2004年3月期中間決算概要
<連結>
(単位:100万円)
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金額
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前年同期比
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売上高 |
6,824
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+9.0%
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営業利益 |
16
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-95.1%
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経常利益 |
-267
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前年同期 -87百万円
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当期利益 |
-499
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前年同期 -168百万円
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エレクトロニクス産業の設備投資は低調に推移し、厳しい環境となりました。
コスト低減を目的として石英製造ラインやSMT(基盤実装)ラインなど中国子会社への移管をさらに進めたほか、CMS事業においてシリコンウェーハ加工の技術導入および設備搬入を順次進め、同事業を本格的に稼動させました。
しかしSARSの流行拡大により、石英製造ラインおよびシリコンウェーハ加工など、日本からの移管作業が一時的に停止したほか、関連会社のリチウムイオン2次電池製造会社ダイヤセルテックの中国子会社も操業遅延を余儀なくされました。また、9月以降の急激な円高による為替変動の影響を受けました。
セグメント別状況と見通し
1. 装置関連事業
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金額
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前年同期比
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売上高 |
3,778百万円
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+10.7%
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営業利益 |
27百万円
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-16.0%
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半導体および液晶製造装置関連品である真空シールは設備投資回復の遅れから減収になりましたが、計画1,440百万円に対し実績1,436百万円と期初計画はほぼ達成しています。下期は米国主要ユーザーからの引き合いなどで上向いており、上期と同レベルの1,430百万円の売上を予想しています。
石英製品は増収となったものの、SARSによる中国子会社への移管の遅れや半導体生産の低迷から計画に達しませんでした。
下期については、全体的に拡大基調で、300mmウェーハ製造装置向けが成長しており、中国への生産移管の効果で収益改善が期待されています。予想売上高は1,570百万円としています。
2.電子デバイス事業
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金額
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前年同期比
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売上高 |
1,819百万円
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-22.8%
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営業利益 |
206百万円
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-48.2%
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企業向けサーバーに使われるHDD向け部品のコンピュータシールは、上期はほぼ計画のとおりとなり、下期はサーバー関連のボールベアリング軸受需要が堅調なことから、690百万円の売上を予想しています。(上期実績652百万円)
自動車シート温調装置向けのサーモモジュールは順調に成長しています。納入先である米国アメリゴン社は、従来のフォード、トヨタ、日産に加えてGM、現代自動車(韓国)からの受注を発表しました。
下期は、自動車以外にもエレクトロニクス、バイオ、光学など新規用途の開拓も見込まれ、下期予想売上950百万円(上期実績805百万円)と、一段の拡大が期待されています。
3. CMS事業
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金額
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前年同期比
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売上高 |
1,227百万円
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+149.0%
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営業利益 |
-202百万円
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―
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CMS事業はシリコンウェーハ加工、リチウムイオン2次電池製造、工作機械製造、装置部品洗浄などです。
ウェーハ加工とリチウム電池製造はSARSの影響で本格稼動に遅れが生じました。SARS対策費用、シリコンウェーハ事業立ち上げコストなどから営業損失となっています。
下期は、ウェーハ加工が拡大し本格稼動が開始するなど全体的に収益が改善し、一部事業は黒字化が期待されます。
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