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光フードサービス(138A)のIPO初値予想と上場概要紹介

今回はIPO企業の中から、2月28日に東証グロースに場した光フードサービス(138A)をご紹介します。(同日は「Cocolive」が上場予定です)

光フードサービスは、立呑みスタイルを中心とした居酒屋を展開している企業です。

想定時価総額は19.8億円で、飲食業のIPOとなっています。

監修者:曽根原 大介
監修者:曽根原 大介

上智大学 外国語学部卒業。在学中に米 San Diego State University ファイナンス学部に留学。FP3級保持。
2019年より株式会社インベストメントブリッジにて投資家向けWebサイトの運営や上場企業のIRコンサルティングを手掛け、現在は社長室 室長。
学生・新卒向けの金融教育活動も実施。日本株やアメリカ株、NISAの投信積立、仮想通貨などに7年以上投資している。

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光フードサービスのIPO基本情報

ここでは上場日や、いろはにマネー独自の初値予想を見てみましょう。

上場日2月28日(水)
いろはにマネー独自の初値予想S(1.7倍以上)
※想定価格2,000円から、3,400円以上
企業Webサイトhttps://hikari-food-service.jp/
取り扱い証券SMBC日興証券楽天証券岡三証券など

IPOの主幹事経験が豊富なSMBC日興証券が取り扱っているね!

光フードサービスのIPO日程と価格

IPOの日程と価格は次のようになっています。

※発表次第更新しています。

想定価格2,000円
仮条件2,400円~2,660円
ブックビルディング期間2月9日(金)~2月16日(金)
当選発表日2月19日(月)
公開価格2,660
申込期間2月20日(火)~2月26日(月)
上場日2月28日(水)
初値5,850円

初値が公開価格の2倍以上になっているね!

光フードサービスのIPO初値予想

光フードサービス IPO評価

公募比率が100%であり、VC保有比率が0%と低い点はプラスに働きそうです。

また、吸収金額が7.36億円と比較的小さいことも初値の上昇にプラスに働くでしょう。

オファリングレシオが37%と高いことに懸念がありますが、総合的にみると初値はプラスになると予想されます。

これらの点から、IPO評価:S (予想レンジ1.7倍以上=3,400円~)と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:2,000

投票は終了しました。ご回答ありがとうございます!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

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初値予想方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事で解説しています。

また、IPO初値・騰落率結果一覧では直近のIPOデータを掲載しています。

光フードサービスの主幹事・幹事証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

東海東京証券(主)91.30%336,000株
SMBC日興証券2.61%9,600株
岡三証券2.61%9,600株
極東証券1.74%6,400株
楽天証券0.87%3,200株
水戸証券0.87%3,200株

\複数口座で当選確率UP!/

当選しやすい証券会社ランキング

なかなかIPOが当選しないな…

この記事をご覧頂いている方の中には、1つの証券口座だけでIPO抽選に参加している方も多いのではないでしょうか。

IPO投資で成功するには、複数口座を使い分けて抽選に参加するのがおすすめです。

以下の表では、IPO投資で開いておくべき”おすすめの証券口座”を紹介しています。

証券会社名 取扱数 主幹事数 抽選方法 事前入金
SBI証券 89 13
完全平等抽選: 60%
IPOチャレンジポイントに基づいた配分: 30%
取引状況等を踏まえて定めた配分: 10%
必要
楽天証券 65 0 完全平等抽選 必要
SMBC日興証券 47 24 完全平等抽選: 10% ステージ別抽選: 最大5% ※ほか対面割り当て 必要
松井証券 55 0 配分予定数量の70%以上を抽選 不要
岡三証券 38 0 取引実績に応じて優遇抽選 不要
マネックス証券 60 0 完全平等抽選 必要

※取扱数、主幹事数は2022年のデータ

松井証券や岡三証券は、事前入金不要で抽選に参加できるワン!

大株主情報

大株主の状況は以下の通りで、筆頭株主の株式会社「エム・カンパ二ー」が親会社となっています。

また、第2位の大谷 光徳氏は光フードサービスの代表取締役社長を務めています。

株主名比率
株式会社 エム・カンパ二ー62.5%
大谷 光徳26.79%
中島 翔太8.93%
石田 央1.79%

ロックアップ期間は180日間となっているよ!

光フードサービスの業績情報

光フードサービスの業績情報
光フードサービス業績情報2
EPSは左軸、BPSは右軸
決算期2019年11月2020年11月2021年11月2022年11月2023年8月
売上高1,1231,0968681,6841,640
成長率-2.4%-20.8%+94.0%-2.6%
経常利益567109133184
成長率-87.5%+1457.1%+22.0%+38.3%
経常利益率5.0%0.6%12.6%7.9%11.2%
当期純利益19-494062128
成長率+55.0%+106.5%
EPS28.8-73.460.493.6190.6
BPS15.636.123.5190.1
目論見書を元に、いろはにマネー作成
2023年10月31日付で普通株式1株につき600株の株式分割を実施
表は2019年11月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定して算出した値を記載

2022年11月期の決算では売上高が1,684百万円、経常利益は133百万円でした。

食品業全体として2019~20年は新型コロナウイルスの影響により業績が伸び悩んでいましたが、2022年11月以降はコロナ禍前以上の業績を達成しています。

また、直営店・フランチャイズ共に店舗数が着実に増加しており、成長が期待できます。

今後は300店舗の全国展開、日本の外食企業TOP10入りを目指し積極的な事業拡大を目指す方針です。

コロナウイルス緩和後はEPS、BPSともに順調に推移しているね!

光フードサービスの事業内容

光フードサービスは立呑み点をメインとした「飲食事業」を唯一のセグメントとして運営しており、以下の4つが同社の中心的な業態ブランドです。

飲食事業

  • 焼きとん 大黒
  • 魚椿
  • 横浜家系ラーメン 金山家
  • 焼肉デラックス
光フードサービスのメイン事業ブランド
目論見書より引用

居酒屋だけじゃなくてラーメン店も経営しているんだね!

また、同社は「ひとつでも多くの笑顔と笑い声に出会いたい」という企業理念のもと、日々の接客や店舗設置において以下のようなこだわりを持っています。

  • 人生密着型の接客
    小さなことにも目の届くサービスを提供することで、各地域にコミュニティセンターを創設していくような気持ちで展開していきます。
  • 「小箱」を特徴とした店舗
    席数を限定しない立ち呑みスタイルの店舗経営で、不況にも強く気軽に入れる低単価により「365日いつでも気軽に立ち寄れる」場を提供することがコンセプトです。
    30~50代の単身のサラリーマンを主要ターゲットとしています。
  • 企業理念の浸透
    ブランド力の維持・向上、企業理念の浸透を図っていく観点から、すべての店を対象に定期的な臨店検査及び講習会を開催しています。

同社の事業系統図は以下のようになっています。

光フードサービス 事業系統図

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直近IPOの初期予想と騰落結果

直近の12月にIPOした企業の初値予想と結果は以下の通りです。

企業名上場日初値予想初値騰落結果
yutori12/27D(1.0倍未満)1.28倍
ナルネットコミュニケーションズ12/25C(1.0~1.3倍)0.88倍
早稲田学習研究会12/22D(1.0倍未満)0.98倍
ヒューマンテクノロジーズ12/22C(1.0~1.3倍)1.13倍
マーソ12/21B(1.3~1.5倍) 1.01倍

日経平均が足踏みした中、初値が公開価格を下回ったIPO銘柄もありました。

ですが、条件の良い銘柄はしっかりと強い上昇を見せています。

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい

IPO投資におすすめのネット証券3選

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