客基盤の強化・拡大
2.新商品・サービスの創出
3.人材育成
また、ブロードバンドアドバイザー(顧客にブロードバンドの利活用方法等をアドバイスする)とカスタマーサポートの一部要員を支社・支店に配属し、営業マンとの三位一体による顧客基盤の強化(深耕開拓)を図ります。また、他社との差別化要因である保守サービス契約やサポートサービス契約の獲得に注力し、ストック型収益の積み上げと顧客との信頼関係を積み重ね、更なる商品・サービスの積み上げを目指します。 *営業の効率化(POPEYE PROJECT)
営業、営業支援・企画推進、工事・保守・サポートを結ぶ事で営業の効率化を目指す、モバイルにも対応したPOPEYE PROJECTが始動しました。同プロジェクトにより、顧客情報の統合(2006年4月CRM稼動開始)と顧客情報と接触情報の統合(2006年12月SFA稼動開始)が図られています。
2.新商品・サービスの創出
モバイルPKI分野で新たにビジネスを展開します。PKIとは、Public Key Infrastructureの略で、公開鍵基盤の事。言い換えると、公開鍵暗号の技術を用いた認証システムです。この6月末にはNTTドコモのFOMA端末(F903 、D903 、D703対応)向けに情報通信業界初のモバイルPKI対応ゲートウェイサービス「FC-mGate」の提供を開始します。これにより、FOMA端末で他のネットワークに接続する事ができるようになります。
*フォーバルグループの5段活用戦略ステップ
顧客の成長ステージに合わせた商品・サービスの提供が可能な事が同社グループの強みです。情報通信分野における総合経営コンサルティングサービスの提供が最終的な目標です。
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2008年3月期業績予想 |
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