あなたは、「ウォーレン・バフェット」をご存じでしょうか?
う~ん、聞いたことはあるけど…
ウォーレン・バフェット氏は「投資の神様」とも呼ばれる、アメリカの著名投資家です。
今回はそんなバフェット氏の投資方針を解説するので、是非あなたの資産運用に活かしてくださいね。
🔰いろはに結論
- ウォーレン・バフェットは「投資の神様」と呼ばれ、日本企業にも投資している超有名投資家!
- バフェットの資産は約1,330億ドル(約20.4兆円)で世界第6位!
- 優れたビジネスモデルを持つ割安銘柄に長期視点で投資するのがバフェットの基本方針
▼この記事は音声でも聞くことが出来ます▼
ウォーレン・バフェットってどんな人?
「投資の神様」や「オマハの賢人」とも呼ばれるウォーレン・バフェット氏はどんな人なのでしょうか?
以下の表はバフェット氏の簡単なプロフィールです。
誕生日 | 1930年8月30日 |
年齢 | 93歳(2024年6月現在) |
国籍 | アメリカ |
出生地 | ネブラスカ州オマハ |
今年で93歳なんだね!僕のおじいちゃんよりも年上だ!
93歳になった今でも現役の投資家として活躍しているんだワン!
また、バフェット氏はバークシャー・ハサウェイ社の会長を務めていることでも有名です。
そんなバフェット氏ですが、日本企業への投資も行っています。
2020年8月にバフェット氏が日本の5大商社(伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅)に投資したニュースを耳にした人も多いのではないでしょうか?
投資の神様が日本に投資してくれるのはなんだか嬉しいね!
バフェット氏が投資した直後は少し値下がりしたものの、2024年現在まで順調に値上がりしています。(Bloombergより)
バフェットの資産ってどれくらい?
世界長者番付によると、バフェット氏の資産は約1,330億ドル(約20.4兆円)で世界第6位です。
順位 | 名前 | 資産 |
---|---|---|
1 | ベルナール・アルノー | 2,330億ドル |
2 | イーロン・マスク | 1,950億ドル |
3 | ジェフ・ベゾス | 1,940億ドル |
4 | マーク・ザッカーバーグ | 1,770億ドル |
5 | ラリー・エリソン | 1,410億ドル |
6 | ウォーレン・バフェット | 1,330億ドル |
ちなみに日本人のトップはファーストリテイリングの柳井さんで、保有資産は約380億ドルだワン!
バフェット氏は柳井さんの倍以上の資産を持っているんだね!
はじめての投資を成功させるなら必見!
いろはにマネーの無料会員になると、投資基礎のノウハウをメールマガジンで受け取れます。
最低限知っておきたい用語や注目すべき指標など、運用中に気になるテーマを随時配信。
メールアドレスだけで簡単に無料登録できますので、ぜひご利用ください。
[signup-form]
名言から学ぶ!バフェットの投資方針
バフェット氏は投資に関する数多くの名言を残しています。
名言からバフェット氏の投資戦略を学び、あなたの資産運用の道しるべにしましょう!
短期ではなく長期投資
Our favorite holding period is forever.
ー我々が好む株式保有期間は「永遠」。
この言葉はとても有名ですね。
バフェット氏の投資戦略の基本は「長期投資」です。
「永遠」というのは比喩だと思われますが、バフェット氏はそれほど長期的な視点を持つことが大切だと考えているのです。
Only buy something that you’d be perfectly happy to hold if the market shut down for 10 years.
ー今後10年間市場が閉鎖しても喜んで持ち続けられる企業だけを買いなさい。
この言葉も、短期ではなく長期を前提に株式の購入をすべきというバフェット氏の投資哲学を表したものです。
短期的な値動きの売買差益で稼ぐのではなく、企業の長期的な成長に対して投資をするのが、バフェット氏の基本的な投資スタイルです。
長期投資について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
あわせて読みたい
シンプルで優良なビジネスモデル
If a business does well, the stock eventually follows.
ービジネスが良ければ、株価も自ずとそれを反映する。
投資判断においてバフェット氏は、その企業のビジネスモデルを重要視します。
顧客を喜ばすことができ、競合他社がまねできないビジネスモデルを持つ企業は必ず成長し、その結果自ずと株価は上昇すると考えているのです。
Only invest in ‘simple businesses’ that you understand.
ー投資の対象は、自分に理解できる“シンプルなビジネス”に限るべきだ。
ビジネスモデルを判断する上で大切なのは、「自分が理解できること」だとバフェット氏は考えています。
彼はパソコンにあまり強くないと発言しており、実際にアップル社の株は保有しているもののテクノロジー系の企業の株はあまりポートフォリオに組み込んでいません。
話題の企業に飛びつくのではなく、収益構造や競合優位性などを調べてから投資するように心がけよう!
バリュー株を探す
Be fearful when others are greedy and greedy when others are fearful.
ーみんながどん欲な時に恐怖心を抱き、みんなが恐怖心を抱いている時にどん欲であれ。
Most people get interested in stocks when everyone else is. The time to get interested is when no one else is. You can’t buy what is popular and do well.
ー多くの人はみんなが株式市場で加熱しだすと興味を持つが、本当はみんなが興味がない時に興味を持たないといけない。既に人気で上昇中の株を買ってはいけない。
株価が上昇しているときはその流れに乗って自分も買ってしまいたくなりますよね。
その一方で、株価が下落しているときは早く手放したくなりがちです。
しかしこれらはバフェット氏の投資戦略に反します。
バフェット氏はバリュー(割安)株へ投資すべきと考えています。
株価が下落し皆が慎重になっているときこそ投資のチャンスということです。
バリュー株の意味について詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
あわせて読みたい
分散投資ではなく集中投資
Diversification is a protection against ignorance. It makes very little sense for those who know what they’re doing.
ー分散投資は無知を保護する手段だ。投資を理解している人にとって、分散投資は理にかなっていない。
(引用:名言倶楽部)
この発言は少し意外だね…。
分散投資の方が良いと思ってたけど…。
投資の原則は「分散」だと、様々なメディアや本で言われていますよね。
しかしバフェット氏は、優れたビジネスモデルを見極め、本当に優れていると判断した企業に対して大きな金額を投資すべきと考えています。
この考え方は一理ありますが、正直投資初心者にはあまりおすすめできません。
優れたビジネスモデルを見極めることは簡単なことではなく、少数の企業に集中投資を行うことはリスクが大きいからです。
実際、バフェット氏もほとんどの投資家は投資のプロである必要はないと発言しているワン!
初心者のうちは分散投資を心掛けて、リスクを最小限に抑えられるよう努めましょう。
【いろはにまとめ🔰】ウォーレン・バフェットとは
ウォーレン・バフェット氏について解説してきました。
最後に重要ポイント3点をまとめます。
🔰いろはにまとめ
- ウォーレン・バフェットは「投資の神様」と呼ばれ、日本企業にも投資している超有名投資家!
- バフェットの資産は約1,330億ドル(約20.4兆円)で世界第6位!
- 優れたビジネスモデルを持つ割安銘柄に長期視点で投資するのがバフェットの基本方針
株式投資をする際には、いろはに投資の記事で知識を付けてから挑みましょう!