この記事の結論
- 全上場銘柄の3社に1社が株主優待を実施
- 株主優待の種類は、主に金券・優待割引券・自社製品・カタログギフトがある
- 株主優待だけではなく、企業の財務情報も見て投資判断をしよう
株主優待とは?
株主優待とは、「企業が株主に、自社サービスの割引券や商品などを無料でプレゼントすること」です。
2020年10月末では1,522社が株主優待を実施しており、全上場銘柄の3社に1社以上が株主優待を実施しているということになります。
金券や自社商品などがもらえるため、個人投資家には魅力的な制度です!
人気の株主優待にはどんな種類がある?
どんな商品がもらえるんだろう?
株主優待には、様々な種類があります。
下の表では個人投資家に人気がある株主優待の種類をまとめてみました。
特にカタログギフトは人気があり、オリックスのカタログギフトは個人投資家からの人気が高いです。
オリックスの株式を100株以上保有すると、オリックスグループの全国の取引先が取り扱う商品が掲載されているカタログギフトから、1つ好きな商品を選ぶことができます。
また100株以上を3年以上継続保有すると、ワンランク上のカタログギフトを受け取ることができます。
好きなものが選べるカタログギフトは魅力的だね!
おすすめの株主優待
もっと他の株主優待も知りたい!
ここからはおすすめの株主優待をご紹介していきます!
以下の項目をまとめてご紹介します。
・株主優待の内容
・必要な保有株数
・優待獲得のための最低金額(2021/2/19終値から算出)
・備考
株主優待の内容や必要株数は変わることもあるので、参考として見てほしいワン!
おすすめの株主優待~金券~
(8697)日本取引所グループ
優待獲得のための最低金額:244,250円
長期保有すると優待内容がグレードアップするのは魅力的ですね!
(3299)ムゲンエステート
優待獲得のための最低金額:47,700円
備考:1年以上継続保有の株主のみに贈呈
(3673)ブロードリーフ
優待獲得のための最低金額:257,500円
おすすめの株主優待~自社製品~
(2501)サッポロホールディングス
3年以上継続保有者は以下の株主優待に変わります。
優待獲得のための最低金額:219,800円
長期保有すると株主優待が豪華になるね!
(2925)ピックルスコーポレーション
優待獲得のための最低金額:350,000円
(1909)日本ドライケミカル
防災関連グッズがもらえるの、面白いね!
優待獲得のための最低金額:156,700円
おすすめの株主優待~優待割引券~
(3197)すかいらーくホールディングス
優待獲得のための最低金額:162,700円
備考:株主優待は年2回もらえる
(3223)エスエルディー
優待獲得のための最低金額:67,400円
(9616)共立メンテナンス
3年以上継続保有している株主は以下の株主優待がさらに年1回もらえます。
優待獲得のための最低金額:370,500円
株主優待だけで投資判断は危険?
投資をするのなら、お得な株主優待を手に入れたいですよね。
ですが、投資先を決める際は株主優待だけを見るのではなく、企業の収益性・安定性・成長性などの財務情報も含めて、総合的に判断する必要があります。
是非気になる株主優待から、その企業の財務情報などもチェックしてみてください!
確かに投資した企業の将来性が無いのなら、元も子もなくなってしまうよね
また、株主優待でも3年以上の保有でランクアップするなど、長期保有をした方がお得になるケースもあります。
投資家として企業の長期的な成長を応援する「応援投資」をしてみるのも良いかもしれませんね♪