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Fusic[フュージック](5256)【IPO上場企業紹介・初値予想】

今回はIPO企業の中から、3月31日に東証グロースに上場予定のFusic(5256)をご紹介します。(同日は「ココルポート」が上場予定です)

Fusicは、クラウド環境を活用したシステム開発、IoT・クラウド・AI を組み合わせてデータ活用を支援するデジタルトランスフォーメーション事業を中心とした企業です。

想定時価総額は22億円で、情報・通信業のIPOとなっています。

※上場後、企業様へインタビューを実施できた際に、企業からのメッセージを掲載致します。

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IPO概要・初値予想

IPO概要・初値予想

まず、Fusicの初値予想やIPO概要など、次の4つについて解説していきます。

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

Fusic IPO評価

売上高は右肩上がりで成長しており、グロース市場上場企業としては珍しく経常利益もほぼ毎年確保しています。

公募株と売り出し株が少なめで人気のある事業内容であることから初値は上昇すると考えられます。

ただしオファリングレシオがやや高いこと、近日のIPOが多いことが懸念点です。

これらの点から、IPO評価: B(予想レンジ1.3倍~1.5倍と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,830円

The poll has expired!

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
SBI証券87.0%300,000株
SMBC日興証券1.7% 6,000株
大和証券1.7% 6,000株
みずほ証券1.7% 6,000株
岡三証券1.3% 4,500株
岩井コスモ証券0.9% 3,000株
FFG証券 0.9% 3,000株
東海東京証券 0.9% 3,000株
東洋証券 0.9% 3,000株
西日本シティTT証券 0.9% 3,000株
松井証券0.9%3,000株
丸三証券0.9%3,000株
極東証券0.4%1,500株

\IPO取り扱い数No.1の証券会社はこちら/

日程・価格

IPOの日程は次のようになっています。

ブックビルディング期間3月15日(水)~3月22日(水)
当選発表日3月23日(木)
申込期間3月24日(金)~3月29日(水)
上場日3月31日(金)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件1,830円〜2,000円
公開価格2,000円
初値6,530円

過去IPO企業の初値や騰落率についてはコチラ

大株主

株主名比率
納富 貞嘉31.48%
濱﨑 陽一郎31.48%
NSMC株式会社13.16%
HSMC株式会社13.16%
株式会社フィックスターズ1.88%
新田 寛之1.41%
江上 喜朗1.41%
小田 晃司0.47%
櫻川 幸三0.34%
杉本 慎太郎0.32%

企業概要

IPO_企業概要

次に、同社の事業内容や直近の業績推移を確認していきましょう。

事業内容

Fusicは、クラウド環境を活用したシステム開発、IoT・クラウド・AI を組み合わせてデータ活用を支援するデジタルトランスフォーメーション事業を展開しています。

同社の事業はDX事業の単一ですが、その中でも以下の2つの事業に分類されています。

  • クラウドインテグレーション
  • データインテグレーション

それぞれ見ていきましょう。

クラウドインテグレーション

同事業では、3つのサービスを展開しています。

  • クラウドネイティブインテグレーション
    クラウドの特性を活かしたシステム開発を提供。
  • MSP(Managed Service Provider)
    クラウドコンピューティングを構築後、保守・運用に加えて、最適策を提案。
  • リセール
    AWSの再販売事業。

MSPとリセールはストック型の売上で、安定したビジネスモデルを構築しています。

データインテグレーション

同事業でも、3つのビジネスを展開しています。

  • AI/ビッグデータ解析
    データ活用の技術コンサルティングから機械学習を使ったモデル作成、データ分析やシステム構築、教育プログラムを提供。
  • クラウドデータ保管
    大量データの保管場所としてクラウドを活用。
  • IoTシステム開発
    データを収集するためのIoTデバイスの選定、サーバーインフラの構築、蓄積したデータを解析するためのシステム開発までトータルサポート。

今後、DXはシステムの刷新からデータ活用に主戦場が移ると想定されます。

同社のデータインテグレーションサービスへの需要の高まりが見込まれ、データ人材の育成と拡充を行うと同時に、当該サービスの拡大による事業の高付加価値化を目指し成長していくことが期待されます

Fusic 売上構成比
引用:目論見書

決算情報

続いて、同社の決算情報を見てみましょう。

Fusic 売上高
引用:目論見書

売上や資産額は順調で増加傾向にあります。

今後もクラウド事業の拡大は見込まれるので、同社の売上増加にも期待できるでしょう。

Fusic 利益
引用:目論見書

直近6年のうち1年以外は黒字となっており、すでに利益拡大フェーズに入っていると考察できます。

また、1株あたりの純資産額も増加しています。

経営陣

同社の役員は5名(うち1名女性)おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

代表取締役社長 納富 貞嘉

2003年10月 株式会社Fusic設立 取締役副社長
2005年3月 当社 代表取締役社長(現任)
2018年2月 株式会社Fixstars CloudSolutions 取締役
2018年10月 株式会社ホープ 社外取締役

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール」もご覧下さい。

IPO投資をするなら開いておきたい証券口座

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※本記事は2023年4月3日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の商品や手法を推奨するものではありません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。


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