【株価】メタ[META](旧フェイスブック)は買い？業績や今後の見通しをわかりやすく解説！

このようなお悩みを解決いたします。

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この記事の結論

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FacebookやInstagramを運営しているメタ・プラットフォームズ。

以前の社名はフェイスブックと、GAFAの一角として非常に有名な巨大IT企業です。

近年ではメタバース領域に力をいれており利益が急激に落ち込んでいますが、投資対象としておすすめなのでしょうか？

今回は、メタ・プラットフォームズ社のビジネスモデルや業績など投資に役立つ内容を解説しています。

FY24年1Q決算まとめ

4月24日、2024年1Q（1～3月期）決算が発表されました。

まず、各数値を見ていきましょう。

	2024 1Q	前年同期比
売上高	364億5500万ドル	＋27.26%
営業利益	138億1800万ドル	＋91.2%
純利益	123億6900万ドル	＋70.25%

結果は前年同期比をすべて上回る結果を記録しました。

これは4四半期連続の増収増益です。

Facebook、 Instagram、Messenger、WhatsAppを中心としたFamily of Appsが好調で、前年同期比で約60億ドルの増収となりました。

今後の展開としてはAIの研究のために、投資を増やすことを発表。

具体的には、2024年通年の資本支出は350億ドルから400億ドルの範囲で投資をするとしています。

金額の明言はありませんが、2024年以降もその傾向は続くそうです。

これをうけ市場は収益の低迷を懸念し、株価が一時下落しました。

メタはどんな企業？【基本情報】

まずは、メタ・プラットフォームズの沿革やビジネスモデルについて見ていきましょう。

会社概要

メタは、世界最大のSNSを運営するソーシャルテクノロジー企業です。

「コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現します」をミッションにサービスを提供しています。

企業名	Meta Platforms
ティッカー	META
市場	NASDAQ
配当利回り	0.42%
CEO	Mark Zuckerberg

2004年、創業者兼CEOであるマーク・ザッカーバーグ氏が世界最大のSNSである「Facebook」を立ち上げたところからメタは始まりました。

今では米国を代表するIT企業にまで成長しており、「GAFAM」と呼ばれる人気米国株のひとつです。

事業内容

メタ・プラットフォームズは、主に次の2つの事業を展開しています。

それぞれ見ていきましょう。

Family of Apps

Family of Appsでは、世界最大のSNS「Facebook」をはじめ「Instagram」や「WhatsApp」などのSNSを運営する事業を行っています。

出典：Meta

同事業は、それぞれのプラットフォームに企業が広告出稿することでメタに収益が入るビジネスモデルとなっています。

マーケティング担当者は商品・サービスを年齢や性別、場所、興味、行動など様々な要素に基づいて、ユーザーにアプローチすることができます。

2023年4Qと比べ北米（アメリカ・カナダ）の割合が約6%減少。

このことからも、海外収益の割合が高まっていることがわかります。

特に、メタ・プラットフォームズが運営するSNSは圧倒的なユーザー数が特徴です。

しかも、四半期ごとのFamily of Appsのアクティブユーザー数は少しづつ増加しています。

広告のほかにハードウェアの提供も行っており、ビデオ通話専用デバイス「Meta Portal」やカメラやオーディオを搭載したスマートグラス「Ray-Ban Stories」などを販売しています。

Reality Labs

Reality Labsでは、拡張現実やバーチャルリアリティを用いた商品・サービスを提供するメタバース関連事業を行っています。

まずハードウェアとして、仮想空間を体験するのに必要なVRヘッドセット「Meta Quest」を販売しています。

その上で、ソーシャルVRプラットフォーム「Horizon Worlds」を提供しています。

例えば、バーチャルリアリティで業務を行うことができる「Horizon Workrooms」などがリリースされています。

また、「Horizon Worlds」ではクリエイター支援ファンドを設立しました。

このファンドでは、メタバースのクリエイターやプログラム開発者向けに資金提供を行っています。

加えて、これらの商品・サービスはメタの子会社であるFacebook Technologiesが主導しています。

同社は現在、研究用メガネ型デバイス「Project Aria」を開発しており、搭載されたカメラとAIを使って現実空間の3Dマッピングを行ったりできるようです。

メタの業績

2024/4/24、メタの2024年1Q決算が発表されたので内容を見ていきましょう。

決算概要

収益は、前年同期比27.26％増の364.6億ドルとなりました。

Family of Apps事業においては、広告収入が前年同期比27%増の356.4億ドル、その他の収入は前年同期比85%増の3.8億ドルでした。

広告収入はFacebook向けは31%増、Instagramは19%増となっています。

米国で若者を中心に急速に拡大している中国発のECサイトにより、広告収入の成長に影響を与えている背景もあるようです。

Reality Labs事業の収益は、前年同期比約30%増の4.4億ドルとなりました。

同社では、費用のうち30%以上を研究・開発費用に充当しており、赤字幅が拡大しています。

また、純利益は前年同期比2.17倍の123.7億ドルで着地しました。

ガイダンス（予想）

2024年2Qの売上高見通しは365億~390億ドルのレンジで、中間値は378億ドルと市場予想の383億ドルを下回りました。

また、新たなAI製品やそれに絡むインフラ拡充への多額の支出により、2024年の支出増加も発表しました。

支出は来年も増加し続けると発表しています。

メタ株の買い方・売り方

メタ株のような米国株を購入するのにアメリカの証券会社を利用する必要はありません。

日本の大手ネット証券会社であれば、だいたい米国株の取り扱いをしているので、口座を開設すれば売買できます。

基本的に、日本の株と購入する方法は変わりません。

以下の手順で進めていけば問題なく購入できます。

メタ株の価値が上がり、自分の中で納得できる売却利益が出ると判断した場合は、売り手続きをしましょう。

売る手順は以下の通りです。

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メタ株は買いか？【株価はどこまで上がる？】

2022年、メタの株価は約3分の1にまで下落し、約6,000億ドルが吹き飛びました。

その後2023年4Qには初の配当を発表し株価が急騰する等概ね順調に成長。

しかし、今回の2024年1Q決算発表後の株価は下落しました。

結論から言えば、メタの株価に上昇する余地はあるものの、しばらくは調整局面が続くと考えられます。

ここからは、その理由についていくつかのトピックで見ていきます。

AI投資への懸念

メタは今後AI投資を拡大することを発表しました。

そして研究費にかける支出は今後も増加を続けるそうです。

これを受け投資家は回収するのに時間がかかることを予測し、不安を抱いています。

その結果2024年1Q決算発表後の株価が下落する、という結果を招きました。

懸念する声もある一方で、既存の事業の地盤が固いためAI競争も優位に立つと予想する声もあります。

新たなAIアシスタントの発表

2024年4月19日に新たなAIアシスタント「Llama 3」の最初のモデルを2つ発表しました。

これによりこれまで以上にMeta AIと対話可能に。

具体的にはアプリ間を切り替えることなく、リアルタイムの情報にウェブ全体からアクセスすることができます。

また、テキストから画像の生成、画像のアニメーション化等の機能も搭載。

各国政府との対立

各国政府との衝突も世間をにぎわせています。

EUがInstagramやFacebookなどに偽情報の管理や中毒性を問題視し、調査の開始を発表しました。

オーストラリアやカナダ政府との対立も目立っています。

国内メディアを守るために利益の一部の還元を求める政府に対し、強腰の姿勢を見せるメタ。

衝突は今後も続くことが予想されます。

日本でも著名人を語った偽の広告などによる「SNS投資詐欺」が全国で相次ぎ、対応が問題視されている状況です。

大幅な人員削減

同社は、2022年11月に計11,000人もの従業員をレイオフ（一時解雇）すると発表しました。

さらに2023年3月には、1万人を追加でレイオフ（一時解雇）すると発表しました。

同時に5000人の採用計画も中止に。

大規模なコスト削減と広告の回復により、2023年4Qの売上高、純利益ともに大きく伸びました。

メタバース市場の成長性

メタが多額の資金を投資しているメタバース市場は、今後急拡大することが予想されています。

予想年平均成長率は驚異の47.2%となっています。

長いスパンでみれば、現時点で赤字が拡大しているRearity Labs事業の拡大余地があるといえます。

積極的なM&A

そんなメタバース市場で事業を展開する同社は、2021年に仮想現実（VR）の新興企業であるウィジン・アンリミテッドの買収を明らかにしました。

しかし、FTC（米連邦取引委員会）は「反トラスト法（独占禁止法）に違反する」として差し止め請求が出され、買収がストップしていました。

その請求が今回、米連邦地裁によって棄却されました。

メタ株を買うのにおすすめの証券会社は？

メタ株をはじめとして、米国株に投資できる証券会社は数多くあります。

その中でも、手数料・取扱銘柄数・取引ツールの観点からおすすめの証券口座を3つご紹介します。

SBI証券【6,000銘柄以上の米国株を取り扱う】

SBI証券は、米国株の取り扱い銘柄数が約6,000銘柄と証券会社の中でも取り扱い数が多いネット証券です。

日本円でも米ドルでもどちらでも購入することができます。

新しいNISAで住信SBIネット銀行を活用すれば為替手数料無料で利用することが可能に。

SBI証券で口座を開設するのであれば、併用して住信SBIネット銀行を開設するとお得に米国株投資ができますよ。

moomoo証券【次世代の投資アプリ】

moomoo証券を初めて聞く方が大半なのではないでしょうか？

ナスダック上場企業であるFutu Holdings Limitedのグループ会社で、利用者は世界200ヶ国と地域、2,000万人以上に及んでいます。

moomoo証券の読み方は「モーモー」ではなく、「ムームー」です。

moomoo証券の最大の魅力は、アプリ「moomoo」です。

moomooを一言で表すと、「次世代投資アプリ」です。

「次世代」と言われる理由には、従来の金融・投資情報アプリを上回る、60以上のテクニカル指標を備えた高機能チャートやどこよりも早い米国株式ニュース機能があげられます。

また、バフェット氏などの大口投資家売買動向や、空売りデータ、板情報などの一歩先行く情報でライバルと差を付けられる証券会社です。

アプリから証券口座を開設すれば、業界最多水準の7000銘柄以上の米国株式を取引することもでき、その際の手数料も大手ネット証券の約1/6と格安の水準となっています。

実際の利用画面

機関投資家や個人投資家のどちらがどれだけ売買しているのか明確になり、今後の戦略を立てやすくなります。

また、業績予想を一目でみることができたり、様々な財務指標を確認することが出来るためスマホ1つでテクニカル分析・ファンダメンタル分析が手軽に行え、便利です。

アプリは無料でダウンロードできるので、まずは以下のボタンからダウンロードしてみましょう。

マネックス証券【買付時の為替手数料0円】

マネックス証券は米国株取引で時間外取引もできるネット証券で、多様な注文方法に対応しています。

例えば株価の上昇幅、または下落幅に合わせて逆指値注文のトリガーとなる価格をリアルタイムで自動修正する「トレールストップ注文」など、ほかの証券会社には無い注文方法があります。

標準時間で23時30分から翌6時の取引時間に加えて、22時～23時30分の「プレマーケット」、6時～10時の「アフターマーケット」の時間帯も取引が可能です。

この記事ではメタの事業内容や業績、今後の動向について解説しました。

最後に、本記事の重要な点をおさらいしましょう。

メタは業績不振で株価が急落を経て、業績を拡大させています。

今度のAIへの投資の成果があると、さらなる株価上昇もあるでしょう。

いつでも投資ができるように、今のうちに証券口座を開設しておくといいでしょう！

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この記事の結論

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FacebookやInstagramを運営しているメタ・プラットフォームズ。

以前の社名はフェイスブックと、GAFAの一角として非常に有名な巨大IT企業です。

近年ではメタバース領域に力をいれており利益が急激に落ち込んでいますが、投資対象としておすすめなのでしょうか？

今回は、メタ・プラットフォームズ社のビジネスモデルや業績など投資に役立つ内容を解説しています。