仮想通貨PEPE（ペペ）とは？投資リスクや今後の将来性・買い方を解説【なぜ上がった？】

PEPEは2023年4～5月にかけて高騰した仮想通貨です。
約3週間で10万倍以上に爆上げしており、億り人を生んだミームコインとして脚光を浴びました。

今回は、仮想通貨PEPEの将来性や注意点、価格が上がった要因や買い方を分かりやすく解説します。

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仮想通貨PEPE（ペペ）とは？

通貨名	Pepe（ペペ）
シンボル	PEPE
主な取引所	Binance・OKX・MEXC
現在の価格	約0.00021円
発行枚数	発行上限：約420兆枚
時価総額	時価総額ランキング：70位
ツイッター	https://twitter.com/pepecoineth Twitterフォロワー数：28万人以上
公式HP	https://www.pepe.vip/

仮想通貨PEPE（ペペ）とは、インターネットミームの「Pepe the Frog（カエルのペペ）」をモチーフに作られたミームコインです。
※ミーム…インターネット上で拡散されたネタやジョーク

創設者は匿名であり、SNSによる宣伝を活用して知名度を高めました。
2023年4月のローンチ後に爆上げし、10万倍以上の高騰を記録しています。

ペペ・ザ・フロッグのミームコイン

Pepe the Frog（ペペ・ザ・フロッグ）はウェブ漫画「Boy’s Club」に登場する、擬人化したカエルのキャラクターです。
インターネット・ミームとして人気のペペをモチーフとして、仮想通貨PEPEが誕生しました。

公式サイトには「世界で最も有名なミームがミームの王として君臨する」と掲げられており、今後の市場拡大に注目が集まっています。

本質的な価値がないと明言されている

PEPE公式サイトには「PEPEは本質的な価値や財務的なリターンの期待がないミームコインです。公式のチームやロードマップも存在せず、このコインは完全に無価値であり、娯楽目的のみのものです」といった趣旨の内容が明記されています。

純粋なミームコインとして価格が高騰しており、投機性の強い銘柄である点には注意が必要です。

開発者がLPトークンをバーンしている

PEPEの開発者はPEPE総発行量の約420兆枚のうち、約93％をDEXの流動性プールに入れ、LPトークンをバーン（焼却）しています。

流動性プールから仮想通貨を引き出すために必要なLPトークンがバーンされたことで、PEPE開発者による大量のPEPE引き出しや売却が起こりにくいと考える投資家もいます。

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【なぜ上がった？】仮想通貨PEPEの価格推移チャート

仮想通貨PEPEの全期間チャートを確認

PEPEは2023年4月にローンチされ、4～5月上旬にかけて大きく高騰しています。

Uniswap上場から5月の最高値までに、10万倍以上の爆上げを記録しました。

【2023年4～5月】億り人の話題で注目を集める

gm

This is not a bug on our platform

This account really holds its entire net worth in a coin called “Pepe” – worth about $2M

It purchased the tokens for $260 soon after PEPE launched, and held the position up to a $150M Market Cap. pic.twitter.com/7sJTfjZ4T9

— Arkham (@ArkhamIntel) April 20, 2023

PEPEは4月14日に発行され、Uniswapでの流通が始まりました。
ローンチ直後から買い注文を集めており、4月18日の海外取引所Poloniexまでのわずか4日で数千倍に高騰しました。

SNSを中心にPEPEへの注目度が高まり、次々に大手海外取引所への上場が決まります。
5月1日にOKXに上場した際は、ローンチ直後の価格から約5万倍の高騰を記録しました。

【2023年5月5日】バイナンスに上場を果たす

We heard you asking.

Time to show us your best $PEPE and $FLOKI memes 👇 pic.twitter.com/snSNn0sCYz

— Binance (@binance) May 5, 2023

PEPEは2023年5月5日に世界最大級の取引所Binanceへの上場を果たしました。
大手海外取引所の中でも審査が厳しいBinanceに上場が決まり、PEPEは5月最高値となる0.0005円台を記録しました。

Binance上場後は利益確定の売りが増え、5月下旬にかけて価格が下落しています。
5月下旬時点でのPEPEの価格は約0.0002円です。

仮想通貨PEPE（ペペ）の将来性・今後の価格予想

海外取引所に多数上場している

PEPEはBinance・OKX・Kucoinなど、多数の海外大手取引所に上場を果たしました。
ローンチから1か月以内に多くの取引所に上場している点からも、多くの投資家に売買される可能性があります。

Coinbaseなど、上場基準が厳しい取引所での取扱いが発表されれば、価格に良い影響があるかもしれません。

OpenSea ProがPEPE決済に対応

NFTs are dead? Wait until frogs learn how to collect NFTs with $PEPE. Check it out on OpenSea Pro! 🐸 pic.twitter.com/8eSwZOOYCZ

— OpenSea Pro (@openseapro) May 9, 2023

NFTマーケットプレイスのOpenSea Proでは、PEPEを使った決済ができるようになりました。

世界トップクラスのNFTマーケットプレイスがPEPE決済を導入したことで、他のプラットフォームでもPEPE決済が広がる可能性があります。
決済手段としてのニーズが生まれれば、PEPEの需要がさらに拡大するかもしれません。

今後の価格は？仮想通貨PEPEの将来価格を予想

	2025年	2029年
Digital Coin Price	0.00000487ドル	0.00000792ドル
Price Prediction	0.00000412ドル	0.00001818ドル

海外の仮想通貨AI価格予想サイトによる、PEPEの価格予想は上記の通りです。

今後の価格上昇を見込んだ、ポジティブな予想が出ています。

仮想通貨PEPE（ペペ）の投資リスク・注意点

少数の投資家に保有が集中している

PEPEはローンチ直後に少数のトレーダーによる買いが入っており、一部のウォレットに保有が集中している側面があります。

発行から半日も経たないうちに、1兆PEPE以上を購入したウォレットアドレスが7つ存在しています。
大口の売りによる価格暴落には注意が必要です。

プロジェクト関係者が大量保有している可能性

PEPEを大量保有する大口投資家の中には、PEPEのプロジェクト関係者が含まれている可能性があります。

ローンチから数時間後に5兆枚以上のPEPEを購入したウォレットや、海外取引所への上場タイミングでPEPEを少しずつ売却しているウォレットの存在が確認できます。

「PEPEのLPトークンの93％がバーンされている」と公式サイトに記載されていますが、開発者がPEPEを多く保有している可能性も考慮しておきましょう。

PEPEを利用した詐欺が起きている

gm 🐸

couple of reminders

1. $pepe has no airdrops, staking, claims, mints, raffles, giveaways, etc. these are all scams. do not connect your wallet.
2. the $pepe team is not and will not be involved with the development of any other tokens or projects. any claims are false. pic.twitter.com/dzk6t7Sjlf

— Pepe (@pepecoineth) May 6, 2023

SNS上ではPEPEの名を騙った詐欺行為が発生しており、被害を受けた人も多くいます。

「PEPEトークンのエアドロップ」「PEPEのNFTを配布」などのうたい文句でウォレットを接続させ、資金を奪う詐欺が起きているため注意が必要です。

類似コインに注意

PEPEの人気を受けて、PEPEの名前を冠する仮想通貨・NFTプロジェクトが多数出現しています。

「PEPEと間違えて購入させる」という狙いの他に、「次に爆上げするPEPE系銘柄」をうたって資金集めを行っているプロジェクトもあります。

PEPEが爆上げしたからといって、その他のPEPE系銘柄が高騰するとは限りません。
プロジェクト内容を精査せずに、「乗り遅れたから」といった理由で慌てて投資するのは避けましょう。

値動きが激しく大損するリスクがある

PEPEはビットコインなどの主要銘柄に比べ、ボラティリティ（価格の値動き）が大きい金融資産です。

バイナンスに上場したタイミングで10万円分を購入した場合、6日後には2万円まで価値が下落した計算になります。
ミームコインは高騰する可能性がある一方で下落幅も大きく、投資タイミングによっては大損につながる恐れがあるため注意が必要です。

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仮想通貨PEPE（ペペ）の買い方・購入方法

国内取引所で送金用の仮想通貨を購入

PEPEは海外取引所で購入できます。
海外取引所は日本円の入金に対応していないので、国内取引所で用意した仮想通貨を送って入金しましょう。

取引所に登録して口座が開設されたら、日本円を入金して送金用の仮想通貨を購入してください。
送金用の仮想通貨は取引しやすいビットコインか、送金手数料が安いXRPがおすすめです。

海外取引所に仮想通貨を送金

次に、用意した仮想通貨を海外取引所に送金します。

海外取引所の口座を開設し、仮想通貨の入金アドレスを取得しましょう。

着金した仮想通貨を使ってPEPEを購入

仮想通貨が海外取引所に着金したらPEPEを購入します。

届いた仮想通貨をUSDTなどのステーブルコインに換え、PEPEと取引してください。

【2023年7月最新】トラベルルールに伴う注意喚起

2023年6月のトラベルルール施行に伴い、国内取引所から海外取引所への送金に制限がかかることになりました。

各取引所のトラベルルール対応

2023年6月時点、トラベルルール対応の通知システム「TRUST」「SYGNA」や、「通知対象国かどうか」などの違いによって、送金不可になっている取引所が発生しています。

送金を行う際は、必ず利用中の取引所の最新情報を確認しましょう。
「送金が反映されなかった場合も返金に応じられない」という姿勢を打ち出している取引所もあるため、少額の送金テスト後に出庫するのをおすすめします。

今から仮想通貨を始めるなら国内取引所の利用がおすすめ

最近では国内取引所での取扱い銘柄も増えており、時価総額ランキング上位のアルトコインの多くは国内取引所で買えるようになりました。

一方、海外取引所の利用は送金ミスによって資金を失うリスクや、倒産時に資産が返還されないリスクが伴います。

また、DeFiや仮想通貨ウォレットの利用にはセキュリティ対策の徹底が不可欠であり、以前に比べるとリスクに見合うリターンを得られにくくなっているのが現状です。

今から仮想通貨投資やDAppsの利用を始める方には、国内取引所を使ったトレードをおすすめします。

◎販売所・取引所／○取引所のみ／△販売所のみ／※1レバレッジ取引のみ／※2パーペチュアル取引のみ

仮想通貨PEPE（ペペ）に関するQ&A

今から他のPEPE銘柄で億り人になれる？

仮想通貨PEPEは10万倍以上の爆上げを記録しましたが、他のPEPE系銘柄がこれから高騰するとは限りません。

PEPEをモチーフにした仮想通貨が多く登場しており、中には詐欺を目的とするプロジェクトも存在します。
ミームコインの投資は非常にリスクが高いため、安易な投資判断を行うのは避けましょう。

ペペとペペキャッシュの関係は？

ペペキャッシュ（PEPECASH）とは、2018年頃に人気のあったミームコインのことです。
2017年には国内取引所のZaifでも購入できましたが、現在は上場が廃止されています。

PEPE（ペペ）とペペキャッシュはどちらもカエルのペペをモチーフにしているものの、直接的な関係性は今のところ見つかっていません。

ペペとペペコインは同じ？

ペペとペペコインは別の仮想通貨なので、購入間違いには注意が必要です。

仮想通貨Pepe（ティッカーシンボル：PEPE）とは別に、仮想通貨Pepe Coin（ティッカーシンボル：PEPE）などの紛らわしい銘柄が乱立しています。

PEPEをリサーチする際は、ペペコインではなくPEPEを調べるようにしましょう。

仮想通貨PEPEの最新ニュースを確認する方法は？

PEPEに関する最新ニュースは、以下のサイトからチェックできます。

仮想通貨PEPEの現在価格は日本円でいくら？

【まとめ】仮想通貨PEPEの将来性・買い方

今回はPEPEの価格推移や将来性・投資リスク、買い方を解説しました。

最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。

PEPEの投資を検討する際は、送金手数料無料のGMOコインを活用するのがおすすめです。

様々なアルトコインやミームコインをチェックして、仮想通貨取引による値上がり益の獲得を目指しましょう！