・LINE証券の手数料って高いの?
・お得に取引する方法があれば知りたい!
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- LINE証券はスマホ1台で少額から始められるネット証券
- 株のタイムセールや入会キャンペーンでお得に投資を始められる
- 手数料はSBI証券やマネックス証券の方がお得!
LINE証券は2021年10月末に業界最短で100万口座を突破するなど、今注目が集まっているネット証券会社です。
LINEアプリ上で投資できる点から初心者にも使いやすいと評判ですが、「手数料は高いの?」と疑問に感じる方は多いはず。
結論として、手数料の面ではLINE証券は少し割高のため、他のネット証券を利用した方がお得でしょう。
今回はLINE証券の取引ごとの手数料や、お得に取引する方法を詳しく説明していきます。
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LINE証券とは
LINE証券はLINE Financialと野村ホールディングスの合弁会社で、今話題となっているスマホ向け証券会社の一つです。
2019年8月にサービスをスタートし、2021年10月にはネット証券最短で100万口座を突破しました。
ネット証券としては後発組だけど、取引の手軽さとキャンペーンが人気でユーザー数が急拡大しているワン!
追加でアプリをダウンロードする必要はなく、使い慣れたLINEアプリを使って株式投資を始めることができます。
最近は「つみたてNISA」や「IPO」への対応もスタートしており、ますます利便性が高くなっています。
LINE証券の手数料比較
まずはLINE証券の手数料について、取引の種類ごとに他社との比較をしてみます。
以下で詳しく解説します。
現物取引
現物取引ってなんだっけ?
現物取引とは、各証券取引所に上場している株を売買する取引(いわゆる、普通の株取引)のことです。
LINE証券では、東京証券取引所に上場している約3,700銘柄を100株単位で取引できます。
1回あたりの約定代金 | LINE証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | SBIネオトレード証券 |
---|---|---|---|---|---|
5万円 | 55円 | 55円 | 55円 | 55円 | 50円 |
10万円 | 99円 | 99円 | 99円 | 99円 | 88円 |
20万円 | 115円 | 115円 | 115円 | 115円 | 100円 |
50万円 | 275円 | 275円 | 275円 | 275円 | 198円 |
100万円 | 535円 | 535円 | 535円 | 535円 | 374円 |
SBIネオトレード証券が一番安いですが、基本的にはどこの証券会社も同じような手数料となっています。
ただし、ここで注意が必要なのはLINE証券を除く4社は1日定額コースも用意しており、手数料0円から投資できるという点です。
1日あたりの約定代金 | LINE証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | SBIネオトレード証券 |
---|---|---|---|---|---|
50万円 | なし | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
100万円 | なし | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
200万円 | なし | 1,238円 | 2,200円 | 2,200円 | 1,100円 |
300万円 | なし | 1,691円 | 3,300円 | 3,300円 | 1,540円 |
手数料だけを見ると、SBIネオトレード証券とSBI証券の方が良さそうだね!
手数料の面ではSBIネオトレード証券が一番安いですが、取扱商品の豊富さや積立投資ではSBI証券の方が使いやすいです。
そのため、現物取引はSBIネオトレード証券、つみたてNISAなどの長期投資はSBI証券、といった使い分けがおすすめです。
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信用取引
信用取引とは、現金や有価証券を担保にして、証券会社から資金や株式を借りて売買する取引のことです。
信用取引では、手持ちの資金の約3倍の取引ができるため、期待できる利益も大きくなります。(その分リスクも大きくなります)
1回あたりの約定代金 | LINE証券 | SBIネオトレード証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 |
---|---|---|---|---|---|
10万円 | 無料 | 無料 | 99円 | 99円 | 99円 |
20万円 | 無料 | 無料 | 148円 | 148円 | 148円 |
50万円 | 無料 | 無料 | 198円 | 198円 | 198円 |
50万円越え | 無料 | 無料 | 385円 | 385円 | 385円 |
LINE証券の信用取引では、約定代金に関わらず、売買手数料はいつでも無料です。
また、SBIネオトレード証券も無料となっています。
信用取引ならLINE証券も良いし、SBIネオトレード証券も良いんだね!
いちかぶ(単元未満株)
いちかぶとは、LINE証券の単元未満株の愛称です。
一般的な株式取引は100株単位(単元株)での取引となりますが、いちかぶでは1株単位(単元未満株)で取引できます。
LINE証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|---|---|
手数料 | 0.35%(スプレッド) | 買付:無料(0円) 売却:0.55% | 取り扱いなし | 約定代金の0.55% 最低手数料は52円(税込) | 買付:無料(0円) 売却:0.55% |
LINE証券の単元未満株投資では手数料は無料ですが、取引コストとして、スプレッド(差額)を乗せる方式としています。
LINE証券、ちょっと高いね…
SBI証券やマネックス証券と比較すると、取引ごとにスプレッドが発生するため、高くなってしまいます。
とはいえ、リアルタイムで約定する単元未満株の取り扱い銘柄数は1,500銘柄以上あります。
平日21時まで取引でき、仕事終わりに取引もできるため、日中は仕事があってなかなか投資できない人におすすめです。
単元未満株について詳しく知りたい方は「ミニ株(単元未満株)とは?メリット・デメリットやおすすめの証券会社を紹介!」の記事を参考にしてください。
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投資信託
投資信託とは、投資家から預かったお金をひとつにまとめて、投資のプロが運用し、その生まれた利益を投資家に分配する仕組みの金融商品のことです。
プロに運用をお任せできるんだよね!
投資信託は銘柄によって取引手数料が異なるため、一概に比較はできませんが、LINE証券ではどの銘柄を購入しても買付手数料は無料です。
ただし、手数料以外の点でいうと、他の証券会社が100円から積み立てできるのに対し、LINE証券は1,000円からの積み立てとなります。
1,000円以下の少額で投資をしたい方は、LINE証券は不向きだワン!
LINE証券について詳しく知りたい方はコチラ
LINE証券の手数料をお得にする3つの方法
ここからはLINE証券の手数料をお得に利用する方法を3つご紹介します。
以下で詳しく解説します。
①手数料無料の取引を利用する
LINE証券では、他社では手数料がかかる取引でも無料でできることもあります。
たとえばどんなものが無料になるの?
- 信用取引の売買手数料
- 投資信託の購入手数料
- IPOの購入手数料
上記の取引をする人は、コストを抑えて取引ができます。
投資信託は資産形成の王道だよね!
LINE証券で購入できるおすすめの投資信託については「LINE証券のおすすめ投資信託は?高パフォーマンスの人気ファンドが購入手数料0円!」の記事でまとめていますので、参考にしてみてください。
②LINEポイントを利用する
LINE証券では、貯まったLINEポイントを利用して投資ができます。
LINEポイントってどんなもの?
LINEポイントは、LINEショッピングやLINE Payの支払いで貯まるポイントのことで、LINEに関するサービスを利用するとポイントが貯まります。
いきなり株を買うのは不安でも、ポイントでなら気軽にはじめられるワン!
③キャンペーンを有効活用する
LINE証券では、定期的にキャンペーンを実施しており、上手に活用することで必要な手数料を低コストで取引できます。
例えば、口座開設後、クイズに正解で最大1000円相当の株の購入代金をプレゼントするキャンペーンはよく行われます。
プレゼントされるなら手数料も必要ないもんね!
また、「株のタイムセール」というものもあります。
これは株式がセール時間内に安く買えるサービスで、3%・5%・7%オフの割引価格で投資することができます。
対象銘柄はセール開催ごとに異なりますが、過去にタイムセール対象となっていた銘柄例は以下の通り。
- オリエンタルランド(4661)
- 三菱地所(8802)
- パナソニック(6752)
- ソフトバンクグループ(9984)
- マツダ(7261)
株が安く買えたら、手数料分を相殺できるね!
LINE証券のメリット5選
LINE証券には以下の5つのメリットがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
①少額から投資できる
LINE証券では「いちかぶ(単元未満株)」という投資の種類があります。
一般的な株式投資では一単元(100株)での投資が必要なのですが、いちかぶでは1株単位で投資をすることができます。
例えば2022年10月3日時点で1単元64,800円の「三菱UFJフィナンシャル・グループ」に投資したい場合、「いちかぶ」なら648円から購入可能です。
取引単位が少なければ初心者の方でも少額から始めやすく、分散投資も簡単にできます。
お試し感覚で投資を始めたい人に最適だね!
②LINEポイントやLINE Payを利用できる
LINE証券では、日ごろ貯めたLINEポイントで投資をすることができます。
1ポイント=1円として利用することができ、全商品に投資することが可能です。
LINEポイントはLINEPayを使って買い物をしたり、LINEショッピングやLINEモバイルなどのLINEサービスを利用して貯めることができます。
貯めたポイントをさらに増やすことができるワン!
中でもおすすめのポイントのため方は、Visa LINE Payクレジットカードを利用することです。
Visa LINE Payクレジットカードはどこでも還元率が1%で、年会費永年無料のお得なカードです。
VisaクレジットカードとLINE Payそれぞれのメリットを持ち合わせており、使いやすい一枚となっています。
LINEポイント投資と相性がとてもいいカードなので、この機会にご検討してみてはいかかですか?
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③いちかぶの取引手数料が0円
LINE証券では1株から取引できる「いちかぶ」の取引手数料が無料です。
その代わり、「スプレッド」という取引コストが0.35~1.0%かかるのですが、こちらも日中は業界最低水準です。
スプレッドは、一株の基準価格に対してLINE証券が上乗せする差額のことだワン!
また、信用取引売買手数料もインターネット取引の場合、無料となっています。
④スマホのLINEアプリだけで完結する
普段から使い慣れているLINEアプリで口座開設から実際の投資まで完結するため、 他のアプリやサイトを開く必要はありません。
新しくアプリを入れる手間も無く、通知もLINEアプリから来るので簡単に情報収集することができます。
LINEログイン時のパスワードと別にLINE証券専用の暗証番号を設定でき、重要情報は暗号化されるなどセキュリティ対策も万全。
LINE証券の公式アカウントを追加すれば投資関連ニュースも受け取れるので、情報収集から取引まで一括で行えますよ。
スマホ証券の中でも、手軽さはピカイチだワン!
⑤キャンペーンやタイムセールが豊富
LINE証券では定期的にお得なキャンペーンやタイムセールを行っています。
例えば、口座開設後、クイズに正解で最大1000円相当の株の購入代金をプレゼントするキャンペーンはよく行われます。
また、「株のタイムセール」というものもあります。
これは株式がセール時間内に安く買えるサービスで、3%・5%・7%オフの割引価格で投資することができます!
LINE証券のデメリット2選
ここからはLINE証券のデメリットについて解説します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①一般NISAが利用できない
LINE証券は「NISA」に対応していません。
NISAって何だっけ?
NISAは年間120万円以下の投資で発生した利益が非課税になるという制度で、成人であれば誰でも使うことができます。
LINE証券はNISAに対応していないので、株式や投資信託への売却益には20.315%の税金が課されます。
ただし、2021年5月10日に「iDeCo(個人型確定拠出年金)」に対応したので、iDeCoを使えば非課税制度が利用できますね。
iDeCoは積立金が税額控除の対象になるから節税効果が高いよね!
また、 2022年2月9日からはつみたてNISAの取り扱いも開始し、専用の「野村スリーゼロ先進国株式投資」が人気を集めています。
この投資信託の特徴は、販売手数料・運用手数料・信託財産留保額が全て0円と、今までに無い投資信託になっています。
投資初心者の方はまずはつみたてNISAから始めてほしいワン!
つみたてNISAについて詳しく知りたい方はコチラ
②取扱商品が少ない
LINE証券で取り扱っている投資信託の銘柄や投資商品は、他の証券会社と比べて少なめです。
実際に2022年7月時点における投資信託の取扱い銘柄数や投資商品について、ネット証券大手のSBI証券と比較しました。
項目 | LINE証券 | SBI証券 |
---|---|---|
投資信託の取扱い銘柄数 | 33銘柄 | 2,709銘柄 |
国内株式 | ◯ | ◯ |
単元未満株 | ◯ | ◯ |
ETF | ◯ | ◯ |
外国株式 | △* | ◯ |
債券 | × | ◯ |
先物取引 | × | ◯ |
とはいえ、投資初心者にとって、選択肢が増えるほどどれを選択したらいいのか悩んでしまいますよね。
LINE証券では初心者でも簡単に投資が始められるように、取扱商品が厳選されているため、あまりデメリットにはならないかもしれません。
でも、やっぱり私はSBI証券の方がお得な気がするなぁ…
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LINE証券で実施中のキャンペーン【最新】
お得に投資を始められるキャンペーンはある?
LINE証券は初心者でも気軽に利用できるよう、頻繁にキャンペーンを開催しています。
2022年12月現在、実施されているキャンペーン例は以下の通りです。
キャンペーン名 | 実施期間 | キャンペーン内容 |
---|---|---|
LINE証券デビュー特典 | 常時開催 | 最大4,000円相当をプレゼント |
アフタヌーンセール | 不定期で開催 | 「いちかぶ」の取引コスト0円 現物取引手数料が実質0円 |
友だち招待プログラム | 常時開催 | 紹介者に500ポイントをプレゼント |
他の証券会社には見られないキャンペーンも多いワン!
詳しいLINE証券のキャンペーン情報については、以下の記事で解説しています。
LINE証券の最新キャンペーン情報
LINE証券の手数料に関するよくある質問
ここからはLINE証券に関するよくある質問について解説します。
以下で詳しく解説します。
Q.LINE証券の手数料は高いって本当ですか?
LINE証券は、他の証券会社と同水準の手数料の安さで取引できます。
特に現物取引は、業界最低水準の手数料で取引でき、コストは少なく抑えられます。
LINE証券、お得だね!
ただ、SBI証券や楽天証券のように1日100万円未満の取引だと手数料無料という選択肢がないことは注意しましょう。
Q.LINE証券の手数料は改悪されてもお得ですか?
2021年8月にLINE証券の手数料体系が現在の内容に変更されました。
これまではどうだったの?
これまでは、LINE証券では買付手数料が無料でした。
とはいえ、変更されても業界最安水準の手数料体系で利用できます。
今までがお得すぎたんだね!
Q.LINE証券は出金時に手数料がかかりますか?
LINE証券では、以下の3つの出金方法があります。
- LINE Payへの出金
- 出金口座への振込
- 他サービスの口座(FX口座、各CFD口座)への振替出金
どれも無料・24時間受け付けており、口座への振り込み以外は即時反映されます。
口座名義と異なる名義への出金はできないから注意が必要だワン!
【まとめ】LINE証券の手数料
LINE証券の手数料体系が良く分かったよ!
LINE証券の手数料体系を中心に、メリットデメリットについて解説しました。
最後に重要なポイントを3点にまとめます。
- LINE証券はスマホ1台で少額から始められるネット証券
- 株のタイムセールや入会キャンペーンでお得に投資を始められる
- 手数料はSBI証券やマネックス証券の方がお得!
結論として、手数料の面ではLINE証券は少し割高のため、他のネット証券を利用した方がお得でしょう。
1日あたりの約定代金 | LINE証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | SBIネオトレード証券 |
---|---|---|---|---|---|
50万円 | なし | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
100万円 | なし | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
200万円 | なし | 1,238円 | 2,200円 | 2,200円 | 1,100円 |
300万円 | なし | 1,691円 | 3,300円 | 3,300円 | 1,540円 |
現物株や信用取引の手数料をなるべく抑えたい方は、手数料が安いSBIネオトレード証券で口座開設するのがおすすめです。
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