・マーケット情報が充実している証券会社はどこだろう?
・初心者に役立つ投資情報は、どの証券会社が多いのかな…
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- 総合証券会社である野村證券や大和証券は、人気アナリストによるリサーチレポートやセミナーを多数提供
- SBI証券や楽天証券など大手ネット証券は、Webでの情報提供が充実
- マネックス証券は米国・中国株に関する情報量が豊富
株式投資をする上で、株価に影響する経済市況や最新ニュースなどのマーケット情報を入手することは非常に重要です。
でも、たくさんある情報からどうやって選んだら良いんだろう?
実は、多くの証券会社では豊富なマーケット情報を口座保有者に向けて提供しています。
とはおえ、証券会社によって得意分野やレポートの数はさまざま。
そこで本記事では個人投資家へのアンケート結果をもとに、マーケット情報が充実している証券会社や、その特徴を紹介します。
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まだ証券口座を持っていない方は、当社のおすすめネット証券会社独自調査でも人気No.1だったSBI証券がおすすめです。
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証券会社から得られるマーケット情報とは?
証券会社に口座開設をすると、投資に関する様々なマーケット情報をチェックすることができます。
そもそもマーケット情報ってなんだ?
良質なマーケット情報を入手できれば、資産運用が効率的になりそうだね!
ただ、証券会社によってマーケット情報の量や質は異なります。
独自のアナリストレポートが充実していたり、有料コンテンツを無料で閲覧できるなど各社それぞれ特徴があります。
例えば筆者が口座を持っているSBI証券では、日本株や不動産、アメリカ株のオリジナルレポートが充実しています。
他にも、会社四季報を無料で見ることも出来るワン!
以下では、マーケット情報が充実している証券会社をランキング形式でご紹介します。
【早見表】マーケット情報が充実している証券会社
まずは、当メディア「いろはに投資」を運営する、株式会社インベストメントブリッジが行った独自調査の結果を見ていきましょう。
今回は、株式投資・IR情報サイト「ブリッジサロン」に登録中の投資家と「いろはに投資」のLINE友だちに、マーケット情報が充実している証券会社を聞いてみました。
1位は総合証券である「野村證券」、続いて「SBI証券」、「大和証券」がランクインしました。
1位の野村證券と2位のSBI証券は、特に僅差だね!
4位と5位には「楽天証券」や「マネックス証券」がランクインし、大手ネット証券が支持を集める結果となりました。
以下の表で、それぞれの証券会社の提供コンテンツを紹介するワン!
大手証券のマーケット情報一覧
野村證券 | SBI証券 | 大和証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | |
---|---|---|---|---|---|
情報コンテンツ | ・投資情報スマホアプリ「FINTOS!」 ・会社四季報 | ・トレーディングツールアプリ「HYPER SBI 2」 ・「SBI証券 株アプリ」 ・トムソンロイター ・フィスコ ・モーニングスター ・会社四季報 等 | ・株式マーケット情報AIチャット「株talk」 ・スマホアプリ「株walk」 | ・投資情報メディア「トウシル」 ・トムソンロイター ・フィスコ ・バロンズ・ダイジェスト ・会社四季報 ・日経テレコン21 等 | ・投資情報メディア「マネクリ」 ・フィスコ ・会社四季報 ・バロンズ・ダイジェスト ・日経QUICKニュース 等 |
アナリストレポート | ・Nomura Funds21 ・銘柄ピックアップ ・野村週報 ・国際金融為替ウィークリー 等 | ・自社アナリストレポート ・週刊 日本株式アウトルック ・中国経済レポート 等 | ・セクタートレンド ・企業レポート(国内・海外) ・ダイワウィークリー ダイワ投資情報マンスリー 等 | ・楽天証経済研究所 企業調査レポート 等 | ・フィスコマーケット展望 ・J.P.モルガン/ TIW提供のアナリストレポート 等 |
セミナー | ・オンラインセミナー ・「野村のハッピーライフセミナー」 | ・「日経CNBC市況オンラインセミナー」 ・個人投資家向けオンライン会社説明会 等 | ・オンラインセミナー ・「大和証券マネースクール」 等 | ・オンラインセミナー | ・対面型/ オンラインセミナー |
どこも充実しているように感じるけど…?
確かにどの証券会社も大手なので、情報量は充実しています。
例えばSBI証券・楽天証券・マネックス証券といったネット証券では、Webサイトやアプリで簡単に国内外のニュース配信を閲覧できる点が便利ですね。
一方野村證券や大和証券では、店舗で具体的な情報を得られることに加え、自社作成レポートが充実しているというメリットも挙げられます。
投資情報が充実している証券会社TOP5
ここからは、マーケット情報が充実している証券会社TOP5を深掘りしていきます。
以下の5社で得られる投資情報を、具体的に見ていきましょう!
1位:野村證券
野村證券の基本情報(クリックで開く)
形態 | 総合証券 |
取扱商品 | 国内株式、外国株式、投資信託、債券、FX、ラップ口座、預金、ローン、保険・年金保険 等 |
最低積立額 | 1,000円 |
現物取引最低手数料 | 店舗(本・支店) 2,860円~ オンライン専用支店 152円~ |
NISA | 〇 |
iDeCo | 〇 |
野村證券は、90年以上の歴史と実績を持つ総合証券会社。
1位にランクインしたのには、大手総合証券であるからこその理由があります。
野村證券の特徴
- ニュース番組でも活躍するアナリストによる、マーケット解説動画を多数配信
- 野村の投資情報アプリ「FINTOS!(フィントス)」で投資情報を無料配信
- 毎週のマーケット情報を掲載した「週刊野村市場展望」や、注目のテーマを厳選した「銘柄ピックアップ」など多彩なアナリストレポート
野村證券のマーケット解説動画は配信数が多く、内容が充実しているという声がアンケートの中でも多数ありました。
2021年2月にリリースされた「FINTOS!(フィントス)」は、多くのメディアが発信する投資情報や銘柄情報を簡単に閲覧できるアプリとして人気を集めています。
個人投資家が利用しやすいコンテンツが豊富だね!
また、野村證券はオリジナルのアナリストレポートも強みです。
業種ごとに専門のアナリストがいるため、今後の市場見通しや最新のマーケット情報も専門家ならではの視点で解説してくれます。
以下に記載しているのは、野村證券に口座開設をすると閲覧できるアナリストレポート一覧です。
- Nomura Fund21(口座開設をしていなくても閲覧可能)
- Nomura21 Global
- 銘柄ピックアップ -話題のテーマから-
- 野村週報
- 週刊 野村市場展望
- 国際金融為替ウィークリー
- 国際金融為替マンスリー
- 野村マンスリー投資会議(要約)
こんなにたくさんのアナリストレポートがあるんだね…!すごい情報量!
野村證券の口コミを見る(クリックで開く)
情報量・取り扱い共に多い。
情報豊富でタイムリー。対面証券なので、担当者が親切で総合的に頼りになる。
大手証券ならではのマーケット情報が豊富。
\大手総合証券ならではの信頼/
2位:SBI証券
SBI証券の基本情報(クリックで開く)
形態 | ネット証券 |
取扱商品 | 国内株式、外国株式、投資信託、債券、FX、先物・オプション、CFD、金・銀・プラチナ、保険 等 |
最低積立額 | 100円~ |
現物取引最低手数料 | 国内株式 スタンダードプラン 55円~ アクティブプラン 0円〜 |
NISA | 〇 |
iDeCo | 〇 |
手数料も安く、国内株式取引シェアNo.1を誇るSBI証券は、情報コンテンツも充実しています。
SBI証券の特徴
- 個別銘柄の分析ツールが充実
- 四季報やトムソン・ロイターなど、有料級コンテンツが豊富
- 高機能トレーディングツール「HYPER SBI 2」ではマーケット情報が一目瞭然
今まで使われていた「HYPER SBI」に変わり、新たにアップデートされユーザビリティが格段に向上した「HYPER SBI 2」に特に注目。
「HYPER SBI 2」は投資に必要な情報収集、情報分析から注文発注まで一貫して行うことができる高性能トレーディングツールです。
「HYPER SBI 2」で確認できるマーケット情報は、主に以下の通りです。
- マーケットサマリーを確認する
国内および海外の主要指標、為替、マーケットニュース、株価の各種ランキングを確認できます。
- 主要指標を確認する
日経平均、日経平均先物などの国内指標、NYダウ、NASDAQなどの海外指標、および国内の各市場の出来高、売買代金などの市場概況を確認できます。
- 為替を確認する
各通貨の対円レート、各通貨の対米ドルレート、およびクロスレートを確認できます。あわせて、最新の為替ニュースも確認できます。
重要な情報が一つのツールにまとめられていて、忙しい投資家に便利な機能だね!
SBI証券の口コミを見る(クリックで開く)
自分の証券口座の画面内に知りたい情報があり、すぐに検索できる。
フォロー体制が整ってそうだし、安心感がある。
SBI証券には、便利な機能と豊富な情報量のアプリがあるからオススメ。
各商品の運用実績等、情報が分かりやすく銘柄を選びやすい。
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あわせて読みたい
3位:大和証券
大和証券の基本情報(クリックすると開きます)
形態 | 総合証券 |
取扱商品 | 国内株式、外国株式、投資信託、債券、ファンドラップ、FX、預金、年金・保険 等 |
最低積立額 | 100円 |
現物取引最低手数料 | ダイワ・コンサルティングコース 店舗:2,750円〜 ネット:2,090円〜 ダイワ・ダイレクトコース 店舗:1,925円〜 ネット:1,100円〜 |
NISA | 〇 |
iDeCo | 〇 |
質の高い対面取引はもちろん、オンライントレードにも対応している大和証券。
大手証券会社だけあって投資情報が充実しており、アナリストレポートも豊富です。
大和証券の特徴
- 投資初心者のための無料セミナーや講演会を実施
- アナリストランキング上位者による投資情報誌・リサーチレポート
- 大和証券のSNSアカウントでは積極的に情報を配信
タイムリーな国内外のマーケット情報を動画で閲覧できるほか、人気のアナリストが執筆したレポートも無料で見ることが出来ます。
TwitterやFacebook、YouTubeなどの各種SNSでも投資やお金の情報を配信している点が好感を持てますね。
その他、インターネットセミナーや店舗での講演会を随時開催しており、投資初心者の方でも安心して始められるようにサポート体制が充実しています。
ちなみに、2019年12月に日経テレコン21(大和証券版)のサービスは終了しているワン…
大和証券の口コミを見る(クリックで開く)
ネットで株式の取引をする時、他社よりも比較的株価の動きや取引数量・成約状況がリアルタイムで見ることができ、参考にしやすい。
相談に対して丁寧に説明してくれるし、企業の情報に信頼ができる。
4位:楽天証券
楽天証券の基本情報(クリックすると開きます)
形態 | ネット証券 |
取扱商品 | 国内株式、外国株式、投資信託、債券、ファンドラップ、先物・オプション、FX、CFD、金・プラチナ 等 |
最低積立額 | 100円 |
現物取引最低手数料 | 超割コース 55円〜 超割コース 大口優遇 0円〜 |
NISA | 〇 |
iDeCo | 〇 |
手数料の安さや、様々なキャンペーンで人気の楽天証券。
クレジットカードやECなど楽天のサービスで貯まる「楽天ポイント」を利用して気軽に投資できるのも、人気が高い理由の一つです。
「J.D. パワー2021年個人資産運用顧客満足度調査」でネット証券部門総合1位を受賞しているよ!
楽天証券の特徴
- 楽天証券の投資情報メディア「トウシル」では、初心者から上級者までカバーした幅広いコンテンツを提供
- 日経テレコン21や、会社四季報、バロンズ・ダイジェストなど有料コンテンツが見放題
- 楽天カードでの積立投資でポイントが貯まる
有料コンテンツである日経テレコン21や会社四季報、バロンズ・ダイジェストが全て無料で閲覧できるのは楽天証券だけです。
また、投資情報メディア「トウシル」は楽天証券経済研究所を中心とした投資・資産運用のプロフェッショナルが執筆をしています。
最新のマーケット情報から家計に関するコラムまで、毎日楽しく読めるマネーメディアとして人気を集めています。
トウシルの公式Youtubeは、2022年4月地点で登録者数15万人を達成しているんだワン!
楽天証券の口コミを見る(クリックで開く)
トウシルなどと言った投資情報サイトが充実している。
売買の操作や株式情報(個別株も含め)も見やすく簡単。
楽天生活圏の人にとっては需要が高い。
\楽天ポイント投資をするなら/
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5位:マネックス証券
マネックス証券の基本情報(クリックすると開きます)
形態 | ネット証券 |
取扱商品 | 国内株式、外国株式、投資信託、債券、先物・オプション、FX、CFD、金・プラチナ、ファンドラップ 等 |
最低積立額 | 100円 |
現物取引最低手数料 | 取引毎手数料コース 55円〜 |
NISA | 〇 |
iDeCo | 〇 |
マネックス証券は米国株・中国株情報が充実していて、独自の銘柄スカウターも人気の大手ネット証券です。
マネックス証券の特徴
- 銘柄スカウターなど分析ツールが充実している
- 独自開発のオリジナルマーケット情報
- 米国・中国株やゴールドなどのマーケット情報も積極的に発信
マネックス証券の企業分析ツール「銘柄スカウター」では、企業が発表する実績/業績予想・プロのアナリストが分析する業績予想など、業績に関するさまざまな情報が見られます。
銘柄スカウターの特徴的な項目としては、以下の4点が挙げられます。
- 過去10期以上の長期業績をグラフ表示
売上高や営業利益などの主要業績を過去10期以上に渡りグラフ表示します。
- 3ヶ月に区切った業績表示
累計ではなく、3ヶ月ごとの業績を一目で確認できます。
- 10年スクリーニング
直近や通期のデータではなく、過去10年間の業績や直近の四半期業績、アナリスト予想などで高度なスクリーニングが可能。
- 理論株価
PER・PBR等の投資指標を統計処理したデータを元に、妥当と考えられる理論株価と想定される株価の上値目途・下値目途を表示します。
複雑な情報が見やすく集約されていて、分析が苦手な人にも助かるワン!
また、マネックス証券は米国株・中国株は合わせて6,000銘柄と、ネット証券でもトップクラスの取り扱い数を誇ります。
銘柄スカウターは日本株はもちろん、米国株と中国株にも対応しています。
米国株・中国株に投資をしたい方、ご自身で銘柄に関する情報を集めて投資をしたい方にはマネックス証券がぴったりです。
自社の強みを生かした独自路線を開拓しているね!
マネックス証券の口コミを見る(クリックで開く)
企業情報が見やすい。
マネックスはやはりアメリカ子会社があり、情報と売買可能な銘柄が多い。
ネット証券だけあって手数料も安いので、使ってます。
使い慣れていることもありますが、マネックスが使いやすい。
特に銘柄スカウターには企業を分析するための情報が集約されている。
\クレカ積立がお得/
マネックス証券なら、カード積立で1.1%のポイント還元!
主要ネット証券(手数料無料のクレカ)で最大規模のポイント付与率です。
【まとめ】マーケット情報が充実している証券会社
以上、実際のアンケート結果をもとに、マーケット情報が充実している証券会社を5社ご紹介しました。
最後に、マーケット情報が充実している証券会社について大事な3点をまとめます。
- 総合証券会社である野村證券や大和証券は、人気アナリストによるリサーチレポートやセミナーを多数提供
- SBI証券や楽天証券など大手ネット証券は、オウンドメディアが充実
- マネックス証券は米国・中国株に関する情報量が豊富
僕はアメリカ株投資に挑戦したいから、マネックス証券にしようかな!
どの証券会社も情報は充実していますが、それぞれ強みとする分野は違います。
まだ証券口座を持っていない人は総合力が高く、手数料も安いSBI証券がおススメですし、外国株投資をしたい方なら銘柄スカウターが使えるマネックス証券がおススメですよ。
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