PR
「いろはにマネー」では、複数企業と提携し情報を提供する広告収益モデルで運営しています。
当サイト経由での申し込みが発生した場合は、各企業から支払いを受け取ることがありますが、広告の出稿によって「サービスへの評価が変わる/ユーザーの方へ不都合な変更をする」ことはありません。

ANYCOLOR(エニーカラー/5032)【IPO上場企業紹介・初値予想】

2022年6月には1社が新規上場予定となっています。

今回は、6月8日に東証グロースに上場予定のANYCOLOR(5032)をご紹介します。

ANYCOLOR株式会社は2017年に設立された、国内VTuber「にじさんじ」の運営を行なっている会社です。

2022年5月現在、所属VTuberは約150名おり、登録者数の合計は約4000万人となっています。

日本の人口の3分の1もの人が登録してることになるのね!

想定時価総額は446.9億円です。

IPO投資をするなら開いておきたい証券口座

IPO概要・初値予想

まず、ANYCOLORの初値予想、およびIPO概要について以下の4つを解説していきます。

  • IPO評価・初値予想
  • 取り扱い証券
  • 日程・価格
  • 株主構成

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

IPO評価:S(予想レンジ1.7倍以上)

業績が極めて好調である点、事業内容が時代にマッチしていて、これからも市場の拡大が望める点が好判断材料です。

また、これからは海外VTube事業も更なる成長が見込めるため、同社は大きな飛躍が期待できます。

これらの点から、IPO評価:S、予想初値レンジ: 1.7倍以上と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

IPO評価対応表
詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想の方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事をご覧ください。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(共同主幹事) 55.11%835,200株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券(共同主幹事) 41.05%622,200株
SBI証券(副)2.30%34,900株
野村證券1.14%17,400株
松井証券0.19%2,900株
マネックス証券0.19%2,900株

\ IPO取扱数No.1/

日程・価格

IPOの日程は以下のようになっています。

抽選申込期間5月24日(火)~5月30日(月)
当選発表日5月31日(火)
購入申込期間6月1日(水)~6月6日(月)
上場日6月8日(水)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件1,490~1,530円
公募価格 1,530円
初値4,810円

大株主

株主の状況は以下のようになっています。

株主名比率
田角 陸43.11%
LC FUND VIII, L.P.10.29%
HODE HK Limited7.34%
Skyland Ventures2号投資事業有限 責任組合6.91%
株式会社ソニー・ミュージックエン タテインメント5.14%
本田 謙4.61%
釣井 慎也3.00%
株式会社インフルエンサーインベス トメントホールディングス2.30%
SBI AI&Blockchain投資事業有限責 任組合2.20%
けいはんな学研都市ATRベンチャー NVCC投資事業有限責任組合2.06%

企業概要

事業内容

同社は「魔法のような、新体験を。」というミッションを掲げており、テクノロジーを活用して新しい体験を提供することで、エンターテイメントの更なる可能性を追求し、世の中の 人々に楽しみを与えることを目指しています。

また、同社の事業は国内VTuber事業のみですが、以下の3つの領域に分けることができます。

  • ライブストリーミング領域
    VTuberグループ「にじさんじ」の運営を中心に行う
  • コマース領域(コンテンツ販売・イベント)
    コンテンツ販売とイベント企画・運営の2つのサービスで構成
  • プロモーション領域
    タイアップ広告、IPライセンス、メディア出演の3つの企業案件の受注

それぞれの特徴を見ていきましょう。

ライブストリーミング領域

同領域では、VTuberの動画配信活動のサポートと共に、機材・スタジオの貸し出しなどを行なっています。

また、炎上事案を発生させないためのコンプライアンス研修、誹謗中傷が発生した場合の警察への被害相談まで幅広くVTuberのサポートをしています。

にじさんじでは、定期的にオーディションも開催されており、これからもコンテンツの多様化が見込めそうです。

「葛葉」さんや「叶」さんなどが有名だよね!

コマース領域(コンテンツ販売・イベント)

同領域では、ライブ配信以外のファンとの接点を提供するために、コンテンツの販売や、イベント企画・運営を行なっています。

また2022年10月1日・2日には、史上最大の大型フェス『にじさんじフェス2022』が幕張メッセで開催されることが決まっています。

大型フェスでの売上UPに注目だワン!

プロモーション領域

VTuberの活動領域を広げ、認知度をさらに高めるためにテレビ、ラジオ、雑誌、インター ネット配信その他の顧客企業のメディアに出演する企業案件の獲得を目指しています。

ここ最近ではVTuberとゲームのコラボが多く、麻雀やRPGなど様々な種類のゲームとコラボしている点に注目です。

同社は英語圏及び中国を中心に海外でもVTuberビジネスを展開しています。

国内VTuberビジネスと同様に、 YouTubeを中心とした動画配信、コンテンツ販売、イベント、企業案件といった展開を行っているのが特徴的です。

決算情報

続いて、初値予想で「S評価」になった要因でもある決算情報を見ていきましょう。

売上高、経常利益、当期純利益、どれをとっても大きく成長しています。

また、自己資本率も66%と高く、安定性も評価される点です。

大きく成長しているIPO銘柄は、人気が高くなる傾向にあるワン!

これらの大きな成長は、2020年から始まったコロナ禍で、バーチャル空間での活動に需要が高まった事が起因しています。

ただ、現在は大きな成長を見せていますが、今後もこの成長スピードを維持できるのかは注視する必要がありそうです。

投資家からの期待は大きいから、初値は上がりそうだね!

いろはにマネーの投資診断

経営陣

代表取締役CEO 田角 陸

2017年5月 当社設立
2017年5月 当社代表取締役CEO 就任(現任)
2021年5月 当社海外VTuber事業部執行役員 就任(現任)

取締役CFO 兼 経営管理部長 釣井 慎也

2012年4月 税理士法人プライスウォーターハウスク ーパース(現:PwC税理士法人) 入所
2014年9月 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 入社
2019年5月 当社入社 執行役員CFO 就任
2019年7月 当社取締役CFO 就任(現任)
2019年11月 当社経営企画部長 就任
2021年5月 当社経営企画部執行役員 就任
2021年7月 当社経営管理部執行役員兼部長 就任(現任)

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は以下のページもご覧下さい。

IPO投資をするなら開いておきたい証券口座


ブックマークした記事を見る
banner banner

IPOのおすすめ記事

興味のあるカテゴリから探す

banner banner
この記事をブックマークすると、
マイページからいつでも読めます! この記事をブックマークする ブックマークした記事を見る
0
MENU