・「資産運用はやめた方が良い」って聞くけど実際どうなの?
・デメリットしかないって本当なのかな?リスクを知りたい…。
このようなお悩みを解決します。
資産運用はしない方がいいと言われる理由
老後資金に2,000万円が必要と言われる現代、資産運用が注目を集めています。
しかし「資産運用は危険そう…」「大損したらどうする?」と感じ、なかなかスタートできない人も多いはず。
結論から言うと、資産運用は元本割れリスクがあるものの、今の日本で安心して老後を迎えるには必須です。
今回は資産運用をしない方がいいと言われる理由やおすすめしない人の特徴、成功させるコツを初心者向けに解説します。
【結論】オススメの資産運用3選
- 投資信託(SBI証券)
公式サイト:https://www.sbisec.co.jp/ETGate
まずは投資信託で少額の積立がおすすめ。SBI証券なら手数料を抑えて投資できます。 - ロボアドバイザー(WealthNavi)
公式サイト:https://www.wealthnavi.com/
ロボアドなら知識不要でプロ同様の投資が可能。WealthNaviはNISAも利用できます。 - ポイント投資(楽天証券)
公式サイト:https://www.rakuten-sec.co.jp/
楽天ポイントで1ポイントから投資可能。楽天カードや楽天銀行と組み合わせれば効率的にポイント獲得!
資産運用はしない方がいいと言われる理由
そもそも資産運用をしない方がいいと言われる理由には、以下の2つが挙げられることが多いです。
とはいえ上記は資産運用の一部に対する見解でしかなく、「投資初心者向け資産運用おすすめランキング5選」の記事にある通り、元本割れの心配がない方法も多数。
そのため、私の意見としては資産運用を一概にするなというのは間違いであり、むしろ正しい知識を理解した上で誰もが始めて欲しいと思います。
以下で2つの理由に対する具体的な解説と、私の反論を確認していきましょう。
①元本割れリスクがある
資産運用で株式などに投資した場合、当初の購入代金を下回ってしまう「元本割れ」を起こすリスクもあります。
資産運用は自己責任となるため、もし損失が出たとしても補償はもらえません。
とはいえ「長期投資」は収益率が安定しやすい傾向があるため、老後までには高い投資成果を生み出す可能性があります。
貯金は元本割れリスクはないものの、インフレ時に資産が目減りしてしまうワン!
②資産運用は危険・怪しいと思っているから
日本では金融教育の遅れにより、「投資=ギャンブル」といったネガティブな印象を抱いている方も多いです。
投資をしていると言ったら、危なそうだと思われることもあるよね。
もちろん投資はやり方によってはギャンブルにもなり得ますが、それは投資の一面に過ぎません。
投資対象にもよるものの、「過度なレバレッジをかけず集中投資を避ける」ことで、投資はギャンブルではなくなります。
投資が危なくなるかどうかは、やり方次第ってことか!
資産運用をしない方がいい人の特徴
ここからは資産運用をしない方がいい人の特徴を4つ紹介します。
以下で詳しく解説します。
①余剰資金がない人
資産運用は少額から始められますが、 現状の生活がカツカツで、投資に回せる余裕がない人にはおすすめできません。
資産運用にはリスクがつきものです。
長期積立投資でも未来のことは分からないから、損をする可能性は0ではないワン!
そのため、投資は余剰資金で始めることが大切です。
日々の生活費だけで家計が苦しい人は、まずは家計の見直しを行ってみましょう。
生活の満足度を下げずに節約できる項目はいくつもありますよ。
節約術について詳しく知りたい方はコチラ
②元本保証を求めている人
「資産運用をしておけばお金が増えるらしい」という口コミから、投資を始めることを検討する人も多くいるでしょう。
ただし資産運用で投資信託の仕組みを通じて値動きのある株式や債券などを運用する方は、元本保証がありません。
そもそも絶対にお金が増える投資はないワン!
しっかり商品の特徴や仕組みを理解したうえで始めることをおすすめします。
③すぐに利益をだしたい人
資産運用は毎月数万円を、数十年といった長期的な目線で運用します。
そのため「数日や数ヶ月の短期間で大きな利益を出したい」と考える人には、相性が合わないと言えるでしょう。
投資に対して短期間で大儲けできる印象を持つ人もいますが、そのような投資はハイリスクなため、初心者が参入しても損失を出す可能性が高いです。
確かにFXとかはリスクが高いって聞くもんね…。
手堅く長期目線で、将来に備えた資産形成を進めたい人に向いているでしょう。
④亡くなるまでに使い切れない資産がある人
亡くなるまでに使い切れない資産がある人は、資産運用の必要性は高くないでしょう。
資産運用はもともと老後資産に不安がある方が運用するものなので、すでに老後資産に不安がない方はリスクを取って運用する必要はないです。
逆に言うと、そんなに資産が無いなら資産運用を始めた方が良いのね!
資産運用はしない方がいい?しないリスクを解説
「資産運用をしない方がいいのでは?」と考える方もいるはずですが、資産運用は始めるべきだと言えます。
元本割れなどのリスクは避けられませんが、現代は以下のような理由から資産運用をしないリスクの方が大きいです。
- 低金利のため、銀行預金だけでは資産が増えない
- 給料の伸び悩みや、退職金支給額の減少が顕著
昔に比べて社会人の退職金も減っている中、将来のために自分で老後資金を確保する必要があるのは明白です。
20代、30代の方であれば老後まで20年以上はあるため、たとえ少額の積み立てでも、将来の資産額は投資をしていない人と比較して大きな差になるでしょう。
老後2,000万円問題などもあって、何もしないままでは不安…。
資産運用で一時的に損失が出ても、世界経済は持続的に成長しているため、長期的に投資すれば資産は着実に育てられます。
投資信託やロボアドなら投資にかける時間が無くても利益を目指せるので、ぜひ資産運用を始めてみましょう。
早いうちから、資産を増やす行動を取るんだワン!
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資産運用を成功させる3つのコツ【シミュレーションも】
ここからは資産運用を成功させるコツを3つ紹介します。
以下で詳しく解説します。
①長期的な目線を持つ
資産運用をするときは、長期的な目線をもって運用しましょう。
というのも、短期的に見ると元本割れをする可能性がありますが、アメリカの株式に連動するインデックスに10~20年といった長期的な目線で運用すると、過去のデータ上だと元本割れしないためです。
アメリカの代表的な株価指数であるS&P500に連動するVOOの株価チャートを見てみましょう。
直近ではやや値下がりしているものの、きれいな右肩上がりのチャートを描いています。
注目すべきなのは、このS&P500指数はどの20年間を切り取っても、プラスのリターンを得られているということです。
スゴイ!これなら安心して投資できそうだ!
あくまで過去のリターンの話で、未来の保証ではないから注意が必要だワン!
とはいえ、これまでの実績から考えるとVOOなど長期で値上がりする銘柄にコツコツと投資するメリットは十分にあると言えるでしょう。
今日買って一か月後の株価が下がって含み損になっていても気にすることなく、コツコツと投資を続けられる人が将来リターンを得やすくなるのです。
②少額から始める
資産運用を始める際は、少額から行いましょう。
いきなり多額のお金を投入すると、値動きに一喜一憂してしまい、安心して資産運用をできないためです。
コツコツ積み立てて気付いたら多額の資産を運用するのが理想だね!
どれくらいから始められるんだろう…?
楽天証券なら投信信託の買い付けが100円からできるため、まずは数百円から始めてみて、資金に余裕が出来たら増額することも可能です。
③税制優遇される制度を利用する
現在、日本ではNISAやiDeCoなど、投資益に税金がかからない税制優遇制度を導入しています。
いくらでも税制優遇されるのではなく、それぞれの制度で上限が決められており、少額投資であればその範囲内で投資できます。
- 一般NISA:年120万円
- つみたてNISA:年40万円
- iDeCo:月23,000円(サラリーマンの場合)
一般NISAとつみたてNISAの併用はできないものの、少なくとも55,000円ほどは毎月税制優遇の範囲内で投資できることになります。
税制優遇されているところから始めてみるとお得に投資できるね!
なお、2024年1月からNISA制度が大きく変わります。
NISAの非課税期間が無期限となり、NISA(成長投資枠)とつみたてNISAが合体して、一生涯で1,800万円まで投資できるようになります。
新NISAの詳細は「新NISA改正や恒久化(無期限)はいつから?分かりやすく解説!」の記事をご覧ください。
つみたてシミュレーション
でも、実際に投資をして資産って増えるのかな…?
以下では、実際に積立投資をすることでどれほど資産が増えるのかシミュレーションすることができます。
年間手数料(信託報酬)が0.2%ほどの投資信託への積立投資を前提としており、想定リターンは3パターンから選べます。
つみたてシミュレーション
※信託報酬:0.2%
想定年利で、毎月均等に投資し続けた場合を仮定しています。 実際には、投資信託の年利(運用益)は変動いたしますので、あらかじめご留意ください。
2024年以降のNISA制度では年間360万円、生涯で1,800万円までの投資額(元本)に対する利益が無期限で非課税となります。
本シミュレーションは、将来の運用成果を約束するものではなく、特定の金融商品の取引を推奨し、勧誘するものでもありません。情報の正確性には万全を期しておりますが、その内容の正確性、完全性、信頼性等を保証するものではありません。
資産運用はしない方がいいは嘘!おすすめランキング5選
初心者でも始めやすい資産運用方法は?
投資初心者におすすめしたい資産運用としては、以下の5つが挙げられます。
数ある資産運用の中でも、初心者が取り組みやすいものを厳選したので、それぞれ確認していきましょう。
逆にFXや信用取引はハイリスクだから、初心者は避けるんだワン!
①投資信託
投資信託の特徴
- 投資のプロに運用を任せられる
- 商品1つで手軽に分散投資できる
- コストとなる信託報酬は年0.09%~1.0%程度
投資信託は「ファンドマネージャー」と呼ばれる投資のプロが投資家に代わって運用してくれる投資商品です。
そのため購入する商品と金額さえ決めれば、投資の深い知識がなくても安心して資産運用を進められます。
銘柄分析などの難しい作業も、プロに任せられちゃうんだ!
投資信託は毎月定額をコツコツ積み立てる手法が定番で、以下のネット証券では100円から積み立てが可能です。
- SBI証券
公式サイト:https://www.sbisec.co.jp/ETGate
→取扱本数は2,600本以上と、業界トップクラス - 楽天証券
公式サイト:https://www.rakuten-sec.co.jp/
→楽天ポイントが貯まり、全銘柄で買付手数料が無料
投資信託の詳細は「【初心者向け】投資信託とは?仕組みや種類も図解で丸わかり」の記事にてまとめたので、併せてご覧ください。
②ロボアドバイザー
ロボアドバイザーの特徴
- 手間をかけずにプロ同様の投資が可能
- 資産配分を調整するリバランスを自動で行ってくれる
- 下落局面でも損失を抑えてくれる機能がある
ロボアドバイザーとは、投資家に代わりITテクノロジーを駆使し自動で資産運用してくれるサービスです。
投資信託と同様に手間や時間をかけることなく投資ができるため、投資初心者からも人気を集めています。
投資信託よりも幅広い投資先があるから、分散しやすいね!
最近は数多くのロボアドサービスが登場していますが、中でも投資家の満足度が高いのは以下3社。
- ウェルスナビ
公式サイト:https://www.wealthnavi.com/
→預かり資産と運用者数が業界No.1*のロボアド
※一般社団法人日本投資顧問業協会「契約資産状況(最新版)(2023年3月末現在)『ラップ業務』『投資一任業 』」を基にネット専業業者を比較 ウエルスアドバイザー社調べ(2023年6月時点) - ROBOPRO
公式サイト:https://folio-sec.com/robopro
→長期運用者の99%以上の通算損益がプラスに - SUSTEN(サステン)
公式サイト:https://susten.jp/
→優れたNISAサービスが魅力
中でも「ウェルスナビ」は圧倒的な知名度を誇り、話題のNISAも利用できる人気サービスなので必見です。
ロボアドバイザーについての詳細は、「ロボアドバイザーのおすすめ10選比較ランキング!手数料や選び方も紹介」の記事をご覧ください。
③ポイント投資
ポイント投資の特徴
- 現金を使わずに投資体験ができる
- NISAやつみたてNISAが利用可能
- 本格的な投資手段としては物足りない
ポイント投資とは、共通ポイントを利用して実際の株式や投資信託などに投資が出来る制度のことです。
以下のようなポイントを使って投資できるので、「いきなり現金を使って投資をするのは不安」という方にもおすすめ。
ポイントで投資して、利益は現金で受け取ることもできるんだ!
ポイント投資は現金が不要で心理的なハードルは下がる分、額が小さくなるため本格的な資産運用には不向きです。
まずはポイント投資で資産運用のイメージをざっくりと掴み、慣れてきたら投資信託や株式投資にも挑戦しましょう。
④ミニ株・アメリカ株
ミニ株・アメリカ株の特徴
- ミニ株は少額から株取引ができる
- アメリカ株は高配当で利益をあげやすい
- 他の投資方法と比べて前提知識が必要
ミニ株とアメリカ株は株式投資の一種で、投資信託と異なり自分で投資先を決定し、好きなタイミングで取引できます。
日本株は基本的に100株単位の取引となるため数十万円程度の資金が必要ですが、「ミニ株」は1株から購入可能です。
1株なら数千円程度だし、気軽に買いやすいね!
自力で伸びそうな銘柄を見つけて投資するので、プロに運用を任せる投資信託よりも投資知識が必要な点は注意しましょう。
アメリカ株は1株単位での取引が中心だから、少額取引にも合ってるワン!
⑤不動産投資型クラウドファンディング
不動産投資型クラファンの特徴
- 最低1万円から気軽に投資できる
- 登記など複雑な手続きが不要
- 運用にかかる手間やコストが少ない
不動産投資型クラウドファンディングは投資家から資金提供を受け、その資金をもとに物件を購入・運営するクラウドファンディングです。
一般的な現物の不動産投資を行う場合は数百万円以上の元手が必要ですが、不動産投資型クラウドファンディングなら1万円から少額投資できます。
入居者の募集から管理まで、運営会社に一任できるのも楽だね!
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資産運用はしない方がいいに関するよくある質問
資産運用で、まだ気になってたことが残ってる…。
資産運用について、初心者からよく挙げられる質問は以下の2つです。
モヤモヤしていた項目も、ここで一気に解消していきましょう。
Q.資産運用しない人が多い理由は?
資産運用をしない人が多いのは、「資産運用=危険・ギャンブル性がある」と考えている人が多いことが原因でしょう。
また、定期預金しておけば利息が多くもらえる時代があったため、リスクを取って投資する理由があまりないと考える世代もいます。
今は預金してもほとんど利息が付かないため、資産運用をするのは現代では必須だと言えます。
自分で考えてから資産運用をするのが大切だね!
Q.資産運用のデメリットは?
資産運用のデメリットは、元本割れリスクがあることです。
資産運用は自己責任となるため、もし損失が出たとしても補償はもらえません。
長期で見たら値上がりする銘柄を選ぶことが大切だよね!
【まとめ】資産運用は大半の人がすべき!
初心者の僕も、長期投資を意識して資産を増やしていくよ!
資産運用の基本情報を中心に、おすすめの投資手法もわかりやすく解説してきました。
最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。
- 運用は少額からスタートしよう
- おすすめの資産運用方法は人それぞれ違う
- 長期で値上がりが期待できる銘柄をコツコツ積み立てよう!
将来を見据えてお金を増やしたいと考えているなら、資産運用は今すぐ取るべき行動です。
本記事を読んで「資産運用を始めてみたい!」と思った方は、以下おすすめの証券会社を活用して老後資金を増やしましょう。