JCBのOki Dokiポイントの還元率を上げる方法を解説！お得な貯め方・交換先も紹介

Oki Dokiポイントは、JCBカードの利用金額に応じて貯まるお得なポイントサービスです。

他社ポイントのように「1P＝1円分」と固定されている仕組みではなく、交換先によって還元率が変動します。

本記事では、Oki Dokiポイントの詳しい仕組みやお得な使い道、還元率を上げる方法について解説します。

Oki Dokiポイントの還元率は何％？

Oki Dokiポイントの還元率は0.3％～0.5％となっています。

なぜ0.3％～0.5％と差があるかというと、クレカの種類や交換先によって還元率が変わってくるためです。

楽天ポイントやTポイントのように、「1ポイントが1円」という仕組みではなく、交換することで還元率が変動します。

ポイントをたくさん貯めても、交換率の低い使い方だと価値が下がってしまう点に注意が必要です。

Oki Dokiポイントの仕組み

Oki Dokiポイントは、JCBが直接発行するプロパーカードを1,000円（税込）利用すると1ポイント貯まります。

1回の買い物ごとではなく、毎月の利用金額の合計でポイントが計算されるため、少額の決済でもムダになることはありませんよ。

1P＝5円相当として使った場合、1,000円につき5円分還元されることになるため、還元率は0.5％となります。

貯まったOki Dokiポイントは他社ポイントや商品券などに交換できるほか、クレカの利用金額に充当も可能。

様々な方法で利用できるOki Dokiポイントなら、使い道がなくて失効してしまう心配もないでしょう。

JCBカードWならいつでも実質1％の高還元

通常のJCBカードOki Dokiポイントが1,000円（税込）で1ポイント貯まりますが、JCBカードWなら特別に1,000円で2ポイントも貯まります。

還元率が0.5％とすると、JCBカードWならいつでも2倍の1％に。

年会費が発生しないので、Oki Dokiポイントを効率良く貯めたい人に最適です。

詳しい特徴は、以下のとおり。

年会費	永年無料
還元率	1％
保険	・海外旅行（利用付帯） ・ショッピング（海外）
加入年齢	18歳～39歳
公式サイト	https://www.jcb.co.jp/ordercard/

ふだんのお買い物や公共料金、携帯代などの支払いでも1％相当のOki Dokiポイントがお得に貯まります。

カード番号が表面に印字されていないナンバーレスカードなので、街で使っても盗み見される心配もないでしょう。

入会できるのは18歳～39歳までですが、発行後は40歳を過ぎても条件は変わらず使い続けられますよ。

JCBカードWについては、「JCBカードWの評判・デメリットは？JCB CARD W Plus Lとの違いも解説」で詳しく紹介しています。

Oki Dokiポイントのおすすめの交換先

Oki Dokiポイントの還元率を上げるには、1ポイントあたりの交換率が高い方法で使うことが重要です。

商品交換や寄付まで様々な使い道がありますが、その中でも交換率の高いおすすめの方法を7つほど紹介します。

①他社のポイントに交換

Oki Dokiポイントは共通ポイントや各種サービス等の他社ポイントに交換できます。

1ポイントあたり5円相当で交換した場合、還元率は0.5％相当に。

主な交換ポイント数と、交換した場合の実質還元率は以下のとおりです。

交換先	交換ポイント	還元率
nanacoポイント	200P→1,000P	0.5％
ビックポイント（ビックカメラ）	200P→1,000P	0.5％
ベルメゾン・ポイント	200P→1,000P	0.5％
ジョーシンポイント	200P→1,000P	0.5％
セシールスマイルポイント	200P→1,000P	0.5％
dポイント	200P→800P	0.4％
Pontaポイント	200P→800P	0.4％
電子マネーWAONポイント	200P→800P	0.4％
楽天ポイント	200P→600P	0.3％

上記のうちnanacoポイントなら1P＝5円相当となり、セブン&アイグループ系列店などで幅広く使えます。

セブン-イレブンでは請求書払いにも利用できるため、税金や公共料金などの請求書も実質Oki Dokiポイントで支払えることに。

ビックポイントやベルメゾンポイントでも0.5％相当で交換できるので、利用する人は交換してみましょう。

②スターバックスカードにチャージする

スターバックスをよく利用する人は、Oki Dokiポイントをスターバックスカードにチャージするのがおすすめです。

チャージ方法は2パターンあり、具体的には以下をご覧ください。

交換方法	交換ポイント	還元率
1ポイント～	1P→3.5円	0.35％
200ポイント～	200P→800円	0.4％

スターバックスカードは、1ポイント単位では3.5％、200ポイント以上貯まっている場合4％のお得な交換率でチャージ可能です。

200ポイント貯めてからチャージしたほうがお得ですが、中途半端な端数を処理したい時は、1ポイント単位で利用すると良いでしょう。

あわせて読みたい：スタバでお得に使えるクレジットカード7選！スターバックスカードのチャージ方法も解説

③Amazonで買い物に使う

Oki Dokiポイントは、1ポイントあたり3.5円相当としてAmazonのお買い物にも使えます。

Amazonの「JCB Oki Dokiポイントプログラム」にJCBカードを登録しておけば、お買い物のたびにOki Dokiポイントを商品代金の代わりに利用可能。

会計時に自動的に今貯まっているOki Dokiポイント分が値引きされるため、毎回利用ポイントを設定する手間もかかりませんよ。

Amazonをよく利用する人は、自分のアカウントにOki Dokiポイントの登録がおすすめです。

あわせて読みたい：Amazonにおすすめのクレジットカードランキング！メリットやポイント還元率で徹底比較

④金券・ギフト券に交換する

Oki Dokiポイントは、金券やギフト券にも交換できます。

交換後は自分で使っても良いですし、家族や友人にプレゼントしても良いですね。

詳しい交換先と還元率は以下のとおり。

金券・ギフト券	交換ポイント	還元率
JCBギフトカード	350P→1,000円分 650P→2,000円分 1,050P→5,000円分 2,050P→10,000円分 3,050P→15,000円分 4,050P→20,000円分 5,050P→25,000円分 6,050P→30,000円分 7,050P→35,000円分 8,050P→40,000円分 9,050P→45,000円分 10,050P→50,000円分	0.28％ 0.3％ 0.47％ 0.48％ 0.49％ 0.49％ 0.49％ 0.49％ 0.49％ 0.49％ 0.49％ 0.49％
スターバックスカード	650P→2,000円分 1,400P→5,000円分 2,600P→10,000円分	0.3％ 0.35％ 0.38％
JCBプレモカード	670P→3,000円分	0.44％
MOS CARD	650P→2,000円分	0.3％
ユニクロギフトカード	950P→3,000円分	0.31％
ドトール　バリューカード	1,400P→5,000円分	0.35％
ハーゲンダッツギフトカード	850P→4枚（アイス8個分）	ー

JCBギフトカードやスターバックスカードは、交換する金額によって還元率が異なります。

一例としてJCBカードの場合、5万円分が10,050ポイントなので0.49％相当で交換できますが、1,000円分だと0.28％で大幅に還元率が下がる点に注意が必要です。

なお公式サイトによると、2023年12月19日よりJCBギフトカードの交換率が変わります。

詳しくは「【2023年12月】Oki Dokiポイントの交換レート改悪情報」をご覧ください。

⑤マイルに交換する

飛行機を利用する人は、マイルに交換もおすすめです。

Oki Dokiポイントは、以下の3つのマイルに交換できます。

マイル	交換率
JALマイル	500ポイント→1,500マイル
ANAマイル	500ポイント→1,500マイル
デルタ航空 スカイマイル	500ポイント→1,500マイル

交換には1週間～3週間程度かかるため、使う予定がある人は余裕を持って手続きしましょう。

マイルを効率良く貯めたい人は、「マイルが貯まる最強クレジットカードおすすめ12枚！」も参考にしてくださいね。

⑥テーマパークや映画のチケットと交換する

Oki Dokiポイントは、映画やテーマパークの入場チケットにも交換可能です。

主な交換先と還元率は、以下のとおり。

交換先	必要ポイント	還元率
大阪の有名テーマパーク1日券（1人分）	1,900ポイント	0.44％～0.51％
大阪の有名テーマパーク1日券（2人分）	3,800ポイント	0.44％～0.51％
キッザニア　クーポン券	750 ポイント→3,000円分	0.4％
ユナイテッド・シネマ／シネプレックス 共通映画鑑賞引換券（２枚）	850 ポイント	0.47％

映画館やキッザニアでも、0.4％以上と高めの交換率となっています。

⑦JCBカードの利用金額に充当する

Oki Dokiポイントは、JCBカードの利用料金3円分として充当できます。

1円単位で使えるため、Oki Dokiポイントが中途半端に余った時の消化としてもおすすめの方法です。

利用したい時は、毎月15日までに手続きをすれば、翌月の支払い分に充当されます。

ポイントの使い道が特にない人や、ポイントを直接お金として使いたい人も、利用金額に充当ならムダになることは無いでしょう。

Oki Dokiポイントを効率良く貯める方法

Oki Dokiポイントは、ひと工夫することで効率良く貯められます。

たくさん貯めて交換すれば、還元率をさらに上げることができますよ。

具体的な方法は、以下のとおりです。

ポイントアップ店舗を利用する

JCBプロパーカード会員は、「JCBオリジナルシリーズパートナー」の対象店舗を利用するとポイント還元率がアップします。

通常は0.5％相当ですが、対象店舗ならボーナスが加算され以下の還元率となります。

元の還元率が高いJCBカードWの場合、上記に加えさらに0.5％相当が加算。

利用方法は簡単で、事前にJCBオリジナルシリーズパートナーの公式サイトからポイントアップ登録を済ませておけば、いつでもボーナスが付与されます。

対象店舗は定期的に追加されるので、時間があるときに公式サイトを確認すると良いでしょう。

ネットショッピングでOki Dokiランドを経由する

ネットでお買い物をする時は、Oki Dokiランドの経由がおすすめです。

Oki Dokiランドから利用したい店舗・サービスにアクセスしてお買い物すれば、使った金額に応じてボーナスポイントがもらえます。

Oki Dokiランドでは楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングなどの大手ショッピングサイトに対応しており、店舗によっては最大20倍貯まる場合も。

ふるさと納税や旅行予約サイトも利用できるので、お買い物以外でも効率良くポイントを貯められます。

JCBスターメンバーズのランクを上げる

JCBカード会員は、JCBスターメンバーズで年間の利用金額に応じて還元率を上げられます。

最大で還元率が1.7倍に上がるため、日頃のお買い物をJCBカードに集中してランクを上げると良いでしょう。

参加できるプログラムは、持っているJCBカードによって異なり、JCB一般・JCBゴールド・JCBプラチナをお持ちの人は、以下のようになります。

利用金額	JCB一般カード	JCBゴールド	JCBプラチナ
300万円以上	ー	1.6倍	1.7倍
100万円以上	1.5倍	1.5倍	1.6倍
50万円以上	1.2倍	1.2倍	1.3倍
30万円以上	1.1倍	1.1倍	1.2倍

なおJCBスターメンバーズは現在最大で1.7倍ですが、JCBゴールド・JCBプラチナの人は2024年以降、年間で300万円以上使えば最大で2倍（1％）まで上がります。

ほとんどのJCBカードが対象ですが、JCBカードWに限っては元の還元率が1％と高いため、JCBスターメンバーズの対象外なので注意しましょう。

JCBトラベルで旅行予約する

旅行に行くときは、JCBトラベルでオンライン予約がおすすめです。

利用金額に応じて一般会員なら2倍、ゴールド以上のカードをお持ちなら通常の5倍もポイントが貯まります。

またパッケージツアーや国内宿泊、海外旅行券などの利用時、貯まったOki Dokiポイントを1P＝4円分として旅行代金に充当も可能。

Oki Dokiポイントをたくさん貯めれば、お得に旅行に行けますよ。

【2023年12月】Oki Dokiポイントの交換レート改悪情報

2023年12月19日（火）から、Oki Dokiポイントの交換レートが改悪されます。

変更されるのは、以下３つ。

それぞれ見ていきましょう。

nanacoポイントへの交換レート

nanacoポイントは、1ポイント＝5円相当から、4.5円相当に改悪されます。

具体的には、200 Oki Dokiポイント＝1,000nanacoポイントから、900nanacoポイントに。

nanacoポイントはセブン&アイグループ系列店などで幅広く使えるだけに、この改悪は大きな痛手ですね。

また、交換単位も200ポイント以上1ポイント単位から、2ポイント単位に変更。

今までは1ポイントずつ交換できたのが、端数の関係で2ポイントずつ（9円相当ずつ）での交換に。

nanacoカードへの交換レート

	改悪前必要ポイント数	改悪後必要ポイント数	還元率
nanacoカード（2,000ポイント付）	550	600	0.036％ → 0.033％
nanacoカード（5,100ポイント付）	1,050	1,200	0.049％ → 0.043％
nanacoカード（10,000ポイント付）	2,050	2,300	0.049％ → 0.043％
nanacoカード（20,000ポイント付）	4,050	4,500	0.049％ → 0.044％
nanacoカード（40,000ポイント付）	8,050	8,900	0.05％ → 0.045％

nanacoカードへの交換も、JCBギフトカードなどと同様、より多くのポイントを交換した方が還元率が高いです。

還元率で見るとそこまで差がないように見えますが、必要ポイント数はかなり増えています。

JCBギフトカードへの交換レート

	改悪前必要ポイント数	改悪後必要ポイント数	還元率
5,000円分	1,050P	1,100P	0.47％ →0.45％
10,000円分	2,050P	2,100P	0.48％ →0.47％
15,000円分	3,050P	3,100P	0.49％ →0.48％
20,000円分	4,050P	4,100P	0.49％ →0.48％
25,000円分	5,050P	5,100P	0.495％ →0.490％
30,000円分	6,050P	6,100P	0.495％ →0.491％
35,000円分	7,050P	7,100P	0.496％ →0.492％
40,000円分	8,050P	8,100P	0.496％ →0.493％
４5,000円分	9,050P	9,100P	0.497％ →0.494％
50,000円分	10,050P	10,100P	0.497％ →0.495％

必要ポイント数が50ポイント増える形に。

しかしnanacoポイントカードへの交換では最低でも50ポイント、最大850ポイントも増えています。

それを考慮すると、まだ改悪の度合いは低いです。

【注意】Oki Dokiポイントは期限がある

Oki Dokiポイントは永久に貯められるわけではなく、一定の期限を過ぎると失効します。

有効期限はカードの種類によって異なり、具体的には以下のとおり。

カードの種類	有効期限
一般	獲得月より2年間
ゴールド	獲得月より3年間
・JCBゴールド ザ・プレミア ・プラチナ ・JCB ザ・クラス	獲得月より5年間

ハイステータスカードなら最長で5年間期限がありますが、JCBカードWなどの一般カードは取得してから2年間となります。

一例として2023年7月に取得したOki Dokiポイントは、2025年7月15日まで有効です。

やや短めなので、こまめに使うよう心がけましょう。

Oki Dokiポイントに関するよくある質問

Oki Dokiポイントの還元率や使い方について、よくある質問をまとめました。

Oki Dokiポイントは1ポイント何円？

Oki Dokiポイントは「1ポイント＝◯円」と固定されてはおらず、交換先によってレートが異なります。

多くの場合、1ポイントは3円～5円相当と考えると良いでしょう。

Oki Dokiポイントのお得な使い方は？

Oki Dokiポイントは、1ポイントあたりの価値ができるだけ高くなる方法で使うのがおすすめです。

おすすめはnanacoやビックポイントで、1ポイントあたり5円相当の高いレートで交換できます。

そのほかJCBプレモカードなら1ポイントあたり4.4円、JCBギフトカードは15,000円分以上交換すれば4.9円相当で交換可能です。

Oki Dokiポイントはどうやって交換すればいい？

Oki Dokiポイントは、JCB会員専用サイトの「MyJCB」にログインして交換します。

MyJCBアプリならいつでもスマホから気軽に交換できるので、JCBカード会員はインストールしておきましょう。

Oki Dokiポイントの還元率まとめ

Oki Dokiポイントの還元率や仕組み、お得な使い方について紹介しました。

最後にこの記事の、重要な点を3つにまとめます。

Oki Dokiポイントは様々な使い方ができますが、交換先によっては価値が下がるため注意してくださいね。

nanacoやビックポイントなど、1ポイントあたり5円程度で交換できる方法がおすすめです。

JCBカードWなら、いつでも通常のJCBカードの2倍Oki Dokiポイントが貯まるので、還元率を上げたい人はぜひ持っておきましょう。