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PTS取引でおすすめの証券会社は?メリット・デメリットや選び方のポイントも紹介!

・PTS取引ってどんな特徴があるの?
・PTS取引におすすめの証券会社を知りたい

このようなお悩みを解決します。


この記事の結論

  • PTS取引では昼だけでなく朝や夜も取引できる
  • 市場はジャパンネクストPTS(JNX)とチャイエックスPTS(Chi-X)の2つ
  • 夜間取引に対応していない可能性もあるため注意が必要

「会社の始業前や帰宅後に株取引ができれば良いのに…」と考えている方もいるでしょう。

PTS取引は昼だけでなく、8時20分から夜の23時59分まで取引できるので、日中は株式投資できない方におすすめです。

とはいえPTS取引には注意点もあります。

そこで今回は、PTS取引のメリット・デメリットやおすすめの証券会社を紹介します。

\PTS取引をするなら/

通常の取引に加えてPTS取引も検討している方は、いろはに投資の調査でも人気No.1だったSBI証券がおススメです。

夜間取引の手数料は無料、通常の取引も1日100万円まで手数料無料で投資が出来ます。

PTS取引とは

PTS取引の概要から知りたい!

まずはPTS取引の概要について以下の点に分けて見ていきましょう。

それぞれ詳しく解説します。

PTS取引の特徴

「PTS」とは「Proprietary Trading System」の略称で、「私設取引システム」と呼ばれています。

公設の証券取引所ではなく、民営の証券会社が運営し、証券取引所と同じように株式売買ができる仕組みです。

PTSにおける注文は、取引所での注文や市場価格とは異なります。

PTS取引ができる市場

現在、日本におけるPTSの市場は、ジャパンネクストPTS(JNX)とチャイエックスPTS(Chi-X)の2つのみです。

どちらもネット証券大手の「SBI証券」や「楽天証券」で取引ができる市場です。

数はそんなに多くないんだね!

PTSの運営会社は証券取引所を通しませんが、日本証券業協会の定める「上場株券等の取引所金融商品市場外での売買等に関する規則」などに従って取引ルールを定めています。

PTSでの注文が取引所に引き継がれることもないので、注文の約定価格と市場での取引価格に乖離が生じることもあります

PTS取引ができる時間帯

PTS取引ができる時間帯は証券会社によって異なります。

参考までに、SBI証券の取引時間帯は以下の通りです。

  • ナイトタイムセッション:16:30~23:59
  • デイタイムセッション:8:20~16:00

朝や夕方・夜間も取引ができる証券会社もあるため、日中に取引できない方も株式取引ができます

通勤中や家に帰ってから落ち着いて取引できるね!

通常、株式の取引を行う際は証券取引所を経由するため、各証券取引所が開いている時間しか利用できません。

東京証券取引所は前場が9時〜11時30分、後場が12時30分〜15時となっており、その他の時間は約定ができない仕組みです。

フルタイムで働く方にとっては勤務時間帯と重複しており、取引を行いにくい状況もありますが、PTS取引を利用すると取引所の開いている時間の前後や休憩時間にも取引を行うことが可能です

昼間に取引できない方は積極的に活用してほしいワン!

PTS取引のメリット

PTS取引をするメリットって何?

ここからはPTS取引のメリットを3つ紹介します。

以下で詳しく解説します。

①時間帯を問わず取引できる

PTSの大きなメリットは、時間帯を問わずに取引ができることです。

証券会社によって異なりますが、SBI証券だと夜24時~朝8時20分と16時~16時30分を除けば、基本的にいつでも取引できます。

これが一番のメリットだよね!

日中は仕事に集中して取引できない方や、夜の時間帯に落ち着いて投資したい方でも投資機会を失いません。

また、重要指標が発表され、次の日の株価に影響が出そうなときにでも、寄り前に取引ができるため、利益確定もしくは損失を限定できます

PTS取引って上手に活用できればとても便利だね!

②売買手数料が安い

PTS取引の売買手数料は、証券取引所が開いているときに取引するよりも安くなることがあります。

どんな時に安くなるの?

たとえば、SBI証券でPTS取引をする場合、夜間(16:30~23:59)取引の取引手数料は無料です。

また、昼間でも取引所で売買するよりも約5%も安くなります

手数料の分だけPTS取引の方が投資家に有利となっているのです。

他の証券会社は夜間でも売買手数料がかかるから注意だワン!

\PTS取引をするなら/

通常の取引に加えてPTS取引も検討している方は、いろはに投資の調査でも人気No.1だったSBI証券がおススメです。

夜間取引の手数料は無料、通常の取引も1日100万円まで手数料無料で投資が出来ます。

③希望する価格で発注・約定しやすい

PTSでは通常の取引に比べて呼値の単位が小さく設定されています。

呼び値って何?

呼び値とは売買するときの価格の刻み幅のことで、1円単位、5円単位などの刻みがあり、売買する銘柄の株価によって異なります

PTS取引では通常の取引時よりも呼び値を細かく設定できるため、投資家が希望する価格で発注・約定がしやすくなります

PTS取引のデメリット・注意点

PTS取引をする際のデメリットってある?

PTS取引をする際は以下の点に注意しましょう。

詳しく解説します。

①取引量が少ない

PTS取引は、基本的に時間外の取引がメインです。

そのため、東京証券取引所などの取引所と比較すると、どうしても取引量が少なくなります

時間内で取引する人の方が多いもんね。

取引量が少ないと、注文した価格で取引が成立しなかったり、価格が大きく変動したりします。

人気銘柄であれば取引は可能ですが、PTS取引で一度も約定しない銘柄もある点には注意しましょう

②取扱銘柄が限られている

PTS取引では、東京証券取引所の上場株式とETF、REITが売買対象です。

プライム市場・スタンダード市場・グロース市場に上場している銘柄は取引できます。

一方で、外国株や外国ETF、名古屋や大阪、福岡、札幌の証券取引所のみに上場している銘柄は取引できません。

取扱銘柄が限られているんだね!

また、一部銘柄は、独自に売買停止している場合もあるため、注意しましょう。

③夜間取引に対応していない証券会社もある

PTS取引=夜間取引と考えている方もいるかもしれません。

たしかに夜間取引ができる証券会社もありますが、あくまでもPTS取引は私設取引所のことで、夜間取引を提供していない証券会社もあります

PTS取引を提供しているなら夜間取引もできると思ってた…

必ずしもPTS取引=夜間取引というわけではないため、各証券会社の取引可能な時間帯の確認が大切です。

PTS取引ができる証券会社を選ぶ際のポイント

PTS取引をしたいけど、どうやって証券会社を選んだらいい?

ここからはPTS取引ができる証券会社を選ぶ際のポイントを紹介します。

詳しく解説します。

①夜間取引が可能か

PTS市場は「ジャパンネクスト」と「チャイネクスト」の2つがあります。

各市場の取引可能時間は以下の通りです。

PTS名Japannext(ジャパンネクスト)chi-x(チャイエックス)
取引可能時間(平日)8:20~16:00
16:30~23:59
8:20~16:00

夜間取引に対応しているのはジャパンネクストです。

夜間のPTS取引を希望しているにもかかわらず、日中の取引しかできなかったということがないように気をつけましょう。

ジャパンネクストがある方を選択すればいいんだね!

②SOR機能があるか

SOR機能とはSmart Order Routing(スマートオーダールーティング)の略で、複数の市場から最も有利に売買ができる機能です。

日中の株取引では東京証券取引所やPTS市場など、さまざまな場所で取引できますが、同じ銘柄でも市場によって取引価格が全く同じ価格になるとは限りません

買うときはなるべく安く、売るときはなるべく高く約定したいよね。

SOR機能を利用すると、市場の価格の動きを予測し、株式をより安く買える、またより高く売れる市場を自動で選択してくれます

投資家に有利な取引市場を探してくれるワン!

PTS取引ができる証券会社でも、すべての証券会社がSOR機能を備えているわけではありません。

より有利な価格で売買したい方は、SOR機能を備えているかチェックしましょう。

③通常取引がしやすいか

PTS取引は便利ですが、あくまでもサブ機能の一つです。

メインは通常の取引となるため、通常の取引がしやすいかを確認しましょう。

あくまでも例ですが、判断材料を紹介します。

  • 通常の取引手数料は低いか
  • サイトや取引に用いるアプリが使いづらくないか
  • 米国株などの外国株の取り扱いは多いか
  • ポイント投資や単元未満株の取り扱いがあるか

証券会社選びはさまざまなポイントを考慮する必要がありますが、大切なのは「自分が使いやすいかどうか」です

PTS取引のみに注目するのではなく、通常の株取引もしやすいかどうかをチェックしておきましょう。

PTS取引におすすめの証券会社3選

結局どこの証券会社を持っていればいいの?

ここからはPTS取引におすすめの証券会社を3つ紹介します。

以下で詳しく解説します。

SBI証券

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SBIグループは2022年6月時点で840万口座を達成し、ネット証券国内株式個人取引シェアNo.1を誇っています。

「いろはに投資」の独自調査でも「本当におすすめしたい証券会社No.1」に選ばれているなど、評判が良い証券会社です。

SBI証券のおすすめ点

  • PTSでの夜間取引は取引手数料が無料
  • IPOや外国株など取扱商品が豊富
  • SOR機能がある

15時以降にある決算発表が悪かったり、夜の米国株市場が大きく下落したりして、翌営業日の株価が大きく下がりそうな状況でも売買できます

もともと手数料の安さは業界でもトップクラスなので、日中の取引と併せてコストを抑えて取引できるのが特徴です。

売買手数料の安さを重視しているならば、SBI証券の口座を使って夜間取引を始めてみましょう。

\PTS取引をするなら/

通常の取引に加えてPTS取引も検討している方は、いろはに投資の調査でも人気No.1だったSBI証券がおススメです。

夜間取引の手数料は無料、通常の取引も1日100万円まで手数料無料で投資が出来ます。

楽天証券

楽天証券口座開設

楽天証券は手数料の低さや、多くのキャンペーンが実施されていることで人気のネット証券です。

楽天グループの証券会社ということで、楽天ポイントを使ったり貯めたりしてオトクに投資を始められるのが最大の魅力。

楽天ポイントを貯めているからありがたい!

楽天証券のおすすめ

  • 国内株式を8:20から23:59まで取引可能
  • SOR機能がある
  • 取引画面が見やすく初心者におすすめ

さらにPTS取引では「チャイエックスPTS」と「ジャパンネクストPTS」の2つを取り扱っているため、朝から深夜まで取引できます。

柔軟で時間に縛られることなくリアルタイム取引をしたい方は、ぜひ楽天証券を利用してみましょう。

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楽天証券ならPTS取引だけでなくNISA・つみたてNISAなどお得な制度も利用可能!
楽天ポイントが使えたり、100円から積立投資ができるなどメインの証券口座としてもおすすめです。

松井証券

松井証券

松井証券は創業100年以上の歴史を持つ老舗の証券会社で、おすすめなポイントとしては以下の通り。

松井証券のおすすめ

  • 国内株式を8:20から23:59まで取引可能
  • 創業100年以上で信頼感がある
  • SOR機能がある

松井証券でPTS取引ができる時間帯は以下の通りです。

  • デイタイム・セッション 08:20~15:30
  • ナイトタイム・セッション 17:00~23:59

松井証券では、SOR(Smart Order Routing)を取り入れており、日中の取引の約定率の向上に活用しています

PTS手数料は通常の株式と同じボックスレートの枠内で決定されます。

1日の約定金額の合計金額によって手数料が決定する仕組みで、1日の約定金額が50万円以内の場合、手数料無料です。

サービスやツールの使いやすさで人気があり、投資初心者でも使いやすいネット証券会社の一つです。

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PTS取引に関するよくある質問

PTS取引に関してまだ気になっていることが残ってる…

ここからはPTS取引に関するよくある質問を解説します。

以下で詳しく解説します。

Q.PTS取引とはどんな取引ですか?

PTS取引は「私設取引所」のことです。

東京証券取引では取引できない朝や夕方・夜にも取引できます。

日中は取引できない方に検討してほしいワン!

Q.PTS取引の取引時間はどれくらいですか?

SBI証券の場合、PTS取引ができる時間帯は以下の通りです。

  • ナイトタイムセッション:16:30~23:59
  • デイタイムセッション:8:20~16:00

約15時間ほど取引できるんだね!

東京証券取引は9:00~15:00(11:30~12:30を除く)なので、かなり長いと言えます。

Q.PTS取引は儲けられますか?

通常の取引同様、PTS取引で儲けられるかは、人それぞれです。

ただ、儲けられる可能性を高められる取引とは言えます。

なぜなら、次の日に株価が大きく下がりそうな発表があったときに、その日のうちに売却して利益を確保できるためです。

また、SBI証券の夜間取引なら取引手数料が無料なので、その点も有利です。

選択肢が増えるだけで確実にもうかるとは言えないのね!

\PTS取引をするなら/

通常の取引に加えてPTS取引も検討している方は、いろはに投資の調査でも人気No.1だったSBI証券がおススメです。

夜間取引の手数料は無料、通常の取引も1日100万円まで手数料無料で投資が出来ます。

【まとめ】PTS取引はおすすめ!

PTS取引について理解できたよ!

PTS取引のメリット・デメリットを中心に、PTS取引でおすすめのネット証券なども紹介しました。

最後に、本記事でもっとも伝えたい重要ポイントを3つまとめます。

  • PTS取引は昼だけでなく朝や夜も取引できる
  • 市場はジャパンネクストPTS(JNX)とチャイエックスPTS(Chi-X)の2つ
  • 夜間取引に対応していない可能性もあるため注意が必要

PTS取引は昼だけでなく、8時20分から夜の23時59分まで取引できるので、日中は株式投資できない方におすすめです。

PTS取引を始めたい方は、まずはPTS取引ができる証券会社の口座開設から行いましょう。

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