・ThinkMarketsって、どんなFX会社なの?
・ThinkMarletsを利用するメリットやデメリットは?
このような疑問を解決します。
この記事の結論
- ThinkMarketsは2022年2月から国内でFX取引サービスを開始した海外系のFX会社
- 「サブスクFX®」は利用料が発生するもののドル円とユーロドルのスプレッドが原則ゼロ
- サブスク型のFXサービスは日本ではほとんどないが海外では珍しくない
ThinkMarketsは海外のFX会社ですが、国内子会社を通じ2022年2月から国内でFXサービスを開始しました。
海外のFX会社ならレバレッジは100倍とかかけられるの?
ThinkMarketsはあくまで国内向けのサービスです。
日本の金融庁のレバレッジ規制を受けるため、他の国内FX会社と同様にレバレッジは最大25倍までかけられます。
ThinkMarketsの特徴は、ドル円とユーロドルのスプレッドが原則ゼロの 「サブスクFX®」 です。
「サブスクFX®」のサービス内容、ThinkMarketsを利用するメリットやデメリット、利用時の注意点などを解説します。
取引手数料がサブスクで定額制なの!?気になる。
ThinkMarketsに少しでも興味がある人や、スプレッドゼロのサービスに興味がある人はぜひ呼んで欲しいワン!
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ThinkMarketsとは?
ThinkMarketsってどんな会社なの?
ThinkMarketsは2010年に設立されたFX会社です(前身はThinkForexの名称で活動)。
英・ロンドンと豪・メルボルンに本社を持ち、また世界各地に拠点があり、グローバルに事業を展開しています。
過去には日本人にも海外FX口座の提供を行っていましたが、2015年に日本人向けサービスを終了しました。
現在は日本法人「TF Global Markets Japan株式会社」として運営しており、海外FX業者ではないワン!
ThinkMarketsは国内口座として利用できる
ThinkMarketsは、2022年2月に国内口座でFX取引サービスの提供を始めたんだよ。
2020年3月にThinkMarketsを運営するTF Global Markets (Aust) Limitedは、TF Global Markets Japan株式会社(株式会社AFTから社名変更)を完全子会社化。
株式会社AFTは国内向けにFX取引サービスを提供しており、ThinkMarketsは国内参入の足がかりを得ることになりました。
そして、2022年2月にThinkMarketsは、海外系FX会社として国内でFX取引サービスの提供を開始しました。
海外勢の国内FX市場への参入は、今でも時折あるよね。
ThinkMarkets以外の海外系FX会社
ThinkMarketsのような形で、国内FX市場に参入している海外FX会社を見てみよう。
ThinkMarketsは、海外FX会社の日本法人がサービスを提供しています(日本の金融庁の認可を得た上で事業を開始)。
そのため、扱いとしてはレバレッジ25倍の国内FX口座です。
ThinkMarketsと同様の国内の海外系FX会社は、主に下記があります。
ThinkMarketsはMT4の利用ができないけど、海外系FX会社はMT4が利用できる会社が多いワン!
MT4の使い方ならこちら
海外FX口座についての注意
海外FX口座ってどんな特徴があるの?
ThinkMarketsは、日本の子会社を通じて国内のFX事業を展開中です。
一方、海外にある多くのFX会社でも日本人が口座開設して取引でき、これらは「海外FX口座」と呼ばれています。
ただし、海外FX口座は国内の金融庁の監督下にはないため、トラブルが発生した際は全て自己責任です。
また、税制についても国内FX会社の利用時と、海外FX会社の利用時では異なります。
海外FX口座はトラブルも発生しているから、初心者にはオススメできないワン!
海外FX口座についての記事はこちら
ThinkMarketsで取引可能な通貨ペアは77種類
ThinkMarketsで取引できる通貨ペアは?
ThinkMarketsはドル円(USD/JPY)、ユーロドル(EUR/USD)はじめ、77種類の通貨ペアの取引が可能です。
主要国のほとんどの通貨ペアの取引ができます。
海外系FX会社は、国内FX会社に比べ取引できる通貨ペアが多い傾向にあるワン!
ThinkMarketsが提供する「サブスクFX®」の特徴
「サブスクFX®」というサービスがThinkMarketsの特徴と聞いたけど、どんなサービスなの?
ThinkMarketsは、日本のFX業界初のサブスクリプション方式となる「サブスクFX®」のサービスを提供中です。
「サブスクFX®」では、投資家が一定の利用料を支払う必要があります。
しかし、ドル円とユーロドルは原則スプレッドゼロで取引可能です。
投資家にとって、全体的な取引コストを削減可能な「サブスクFX®」は、下記3コースの構成となります。
それぞれ詳しく見てみましょう。
なお、いずれのコースもスプレッドゼロは日本時間9時から翌朝6時までが提供時間であり、例外の時間が存在します。
①ルビー(コース1)→1,500円/月
ルビー(コース1)は、月1,500円の利用料で下記サービスが提供されます。
- ドル円とユーロドルのスプレッド原則ゼロ
- 1注文あたり 最小1,000通貨から 最大100,000通貨まで
- 月間最高取引数量(新規) 10,000,000通貨
- 建玉上限30,000,000通貨まで
ドル円とユーロドル中心の取引なら、ルビー(コース1)で充分な利用価値があります。
初心者ならルビー(コース1)で充分だね!
②サファイア(コース2)→3,000円/月
サファイア(コース2)は、月3,000円の利用料で下記サービスが提供されます。
- ドル円とユーロドルのスプレッド原則ゼロ(※1)
- ドル円とユーロドルを除く25通貨ペアについてはNDD方式(※2)でのスプレッド提供(※1)
- 1注文あたり 最小1,000通貨から 最大250,000通貨まで
- 月間最高取引数量(新規)の”上限なし”
- 建玉上限30,000,000通貨まで
※1、2:10万通貨までの注文となり、10万通貨を超える注文は約定ルールが異なる。なお、NDD方式については詳細を後述。
ドル円とユーロドルのみならず、多数の通貨ペアを取引する投資家におすすめのコースです。
新規の月間取引数量の上限がないため、頻繁に取引してもドル円やユーロドルのスプレッドゼロの恩恵を継続的に得られます。
サファイア(コース2)が中級者から上級者向けといえるワン!
③ダイヤモンド(コース3)→5,000円/月
ダイヤモンド(コース3)は、月5,000円の利用料で下記サービスが提供されます。
- ドル円とユーロドルのスプレッド原則ゼロ(※1)
- ドル円とユーロドルを除く77通貨ペアについてはNDD方式(※2)でのスプレッド提供(※1)
- 1注文あたり 最小1,000通貨から 最大500,000通貨まで
- 月間最高取引数量(新規)の上限なし
- 建玉上限1,000,000~50,000,000通貨まで
※ 1、2:10万通貨までの注文となり、10万通貨を超える注文は約定ルールが異なる。なお、NDD方式については詳細を後述。
ドル円とユーロドルのゼロスプレッドのみならず、あらゆる通貨でNDD方式の恩恵が受けられるプロ仕様のサービスです。
月間最高取引数量(新規)の上限もないため、最高の取引環境が用意されているといえるでしょう。
ダイヤモンド(コース3)はプロ御用達口座という感じだね。
FX初心者におすすめの通貨ペアをお探しならこちら
ThinkMarketsを利用する3つのメリット
ThinkMarketsを利用するメリットを知りたいな。
ThinkMarketsを利用するメリットとしては、下記があります。
それぞれ見ていきましょう。
①ドル円とユーロドルはいずれのコースもスプレッドゼロ
ThinkMarketsでは、3コースいずれも選んでもドル円とユーロドルはスプレッドゼロです。
そのメリットには下記があります。
- スプレッド分の利益の上乗せ
- 損切り時の傷が浅くなる
- 損切りの心的的ハードルの低下
ドル円とユーロドルのみの取引なら、スプレッドの観点でThinkMarketsは最良の取引環境にあるといえるでしょう。
スプレッドが狭くなるほど損切りしやすい、というメンタル的な傾向は覚えておくといいワン!
FX取引会社のスプレッドについて知りたいならこちら
②デモ取引が可能
ThinkMarketsはデモ取引が可能です。
最大14日、100万円の仮想資金を利用して取引ができます。
スプレッドゼロ及びNDD方式での取引を、まずはデモ取引で試してみましょう。
充分にデモ取引に取り組んだ後なら、安心して取引することができるね。
デモトレードできるFX会社についての記事はこちら
③バックテストができる取引ツールを完備
ThinkMarketsでは2023年の4月より、バックテストが可能な「Trader’s Gym」機能をリリースしました。
Trader’s Gymを利用すれば、実際の過去チャートをベースにした取引戦略の検証が可能になります。
具体的な特徴としては、以下のとおり。
- 取り扱いのある77通貨全てで利用できる
- 最大50種類のシミュレーションを作成できる
- それぞれ通貨ペアの選択や、ローソク足のタイムフレームを変更できる
- テクニカル分析ツールを挿入できる
- 外国為替市場が閉まる週末にも利用できる
自分のトレード手法が間違っていないか、シミュレーションで確認できる優秀なツールだワン!
ThinkMarketsのコースで「サファイア」または「ダイヤモンド」を登録している方のみ無料で使えるため、ぜひ活用して収益に直結したFXスキルを高めましょう。
ThinkMarketsを利用するデメリット
ThinkMarketsを利用するデメリットも知っておきたいよ。
ThinkMarketsはサブスクリプション型のFXサービスであり、利用するには一定の利用料が必要です。
「FX取引サービスを利用する際に利用料が必要」というサービスは日本ではほとんど馴染みがありません。
負けている投資家には、単に資金を減らす要因の1つとなってしまいます。
サブスクリプション型で毎月一定金額の支払いが迫られる点は、ThinkMarketsのデメリットといえるでしょう。
月間の取引で損失になるとサブスクリプションの支払いが重く感じるけど、取引コストとして割り切ることが大切だワン!
ThinkMarketsが採用しているNDD方式とは?
NDD方式ってなに?
NDD方式はNone Dealing Desk(ノン・ディーリング・デスク)の略称です。
売買の提示レートについて、各市場参加者から提供される最良レートを選択し、FX会社が手数料等を付加せずに提供する方式を指します。
簡単にいえば、取引レートを提示する銀行などに対しFX会社が手数料を乗せずにレートをそのまま投資家に提示する方式です。
FX会社の手数料がレートに乗っていないため、投資家は有利なレートで取引ができます。
DD方式について
一方、FX会社が投資家との間に入り銀行等との取引を介在する形態はDD(Dealing Desk)方式、と呼ばれます。
FX会社の収益モデルは、銀行の提示レートに手数料を付加したレートを投資家に提示して、手数料収入を得るというものです。
NDD方式では投資家は直接銀行等と取引を行う形となり、DD方式では投資家の取引の相手方はFX会社となります。
株式取引は投資家同士の株式の交換だけど、FX取引は基本的に投資家と銀行等との取引になるんだワン!
サブスク型のサービスは海外では珍しくない
サブスク型のFXサービスって珍しくない?
月間の手数料を支払う一方で、有利なスプレッドで取引できるサービスは、国内FX会社ではほとんど見かけないサービスです。
ThinkMarketsの試みは画期的といえるでしょう。
しかし、海外では同様のサービスは複数のFX会社で提供されており、珍しくありません。
ThinkMarketsのサブスクFXサービスが成功した場合、国内でも同様のサービス普及の可能性があります。
FXに限らず、サブスク型サービスは海外から導入が始まるケースが多いよね。
ThinkMarketsの口座開設手順
ThinkMarketsの口座開設手順を知りたい!
ThinkMarketsは、下記の手順で口座開設を行います。
- ライブ口座を開設
- コースを開設(コース選択及び引き落とし口座の登録)
- 口座に入金
- 取引開始
口座開設はマイナンバーだけで申込み可能であり、最短で当日中に口座開設できます。
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ThinkMarketsに関するよくある質問
ThinkMarketsについて、もう少し教えて欲しい。
ThinkMarketsについて、よくある質問として下記があげられます。
それぞれ解説します。
①必ず利用料の支払いが必要なの?
ThinkMarketsの利用者は、必ず1,500~5,000円の月間利用料の支払いが必要です。
口座開設時に、引き落とし口座の設定がなされます。
利用料の支払いが気になる方は、デモ口座でまずは使用感を確かめましょう。
②初心者におすすめのコースは?
月1,500円で利用できるルビー(コース1)がおすすめです。
最初は ルビー(コース1) で試した後、資金を追加する際などにグレードアップを検討しましょう。
③ドル円とユーロドルは全ての時間でスプレッドゼロなの?
スプレッドゼロは、日本時間の朝9時から翌日2時までとなります。
また、指標発表時などの相場急変時も、スプレッドが拡大するケースがあるので注意が必要です。
取引が少なくなる日本時間の早朝は、スプレッドゼロでのサービス提供はどんなFX会社でも物理的に難しいワン!
【まとめ】 ThinkMarketsのスプレッドゼロをデモ取引で試そう
ThinkMarketsの内容が分かったよ!負けた時でも利用料の支払いに納得できるかがポイントだね。
本記事ではThinkMarketsについて、特徴やメリット・デメリットなどを解説しました。
最後に、本記事におけるポイントを3つまとめます。
- ThinkMarketsは2022年2月から国内でFX取引サービスを開始した海外系のFX会社
- 「サブスクFX®」は利用料が発生するもののドル円とユーロドルのスプレッドが原則ゼロ
- サブスク型のFXサービスは日本ではほとんどないが海外では珍しくない
ThinkMarketsはサブスクサービス利用のため、月間1,500~5,000円の利用料が必要です。
月間の利用料の支払いがある反面、ドル円やユーロドルのスプレッドゼロという大きなメリットがあります。
まずは、デモ口座で「サブスクFX®」によるスプレッドゼロの優位性を体験してみましょう。
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