・ジュニアNISAはおすすめじゃない?
・NISAの種類、使い方を詳しく知りたい!
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- ジュニアNISAは2023年までしか開設できない
- 新NISAには大きなメリットがある
- 新NISA口座は早めに作ろう
⚠️ジュニアNISAは2023年で廃止
ジュニアNISAの口座開設は、2023年9月をもって受付を終了しました。
2024年から始まった「新NISA」では、未成年(18歳未満)は本人名義での開設ができません。
本記事では、18歳以上でジュニアNISAの利用を検討していた方向けに、新NISAについて解説していきます。
新NISA制度について詳しくは、以下の記事もあわせて参考にしてください。
「子供の将来のための資金」として、ジュニアNISAを検討したことがある方も多いのではないでしょうか。
残念ながら、ジュニアNISAは2023年をもって廃止されたものの、2024年1月から新NISA制度が始まりました。
今回はジュニアNISAの廃止理由や廃止後の資金や商品の流れ、NISAそのものの特徴まで詳しく解説します。
NISA開設におすすめの証券会社も紹介しているワン!
ジュニアNISAとは【2023年で終了】
そもそもNISAって?
そもそも一般的なNISAやジュニアNISAなど、「NISA」とは何なのでしょうか。
通常、株式投資をすると、利益として以下の2つが生じます。
売却利益 | 配当金 |
---|---|
株を買ったときよりも高く売った場合に得られる利益 | 企業に儲けが出た場合に、投資家(株を持っている人)に還元されるお金 |
(例)50万円で買った株式を100万円で売却 →50万円の売却利益 | (例)1株あたり100円の配当金が発生。1,000株持っている場合 →100×1,000株=10万円の配当金 |
そして、通常これらの利益には20.315%の税金がかかります。
上の表を例にすると、
売却利益・・・50万円×20.315%=101,575円
配当金・・・10万円×20.315%=20,314円
合計すると、121,889円の税金がかかってしまいます。
しかし、NISAは証券口座で発生したこれらの利益にかかる税金が免除(非課税)となります。
新NISAは年間360万円、ジュニアNISAは年間80万円まで投資できるワン!
ジュニアNISAは2023年末で廃止
NISAには3つの種類がありますが、2023年9月末時点での口座開設数は以下の通りとなっています。
NSIAの種類 | 開設されている口座数 |
---|---|
一般NISA | 約1,128万口座 |
つみたてNISA | 約906万口座 |
ジュニアNISA | 約104万口座 |
ジュニアNISAは圧倒的に少ないね…
ジュニアNISAは先ほど説明したデメリットもあり、他のNISAに比べて使い勝手が悪いという印象になってしまいました。
そのため、「廃止されるのでは?」という噂はありましたが、2023年に正式に廃止が決まりました。
新NISAの三つのメリット
ジュニアNISAの代わりに何を始めればいいの?
実は今、新NISAの開設が増えているんだワン!
このようにジュニアNISAは制度そのものが廃止され、2024年からは新しい口座を作れなくなります。
しかし、2024年から始まる新NISAに関しては口座開設が可能です!
制度と非課税期間が恒久化される
現行のNISA制度では一般NISAが2023年まで、つみたてNISAが2042年までの制度であり、現在学生の方など投資できる環境にない方には使いにくい制度でした。
たしかに、つみたてNISAで5年後投資できるようになっても、非課税枠を満額使い切れるわけではないもんね…
しかし、今回の改正により制度と非課税期間が恒久化されることとなります。
非課税期間が恒久化されるから、いつ使い始めても枠で損することはないね!
投資枠が拡大される
現行のNISA制度の最大投資可能枠は以下の通りです。
一般NISA | 年間120万円×5年間=600万円 |
つみたてNISA | 年間40万円×20年間=800万円 |
1年分の投資枠はその年中に使い切れなければ、枠は消えてしまい、翌年以降に持ち越すこともできません。
毎年枠を使い切れるように生活をちょっと切り詰めていたよ…
しかし2024年の改正後は、年間360万円(つみた投資枠120万円+成長投資枠240万円)まで投資可能で、投資可能期間は無期限となります。
年間の投資枠は最大の枠が定められているだけで、いつ投資枠を使っても良いため、「枠を使い切れなかった」となることはないでしょう。
買付残高で生涯1,800万円が最大投資枠となる予定で、そのうち成長投資枠は最大1,200万円となります。
買付残高で1800万円のため、1800万円分投資してもその後売却すれば、再投資が可能となります。
売却をすればその枠で新規投資できることを考えると、数年スパンで利益確定をして積極的に再投資する手法も可能です。
つみたて投資だけの場合は、何年間積み立てられるんだろう?
つみたて投資だけの場合、最大投資枠の1800万円が適用予定のため、以下のようになりますね。
毎年の積立額 | 積立可能な期間 | 計算式 |
---|---|---|
毎年36万円の場合(毎月3万円) | 50年間 | 1800万円÷36万円=50年 |
毎年60万円の場合(毎月5万円) | 30年間 | 1800万円÷60万円=30年 |
毎年120万円の場合(毎月10万円) | 15年間 | 1800万円÷120万円=15年 |
最初の5年は24万円(毎月2万円) 6年目以降は48万円(毎月4万円)の場合 | 40年間 | 1800万円-120万円(最初の5年)=1680万円 1680万円÷48万円=35年 5年+35年=40年 |
このように、積立金額に応じて15~50年ほどは投資を続けることができます。
つみたて投資の醍醐味は毎月同じ金額を積み立てる「ドルコスト平均法」にあるため、なるべく一定額を積み立てるのがおすすめです。
ドルコスト平均法とは
同じ金額を一定の期間で投資することで、平均投資単価を下げる手法。
例えば毎月1万円を投資する場合、対象商品の価格が1万円なら1個、8000円なら1.25個、13,000円なら0.83個と高い時は少なく、安い時は多く買うことができる。
これにより、平均投資単価を下げてリターンを上げやすくする。
例えば20代のうちは毎月3万円、30代になったら毎月5万円、など収入に応じて10年単位で積立額を変えるアイデアもあるワン!
併用ができる
現行のNISA制度では、つみたてNISAか一般NISAどちらかを選ぶ必要がありました。
つみたてNISAで投資に慣れてきても、個別株投資する時は税金がかかっちゃうんだよね…
しかし、2024年以降は新NISAの中に積立投資も個別株投資も含まれるため、つみたてNISAと一般NISAが併用できるイメージです。
そのため、NISA枠の範囲内で毎月積立をしつつ、日米の個別株投資もNISA枠の中で投資できるようになるのです。
組み合わせの例を以下でいくつか挙げてみました。
つみたてNISA(新NISAではつみたて投資枠) | 一般NISA(新NISAでは成長投資枠) |
---|---|
毎年120万円を5年間積立=600万円 | 毎年240万円で5年間アメリカ株投資=1,200万円 |
毎年36万円を30年間積立=1,080万円 (成長投資枠分も積立投資として活用) | 毎年100万円~110万円で7年間個別株投資=720万円 |
毎年60万円を20年間積立=1,200万円 (成長投資枠分も積立投資として活用) | 毎年100万円で6年間個別株投資=600万円 |
\人気No.1/
まだ証券口座を持っていない方は、当社のおすすめネット証券会社独自調査でも人気No.1だったSBI証券がおすすめです。
いろはにマネーからの口座開設限定でオリジナルレポート「10億円運用した『たけぞう』直伝!2024年の投資戦略」もプレゼント!
*オリジナルレポートプレゼントキャンペーンの詳細はこちら
2024年以降で未成年がNISAを始める場合はどうしたらいい?
ジュニアNISAが無いなら一体何をやればいいの?
結論から言うと、18歳以上の成人になるまで2024年から始まる新NISAを始めることはできないです。
成人になるまでは自身で経済やお金について勉強したり、将来必要になるお金の量から成人後に毎月いくら投資しなければいけないのか調べておくのがいいかもしれません。
既にジュニアNISA口座を開設していた人は?
・現行のジュニアNISAで投資していた商品は、非課税期間(5年)終了後、自動的に継続管理勘定に移管され、18歳以上の成人になるまで非課税で保有することが出来ます。
2024年以降は年齢や事由に関わらず、ジュニアNISA口座で保有している商品の払い出しや預り金の出金が非課税で行うことが出来ます。
\最短5分で開設申込完了/
新NISAにおすすめの証券会社
新NISAのおすすめの証券会社を教えて!
新NISAを作るのであれば、手数料を抑えられるネット証券がおススメです。
中でもおススメなのが以下の3つの証券会社。
以下で詳しく解説します。
SBI証券
SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1を誇る大人気のネット証券であり、100円から積み立てることができるので、初心者にもおすすめ。
子供のための積立にももってこいの証券会社です。
僕の周りはSBI証券を使っている人が多いな!
手数料が業界最安水準であり、取り扱っている商品も多いため最初の口座開設でもおススメ。
また、「いろはに投資」の独自調査でも、「2021年・2022年ともに本当におすすめしたい証券会社No.1」に選ばれているなど、評判が良い証券会社です。
\人気No.1/
まだ証券口座を持っていない方は、当社のおすすめネット証券会社独自調査でも人気No.1だったSBI証券がおすすめです。
いろはにマネーからの口座開設限定でオリジナルレポート「10億円運用した『たけぞう』直伝!2024年の投資戦略」もプレゼント!
*オリジナルレポートプレゼントキャンペーンの詳細はこちら
あわせて読みたい
楽天証券
楽天証券は楽天グループという強みを活かし、あなたの資産形成をより効率的に進めてくれるのが人気の秘訣です。
NISA口座数は国内No.1と、圧倒的な人気を誇っています。
楽天ポイントが使える・貯まる証券会社だよ!
詳しい特徴としては、以下の通りです。
- 新規口座開設数4年連続No.1(主要ネット証券中:auカブコム、松井、マネックス、SBI)
- 参加費無料の投資セミナーも定期的に開催
- 株式ツール「マーケットスピードⅡ」が使い放題
- 投信積立で楽天カード決済を選ぶとポイントが貯まる
また、投資信託・国内株式手数料が無料という点もお得ですね。
楽天経済圏の方なら、とってもお得に資産形成ができそう!
\最初の証券会社におすすめ/
楽天証券はNISA口座数No.1!(2023/05/08時点)
楽天ポイントが使えたり、100円から積立投資ができるなどメインの証券口座としてもおすすめです。
あわせて読みたい
マネックス証券
マネックス証券は2023年3月時点で総口座数が221万件を突破した、大手ネット証券です。
SBI証券や楽天証券に次ぐ規模ね!
マネックス証券は米国株取引で時間外取引もできるネット証券で、米国株投資に強みを持っています。
また、日本株式も「1株単位で取引できる単元未満株」を取り扱っているため、新NISA口座を使った投資にも適していると言えるでしょう。
どうせなら特典がお得な証券会社で投資しよう!
\キャンペーン実施中/
dカード積立とショッピング利用で最大5.0%のdポイントが
還元されるキャンペーンを実施中!
あわせて読みたい
【まとめ】新NISAはいますぐ開設すべき
ジュニアNISAは使えなくなったし、今のうちに開設しておこう!
今回はジュニアNISAの制度廃止の理由や廃止後の商品の扱い、新NISA開設のメリットなどを詳しく解説しました。
最後に、この記事の重要な3点をまとめます。
- ジュニアNISAは2023年までしか開設できない
- 新NISAには大きなメリットがある
- 新NISAは急いで作るべき
\投資を始めるなら/
まだ証券口座を持っていない方は、いろはに投資の調査でも人気No.1だったSBI証券がおススメです。
国内株式は1日100万円まで手数料無料、S&P500連動の投資信託やETFも買付手数料無料で投資が出来ます。
『いろはに投資』では、あなたの投資ライフをより効率よく進めるための情報発信を行っています。
LINE公式アカウントにも、未来の生活をもっと豊かにする情報が盛りだくさんなので、さっそく追加してみてくださいね。