この記事の結論
・ペット×テクノロジーで「ペットテック」
・マッチングサイトや、スマート○○も最近登場
・実は投資にもつながる
ペットテックという言葉を皆さんはご存知でしょうか。
日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、つい先日にはお笑いコンビのチュートリアル・徳井義実氏がペットテック企業(シロップ)に資金提供を行ったというニュースがあり、これから盛りあがりをみせる業界かもしれません!
今回は、その「ペットテック」に焦点を合わせ、意味や具体的にどのようなものがあるのかを見ていきたいと思います。
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ペットテックとは
「ペットテック」の説明に入る前に、ペット業界について少し深堀りしてみましょう!
皆さんの周りでは犬や猫を飼い始めた方は増えていますか?
下のグラフは、全国での犬猫の飼育数なのですが、実は近年少しずつ減少しているんですね。
(出典:全国犬猫飼育実態調査)
しかも、2017年からは猫の数が犬の数を上回っているのです。
近年共働きが増えてきたことで、比較的手のかからない猫を飼う方が増えてきているのかもしれませんね。
続いて下のグラフは、ペットビジネスを始めるのに必要な「動物取扱業届け出」を出している事業所数を示しています。
(出典:動物取扱業者登録・届出状況)
ペット数(犬・猫)は減少傾向にあるにもかかわらず、ペットビジネスは拡大していることが分かりますね!
皆さんも行ったことがあるかもしれませんが、犬同伴OKのカフェや、ペット専用のホテル、美容院などペット関連ビジネスも多種多様になってきています。
今では、ペット業界にテクノロジーを組み合わせ、新たなビジネスチャンスを狙う企業も現れてきました。先程お話した、徳井氏が出資した企業もそのひとつですね。
その風潮から生まれたのが「ペットテック」という言葉です。
みなさんお分かりの様に、ペットとテクノロジーを掛け合わせた言葉です。
日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、日本の数倍以上のペットが飼われているアメリカでは、ポピュラーな言葉なんです。
アメリカと日本の人口の差が約3倍であるが、飼育犬数は約7倍の差があり、アメリカがペット大国であることが伺える。
代表的なペットテックだと、
・留守中にペットの行動をスマホから見られるカメラ
・自動で餌を補充する器械
などがメジャーですね。
ですが、ここ数年ではペットテックも多種多様になり、面白い企業やサービスも多くあります。
では早速、最新のペットテックを見ていきましょう!
最新のペットテック
OMUSUBI(お結び)
保護犬・保護猫と飼いたい人をつなぐマッチングサービスで、先程お話した、チュートリアルの徳井氏が出資した株式会社シロップが提供するサービスです。
(OMUSUBIのWebサイトより)
今までは、保護犬を飼いたい時、ペットショップやブリーダーに直接行くのが一般的でしたが、出会える数に限りがあるなどの課題がありました。
OMUSUBIを使えば、数ある保護犬の中から自分と相性がピッタリのペットを探す事ができます。
さらに、同サイト内では犬種の特性など飼育に必要な知識も学ぶことができるので、里親になる際の不安も少し和らぎますね。
スマートねこトイレtoletta
こちらは、株式会社ハチたまが先日4月22日にリリースしたスマートトイレです。
ねこがトイレを使うだけで、体重が測れたり、トイレをいつしたか、何回したか、滞在時間などをデータ化し、アプリで確認することができる商品です。
さらに、顔認識カメラでねこを識別し、多頭飼育にも対応しています。
(tolettaのWebサイトより)
体重やトイレのモニタリングをすることで、病気の早期発見・予防に役立つ、まさにテクノロジーを駆使したサービスですね。
トイレは毎日使うものなので、健康管理ツールとしてうってつけですね!
(人間のトイレでも似たようなサービスが実はあるんですよ。)
スマート・ペットハウス・コージー
こちらはつい先日販売されたペット用の室内ハウスで、飼い主がアプリからペットハウスの温度を調整できる商品です。温度と湿度を感知するセンサーを内臓し、温度の自動調節も可能です。
その他にも、滞在時間を記録できたり、外出先からも操作ができるなど、様々な機能を備えています。
以上、ペットテックについてお分かりいただけたでしょうか?
ペットテックと投資の関係性は?
では、ペットテックと投資にはどんな関係があるのでしょうか?
実は、この記事で見たように
「今増えているサービスは何か?」
「困っているユーザがいて、ニーズがある商品は何か?」
と考えることで、社会に必要とされている企業を見つけられる場合があるんです。
このような思考回路を持つことで、優良企業の発掘や、もしかしたら皆さん自身が良いビジネスを思いついて、起業する可能性にも繋がるんですよ!
これからも、様々な分野のトレンドについてもいろはに投資は取り上げていきますので、楽しみにしてくださいね☆彡