KDDIグループが運営している新電力「auでんき」について、「知名度は高いけど、評判とか料金とかは実際どうなんだろう…?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
この記事は「auでんきへの乗り換えを検討している人」に向けて、auでんきの概要から他社との比較をはじめ、契約するメリット・デメリットやおすすめできる人の特徴まで徹底解説します。
最後まで読むことでauでんきの魅力を理解することができ、乗り換えるかどうか適切な判断ができるようになるはずです。
より多くの新電力会社を比較したいという人は「新電力会社おすすめ厳選17社!プラン比較・特典などエリア別に紹介」もご覧ください。
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auでんきについての概要
サービス名 | auでんき |
運営会社 | auエネルギー&ライフ株式会社(KDDIグループ) |
基本料金 | 10Aあたり295.24円 |
電力量料金 | ~120kWh:29.99円 121kWh~200kWh:36.59円 201kWh~:40.68円 ※東京電力エリアの場合 |
契約期間/解約金 | なし |
特徴 | ・大手キャリア「KDDIグループ」の新電力 ・支払金額に応じてPontaポイントが貯まる * ・au系列のサービス利用者はお得になりやすい |
公式サイト | https://www.au.com/energy/denki/ |
auでんきは、2016年の電力自由化を受けて、大手通信キャリア「KDDI」のグループ会社が提供を始めた新電力です。
名の知れた会社が運営するサービスということもあり利用者数はかなり多く、2021年にはauでんき含むKDDIの電力サービスの契約件数が300万件を突破したとのデータも。
auでんき公式が独自に実施した利用者アンケートの結果を見ても、高い評価を得ていることがわかりました。
アンケート項目 | 割合 |
---|---|
今後も継続したい | 91.9% |
申し込み手続きが簡単だった | 88.1% |
申し込みに不安はなかった | 58.1% |
利用期間半年以上 | 81.30% |
中には3~4年以上継続して利用している人もいるようだよ!
基本の料金単価は大手電力会社とほとんど変わらないものの、毎月Pontaポイントが貯まるのがauでんきならではの魅力と言えます。
auユーザー、Pontaポイントユーザーは、大手電力会社よりお得になる可能性が高いでしょう。
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auでんきの値上げ・料金改定情報
昨今はコロナウイルスの流行や国際情勢の影響などが相まって、どこの電力会社でも値上げや特典見直しなどが行われています。
auでんきも例に漏れず、2023年4月に1回、同6月に1回と、料金単価の改定が発表されました。
基本料金(10Aあたり) | 286円 | 295.24円 | 295.24円 | +9.24円 |
~120kWh | 19.87円 | 19.91円 | 29.99円 | +0.04円 |
121kWh~200kWh | 26.47円 | 26.51円 | 36.59円 | +0.04円 |
201kWh~ | 30.56円 | 30.59円 | 40.68円 | +0.04円 |
電力量料金が大幅に高騰しているね…
もう一点、auでんき独自の特徴である「Pontaポイント還元」についても、2023年5月以降見直されることがわかっています。
毎月の電気料金 | 2023年4月までの還元率 | 2023年5月以降 |
---|---|---|
8,000円以上 | 5% | 1% |
5,000円~8,000円未満 | 3% | 0.50% |
5,000円未満 | 1% | 0.50% |
料金単価とはうってかわって、還元率は大幅に低くなってしまうため注意が必要です。
特に毎月の電気使用量が多く、いままで大量に還元を受けていた人ほど魅力が薄れてしまうでしょう。
ご家庭の電気の使い方に合わせて、乗り換えるべきかどうかよく検討することをおすすめするワン!
auでんきとその他新電力サービスを比較
auでんき、ほかの新電力と比べて優秀なのかな?
auでんきの魅力に迫る前に、まずは価格面や契約面といった基本情報について、他社新電力サービスと比較していきます。
auでんきがどんな点で他社より優れているor劣っているのか、契約前に一度確認しておきましょう。
auでんきの価格面での比較
度重なる電力会社各社の値上げを考慮したうえで、auでんきの価格をその他新電力と比較してみました。
なお比較対象は、関東エリアで知名度の高い「東京電力」「東京ガスのでんき」「CDエナジーダイレクト」「ミツウロコでんき」の4社です。
auでんき | 東京電力 | 東京ガスのでんき | CDエナジーダイレクト | ミツウロコでんき | |
---|---|---|---|---|---|
基本料金 (10Aあたり) | 295.24円 | 295.24円 | 295.24円 | 276.90円 | 295.24円 |
~120kWh | 29.99円 | 30.00円 | 29.90円 | 29.90円 | 32.11円 |
121kWh~300kWh | 36.59円 | 36.60円 | 35.41円 | 35.59円 | 33.33円 |
300kWh~ | 40.68円 | 40.69円 | 37.48円 | 36.50円 | 35.99円 |
東京電力と比べると、auでんきの単価はほぼ同じ。
大手電力会社とは料金面で大きな違いはないと言っていいでしょう。
詳しくは後述するけれど、普段からau系列のサービスを利用している場合auでんきのほうがお得になるケースもあるよ!
一方、新電力サービスの中には、大手電力会社ほど値上げを実施していないところもいくつかあります。
関東エリアだと「東京ガスのでんき」や「CDエナジーダイレクト」など。
今後どのように変更されていくかはわからないものの、現段階の安さだけで比較するのであれば、auでんきより安くなる新電力もあるということを覚えておくとよいでしょう。
auでんきの契約面での比較
ここでは価格以外で気になる点として、縛りや解約金、提供エリアなどの「契約面」を比較していきます。
比較対象は価格の時と同様「東京電力」「東京ガスのでんき」「CDエナジーダイレクト」「ミツウロコガス」の4社です。
auでんき | 東京電力 | 東京ガスのでんき | CDエナジーダイレクト | ミツウロコでんき | |
---|---|---|---|---|---|
契約期間 | なし | 1年/2年 | なし | 1年 (一部プランのみ) | なし |
解約金 | なし | 3,000円/5,000円 | なし | 残存期間×400円 (一部プランのみ) | なし |
提供エリア | 全国対応 (離島など一部地域を除く) ※東北・四国エリアは受付一時停止中 | 全国対応 (沖縄や離島・山間部など一部地域を除く) | 関東圏のみ | 関東圏のみ | 全国対応 (沖縄や離島・山間部など一部地域を除く) |
プラン選び・見直し | 不要 | - | 2種類 (基本、オール電化) | 9種類 (ファミリー、シングル、オール電化など) | 3種類 (基本、シングル、時間帯別) |
ポイント還元 | あり (Ponta) | あり (くらしTEPCOポイント) | 2023年3月で終了 ※ガス単体orセット契約時はあり | 一部プランのみ | なし |
auでんきは、契約期間や解約金が一切なく、ワンプランだから乗り換えの際してプラン選び・見直しも不要。
さらには北海道・沖縄を含む全国エリアで利用できることから、幅広い世帯に使いやすい新電力であることがわかります。
供給エリアに関しては、今後狭まる可能性もあるからその点は留意してね!
新電力サービスは頻繁に価格が見直されたり、新たなお得サービスが出てきたりと移り変わりが激しい市場です。
乗り換えたいときにいつでも動けるよう、なるべく契約期間のないサービスを利用するのが賢い選択でしょう。
縛りがあると、もしも突然高騰してしまったときも逃げられないんだワン…
価格面では他社に少々劣るところがあるものの、契約面なども総合的に加味すると、auでんきはバランスの取れた優秀なサービスと言えそうです。
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auでんきを利用するメリット・良い口コミ評判
auでんきの具体的なメリットを知りたい!
ここからは、auでんきが多くのユーザーに選ばれている理由を探るべく「契約するメリット」について、ネット上の口コミ評判をもとに徹底解説していきます。
「大手電力会社から乗り換えて得するの?」「au系列のスマホユーザーは得するって本当?」など、気になっている人はぜひチェックしてみてください。
支払金額に応じてPontaポイントが貯まる
何度も先述してきましたが、auでんきの特に大きな魅力は「支払料金に応じてPontaポイントが貯まる*」ということ。
※燃料費調整額、電源調達等調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費相当額を除いた金額が対象です。
5月から還元率が低下してしまいますが、具体的には以下の割合で毎月必ず貯まっていきます。
毎月の電気料金 | 2023年4月までの還元率 | 2023年5月からの還元率 |
---|---|---|
8,000円以上 | 5% | 1% |
5,000円~8,000円未満 | 3% | 0.50% |
5,000円未満 | 1% | 0.50% |
改悪されてしまった1%だとしても、毎月15,000円電気代を支払っているなら150ポイント。年間2,000ポイント近くも貯まるから、馬鹿にはできないよ!
昨今は楽天、PayPayに続いて「au経済圏」なるものも注目を集めています。
普段からPontaポイントを利用している人ほど、auでんきを活用する価値が高いでしょう。
au経済圏ってほかの経済圏と比べてどうなの?と疑問を抱いている人は「au経済圏の特徴は?デメリットや始め方を徹底解説【楽天・PayPayとの比較あり】」も要チェックです。
UQモバイルの月額料金に割引がかかる
auのサブブランドとして提供されている通信サービス「UQモバイル」と、auでんきは相性抜群。
両方契約することで「自宅セット割」が適用となり、UQモバイルの月額料金に大幅割引がかかるようになっているのです!
プランごとの割引額は以下の通り。
ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン | |
---|---|---|---|
データ量 | 4GB | 20GB | 30GB |
通常時の月額料金 | 2,365円 | 2,277~3,465円 | 3,278円 |
各種割引適用時の月額料金 (セット割含む) | 1,078円 | 990~2,178円 | - |
最安990円から契約できるようになるんだね!一般的な格安SIMと比べても、コスパ優秀。
UQモバイルは純粋なau回線が使えることもあり「通信費を下げたいけど、格安SIMは品質が心配…」という人からも多く選ばれています。
KDDIの2023年度第1四半期決算資料によれば、同社のpovoと合わせて700万回線以上利用されているほど。
日本の人口が約1.3憶人だから、およそ18人に1人はUQモバイルかpovoを利用しているという計算に…!圧倒的な人気だね。
値上がりや還元率低下でauでんきのアドバンテージが低くなっていますが、UQモバイルとのセット割を活かすことができれば、まだまだお得になりうるでしょう。
UQモバイルの評判を詳しく知りたい人は「UQモバイルは評判悪い?後悔しない?口コミをもとにメリット・デメリットを徹底解説」をご覧ください。
auサービスの支払が一つにまとまり管理しやすい
スマホ代は口座振替、電気代はコンビニ払いなどなど…固定費の支払は何かと煩雑になりがち。
その点KDDIグループのサービスは「KDDIまとめて請求」で請求を一つにできるため、支払が非常にスマートです。もちろんauでんきも対象。
Q.「KDDIまとめて請求」とは何ですか?どのようなメリットがありますか?
引用:au公式サイト
A.「KDDIまとめて請求」とは、au携帯電話、電話・インターネット、でんきなどの請求書をまとめるサービスです。
現在au・UQモバイルといった通信サービスを契約している人は、電力会社をauでんきにすることで家計管理もしやすくなるでしょう。
都市ガスとのセット契約がお得
auは大手電力会社の新ガスサービスと提携しており「ガス for au」という独自のガスプランを展開しています。
auでんきなどのKDDIグループサービス利用者のみが契約できるプランになっており、大手都市ガス会社と契約するよりもお得度が高いのが特徴です。
具体的な魅力は以下の通り。
- 大手ガス会社の一般料金よりも割安(関東エリアは約3%お得)
- auでんきとセット契約で、Pontaポイントが毎月102pもらえる
- ガスの請求も一つにまとめることができる
安くなるうえにPontaポイントまでもらえるなんて!
スマホ・電気に加えてガスの支払いまでまとめられるのは、日々家計管理をする人にとって非常にありがたいポイントと言えます。
とにかく安さを追求するのももちろんありですが、管理のしやすさを取ってau系列サービスでまとめるのも決して悪手ではありませんよ。
いつでも解約金無料で乗り換えられる
auでんきの契約回りを調べると「1年の契約縛りがある」「解約金が2,000円かかる」といった情報が散見されますが、これらはサービス開始当初の話です。
2023年4月現在auでんきの公式サイトを見ると、はっきりと「違約金なし」との旨が記載されていますので、ご安心ください。
Q.auでんきを解約すると違約金はかかりますか?
引用:auでんき公式Q&A
A.auでんきでは違約金をいただいておりません。auでんきを解約しても違約金はかかりませんので、ご安心してお試しください。
万が一乗り換え後にさらなる値上げ・還元率改悪などがあったとしても、いつでも解約金なしで乗り換えられるためリスクはありません。
「auユーザーだから、試しに使ってみたい」という気軽な動機で契約してみるのもおすすめです。
契約者限定の「auでんきアプリ」が便利
auでんきには、契約者限定で利用できる「auでんきアプリ」が用意されています。
毎日の電気量をチェックできたり、電気の使い過ぎをプッシュ通知で知らせてくれたりと、節電・節約につながる機能が盛りだくさん。もちろん利用料は無料です。
今までは月一回の検針票でしか使用量・料金がわからなかったけど、auでんきなら毎日チェックできちゃうんだね!
各データは数値だけでなくグラフでも表示されるので、日々の推移をチェックするのも簡単。
アプリを見るだけで傾向管理ができるので、固定費削減に向けたアクションも起こしやすいでしょう。
中には、当該アプリの使い勝手の良さを理由にauでんきを使い続けている人もいるほど。
「電気をうまく管理できない…」と悩んでいる人は、auでんきアプリを活用してみるといいかもしれません。
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auでんきを利用するデメリット・悪い口コミ評判
auでんきのデメリットについても理解したうえで検討したいな。
ここまでauでんきの良いところを中心に紹介してきましたが、当然ながら他社に劣る部分があることも確か。
契約してから「ミスマッチだったな…」と感じてしまうことのないよう、ここではauでんきのデメリットにも触れていきます。
口コミ評判も多数引用していますので、ぜひユーザーの声を参考にしてみてください。
毎月の電気料金は大手電力会社と同じ
auでんきの料金単価は、基本料金・電力量料金ともに大手電力会社とほとんど違いがありません。
料金比較の際にも掲載しましたが、東京電力の料金単価と比べてみると以下の通り。
auでんき | 東京電力 | |
---|---|---|
基本料金(10Aあたり) | 295.24円 | 295.24円 |
~120kWh | 29.99円 | 30.00円 |
121kWh~300kWh | 36.59円 | 63.60円 |
201kWh~ | 40.68円 | 40.69円 |
ごくわずかにauでんきの方がお得ではあるね。
新電力=電気代が安くなるという先入観をもってauでんきに加入すると、ほとんど変わらないその結果にがっかりしてしまう可能性があります。
事前によく料金体系を確認するようにしましょう。
au系列の通信サービスを利用していないとお得度が下がる
auでんきの最大の特徴である「Pontaポイント還元」ですが、auやUQモバイルを利用している人以外はお得度が下がってしまうため注意が必要です。
auスマホを利用した場合とそうでない場合のポイント還元率の違いを以下にまとめました。
毎月の電気料金 | auスマホ契約者 | auスマホ未契約者 |
---|---|---|
8,000円以上 | 5% | 3% |
5,000円~8,000円未満 | 3% | 2.00% |
5,000円未満 | 1% | 0.50% |
半分近く減ってしまうのは痛いね…ちなみに、auスマホの中でも「povo」は対象外となっているから注意が必要だよ。
なお還元率に違いが生じるのは2023年5月請求分までで、それ以降は先述した還元率改定に伴って以下のように統一されることになっています。
毎月の電気料金 | auスマホ契約者 | auスマホ未契約者 |
---|---|---|
8,000円以上 | 1% | 1% |
8,000円未満 | 0.50% | 0.50% |
今後auでんきを契約する人に関しては、au系列のスマホを使っているかどうかはあまり気にしなくてもよくなるでしょう。
ecoプランはポイント還元が受けられない
auでんきは、大きく分けて「でんきMプラン」と「ecoプラン」の2プラン展開。
前者はこれまで説明してきた通り「利用料金に応じてPontaポイントが貯まる」という特徴がある一方で、後者の「ecoプラン」ではポイント還元が受けられなくなっています。
Pontaポイント目当てでauでんきに加入するのであれば、でんきMプラン一択だね。
ただし、ecoプランに金銭面でのメリットはないものの、その名の通り「環境にやさしい」という大きな特徴があります。
具体的には以下の通り。
- 実質100%再生可能エネルギー&CO2排出ゼロの電力が利用できる
- 電気料金の2%相当が環境保全団体へ寄付される
契約するだけで環境に貢献できるという、魅力あるプランであることには違いありません。
家計と相談しつつ、可能であれば利用を検討してみるといいでしょう。
オール電化プランは基本用意されていない
先述したとおり、auでんきのプランは一般家庭向けの「でんきMプラン」と、環境に考慮した「ecoプラン」のみ。
「夜間電力が安くなるプラン」などは基本的に用意されていないため、オール電化のご家庭には向いていないでしょう。
オール電化の場合、一般的なプランで利用すると電気代が跳ね上がってしまうからね。
ただし公式Q&Aによれば「東京電力エリアに引っ越してきた場合のみ申し込み可能」との掲載もあります。
Q.オール電化を利用していますが申し込みは出来ますか?
引用:auでんき公式Q&A
A.現時点ではご提供しておりません。※現在auでんきをご利用のお客様で、東京電力エリアへの引っ越しの場合、お電話によるお申し込みができます。
「現在地方でauでんきを契約している人が、首都圏への引っ越しを機にオール電化にする」といった場合には、auでんきのオール電化プランに変更することができるということです。
限定的ではあるものの、オール電化後もauでんきを継続利用したいと考えている人は覚えておくといいでしょう。
燃料費調整額の上限が撤廃されている
電気料金の内訳の一つに「燃料費調整額」がありますが、auでんきではその価格に上限が設けられていません、
これはつまり、いくら電気使用量を節約したとしても、燃料費が高騰した場合の電気代上昇は避けられないことを指します。
ただし、コロナウイルスの流行や国際情勢の影響で燃料費高騰が続いている今、新電力どころか大手電力会社ですら燃料費調整額の上限を撤廃し始めているのが実情。
このご時世、どこに乗り換えたとしても燃料費はかさんでしまうのです。
関西エリアのメイン電力会社「関西電力」ですら、2023年4月より一部メニューで燃料費の上限を撤廃しているよ。
今も安定して電気が使えているのは、燃料が高騰している中でも必死に稼働を続けてくれている電力会社があるからともいえます。
苦しいのは消費者だけではないため、今はみんなで協力して乗り越える時と言えるかもしれません。
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auでんきがおすすめな人の特徴
ここまで紹介してきたauでんきのメリット・デメリットをもとに、どんな人がauでんきを選ぶべきなのか「おすすめできる人の特徴」を3点にまとめました。
- au経済圏(Pontaポイント)を活用している人
- auもしくはUQモバイルを利用している人
- 家計管理を楽にしたい人
第一に、Pontaポイントを貯めてau経済圏で生活しているという人に、auでんきはピッタリのサービスと言えるでしょう。
契約していつも通り電気を使うだけで、毎月勝手にPontaポイントが貯まるのはKDDIグループのサービスならでは。
au経済圏は、楽天・PayPay経済圏と同じくらい力をつけてきているからね!
また、auやUQモバイルのスマホを使っている場合も、auでんきを選択する価値が高いでしょう。
ポイント還元率が上がったり、セット割でスマホ代が大幅に割り引かれたりと、嬉しい特典満載です。
そのほか、毎日電気代と使用量をチェックできる契約者専用アプリもあり、家計管理にも役立つこと間違いなし。
これらのメリットに魅力を感じる人であれば、auでんきに乗り換えて損することはないはずですよ!
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auでんきの申し込み方法
auでんき、申し込み手続きは簡単なの?
「乗り換えたいけど、手続きが大変そう…」としり込みしている人は意外と多いはず。
しかし、電力会社の乗り換え作業は思っているよりも圧倒的に簡単です。
ここではauでんきへの申込〜切替完了までを6STEPで解説していきます。
- ①検針票を用意
- 乗り換えには、現契約の「お客様番号」や「供給地点特定番号」といったものが必要になります。
これらはすべて検針票に記載されているため、毎月発行されている紙の検針票や、Web明細などを用意しておきましょう。
- ②現在契約している電力会社の選択
- auでんき公式サイト右上「お申し込み」ボタンを押すと、電力会社を選択する場所に遷移します。現在利用している電力会社を選択してください。
※新電力をご利用の場合は「上記以外の電力会社」を選択することで、選択肢が別に現れます。
- ③「auでんきに申し込む」を押す
- 電力会社選択が済んだら、そのすぐ下の「auでんきに申し込む」をクリック。auユーザーの方は、普段ご利用のau IDでログインしてください。
もしauユーザーでない場合には、ここで会員登録を済ませておきましょう。
- ④申し込み情報を確認する
- au IDに紐づいた契約者情報がそのまま反映されるので、申し込みに際して住所その他必要情報を入力する必要はありません。
申し込み情報に誤りがないか確認する画面が表示されるので、修正箇所がないかチェックしてください。
- ⑤「お申し込み完了」ボタンを押す
- 申し込み情報が現在の個人情報に相違なければ、「お申し込み完了」ボタンを押して乗り換え作業は終了です。
- ⑥切り替え完了まで待つ
- 申し込みが済んだ後は、ユーザー側でやることは何もありません。電力系の交換工事、現契約先への解約連絡などは、すべてauでんき側で対応してくれます。
申し込みから1か月程度経過後、利用開始を知らせる書面が届いたら、auでんきへの切り替えは完了です。
難しく見えるかもしれないけど、一言でいえば「検針票をもって申し込むだけ」だよ!
もしそれでも不安を感じる人は「電気会社の乗り換え方法を4STEPで解説!乗り換えによるメリット・デメリットや注意点まとめ」もチェックしてみてください。
auでんきに関するよくある質問
auでんきを契約すべきか、まだちょっと決めきれないな…
ここでは、auでんきに乗り換えようか迷っている人によくある質問をまとめました。
「全国の大手電力会社と比べてどう?「市場連動型で高くなる?」など、契約前にぜひ知っておきたい内容ばかり。
ぜひ一度目を通してみてください。
大手電力会社と比べて安くなる?
auでんきの基本プラン「でんきMプラン」の料金体系は、大手電力会社に習った形となっています。
そのため、大手電力会社からauでんきに乗り換えたとしても、電気代自体はほぼ安くならないため注意が必要です。
auでんき | 東京電力 | |
---|---|---|
基本料金(10Aあたり) | 295.24円 | 295.24円 |
~120kWh | 29.99円 | 30.00円 |
121kWh~300kWh | 36.59円 | 63.60円 |
201kWh~ | 40.68円 | 40.69円 |
一方で、auでんきは以下2つの特徴を持っている点が大きなメリット。
- 支払料金に応じてPontaポイントが貯まる*
- セット割でUQモバイルの月額料金が大幅に安くなる
※燃料費調整額、電源調達等調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費相当額を除いた金額が対象です。
これらの特典を目的にauでんきを契約している人も多数いる状況です。
UQモバイルは、一契約あたり最大1万円以上も割引がかかるから大きいよね!
UQモバイルを利用しているorこれから利用しようとしている人、Pontaポイントを貯めてau経済圏を活用している人であれば、大手電力会社よりauでんきを選択する価値は高いでしょう。
auでんき、Pontaでんき、UQでんきの違いは?
KDDIグループには「auでんき」「Pontaでんき」「UQでんき」の3つの新電力サービスが存在します。
このうち「UQでんき」は2021年11月をもって受付を終了しているため、現在もサービスを継続しているのは「auでんき」と「Pontaでんき」の2種類。
それぞれの大まかな違いは以下の通りです。
- auでんき
・支払料金に応じてPontaポイントが貯まる*
・UQモバイルのセット割対象 - Pontaでんき
・支払料金にかかわらず毎月150Pontaポイント付与
・新規申し込みで2,000Pontaポイントプレゼント
※燃料費調整額、電源調達等調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費相当額を除いた金額が対象です。
Pontaでんきも毎月Pontaポイントが貯まることには変わりないものの、150ポイント固定という違いがあります。
電気使用量が少なく電気代も安い一人暮らし世帯などは、Pontaでんきのほうが効率よくポイントを貯められるかもしれません。
ちなみに、いずれも料金単価自体は大手電力会社とほぼ相違ないよ。
一方で、PontaでんきはUQモバイルのセット割対象外となっているのが痛いところ。
UQモバイルを使っているor今後使う予定があるのであれば、年間最大1万円以上割引となる「auでんき」が圧倒的におすすめです。
auでんきは市場連動型?
電気のもととなる燃料の価格が高騰している今「市場連動型」は電気代が跳ね上がってしまうリスクをはらんでいるため気を付けたいところ。
その点auでんきは「従量電灯型」を採用しているため、価格高騰による影響は心配いりません(2023年4月現在)。
ただし市場連動型が完全に悪なわけではなく、電力の市場価格によっては従量電灯型より安くなることももちろんあります。
市場連動型を最大限活用するには、市場価格のチェックが欠かせないね。
使いこなせるのであれば市場連動型も魅力的ですが、深く考えず高騰リスクも避けたいという人は従量電灯型を選ぶのが無難でしょう。
auでんきの解約方法は?
「契約してみたけど合わなかった…」なんてことが起こる可能性もゼロではないため、事前に解約方法をおさえておくことは重要です。
auでんきの解約方法は、解約後「他社に乗り換えるかどうか」で2通りに分かれてきます。
- 他社に乗り換える場合
auでんきへの解約連絡不要。新しい電力会社が、解約手続きを代行してくれる - 他社に乗り換えない場合
KDDIお客様センターへ電話連絡。(電話番号:0120-925-881)
電力会社の乗り換えは、乗り換え先に申し込むだけであとは勝手に進むから楽チンだよね。
電気を使わない場合はほとんどないかと思いますが「乗り換えなしで解約する場合には電話窓口に連絡する必要がある」ということを覚えておくとよいでしょう。
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初期・切替費用は一切かかりません。UQモバイル等とのセット契約もお得。
※燃料費調整額、電源調達等調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費相当額を除いた金額が対象です。
【まとめ】auでんきの評判・料金体系について
auでんきの評判についてよくわかったよ!乗り換えを検討してみようかな。
この記事では、KDDIグループが運営する新電力「auでんき」について、他社との比較情報や契約するメリット・デメリット、さらにはどんな人におすすめできるかといった情報についてまで、詳細に解説してきました。
昨今の燃料費高騰により数々の電力会社が影響を受けている中、auでんきも例に漏れず「料金の改定」や「ポイント還元率の低下」が実施され、当初よりお得度が下がっているのは事実。
しかし、毎月必ずPontaポイントが貯まること、UQモバイルのセット割対象であることは、現在においても魅力的であることに変わりありません。
au経済圏を活用している人や、au・UQモバイルユーザーの人は、ぜひauでんきへの乗り換えを検討してみてください!
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