都市ガス自由化により契約先を選べるようになったものの「いろいろな会社がサービスを提供していて、どこに乗り換えたらいいかわからない…」と悩んでいる人はきっと多いかと思います。
この記事では、数ある都市ガス会社を独自調査し、「価格面」「品質面」で特に優れている会社を9社に厳選しました。
おすすめ順にランキング化したり、エリア別にまとめたりしていますので、ぜひ自分にピッタリの都市ガス会社を見つけてみてください。
【9選】全国のおすすめ都市ガス会社
▼都市ガス会社名をタップすると詳細説明をご覧いただけます。
- CDエナジーダイレクト おすすめ!
公式サイト:https://www.cdedirect.co.jp/personal/
関東エリアでおすすめの都市ガス会社!東京ガスよりも約3%安価な料金設定。中部電力が運営しているから、支払いに充当できる「カテエネポイント」もどんどん貯まります。 - 東京ガス
公式サイト:https://www.tokyo-gas.co.jp/index.html
関東エリアの大手都市ガス会社!新ガス会社が撤廃しがちな「原料調整費の上限」が、しっかり設けられているのが嬉しいところです。供給の安定感も抜群。 - エルピオ都市ガス
公式サイト:https://www.lpio.jp/city_gas/
関東・関西・中部エリアと幅広く対応しているのが魅力!セット割やポイントサービスのないシンプルなプランではあるものの、他社に価格で劣りません。 - 関電ガス
公式サイト:https://kepco.jp/gas/
関東エリアで乗り換えを検討しているならこれ!純粋に単価が安いのに加え、セット割やポイントサービスも充実しているため非常にお得です。 - HTBエナジー
公式サイト:https://htb-energy.com/
大阪ガスより約2~5%安い!電気とセット契約すれば、さらに毎月102円OFFになります。関東・関西・中部エリアに対応。 - TOKAI都市ガス
公式サイト:https://www.tokai-gasdenki.jp/service/
中部エリアで特におすすめ度の高いサービス!TOKAIグループ独自のTLCポイントが年間2,400p付与されたり、電気とのセット割で毎月200円引きになったりと特典満載です。 - 中部電力ミライズ(カテエネガスプラン)
公式サイト:https://miraiz.chuden.co.jp/home/gas/
中部エリアのファミリー世帯におすすめの料金プラン!電気も中部電力にまとめれば、セット割で毎月2%OFFになります。カテエネポイントもどんどん貯まる! - きゅうでんガス
公式サイト:https://www.kyuden.co.jp/gas_index.html
九州電力が手掛ける都市ガスサービス!最大で月1,300円OFFになるセット割が非常に強力です。一般的な家庭でも、年間10,000円以上節約することは難しくないはず。 - 西部ガス
公式サイト:https://www.saibugas.co.jp/
九州エリアの大手都市ガス会社!電気とのセット契約であれば、セット割が効いたり、ポイントがもらえたりと魅力多数。新ガス会社に負けずとも劣らないでしょう。
おすすめの都市ガス会社ランキングTOP5
結論、どの都市ガス会社が一番おすすめなの?
手っ取り早くおすすめの都市ガス会社を知りたい人のために、本記事で紹介する全9社の都市ガス会社の中から「特に安くおすすめ度の高い5社」をランキング形式でご紹介します。
全国からピックアップしているので、どこにお住まいの人でも一早くぴったりの乗り換え先を見つけることができるはず。
【エリア別】おすすめの都市ガス会社9選
どんな都市ガス会社があるのか、しっかり理解したうえで比較したいな。
ここからは「各都市ガス会社をじっくり比較したうえで乗り換え先を決めたい!」という人に向けて、おすすめの都市ガス会社をエリア別に紹介していきます。
安さだけでなく、独自の特徴や供給の安定度なども重視して選定していますので、ぜひ参考にしてみてください。
関東エリアでおすすめの安い都市ガス会社
関東エリアは都市ガス普及が特に進んでいることもあり、選べる会社が多く迷ってしまいがち。
その中でも特におすすめ度の高いところを3社ピックアップしました。
価格の安い順に掲載しているので、迷ったら先頭の会社から検討してみるのもおすすめです。
CDエナジーダイレクト
サービス名 | CDエナジーダイレクト |
運営会社 | 株式会社CDエナジーダイレクト (中部電力と大阪ガスが共同出資) |
供給エリア | 【東京ガスエリア】 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県 |
契約期間/解約金 | 1年更新/なし(電気の一部プランのみあり) |
特徴 | ・大手ガス会社よりも約3%安い ・カテエネポイントがザクザク貯まる ・電気とのセット割でガス代さらに0.5%OFF |
公式サイト | https://www.cdedirect.co.jp/personal/ |
関東エリアで特におすすめの都市ガス会社は「CDエナジーダイレクト」です。
単純にプラン料金で比較しても、関東の大手ガス会社「東京ガス」より基本料金・従量料金ともに安く設定されていることがわかります。
基本料金 | CDエナジーダイレクト | 東京ガス |
---|---|---|
~20㎥まで | 735.46 | 759 |
21~80㎥まで | 1022.38 | 1056 |
従量料金 | CDエナジーダイレクト | 東京ガス |
---|---|---|
~20㎥まで | 140.76 | 145.31 |
21~80㎥まで | 126.42 | 130.46 |
大手から乗り換えるだけで、ガス代が約3%も抑えられるんだね!
また、CDエナジーダイレクトの運営には「中部電力ミライズ」がかかわっていることもあり、中部電力のポイントサービス「カテエネポイント」が貯まるのも魅力の一つ。
主に以下3つの方法でポイントが貯まります。
- 料金連動ポイント
毎月の電気代100円につき1p付与 - 家族ポイント割
2親等以内の家族がCDエナジーダイレクトや中部電力を利用している場合、それぞれに年間1,200p付与 - 祝割
対象のライフイベントごとにポイント付与。
結婚・出産・新居購入で3,000p、子ども進学時に1,000p、誕生日に最大100p
ポイントはガス代の支払いに充当することも可能!ポイントをもらえばもらうほど、他社よりお得度が増していくよ。
もし電力会社もCDエナジーダイレクトにまとめた場合、さらに「ガス代0.5%OFF」の特典も適用され、出費がどんどん抑えられること間違いなしです。
関東エリアで安いガス会社・電力会社を探しているなら、CDエナジーダイレクトはぜひ候補に入れてみることをおすすめします。
\今ならキャンペーンも/
エルピオ都市ガス
サービス名 | エルピオ都市ガス |
運営会社 | 株式会社エルピオ |
供給エリア | 【東京ガスエリア】 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県 【大阪ガスエリア】 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、岡山県 【東邦ガスエリア】 愛知県、岐阜県、三重県 |
契約期間/解約金 | なし |
特徴 | ・50年以上エネルギー事業に携わる老舗が運営 ・従量料金が圧倒的に安い ・ファミリー世帯がお得になりやすい |
公式サイト | https://www.lpio.jp/city_gas/ |
「エルピオ都市ガス」は、50年以上エネルギー事業に従事する株式会社エルピオが提供しているサービスです。
「従量料金が他社よりも圧倒的に安い」という特徴を持っていることから、ガス使用量の多いファミリー世帯は特にお得度が高くなっています。
従量料金 | エルピオ都市ガス | CDエナジーダイレクト | 東京ガス |
---|---|---|---|
~20㎥まで | 125.11 | 140.76 | 145.31 |
21~80㎥まで | 124 | 126.42 | 130.46 |
ガス使用量20㎥までの基本料金は高めだから、一人暮らし世帯等は恩恵を感じづらい場合がある点に注意してね。
参考までに、各世帯の平均的なガス使用量をもとに、月々のガス代がどれくらいになるのかを計算してみました。
エルピオ都市ガス | 東京ガス | CDエナジーダイレクト | |
---|---|---|---|
一人暮らし(15㎥) | 2851 | 2938 | 2846 |
二人暮らし(25㎥) | 4115 | 4317 | 4182 |
三人暮らし(35㎥) | 5355 | 5622 | 5447 |
ガス使用量が多くなればなるほど、料金に差が開いていることがわかるかと思います。
セット割やポイントサービスがなくても安く抑えやすいプランであることから「難しいことを考えなくても、乗り換えだけで安くなる会社がいい!」という人に、エルピオ都市ガスはおすすめと言えるでしょう。
なお、エルピオ都市ガスはキャンペーンの開催に積極的なのも魅力。
2023年5月現在も「新規契約キャンペーン」を開催しているので、乗り換え時はぜひ活用したいところです。
エルピオ都市ガスのキャンペーン情報
- 春の新生活応援キャンペーン(2023年4月1日〜2023年5月31日)
東京ガスエリア/東邦ガスエリア/大阪ガスエリアからの新規申し込みで、
供給開始11ヶ月後のガス料金から4,000円割引 - 京葉ガスエリア供給スタートキャンペーン(2023年2月24日〜2023年5月31日)
京葉ガスエリアからの新規申し込みで、
供給開始11ヶ月後のガス料金から3,000円割引
東京ガス
サービス名 | 東京ガス |
運営会社 | 東京ガス株式会社 |
供給エリア | 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県 |
解約金 | なし |
特徴 | ・原料費調整額に上限が設定されている ・都市ガス事業者としての安心感抜群 ・電気とのセット割もお得 |
公式サイト | https://www.tokyo-gas.co.jp/index.html |
大手電力会社の「東京ガス」ですが、都市ガス自由化以降も利用するメリットがないわけではありません。
単純にガス代だけで比べると、その他新ガスサービスより劣ってしまうことは確か。
ただし、東京ガスには以下のような魅力があります。
- 原料調整費に上限が設けられている(2023年5月現在)
- 都市ガス事業者として世界最大。供給の安定面で非常に優秀
- 新電力サービス「東京ガスのでんき」とのセット割で、電気代毎月0.5%OFF
新電力と比べ、東京ガスのプランは「原料費調整額」に上限が設けられているのが大きなポイント。
万が一燃料価格が急騰してしまったとしても、ガス代が以上に異常に上がってしまう心配はありません。
原料費調整額とは
ガスの元となる「燃料」の価格変動に応じて増減する単価。
ガス使用量を掛け合わせた料金が、基本料金+従量料金に上乗せされる。
都市ガス自由化によって登場した新ガス会社は、昨今の燃料費高騰で運営が厳しくなり、この「原料費調整額の上限」を軒並み撤廃している状態。
プラン料金の安さだけで契約してしまうと、原料費調整額によりガス代がかさんでしまうケースもあるのです。
燃料の市場価格は常に変動しているため、必ずしも新ガス会社のほうが高くなるとは限りませんが、万が一のリスクを避けたいなら東京ガスを継続利用する選択も十分ありでしょう。
供給の安定面でも、抜群の安心感を誇るよ!電気とのセット割もあるから、利用して損なし。
関西エリアでおすすめの安い都市ガス会社
関西エリアでは、大阪ガスで値上げ・原料費上限引き上げなど改悪が続いていることもあり「乗り換えなきゃまずい…!」と考えている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、大阪ガスからの乗り換えに最適な都市ガス会社を3社紹介します。
いずれも大阪ガスよりほぼ確実に安くなるほか、実績面でも申し分ないサービスなので、ぜひ参考にしてみてください。
関電ガス(関西電力)
サービス名 | 関電ガス |
運営会社 | 関西電力株式会社 |
供給エリア | 大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県 |
解約金 | なし |
特徴 | ・関西エリアトップクラスの安さ ・電気とのセット割でガス代毎月3%OFF ・電気ガスの支払料金に応じて「はぴeポイント」が貯まる(支払充当可) |
公式サイト | https://kepco.jp/gas/ |
関西エリアで「都市ガス料金を今よりも抑えたい!」という人に特におすすめなのが「関電ガス」です。
名前からもわかるとおり、関西地方の旧一般電気事業者「関西電力」から提供されている新ガスサービスなんだワン!
どんな世帯が利用しても、大手ガス会社「大阪ガス」よりほぼ確実に安くなるのが魅力。
使用量によっては月500円近い差が生じることもあります。
関電ガスでのガス代 | 大阪ガスでのガス代 | |
---|---|---|
一人暮らし(15㎥) | 3139 | 3381 |
二人暮らし(25㎥) | 4603 | 4977 |
三人暮らし(35㎥) | 5940 | 6423 |
電気使用量の少ない世帯でも、しっかり安くなるのはうれしいね。
そのほか、関電ガスには以下のような魅力もあります。
- 電気(関西電力)とセット契約することで、ガス代毎月3%OFF
- ガス電気の支払い料金に応じて、独自の「はぴeポイント」が貯まる
→電気1000円ごとに8p、ガス1000円ごとに5p
電気とガスをセット契約するだけでお得になる「セット割」があるのは、うれしい人もきっと多いはず。
さらに電気・ガスそれぞれの支払いごとに独自ポイント「はぴeポイント」も貯まるので、関西電力でセット契約するメリットはかなり大きいでしょう。
もちろん「はぴeポイント」は支払い料金に充当できるよ。ほかにも他社ポイントに変換したり豊富なアイテムと交換したりと、使い道いろいろ。
関西電力の電気を利用している人は「そのままガスもまとめる」という選択肢も、非常におすすめですよ。
エルピオ都市ガス
サービス名 | エルピオ都市ガス |
運営会社 | 株式会社エルピオ |
供給エリア | 【東京ガスエリア】 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県 【大阪ガスエリア】 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、岡山県 【東邦ガスエリア】 愛知県、岐阜県、三重県 |
契約期間/解約金 | なし |
特徴 | ・50年以上エネルギー事業に携わる老舗が運営 ・大阪ガスより約5%安い ・キャンペーンを積極的に開催している |
公式サイト | https://www.lpio.jp/city_gas/ |
関東エリアでも紹介した「エルピオでんき」ですが、供給範囲が広く関西エリアでも利用することができます。
大阪ガスを強く意識した料金プランとなっており、乗り換えるだけでガス代を約5%節約可能です。
基本料金 | エルピオ都市ガス | 大阪ガス |
---|---|---|
~20㎥まで | 720.29 | 759 |
21~50㎥まで | 1295.2 | 1364.81 |
従量料金 | エルピオ都市ガス | 大阪ガス |
---|---|---|
~20㎥まで | 165.89 | 174.81 |
21~50㎥まで | 137.15 | 144.52 |
一方、おすすめとして先述した関電ガスの料金と比べてみると、若干ではあるもののエルピオ都市ガスが劣っていることがわかりました。
エルピオ都市ガスでのガス代 | 関電ガスでのガス代 | 差額(エルピオ都市ガス基準) | |
---|---|---|---|
一人暮らし(15㎥) | 3208 | 3139 | +69 |
二人暮らし(25㎥) | 4723 | 4603 | +120 |
三人暮らし(35㎥) | 6095 | 5940 | +155 |
電気使用量が増えるほど、その差は開いていくようだワン。
ただし、エルピオ都市ガスには「契約がシンプル」「キャンペーンが豊富」といったメリットがあることはすでに説明した通り。
特にキャンペーンでは数千円〜数万円単位でも割り引かれることもあるようなので、キャンペーン期間中であればエルピオ都市ガスを狙ってみるのも賢い選択です。
HTBエナジー
サービス名 | HTBエナジー |
運営会社 | HTBエナジー株式会社 |
供給エリア | 【東京ガスエリア】 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県 【大阪ガスエリア】 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県 【東邦ガスエリア】 愛知県、岐阜県、三重県 |
契約期間/解約金 | 1年間/2,640円(1年以上利用するとなし) |
特徴 | ・大阪ガスよりも2%~5%安い ・電気とのセット割で毎月102円引き ・契約件数26万件を突破(電気) |
公式サイト | https://htb-energy.com/ |
先述した2社に比べると若干お得度で劣るものの、関西エリアには「HTBエナジー」という選択肢もあります。
大阪ガスの一般料金よりも2%~5%安くなっているほか、「HTBエナジーのでんき」とセット契約することでさらに毎月102円引きに。
HTBエナジー(セット割あり) | HTBエナジー(セット割なし) | 大阪ガスでのガス代 | |
---|---|---|---|
一人暮らし(15㎥) | 3211 | 3317 | 3381 |
二人暮らし(25㎥) | 4776 | 4878 | 4977 |
三人暮らし(35㎥) | 6192 | 6294 | 6423 |
セット割が効いた場合の、大阪ガスとの差は歴然だね!
同社は電気小売事業をメインに営んでいることもあり、新電力サービスの実績が非常に豊富。
公式サイトによれば「2020年時点で契約件数26万件を突破している」とのことで、いかに多くのユーザーに選ばれているかがわかります。
HTBエナジーのガスは、東京ガスエリア・東邦ガスエリアでも利用可能。
電気も全国対応となっているので、引っ越しなどの際に都度乗り換え先を探す必要がないのは嬉しいところではないでしょうか。
中部エリアでおすすめの安い都市ガス会社
中部エリアでおすすめの都市ガス会社は「エルピオ都市ガス」「TOKAI都市ガス」「中部電力ミライズ(カテエネガスプラン)」の3社です。
それぞれ異なる特徴を持っており、ガスの使い方・世帯構成などによってはどれも最適となりうるでしょう。
各プランをよく比較したうえで、どこに乗り換えるべきか検討してみてください。
エルピオ都市ガス
サービス名 | エルピオ都市ガス |
運営会社 | 株式会社エルピオ |
供給エリア | 【東京ガスエリア】 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、栃木県、茨城県、群馬県 【大阪ガスエリア】 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、岡山県 【東邦ガスエリア】 愛知県、岐阜県、三重県 |
契約期間/解約金 | なし |
特徴 | ・50年以上エネルギー事業に携わる老舗が運営 ・東邦ガスよりも約6%安い ・セット割、ポイントサービスなしだから乗り換えるだけでお得に |
公式サイト | https://www.lpio.jp/city_gas/ |
中部エリアで都市ガス会社を選ぶなら、関東・関西でもランクインしてきた「エルピオ都市ガス」が一番おすすめです。
中部の大手都市ガス会社「東邦ガス」より約6%も安い単価設定となっており、乗り換えでほぼ確実にガス代を節約できるでしょう。
基本料金 | エルピオ都市ガス | 東邦ガス |
---|---|---|
~20㎥まで | 714 | 759 |
21~50㎥まで | 1495 | 1588.88 |
従量料金 | エルピオ都市ガス | 東邦ガス |
---|---|---|
~20㎥まで | 198 | 210.52 |
21~50㎥まで | 159 | 169.03 |
また、その他新ガス会社と比べた場合でも、エルピオ都市ガスの安さは際立つものがあります。
以下は、中部エリアで人気の新ガス3社のガス料金を、世帯別にまとめたものです。
エルピオ都市ガス | TOKAI都市ガス | 中部電力ミライズ | |
---|---|---|---|
一人暮らし(15㎥) | 3684 | 3799 | 3826 |
二人暮らし(25㎥) | 5470 | 5641 | 5523 |
三人暮らし(35㎥) | 7060 | 7280 | 7086 |
どの使用量においても、エルピオ都市ガスが最安だね!
よくあるセット割やポイントサービス等は用意されていないものの、深く考えずとも乗り換えるだけでしっかり安くなる点は、エルピオ都市ガスならではの魅力と言えるでしょう。
キャンペーンを併用することができれば、さらにお得度が増しますよ。
TOKAI都市ガス
サービス名 | TOKAI都市ガス |
運営会社 | 株式会社TOKAIホールディングス |
供給エリア | 愛知県、岐阜県、三重県 |
解約金 | なし |
特徴 | ・東邦ガスより約3%安い ・支払いにも使えるTLCポイントが毎月200p付与 ・電気とのセット割でガス代毎月200円OFF |
公式サイト | https://www.tokai-gasdenki.jp/service/ |
TOKAIホールディングスが提供する「TOKAI都市ガス」も、中部エリアではかなりおすすめ度の高いサービスです。
東邦ガスの料金プランより単純に約3%安いのに加え、TOKAIグループ独自のポイントサービス「TLCポイント」が毎月200p貯まるという嬉しい特典もついてきます。
TOKAI都市ガス(ポイントあり) | TOKAI都市ガス(ポイントなし) | 東邦ガス | |
---|---|---|---|
一人暮らし(15㎥) | 3599 | 3799 | 3916 |
二人暮らし(25㎥) | 5441 | 5641 | 5814 |
三人暮らし(35㎥) | 7080 | 7280 | 7504 |
TLCポイントは、月々の支払にしっかりと充当することができるよ。
また、TOKAIグループの新電力「TOKAIでんき」とセットで契約することで、月々のガス代が200円OFFになるというセット割も。
「TLCポイント」と「セット割」の2つを活用することができれば、先述した「エルピオ都市ガス」を上回るお得さを見せてくれることでしょう。
TOKAI都市ガス(セット割・ポイント活用) | エルピオ都市ガス | |
---|---|---|
一人暮らし(15㎥) | 3399 | 3684 |
二人暮らし(25㎥) | 5241 | 5470 |
三人暮らし(35㎥) | 6880 | 7060 |
「TOKAIでんき」自体も、中部電力より安価に設定されていてお得なサービスなんだワン!
TOKAIグループは電気や都市ガス以外にもサービスが豊富なうえ、お得な株主優待まで用意されています。
TOKAIのサービスで生活をまとめると、管理がしやすくなることはもちろん、お得さも最大限に享受できるようになるはずです。
中部電力ミライズ(カテエネガスプラン)
サービス名 | 中部電力ミライズ(カテエネガスプラン) |
運営会社 | 中部電力ミライズ株式会社 |
供給エリア | 愛知県、岐阜県、三重県 |
契約期間/解約金 | 2年更新/なし(ビジネス向けプランはあり) |
特徴 | ・20㎥以上の従量料金が安い ・電気とのセット割でガス代毎月2%OFF ・独自ポイントがどんどん貯まる |
公式サイト | https://miraiz.chuden.co.jp/ |
中部エリアでもう一つおすすめしたいのが、旧一般電気事業者「中部電力ミライズ」から提供されている「カテエネガスプラン」です。
20㎥以上使った時の従量料金が今回紹介した他社よりも安価で、ファミリー世帯ほどお得度の高いサービスとなっています。
中部電力ミライズ (カテエネガスプラン1) | エルピオ都市ガス | TOKAI都市ガス | 東邦ガス | |
---|---|---|---|---|
~20㎥まで | 204.52 | 198 | 204.2 | 210.52 |
21~50㎥まで | 156.29 | 159 | 163.96 | 169.03 |
東邦ガスと比べると、1㎥あたり約13円もの差があるんだね…!
そのままでも十分お得なのですが、中部電力ミライズは「セット割」と「カテエネポイント」を利用することで、さらにガス代を節約することが可能です。
- セット割
電気も中部電力ミライズにまとめることで、毎月のガス料金が2%OFFに - カテエネポイント
中部電力独自のポイントサービス。電気料金の支払いに充当できる。
ex.) 電気・ガスの支払料金200円ごとに1p、二親等以内の家族が中部電力を利用している場合、それぞれに毎月200p
もしまだ中部電力ミライズから乗り換えていないという人は、そのまま都市ガスも一緒にまとめることでさまざまな恩恵を得られます。
Webを活用したポイントサービスなどに抵抗がないという人は、ぜひ中部電力ミライズ「カテエネガスプラン」も検討してみてください。
九州エリアでおすすめの安い都市ガス会社
関東や関西エリアなどと比べて普及率は低いものの、九州エリアで都市ガスを利用している人も多いかと思います。
ここでは、既存の大手ガス会社「西部ガス」と、九州電力が提供している「きゅうでんガス」の2社を比較してみました。
西部ガスを使い続けるべきか、他社に乗り換えるべきか迷っている人は、この項を要チェックです。
きゅうでんガス
サービス名 | きゅうでんガス |
運営会社 | 九州電力株式会社 |
供給エリア | 福岡県 |
契約期間/解約金 | なし |
特徴 | ・料金プラン自体は西部ガスと同等 ・電気とのセット割が非常に強力 ・抽選会に参加できる独自ポイントももらえる |
公式サイト | https://www.kyuden.co.jp/gas_index.html |
九州エリアでガス代を安く抑えたいなら、九州電力が提供する「きゅうでんガス」がおすすめです。
料金単価自体は、大手ガス会社「西部ガス」と変わらないものの、電気とまとめて契約した場合の「セット割」が非常に強力になっています。
具体的な割引内容は以下の通り。
契約電流\ガス使用量 | 0m3から 5m3まで |
5m3超え 15m3まで |
15m3超え 30m3まで |
30m3超え 100m3まで |
100m3を 超える場合 |
---|---|---|---|---|---|
10A | 100円 | 200円 | 300円 | 500円 | 700円 |
15A | |||||
20A | |||||
30A | 400円 | 600円 | 800円 | 1,000円 | |
40A | 700円 | 900円 | 1,100円 | ||
50A | 800円 | 1,000円 | 1,200円 | ||
60A | 900円 | 1,100円 | 1,300円 |
電気の「契約アンペア数」と、ガスの「使用量」によって、割引金額が変わるんだね。
各世帯ごとに、どれくらいガス代が安くなるのかをまとめてみました。
割引額 | きゅうでんガス (セット割あり) | 西部ガス | |
---|---|---|---|
一人暮らし世帯 (30A,15㎥) | 400円 | 4214 | 4614 |
二人暮らし世帯 (40A,25㎥) | 700円 | 6235 | 6935 |
三人暮らし世帯 (40A,35㎥) | 900円 | 8485 | 9185 |
一般的なファミリー世帯でよくある「契約アンペア40A」「ガス使用量35㎥」といった条件の場合、ガス代は毎月900円割引に。
年間10,800円も節約できるのは非常にありがたいでしょう。
電気・ガスをより多く使う家庭ほど、西部ガスとの差はどんどん開いていくね!
そのほか、セット契約することで独自ポイントサービス「Qピコ」が貯まりやすくなるのもうれしいところ。
電気契約だけだと2ピコしかもらえないところ、都市ガスも契約していると2倍の4ピコが付与されます。
Qピコは料金への充当などはできないものの、豪華賞品の当たる抽選会に参加できるように!支払料金以上の楽しさがあるワン。
西部ガス
サービス名 | 西部ガス |
運営会社 | 西部ガスホールディングス株式会社 |
供給エリア | 福岡県、長崎県、熊本県 |
契約期間/解約金 | 1年更新/なし |
特徴 | ・九州エリアの大手ガス会社 ・セット割で毎月ガス代3%OFF ・7種の提携ポイントに交換できる独自ポイントも付与 |
公式サイト | https://www.saibugas.co.jp/ |
「電気とセットで契約する」という条件下であれば、九州エリアの大手都市ガス会社「西部ガス」を利用し続けるメリットももちろんあります。
その理由は以下3点。
- 西部ガスの電力サービス「プラスでんきプラン」は、九州電力より基本料金が割安
- 電気とセット契約すると、セット割でガス代が3%OFFになる
- 7種の提携ポイントに交換できる独自ポイントが、電気料金200円ごとに1pもらえる
→Tポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、WAONポイント、JRキューポ、nimocaポイント、dポイント
セット契約で受けられる特典がかなり充実しているんだね!
先述したきゅうでんガスのセット割に対して、西部ガスの割引率は「ガス代3%OFF」とやや控えめであることは確か。
しかし電気料金の安さ・ポイントによる実質割引を考慮し、家計全体で考えた場合、西部ガスのほうがお得になる可能性は十分にあり得るでしょう。
現在西部ガスで契約している人は、ガス会社乗り換えの前に「西部ガスで電気もまとめる」という選択もよく検討してみてください。
おすすめの都市ガス会社9選
- CDエナジーダイレクト おすすめ!
公式サイト:https://www.cdedirect.co.jp/personal/
関東エリアでおすすめの都市ガス会社!東京ガスよりも約3%安価な料金設定。中部電力が運営しているから、支払いに充当できる「カテエネポイント」もどんどん貯まります。 - エルピオ都市ガス
公式サイト:https://www.lpio.jp/city_gas/
関東・関西・中部エリアと幅広く対応しているのが魅力!セット割やポイントサービスのないシンプルなプランではあるものの、他社に価格で劣りません。 - 東京ガス
公式サイト:https://www.tokyo-gas.co.jp/index.html
関東エリアの大手都市ガス会社!新ガス会社が撤廃しがちな「原料調整費の上限」が、しっかり設けられているのが嬉しいところです。供給の安定感も抜群。 - 関電ガス
公式サイト:https://kepco.jp/gas/
関東エリアで乗り換えを検討しているならこれ!純粋に単価が安いのに加え、セット割やポイントサービスも充実しているため非常にお得です。 - HTBエナジー
公式サイト:https://htb-energy.com/
大阪ガスより約2~5%安い!電気とセット契約すれば、さらに毎月102円OFFになります。関東・中部エリアにも対応。 - TOKAI都市ガス
公式サイト:https://www.tokai-gasdenki.jp/service/
中部エリアでおすすめ度の高い都市ガスサービス!TOKAIグループ独自のTLCポイントが年間2,400p付与されたり、電気とのセット割で毎月200円引きになったりと特典満載です。 - 中部電力ミライズ(カテエネガスプラン)
公式サイト:https://miraiz.chuden.co.jp/home/gas/
中部エリアのファミリー世帯におすすめの料金プラン!電気も中部電力にまとめれば、セット割で毎月2%OFFになります。カテエネポイントもどんどん貯まる! - きゅうでんガス
公式サイト:https://www.kyuden.co.jp/gas_index.html
九州電力が手掛ける都市ガスサービス!最大で月1,300円OFFになるセット割が非常に強力です。一般的な家庭でも、年間10,000円以上節約することは難しくないはず。 - 西部ガス
公式サイト:https://www.saibugas.co.jp/
九州エリアの大手都市ガス会社!電気とのセット契約であれば、セット割が効いたり、ポイントがもらえたりと魅力多数。新ガス会社に負けずとも劣らないでしょう。
自分に合った都市ガス会社を選ぶポイント・注意点
どの都市ガス会社を選んだらいいのか、やっぱり迷う…!
都市ガス自由化によりさまざまなサービスが出てきたため「どれが自分に合っているんだろう…」と悩んでしまうことも多いかと思います。
そんな人に向けて、ここでは「自分に合った都市ガス会社を選ぶポイント・注意点」についてまとめました。
乗り換えてから後悔することのないよう、事前によく確認しておきましょう。
現在のプラン内容やガス使用量は必ずチェック
まず必ずやらなければいけないことは「既存のプランの確認」と「現在のガス使用量の把握」です。
今現在どんな料金体系のプランに加入していて、どの程度のガスを使って、毎月いくらガス代を支払っているのかわかっていなければ、そもそも「安くなる乗り換え先」なんて見つけようがありません。
何が安いのかすらもわからないからね。
これらの情報を確認する際に便利なのは、毎月発行されているであろう「検針票」。
検針票には、契約内容やガス使用量など、必要な情報がすべて掲載されています。
今はWebで検針票を確認できる会社も多いワン。
「都市ガス会社を乗り換えよう!」と思い立った暁には、まずは検針票をもとに家計の把握から始めるようにしましょう。
電気とのセット契約ができないか検討する
本記事で紹介してきたおすすめ会社を見るとわかるかと思いますが、都市ガス単体で契約するよりも電気とまとめて契約したほうがお得になる場合が多いです。
その具体的な理由は以下の通り。
- セット割が適用され、毎月のガス代に割引がかかる
CDエナジーダイレクト:0.5%、TOKAI都市ガス:200円 - 支払料金に応じてもらえるポイントが増量する
関電ガス:ガス1000円ごとに5pに加え、電気1000円ごとに8p貯まる
中部電力ミライズ:ガス、電気いずれも200円ごとに1p貯まる
セット割は「電気とガスをセットで契約するだけ」という手軽さも魅力だよね!
もちろん、自分に合った電気・ガス会社を見極めることができれば、別々に契約したほうが安くなることもあるでしょう。
ただし数多のサービスを比較検討するのは決して簡単なことではないため「手っ取り早く固定費を最適化したい!」という人は圧倒的にセット契約がおすすめです。
多くの人にとって、契約の変更・乗り換え先探しは「できればやりたくない」ことの一つなんじゃないかな。
支払方法がまとまったり、家計管理しやすくなったりといった魅力もあるので、ガスを乗り換える際には電気もまとめられないかぜひ検討してみましょう。
比較できるほど都市ガス会社がない地域も
少しずつ都市ガスが利用できる範囲が広がってはいるものの、まだまだプロパンガスしか使えない地域が大半を占めている状態。
少し古いデータにはなりますが、2017年に経済産業省が公表した資料によれば、都市ガスの配管が敷設された供給区域は「国土全体の6%」しかないのだとか。
9割以上の地域では、プロパンガスを選ばざるを得ない状況なんだね…
同資料の中で「東京・大阪でも普及率はまだ80%程度」とのデータも出ていることから、そもそも「比較できるほど都市ガス会社が揃っていない地域もある」ということを十分理解しておく必要があるでしょう。
特に、以下のようなエリアは都市ガス普及率が一桁の県が多く、大手ガス会社しかほぼ選択肢がない状態です。
都市ガス会社の選択肢がほぼないエリア
- 東北エリア
- 中国エリア
- 四国エリア
- 沖縄エリア
ただし、東北エリアなら宮城県、四国エリアなら香川県といったように、中には比較的普及の進んでいる地域もあるよ。
ガス会社の乗り換えを検討する際には「自分の住んでいる地域は都市ガス会社の選択肢があるのか?」を一度確認してみるといいですね。
場合によっては安くならない可能性もある
都市ガス自由化以降登場してきた、通称「新ガス会社」。
大手より安価である点を売りにしている一方で、場合によってはむしろ高くついてしまう危険性も孕んでいるのです。
その大きな理由の一つに「原料費調整額の上限撤廃」があります。
原料費調整額とは
都市ガスの原料となるLNG・LPGを輸入により購入する際の価格変動(為替レートなど)に対応するために、消費者のガス料金に足し引きされる金額。
原料が高騰すると加算され、下がった場合には差し引かれる。
都市ガス自由化前からガス供給を担ってきた大手ガス会社は、基本的にこの「原料費調整額」に上限が設けられているため、ガス代が青天井で高騰してしまうリスクはありません。
一方で、ほとんどの新ガス会社では上限が撤廃されており、原料価格の上振れに合わせてガス代もどんどん上昇してしまうのです。
安さをアピールしている新ガス会社は、原料費調整額を含めない場合の金額で提示している場合が多いということを覚えておきましょう。
よさそうな会社を見つけてもすぐに食いつかず「原料費調整額の上限はあるか?」「撤廃しているとしたら、毎月どれくらい上乗せされているのか?」といった点をよく確認してから行動するようにしたいですね。
おすすめの都市ガス会社9選
- CDエナジーダイレクト おすすめ!
公式サイト:https://www.cdedirect.co.jp/personal/
関東エリアでおすすめの都市ガス会社!東京ガスよりも約3%安価な料金設定。中部電力が運営しているから、支払いに充当できる「カテエネポイント」もどんどん貯まります。 - エルピオ都市ガス
公式サイト:https://www.lpio.jp/city_gas/
関東・関西・中部エリアと幅広く対応しているのが魅力!セット割やポイントサービスのないシンプルなプランではあるものの、他社に価格で劣りません。 - 東京ガス
公式サイト:https://www.tokyo-gas.co.jp/index.html
関東エリアの大手都市ガス会社!新ガス会社が撤廃しがちな「原料調整費の上限」が、しっかり設けられているのが嬉しいところです。供給の安定感も抜群。 - 関電ガス
公式サイト:https://kepco.jp/gas/
関東エリアで乗り換えを検討しているならこれ!純粋に単価が安いのに加え、セット割やポイントサービスも充実しているため非常にお得です。 - HTBエナジー
公式サイト:https://htb-energy.com/
大阪ガスより約2~5%安い!電気とセット契約すれば、さらに毎月102円OFFになります。関東・中部エリアにも対応。 - TOKAI都市ガス
公式サイト:https://www.tokai-gasdenki.jp/service/
中部エリアでおすすめ度の高い都市ガスサービス!TOKAIグループ独自のTLCポイントが年間2,400p付与されたり、電気とのセット割で毎月200円引きになったりと特典満載です。 - 中部電力ミライズ(カテエネガスプラン)
公式サイト:https://miraiz.chuden.co.jp/home/gas/
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都市ガス会社の乗り換え方法3STEP
都市ガス会社の乗り換え手順を知りたい!
ここでは「都市ガス乗り換えたいけど、手続きが大変そう…」と尻込みしている人に向けて、都市ガス会社を乗り換える方法をわずか3STEPでまとめました。
「乗り換え」と聞くとどうしても難しそうなイメージがついて回りますが、こと都市ガスに関しては全く別物。
Webで簡単に手続きが完了するので、ぜひチャレンジしてみてください!
STEP1.必要書類等を用意する
都市ガス会社を乗り換える際には、以下の書類・情報が必要になります。
- 現在のガス会社の契約番号
- ガス供給地点特定番号
- 契約者氏名
- 支払情報(クレジットカード、銀行口座など)
氏名や支払情報以外は、毎月発行されている「検針票」に掲載されています。
Webの検針票を採用している人は、Web上のマイページから必要な情報を確認しておきましょう。
STEP2.公式サイトの申込みフォームより申し込む
乗り換えたい都市ガス会社を決めたら、公式サイトの申込みフォームから申し込み手続きを進めていきましょう。
その際、最初に用意しておいた各種情報の入力を求められます。
間違いのないよう、正確に記載していってください。
STEP3.切り替え手続き、供給開始
現在契約しているガス会社の解約手続き等は、乗り換え先のガス会社が代行してくれるため、Web申し込み後にやることは特にありません。
切替手続きが完了した後の検針日の翌日、新しいガス会社での供給が開始となり、乗り換え作業は完了です。
乗り換え時期などによって多少前後することはありますが、大抵の場合「申し込みから供給開始まで1~2か月程度かかる」と覚えておきましょう。
新規で都市ガスを契約する場合には、供給開始前に「開栓手続き」が必要になる点だけ注意してください。
契約者立ち合いのもと、30分~1時間程度で行われるのが一般的です。
引っ越しで新規開通する人や、プロパンから都市ガスに変える人などは気を付けよう。
プロパンガス利用者はenepi(エネピ)で会社乗り換えがおすすめ
うちはプロパンガスを使っているんだけど…安くする方法はないの?
都市ガスは自由化により、ガス代の安い新ガス会社に乗り換えることが可能となりました。
一方で、プロパンガスに関しては何も報じられていないため「今の契約で使い続けるしかないのでは?」と考えている人も多いのではないでしょうか。
実はプロパンガスは、家庭で使われるようになった1950年頃からずっと自由市場。
契約するガス会社に決まりはなく、いつでも乗り換えていい状態だったのです。
実際、他社に乗り換えることで安くなった人もいるようだよ。
ただしいざ乗り換えようにも、プロパンガスの小売事業者数は2022年12月時点で16,381社。
個人の力で比較・検討するのはほぼ不可能なので、料金比較サイトを利用するのがおすすめです。
中でも「enepi(エネピ)」は数ある比較サイトの中で利用者数第1位に選出されるほどの人気サービス。
条件によっては、enepiからの乗り換えだけで年間8万円近くもガス代を節約できる場合もあるのだとか。
enepiは、比較サイト利用による「削減金額」でもNo.1に輝いているんだよ!プロパンガス代を安くしたいならenepiを利用して損なし。
今なら乗り換え成立時にもれなくAmazonギフト券5,000円分がもらえる「お祝い金キャンペーン」も開催中で、利用して後悔することはまずありません。
プロパンガス利用者も「どうせ安くならないから…」と諦めることなく、一度enepiで料金比較してみてください!
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おすすめの都市ガス会社を探す人によくある質問
都市ガス会社乗り換え前に、疑問や不安を解消しておきたいな。
ここからは、おすすめの都市ガス会社を探す人によくある質問をいくつかご紹介していきます。
「乗り換えによる品質低下は?」「解約金はないの?」といった気になる内容を網羅していますので、あらかじめ確認しておくと不安なく乗り換えに動き出せるはず。
そもそも「都市ガス自由化」って何?
これまで都市ガスといえば、東京ガス・大阪ガス・東邦ガスといった地域の大手ガス会社と契約するしかありませんでした。
このような地域独占状態では都市ガス価格が上振れしかねないため、2017年4月より、大手ガス会社以外も都市ガスの小売事業に参入できるようになったのです。
これを「都市ガス自由化」と呼んでいます。
一言でまとめると「自分の好きな都市ガス会社を選んで契約できるようになった」ということ!
新しい都市ガス会社が次々と参入してきて、さまざまなプラン・独自サービスが登場してきたことにより、狙い通り市場は活発化。
価格競争も積極的に行なわれるようになりました。
日本ガス協会によれば、現在都市ガス事業者は全国に200社ほど偏在しているとのこと。大手しかなかった頃に比べるとすごい数なんだワン。
ガス会社自由化にはどんなメリットがある?
都市ガス自由化による最大のメリットは「ガス料金の抑制」です。
自由化前は、言ってみれば「大手ガス会社の言い値」で契約せざるを得ない状態。
たとえ値上げされてしまっても、避けるすべがありませんでした。
お客さんを取られる心配がないから、強気な価格設定を出すこともできちゃうよね。
ここに自由化が導入され、新規都市ガス会社が続々と参入してきたことで、大手含めた各社で価格競争が勃発。
どの会社もユーザーを獲得しようと試行錯誤してきたことで、都市ガス全体の料金も適正化されてきているのです。
そのほか「より消費者のニーズにマッチしたプラン」が登場してきたことも、一つのメリットと言えるでしょう。
自分に最適なプランを選べるようになったことで、不必要に高いガス代を支払う必要がなくなり、満足度向上に寄与していると考えられます。
ガス会社を乗り換えても品質は低下しないの?
安い都市ガス会社に乗り換えるとなると「ガス供給が急に止まったりしない?」「漏れ出す事故が増えたりしそう…」と、品質が心配になる人も少なからずいるはず。
結論として、ガス会社乗り換えによりガスの供給品質が低下することはまずありません。
というのも、新規参入した都市ガス会社も、大手ガス会社と同じ導管を利用してガスを供給するからです。
そもそも、供給するガスの品質が悪いということはないの?
ガス自体は新規事業者が精製することになりますが、これに関しても心配無用。
ガス事業法という法律において「質の悪いガスを供給してはいけない」という内容が定められているため、悪質な業者はそもそも事業に参入できなくなっています。
ガス会社による品質の低下を心配する必要はないので、安心して新しい都市ガス会社に乗り換えてみてください。
ガス会社乗り換えの際、解約金は発生する?
基本的にはどの都市ガス会社でも、解約に際して違約金を取られることはありません。
しかし、中には一部「契約期間のあるプラン」が紛れ込んでいる場合もあるため、注意が必要です。
例を挙げると以下の通り。
- 中部電力ミライズ
「カテエネガスプラン」は解約金不要。事業者向け「ビジエネガスプラン」には、
契約期間中での解約や契約最大使用量の超過にともなう精算がある。 - HTBエナジー
1年以内に解約(閉栓)した場合、2,640円の解約金が発生。1年以上利用すると無料に。
中には「解約金はないけれど、契約期間だけは設定している」といった会社もある様子。
なお、都市ガスのほかに「電気」や「その他生活サービス」をセット加入している場合、別途契約期間が設けられ、解約金が発生するケースもあるようです。
解約前に契約時の書類をよく確認したり、不明点は直接問い合わせたりして、あらかじめ解約金の有無を把握しておくといいでしょう。
賃貸でもガス会社を乗り換えることは可能?
都市ガスの場合、賃貸住宅に住んでいる場合でもガス会社を乗り換えることは可能です。
ただし、入居時に渡される契約書類「重要事項説明書」の中に、ガス会社の変更はできないとの旨が記載されていることもある様子。
その場合には都市ガス自由化に関係なく、ガス会社を乗り換えることはできないので注意してください。
あくまで賃貸は大家さんや管理会社の持ち物だからね。たとえ自由化だとしても、オーナーが駄目といえば変更できないよ。
なおプロパンガスの場合は、賃貸物件全体で一つのガス会社と契約している場合がほとんど。
基本的に「賃貸のプロパンは乗り換え不可」と思っておいたほうがいいでしょう。
どうしても高すぎて何とかしたい場合には、乗り換えによって安くなる根拠を提示したり、ほかの入居者と協力したりして、大家さんに「これは乗り換えたほうがいいな」と納得させる必要があります。
都市ガス→都市ガスに乗り換えるよりも、圧倒的に手間がかかるんだワン…
おすすめの都市ガス会社9選
- CDエナジーダイレクト おすすめ!
公式サイト:https://www.cdedirect.co.jp/personal/
関東エリアでおすすめの都市ガス会社!東京ガスよりも約3%安価な料金設定。中部電力が運営しているから、支払いに充当できる「カテエネポイント」もどんどん貯まります。 - エルピオ都市ガス
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関東・関西・中部エリアと幅広く対応しているのが魅力!セット割やポイントサービスのないシンプルなプランではあるものの、他社に価格で劣りません。 - 東京ガス
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関東エリアの大手都市ガス会社!新ガス会社が撤廃しがちな「原料調整費の上限」が、しっかり設けられているのが嬉しいところです。供給の安定感も抜群。 - 関電ガス
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関東エリアで乗り換えを検討しているならこれ!純粋に単価が安いのに加え、セット割やポイントサービスも充実しているため非常にお得です。 - HTBエナジー
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中部エリアでおすすめ度の高い都市ガスサービス!TOKAIグループ独自のTLCポイントが年間2,400p付与されたり、電気とのセット割で毎月200円引きになったりと特典満載です。 - 中部電力ミライズ(カテエネガスプラン)
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九州エリアの大手都市ガス会社!電気とのセット契約であれば、セット割が効いたり、ポイントがもらえたりと魅力多数。新ガス会社に負けずとも劣らないでしょう。
【まとめ】おすすめの都市ガス会社9選
どの都市ガス会社に乗り換えればガス代が安くなるのか、よくわかったよ!
この記事では、数ある都市ガス会社の中からおすすめ度の高さで厳選した9社について、ランキングで紹介したり、エリア別にまとめたりしながら詳細に解説してきました。
最後に、この記事の結論を以下にまとめます。
この記事の結論
- 現在のガス使用量や料金をしっかりとチェックしたうえで、乗り換えに取り掛かろう
- 安さで選ぶなら「CDエナジーダイレクト」や「エルピオ都市ガス」などがおすすめ!
- プロパンガスユーザーは「enepi(エネピ)」を使って乗り換え先を無料比較しよう
都市ガス会社を乗り換える際には、安さを追い求めるのももちろん良いのですが「契約の簡単さ」や「管理の一元化」などを重視すると、日々ストレスなく利用できておすすめ。
そのための手段の一つとして「電気とガスを一つにまとめる」というのは非常に有効です。
都市ガス料金に不満を感じた際には、まずは「現在契約している電力会社がガス事業も展開していないか?」を確認してみるといいでしょう。
もしくは、ガスの乗り換えと一緒に電気を見直してみるのもいいかもしれませんね。
おすすめの新電力会社について知りたい人は「新電力会社おすすめ厳選17社!プラン比較・特典などエリア別に紹介」もチェックしてみてください。
おすすめの都市ガス会社9選
- CDエナジーダイレクト おすすめ!
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