・電気とガスをまとめて契約しようと思っているけど、どこが一番お得になるのかな…
・電気・ガスのセット契約でおすすめの会社を、エリア別に教えて!
このような疑問にお答えします。
この記事の結論
- セット契約は「割引」「家計管理のしやすさ」の2点が魅力!ただし最安ではない場合も
- 光熱費No.1は電気代!ガスよりも電気の安さに注目して会社選びをしよう
- 関東エリアなら「東京ガス」が一番おすすめ*!東京電力より安く、供給の安定感も抜群
※東京ガスの都市ガスと電気をご契約中のお客さまはご契約いただいている料金メニューに応じて、電気料金が割引になります。
電気と都市ガスが自由化し、誰でも好きなように契約を変更できる世の中になりました。
お得なセット契約も続々と出てきたことから、乗り換えを検討している人も多いかと思います。
しかし、実に多様な会社がサービス提供を始めているため「どこを選ぶのが一番いいの!?」と困ってしまうこともままあるはず。
新電力で約700社、都市ガスで約200社。そこから選べと言われても無理があるよね…
そこでこの記事では、電気・ガスのセット契約がおすすめの会社を、全国のエリア別に徹底解説していきます!
料金面・サービス面で各社を比較した情報も掲載していますので、視覚的にも差が分かりやすいはず。
これから電気・ガスの契約をまとめようと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください!
関東エリアで電気・ガスのセット契約がおすすめの会社
▼サービス名をタップすると詳細説明をご覧いただけます。
- 東京ガスのでんき おすすめ!
公式サイト:https://home.tokyo-gas.co.jp/
世界最大級の都市ガス会社が運営する新電力で安定感抜群! - CDエナジーダイレクト
公式サイト:https://www.cdedirect.co.jp/
新電力ならではの特徴的なプランが豊富!ライフスタイルに合わせて最適な契約を選択できます。中部電力×大阪ガスの共同運営だから実績も◎。 - Looopでんき
公式サイト:https://looop-denki.com/home/
基本料金・燃料調整費0円だから、支払いは完全に使った電気の分だけ!ガスも基本料金・従量料金一定と、非常にわかりやすいプランです。
■電気代を優先して下げたい人必見!18社を比較して分かったおすすめ新電力をご紹介↓
おすすめの新電力(電気会社)18選!電気料金や特典・プラン内容を徹底比較
電気・ガスはセットで契約するのがお得な理由
2016年から、電力・都市ガスと立て続けに自由化となった今、電気とガスをセットで販売する事業者が続々登場しています。
まとめて契約するとどのようなメリットが得られるのか、特に大きな理由を3点まとめました。
- セット割が効く
- 支払がまとまる
- 固定費の把握がしやすくなる
第一に、単体で契約する場合にはない「セット割」が用意されているのが最大の利点です。
少しでも固定費を削減したい昨今、セットにするだけで割引が得られるのは非常に嬉しいところ。
割引額は固定金額だったり割合だったりと、各社によって差があるよ。
また、契約が一社にまとまることで、各社のWebサイトもしくはアプリから、使用量・金額などを一括で見ることができるという魅力もあります。
支払口座やカードも1つでよくなるので、家計管理に貢献すること間違いなしでしょう。
30年後の未来、「安心」して迎えられますか?
会員登録数3,000人越え!あなたの資産形成に役立つ情報をお届け(無料)
- 投資・おカネに関する最新情報を常にキャッチアップ
- 有料級の会員限定記事が読める
- 限定セミナーの情報がいち早く届く
[signup-form]
【エリア別】電気・ガスのセット契約ができるおすすめの会社
私の住んでいる地域でおすすめの電気・ガス会社はどこかな?
ここでは、電気・ガスをお得にセット契約できる、おすすめの事業者をエリア別にまとめました。
先述したメリットである「セット割」の効果が大きいところを主体に紹介しますので、今より固定費を節約できる可能性は高いはず。
ぜひ契約見直しの参考にしてみてください。
関東エリア
関東エリアの電気・ガスセット契約ができる会社を比較
日本で一番都市ガスが普及している東京都を含む関東エリアは、セット契約ができる事業者の選択肢も豊富。
特に人気の高い以下4社に絞って、料金やサービス面を比較しました。
関東エリア | ガス代 (30㎥) | 電気代 (40A300kWh) | セット割 | その他 |
---|---|---|---|---|
東京電力 | 4,820.52 | 11,368.96円 | 電気代月102円OFF | ・12か月間スタート割でガス代5%OFF ・生活駆けつけサービス無料付与 |
東京ガス | 4,969.80 | 10,608.76円 | 電気代月0.5%OFF | ・電気とまとめてお得に |
CDエナジーダイレクト | 4,814.98 | 11,101.8円 | ガス代月0.5%OFF | 料金プランが豊富 (生活スタイルに合わせて契約できる) |
Looopでんき | 4,840 | 市場連動のため 単価による | 電力量料金単価1円OFF | ・基本料金、従量料金ともに一定の分かりやすい料金プラン(ガス) ・基本料金、燃料調整費0円。支払いは使った分だけ(電気) |
月額料金面だけで比較すると、ガス代は「CDエナジーダイレクト」、電気代は「東京ガスのでんき」がお得という結果に。
旧一般電気事業者の東京電力は、ガス代こそそれなりに安いものの、電気代の高さが足を引っ張っている状況でした。
一番東京ガスと比べると、月1,000円近い差*があることがわかるね。
※東京ガスの料金プランには燃料費調整の上限を設けておりません。これにより、燃料費の高騰によって、上限を設けている他社の料金プランと比べ、高くなる場合があります。
また「各社のプランが複雑すぎて、毎月どれくらい支払うのかイメージしづらい…」という人には「Looopでんき・ガス」も非常におすすめ。
電気・ガスともに非常にわかりやすい料金プランとなっているので、家計の管理がしやすいでしょう。
- ガス料金
基本料金1,000円、従量料金128円/㎥で一定。他社のような段階設定なし。 - 電気料金
基本料金、燃料調整費0円!支払いは完全に使った電気の分だけ。
電気料金は市場連動型ではあるものの、マイページやアプリからいつでも単価を確認できるので、高い時間帯を避けることも容易。
ガスとのセット契約で単価1円OFFの特典もあるので、一度利用してみる価値はあるでしょう。
\基本料金・燃料調整費0円でわかりやすい/
関東エリアで一番おすすめの電気・ガス会社
関東エリアで一番おすすめしたい会社は「東京ガス/東京ガスのでんき」です。
各料金の安さではCDエナジーダイレクトに劣るものの、世界最大の都市ガス事業者が運営しているサービスということもあり、供給面で抜群の安定感を誇ります。
昨今は燃料高騰の理由から、数々の新電力サービスが事業撤退を余儀なくされている状況。
価格も重要ですが、運営会社の規模や実績等を重視したほうがなお安心と言えるでしょう。
東京ガスは電気もガスも自社製だから、供給できなくなるなんてことは早々ないよ。
セット契約なら1.5%*という高還元率で貯まりやすい上、交換先も非常に豊富で楽しめますよ。
※東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。
関東エリアで電気・ガスをセット契約するなら、ぜひ東京ガスを利用してみてください!
\いまの電気代と比べてみよう/
切り替え工事原則不要!数ある新電力サービスの中でも屈指の電力安定供給が強み。
ガスとのセット割を使えばさらに0.5%OFF!
※お申込み以外の切り替え手続きは原則不要。
※お客さまの電気メーター設置状況や現電力会社との契約状況により、別途費用の発生や現電力会社へのご連絡をお願いすることがあります。
※東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。
関連記事
■東京電力と東京ガスの違いをさらに知りたい人へ。両社の料金を徹底比較↓
関西エリア
関西エリアの電気・ガスセット契約ができる会社を比較
大阪府・京都府といった発展著しい都市の多い関西エリアは、関東エリアに次いで都市ガス普及率も高くなっています。
セット契約できる事業者も多いので、どれを選ぶべきか悩みがち。3社に厳選しましたので、各社の特徴を比較していきましょう。
関西エリア | ガス代 (30㎥) | 電気代 (40A300kWh) | セット割 | その他 |
---|---|---|---|---|
大阪ガス | 5,511.40 | 6,899.55 | 一般料金より割安のプランに加入可能 | 大阪ガスのインターネットも同時契約で 一般料金より約6%お得に |
eo電気 | 5,272.13 | 7.193.76 | ガス代月0.3%OFF | eo光ネット/光電話/光テレビ/一部スマホと セット契約でさらにお得 |
関西電力 | 5,272.13 | 6,755.55 | ガス代月0.3%OFF | ・ガス支払1000円ごとに5pはぴeポイントがもらえる ・電気支払1000円ごとに8pはぴeポイントがもらえる ・ガス代基本料金2か月無料キャンペーン(~2023/4/30まで) |
料金面で見ると、ガス代・電気代ともに関西電力が一番安価であることがわかります。
その他2社は安さでは関西電力に劣るものの、電気・ガスに加えてさらなるセット割が用意されている点が魅力。
インターネット回線やその他光サービスなど「生活に欠かせない通信インフラ」が対象となっているので、割引対象となる人も多いでしょう。
eo電気はスマホとのセット割があるのも特徴!まとめるほど家全体の固定費を削減できるワン。
関西エリアで一番おすすめの電気・ガス会社
関西エリアで電気・ガスのセット契約をしたいなら「関西電力」が一番おすすめです。
セットにすることで契約できる「なっトクでんき」「なっトクプラン(ガス)」の料金体系は、他社と比べると非常に安価。
今回比較した電気・ガスの使用量だと、月200円以上の差が生じています。
電気とガスのどちらも安いから、固定費をまとめて削減できるね!
支払料金によって専用の「はぴeポイント」が貯まるのですが、これがまた優秀。
電気・ガスそれぞれで別々にポイントが発生するので貯まりやすいうえ、貯めたポイントはどちらの支払にも充当できるようになっています!
ポイントサービスは商品交換等にしか使えない場合も多いから、これは嬉しい!
原料/燃料調整費の上限がないという弱点はありますが、大阪ガス・eo電気もすでに撤廃済。
どこを選んでも燃料費高騰による電気代増のリスクはあることは十分留意しておくべきでしょう。
北海道エリア
北海道エリアの電気・ガスセット契約ができる会社を比較
北海道エリアは、札幌地区を中心に都市ガスの普及が進んでいます。一方で、セット契約を提供している事業者はまだ少ない印象。
ここでは、そんな中でもお得度の高い以下3社を比較しました。
北海道エリア | ガス代 (30㎥) | 電気代 (40A300kWh) | セット割 | その他 |
---|---|---|---|---|
北海道電力 | 6,325.20 | 9,651.60 | ガス代月3%OFF | ・ガス代基本料金3か月無料キャンペーン(~2023/4/28まで) ・ガス機器トラブルかけつけサービス無料付与 ・支払200円ごとに1pエネモポイントがもらえる |
北海道ガス | 6,458.50 | 9,509.20 | 各種ガス機器の利用、灯油配送サービスの利用で 電気代月1%~3%OFF | ・電気代基本料金3か月無料キャンペーン(~2023/4/30まで) ・年500p北ガスポイントがもらえる ※支払充当不可 |
エネワンでんき | 6,458.50 | 9,174.40 | ガス代月121円OFF 電気代基本料金・従量料金ともに約1%OFF | ・灯油もセットにすると灯油代12円/ℓOFF +電気代基本料金・従量料金さらに約1%OFF |
電気代で見ると、新電力サービスである「エネワンでんき」が頭一つ抜けて安くなっています。
北海道電力と比べると、その差は約500円。
月々の電気代が500円も違うのは大きいね…!年間にすると6,000円も節約になるよ。
ガス代に関してはそこまで大きな違いはないものの、セット割等を考慮すると北海道電力が一番安価と言えるでしょう。
北海道エリアで一番おすすめの電気・ガス会社
比較の結果を踏まえると、北海道地方で電気・ガスをまとめるなら「エネワンでんき」が最有力候補と言えそうです。
大きな理由は以下の2点。
- 電気代の安さが圧倒的
- セット割がガス代と電気代どちらにも効く
ただでさえ他社と比べて電気代が安いのに、セットで契約するとさらに電気代・ガス代の両方が割引になるのは非常に魅力。
セット割は片方しか割引にならない場合が多いのに、これはお得だね!
さらには灯油とのトリプルセット割もあるので、寒い冬の時期を灯油ストーブで乗り越えているという人は、さらに固定費を抑えられるでしょう。
エネワンでんきは北海道の人気スポットでも採用されている新電力ということもあり、実績面でも安心です。
旭山動物園やさっぽろテレビ塔の電力も、エネワンでんきを使っているんだって!
ただし注意点として、エネワンでんきの「燃料調整費」および「原料調整費」には、上限が設けられていません。
昨今の世界情勢のような理由で燃料費が高騰した場合、他社よりも高くなる可能性がある点には十分注意が必要です。
上限がないと不安という人は、北海道ガスを選ぶのがおすすめ。
ガスの原料調整費はすでに上限撤廃されているものの、電気の燃料調整費についてはまだ上限が設けられていますので、燃料高騰の影響を最小限に抑えられるでしょう。
大手電力会社の北海道電力ですら、どちらの上限も撤廃している状態。北海道ガスの燃料調整費上限もじきに撤廃されてしまう可能性は十分あるワン。
東北エリア
東北エリアの電気・ガスセット契約ができる会社を比較
東北エリアは唯一宮城県で都市ガスが普及しているものの、他5県ではまだほとんどプロパンガスが使われている状態です。
2023年2月現在、電気・ガスをセットで契約できるところは「東北電力」しかないようでした。
東北エリア | ガス代 (30㎥) | 電気代 (40A300kWh) | セット割 | その他 |
---|---|---|---|---|
東北電力 | 会社による | 8,054 | 契約時ポイント付与 毎月固定ポイント付与 | - |
東北エリアで一番おすすめの電気・ガス会社
都市ガスの普及が進んでいない東北地方では、電気・ガスのセット割をしたいのであれば「東北電力」一択。
各県に根付いたガス会社とまとめる形になります。
ガス会社によって多少差はあるものの、東北電力のセット割の内容は以下の通り。
- 新規契約時もしくは他社からの乗り換え時にポイント付与
- 毎月固定ポイント付与
ガス代や電気代が直接割引になる特典はないものの、付与されたポイントはガス代の支払に充当することも可能。
単体で契約するよりもお得になる可能性は高いでしょう。
セットにするガス会社によっては、商品交換に使えたり、電子マネーと交換できたりするポイントもあるようだよ。
なおプロパンガスとまとめた場合の割引も一部あるようなので、都市ガスユーザーのみならずプロパンユーザーもセット契約を検討してみるといいですね。
中部エリア
中部エリアの電気・ガスセット契約ができる会社を比較
広大な中部エリアですが、都市ガスが普及しているのはまだ愛知県とその周辺一部地域のみという状況。
セット割の選択肢もまだまだ多いわけではないですが、特にお得になりやすい以下3社で、料金面・サービス面を比較していきます。
中部エリア | ガス代 (30㎥) | 電気代 (40A300kWh) | セット割 | その他 |
---|---|---|---|---|
中部電力ミライズ | 6,305.09 | 8,260.60 | ガス料金月2%OFF | ・カテエネ会員なら電気代月153円割引 ・電気支払200円ごとに1pカテエネポイントがもらえる |
TOKAI | 6,460.01 | 8,020 | ガス代月200円OFF | 年間2,400円相当のTLCポイントがもらえる |
ミツウロコガス | 6,459.71 | 8,128 | ガス代月110円OFF | でんき安心サポート無料付帯 |
中部エリアのメイン電力会社である「中部電力ミライズ」が、ガス料金で一番お得という結果に。
TOKAIは中部電力を意識した電力プランを提供しており、電気料金では他2社より優れています。
中部電力とTOKAIはポイントサービスが充実しているのも魅力だね。
ミツウロコガスは料金面では振るわなかったものの、電気トラブルへの24時間365日かけつけサポートが無料付帯するという特徴があります。
いつ不具合が起こるかは誰にもわからないので、相談できる環境が整っているのは安心でしょう。
中部エリアで一番おすすめの電気・ガス会社
中部エリアの電気・ガス会社の中では「TOKAI」が特にお得と言えそうです。
使用量が増えがちな電気料金が中部電力よりも安くなっている点が、特に嬉しいところ。
ガス代では若干負けているものの、セット割で月200円引きが適用されると、大きな差はなくなります。
セット割で200円も割引になる会社は早々ないよ!大抵100円ちょっと。
さらには月200p、年2,400pの「TLCポイント」が貯まるのも魅力。
ガス料金の支払いにも充当できますので、セット割と併せて年間4,800円も割引が効くことに。
一方で、今回紹介した3社とも原料/燃料調整費には上限がないので、燃料価格高騰時の各料金には十分注意が必要です。
各社の原料/燃料単価を確認して、最適なところを選ぶようにしてください。
中部電力もカテエネポイントサービスが優秀だから、選択肢の一つとしてあり。柔軟に選択するワン!
中国エリア
中国エリアの電気・ガスセット契約ができる会社を比較
中国エリアではまだあまり都市ガスが普及しておらず、広島県〜山口県の一部地域でしか利用できないようです。
2023年2月現在、電気・ガスをセットで契約できる事業者は見受けられませんでした。
中国エリアで一番おすすめの電気・ガス会社
中国エリアで電気・ガスをお得に契約したいなら、大手電力会社である「中国電力」を選ぶのが一番でしょう。
中国電力自体はガス販売をしていないものの、広島ガスとセットで契約することで年間最大1,000ポイントを受け取ることができます。
もらえるポイント | 中国電力:エネルギアポイント 広島ガス:広ガスポイント |
もらえる時期 | 5月、11月(各250ポイント) |
年間ポイント付与数 | 中国電力:500エネルギアポイント 広島ガス:500広ガスポイント 合計:1000ポイント |
なお、各ポイントの使い道は以下の通り。
- エネルギアポイント
日用品・商品券・提携先ポイントとの交換 - 広ガスポイント
地元特産品・加盟店クーポン・都市圏ポイントとの交換、抽選への応募
両ポイントは相互に交換できるから、ほしい商品があるサービスにポイントをまとめることもできるよ!
電気・ガス料金の支払いには使えませんが、実質月80円程度の割引と考えることもでき、お得感があります。
広島ガスのプロパンガスでも同特典が受け取れるので、中国エリアで電気・ガスをまとめるなら「中国電力/広島ガス」が有力と言えそうです。
四国エリア
四国エリアの電気・ガスセット契約ができる会社を比較
四国エリアは香川県を中心に都市ガス普及を進めているものの、まだほとんどの地域がプロパンガスを利用している様子。
2023年12月現在、電気・ガスのセット割を提供しているのは「四国ガス」しかないようでした。
四国エリア | ガス代 (30㎥) | 電気代(40A300kWh) | セット割 | その他 |
---|---|---|---|---|
四国ガス | 5,883円 | 7,714円 | 電気代月88円OFF | ・電気・ガスそれぞれの支払で「ガポタポイント」が貯まる ・セット契約すると「ガポタポイント」が3倍に |
四国エリアで一番おすすめの電気・ガス会社
四国エリアはまだ都市ガス普及があまり進んでいないこともあり、電気・ガスをセット契約したいなら「四国ガス」一択という状況です。
大手電力会社「四国電力」でも、まだガスの販売は開始していないようでした。
四国ガスが提供している電気サービスは「ガポタでんき」というもので、その特徴は以下の通り。
- 3段料金(300kWh超過)の電力量料金が、四国電力より2.7円/kWh安い
- 電気料金200円につきガポタポイントが1pもらえる
- セット特典でガポタポイントが3倍に増量
※(電気分+ガス分)×3のポイント付与 - セット割適用で電気代が毎月88円OFF
割引とポイントサービスの適用で、電気・ガスをバラバラに契約するより非常にお得になることが分かります。
電気とガスそれぞれでポイントが貯まるうえに、セットなら3倍になるのはすごい!ザクザク貯まりそうだね。
ガポタポイントはWAONやその他地域限定ポイント、商品券等と交換可能と、生活費削減にも貢献することでしょう。
四国エリアで電気・ガスをお得に契約したいなら、ぜひ四国ガスを検討してみることをおすすめします。
九州エリア
九州の電気・ガスセット契約ができる会社を比較
九州エリアは、福岡県をはじめとする北部地域に都市ガス供給エリアが広がっている様子。
電気・ガスのセット販売をしている事業者はまだそう多くありませんが、その中でも実績の豊富な以下の2社を比較していきます。
九州エリア | ガス代 (30㎥) | 電気代 (40A300kWh) | セット割 | その他 |
---|---|---|---|---|
九州電力 | 8,096 | 7,434 | 電気の契約アンペア数、ガス使用量に応じて 最大でガス代月1,300円OFF | ・電気使用量100kWhごとに、ポイントサービス「Qピコ」が1ピコもらえる ・セット契約で「Qピコ」が+2ピコ |
西部ガス | 7,903.50 | 7,185.41 | ガス代月3%OFF | あんしんパック無料付帯 (ガス機器修理の出張費・技術料、水回りトラブルの応急処置が無料) |
九州エリアで長い間電力・ガス供給を担ってきた2社が主な選択肢となります。
月額料金だけで比べてみると、全体的に西部ガスの方が安め。
ガス代のみならず、電気代も九州電力を上回るお得さを示しています。
今回試算した結果だと、電気・ガス併せて400円以上も差が生じるようだよ。
一方で、九州電力はセット割が非常に強力。
電気の契約アンペア数及びガス使用量に応じて、以下のような割引が得られます。
契約アンペア数 | ガス使用量 | 割引価格 |
---|---|---|
10A~20A | 8m3 | 200円/月 |
30A | 23m3 | 600円/月 |
40A | 23m3 | 700円/月 |
50A | 38m3 | 1,000円/月 |
60A | 50m3 | 1,100円/月 |
60A | 100m3 | 1,300円/月 |
電気30A、ガス23㎥という平均的な使用量でも、月600円もの割引が適用されることに。
ファミリー世帯ほど、九州電力のセット割の効果を実感しやすいでしょう。
九州で一番おすすめの電気・ガス会社
九州電力もセット割やポイントサービスなど魅力はあるものの、ほとんどの場合「西部ガス」の方がお得になる可能性が高いでしょう。
使用量の多くなりやすい電力に関して、基本料金が九州電力よりも大幅に安く設定されているのがポイントです。
今回は電気使用量40A300kWhで試算したけれど、それ以上使うご家庭だとさらにお得になるんだワン!
基本料金 | 西部ガス | 九州電力 | 差額 |
---|---|---|---|
10A | 315.00 | 316.24 | -1.24 |
15A | 472.50 | 474.36 | -1.86 |
20A | 630 | 632.48 | -2.48 |
30A | 855 | 948.72 | -93.72 |
40A | 1070 | 1264.96 | -194.96 |
50A | 1310 | 1581.2 | -271.2 |
60A | 1482 | 1897.44 | -415.4 |
さらに西部ガスは、ガス機器や水回りのトラブルへのかけつけサービスが無料付帯する点も魅力。
万が一ガス機器の修理や水漏れ等が発生しても、高い費用を払って業者を呼ぶ必要がないので経済的です!
「何かあっても大丈夫」と思えるのは安心だね。
【注意】電気とガスのセットがおすすめできない場合もある
電気・ガスをセットで契約すると、割引が効いたり家計管理が楽になったりといったメリットがあると解説しました。
しかし、以下のような理由から「セット契約がおすすめできない場合もある」ということも覚えておく必要があります。
- セット割が最安とは限らない
- 「片方だけ解約」ができないこともある
- 申込・解約時に手数料がかかる場合も
セット割は確かにお得ですが、電力・都市ガスともに自由化となり選択肢が多数存在する今、バラバラに契約したほうが安くなる場合も当然ながらあるでしょう。
セットが最安と考えると損してしまう場合もあるので、十分気を付けなければいけません。
ただし、個人で最安値の事業者を見つけるのは至難の業。各社を必死に比較しなくてもある程度の安さが得られるのは、セット契約のメリットと言えるよ。
そのほか、解約したくなった場合にトラブルとなる場合が多々あるようです。
セットで契約したばかりに電気・ガスどちらか片方だけ止めることができなかったり、止められたとしても解約手数料が発生してしまったりすることも。
自由化は好きなように切り替えられるのが良いところなのに、縛られてしまったら魅力半減だよね。
セット契約する際にはいずれ乗り換えたくなる可能性も考慮して、解約に関する諸注意についてよく確認しておくようにしましょう。
\万が一の解約もWebで簡単/
電気・ガス等の光熱費を効果的に節約する方法
光熱費を効果的に節約するには、まず何をするのが一番いいんだろう?
ここでは、電気・ガスといった光熱費を効果的に節約する方法を2手順でご紹介します。
このステップで見直した結果、セット契約が最適となることもあれば、別々での契約の方がお得になることもあるでしょう。
自分の暮らしにはどの事業者で契約するのが最適か、よく比較検討してみてください。
関連記事
■固定費がなかなか安くならなくて困っている人に。おすすめの節約方法を解説↓
【究極】固定費の節約方法6選!一人暮らしや家庭でのおすすめ節約方法も
■スマホ代の見直しも、効果をすぐに実感できて非常におすすめ↓
今日からできる!スマホ代の効率的な節約方法を徹底解説|月5,000円安くなる見直しのコツ・おすすめ格安スマホ(SIM)も
■通信費に毎月10,000円以上かけている人は要注意!今すぐ見直そう↓
より安い電力会社に乗り換えられないか検討する
まずは、固定費の中でも特に大きな支出である「電気代」を見直すべきです。
総務省の調査によれば、一般家庭の水道光熱費のうち50%近くは電気代が占めているとか。
より安い電力会社を見つけることができれば、それだけ効率よく固定費を削減できるというわけです。
テレビに洗濯機、電子レンジにドライヤー…生活を見返してみると、いかに電気を使っているかわかるよね。
大手電力会社はもちろん、今は多数の新電力会社がサービスを提供しています。
各社の料金を徹底的に比較して、今よりも安くなる契約を見つけていきましょう。
「自分でやるのは果てしない!」「忙しくてそんな時間はない!」という人は、プロに乗り換え先探しをお任せしてしまうのもおすすめ。
切り替え手続きまで無料代行してくれる「電気チョイス」というサービスもありますので、極力手間を省きたいという人はぜひ活用してみてください。
必要に応じてガス会社も見直す
電力会社を見直すだけでも、固定費は大幅に削減されることと思います。
そのうえで余裕があるのであれば、都市ガスも自由化していることを活かし、ガス会社の見直しにも取り組んでみましょう。
都市ガスはまだ普及途中であることもあり、提供している事業者は少なめ。
全国的に大手電力会社がガスの取り扱いを始めている場合が多いので、まずはそこから比較を始めてみると良いかと思います。
関東や関西では、新電力会社も続々と都市ガスの提供を開始しているよ。安さも大事だけど、安定供給ができるかどうかも重視して検討しよう。
ちなみに、プロパンガスしか使えない地域だからといって諦めるのは早計です。
あまり知られていませんが、プロパンガスはすでに自由市場のため、ほとんどの場合自由に乗り換えることができるから。
プロパンガス会社の乗り換えで、月7~8,000円近く節約できることもざらにあるんだワン!
一括比較サービス「enepi(エネピ)」は完全無料で使えるうえ、契約成立で5,000円分のAmazonギフト券までもらえるため、利用して損はありませんよ。
\ プロパンガス料金をお得に/
プロパンガス会社の比較で毎月のガス代をお得に見直し!
enepiなら見積もりからガス会社の切り替えまで費用は一切かかりません。
関連記事
■プロパンガス会社の効率的な見直し方が知りたい人はこちらもチェック↓
電気・ガスのおすすめ会社を探す人によくある質問
電気・ガス会社の乗り換え、なかなかうまく進まないよ~!
電気・ガスといった固定費の見直しは、少しでも安くしようと考えるうちに深みにはまってしまうことが多々。
ここでは、電気・ガス会社を探す人にありがちな質問をまとめました。
乗り換え先選びで何かつまずくことがあったら、この内容を確認して悩みを解消してみてください。
電気代とガス代はどっちが高いの?
総務省の調査からも出ているとおり、基本的には一番高い水道光熱費は「電気」です。
ガスと電気、生活の中でどのような場面で使っているかを考えるとわかりやすいかと思います。
- ガスの使い道
水道(お湯)、お風呂、ガスコンロ - 電気の使い道
照明、洗濯機、冷蔵庫、電子レンジ、電気ポット、エアコン etc…
一日のうちで、電気を使っている方が圧倒的に多い!
加えて、ガスは夏季に使用量が変動するのに対し、電気は通年ほぼ使用量が変わらないというのも大きな違いでしょう。
ただし、都市ガスではなくプロパンガスを使っている家庭の場合、電気代とガス代が逆転することも大いにあり得ます。
プロパンガスは配送の必要がある点等から、都市ガスの2倍以上かかることも。
自由市場ではあるものの、まだまだプロパンガスの価格は上振れしているんだワン。
ご自宅で何のガスを使っているかによって光熱費は変わってくるということを覚えておきましょう。
ガスを使うのとオール電化にするのではどっちがお得?
電気代は高いイメージがあるかと思いますが、オール電化を採用した場合、ガス・電気併用より安くなる場合もままあります。
具体的な理由は以下の2つ。
- 基本料金を一本化できる(電気、ガスそれぞれ払わなくてよい)
- オール電化向けの安い電気プランが用意されている
電気料金・ガス料金には、それぞれ使用量に関係なく発生する「基本料金」があります。
契約アンペア数や使用量によって異なりますが、平均して1,000円程度かかる場合がほとんど。
オール電化にするとガスを契約しなくてよくなるため、単純に基本料金分だけ安くなることがわかります。
電力会社1社とだけ契約すればいいから、手続きも手軽だね。
その分電気使用量が増えて従量料金でかさむように感じますが、オール電化には「夜間電力が安くなる専用プラン」が用意されています。
お湯などは電気の安い夜間等に沸かしておいて、日中は必要以上に電気を使わないというやり方ができる分、オール電化は得する場合が多いのです。
火を使わないから、火災のリスクが低いというメリットもあるワン!
関東で電気・ガスをまとめるならどの会社?
関東エリアは電気・ガスのセット販売をする事業者が多いため、どこを選んだらいいか迷いがち。
価格はもちろん供給の安定差等を考慮すると「東京ガス/東京ガスのでんき」を選ぶのが一番おすすめと言えるでしょう。
主な理由は以下の通り。
- 東京電力より電気料金の単価が安い
※東京ガスの都市ガスと電気をご契約中のお客さまはご契約いただいている料金メニューに応じて、電気料金が割引になります。 - 電気代にセット割が効く
※東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。 - 世界最大の都市ガス事業者のため安心感がある
家庭で使うエネルギーのうち、一番使用量が多く、請求も高額になりがちなのは「電気」です。
その点東京ガスは電力料金周りのお得さが際立っているため、東京電力やその他事業者と比べて固定費を削減しやすくなっています。
※東京ガスの都市ガスと電気をご契約中のお客さまはご契約いただいている料金メニューに応じて、電気料金が割引になります。
そのほか、日本最大手で世界最大の都市ガス会社が運営しているという点も安心ポイントでしょう。
昨今は燃料高騰の影響を受けて撤退する新電力会社が数多く出てきています。
電気・ガスの燃料であるLNGを自社で調達できる東京ガスなら、ちょっとやそっとで供給が乱れることはないはず。
世界情勢が不安定な今、電力会社は安さより安定供給で選ぶフェーズに来ているように感じるワン。
\いまの電気代と比べてみよう/
切り替え工事原則不要!数ある新電力サービスの中でも屈指の電力安定供給が強み。
ガスとのセット割を使えばさらに0.5%OFF!
※お申込み以外の切り替え手続きは原則不要。
※お客さまの電気メーター設置状況や現電力会社との契約状況により、別途費用の発生や現電力会社へのご連絡をお願いすることがあります。
※東京ガスのガスと電気(基本プラン・ずっとも電気3) のご使用場所およびご契約者が同じであり、ガス料金と電気料金を合算してお支払いいただける方が対象です。
【まとめ】電気・ガスのセット契約がおすすめの会社
どの会社で電気・ガスをセット契約すればいいのか、よくわかったよ!
この記事では、これから電気とガスをまとめようと考えている人に向けて、電気・ガスのセット契約がおすすめの会社をエリア別に徹底解説してきました。
セット契約は、最安値にはなり得ないケースはあるにしろ、面倒な手続きなしで気軽に光熱費を見直せる点が最大の魅力。
今回紹介した会社のように、セット割や独自ポイントなど、セットにすることによりサービス面が充実する会社を選ぶとさらにお得になることでしょう。
セット契約の選択肢が多い関東エリアであれば「東京ガス/東京ガスのでんき」が特におすすめ。
電気料金単価の安さ・ポイントサービスの充実さなど、あらゆる面で東京電力より使い勝手に優れています。
※東京ガスの都市ガスと電気をご契約中のお客さまはご契約いただいている料金メニューに応じて、電気料金が割引になります。
関連記事
■都市ガス会社を重点的に見直したい人はこちらもチェック↓