今回は「IPO企業」の中から12月22日に東証グロースに上場するコーチ・エィ(9339)をご紹介します。(同日は「jig.jp」が上場予定です)
コーチ・エィは、日本国内および海外においてコーチングによる組織開発事業及びコーチング人材育成事業を行っている企業です。
長年培ってきた「組織開発に向けたコーチング」の豊富な経験とリサーチ実績をもとに、コーチングの可能性を科学的な視点から読み解きます。
想定時価総額は34億円で、東証スタンダード市場に上場します。
※上場後、企業様へインタビューを実施できた際に企業からのメッセージを掲載致します。
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いろはに投資ではIPO企業様へ実際にインタビューを行い、企業様からのコメントを記事に掲載する取り組みを進めております。
貴社メッセージを掲載することで、中長期で貴社を応援する投資家が増えることを目指しております。
インタビューや掲載は無料で行っておりますので、ご興味がございましたらお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。
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IPO概要・初値予想
まず、コーチ・エィの初値予想、およびIPO概要について以下の4つを解説していきます。
同社を購入検討している方は、ご確認ください。
IPO評価・初値予想
業績も良く、売上高は拡大し、ここ数年も経常利益を出しています。
第19期、第21期はすでに配当金を出しているなど株主還元にも積極的です。
一方で、オファリングレシオが高く、IPOラッシュの12月後半になり資金が枯渇するなど、やや懸念点もあります。
これらの点から、IPO評価: C(予想レンジ1.0倍~1.3倍)と判断しました。
※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。
詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
- 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
- オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
- 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
- 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
- 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
- VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
- 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
- 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
- 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。
初値予想の方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事をご覧ください。
取り扱い証券
同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。
証券会社名 | 割当率 | 割当株数 |
---|---|---|
野村証券(主) | 91.30% | 766,500株 |
SBI証券 | 0.87% | 7,300株 |
松井証券 | 0.87% | 7,300株 |
楽天証券 | 2.61% | 21,900株 |
みずほ証券 | 2.61% | 21,900株 |
岡三証券 | 0.87% | 7,300株 |
丸三証券 | 0.87% | 7,300株 |
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IPO投資におすすめの証券
- IPO投資におすすめの証券会社ランキング:アンケート結果を元に作成しました。
日程・価格
IPOの日程は以下のようになっています。
ブック・ビルディング期間 | 12月6日(火)~12月12日(月) |
当選発表日 | 12月13日(火) |
申込期間 | 12月14日(水)~12月19日(月) |
上場日 | 12月22日(木) |
続いて、価格は以下のようになります。
仮条件 | 1,660~1,840円 |
公開価格 | 1840円 |
初値 | 2500円 |
IPOスケジュール・初値騰落率
- IPOスケジュール【2022年】:IPO企業のブックビルディング期間や申込期間、上場予定日の一覧を見れます。
- IPO初値・騰落率結果【2022年】:IPO企業の初値予想一覧やその結果、初値から1週間後の騰落率の一覧を見れます。
大株主
株主の状況は以下のようになっています。
株主名 | 比率 |
---|---|
株式会社伊藤ホールディングス | 82.42% |
伊藤 守 | 5.44% |
伊藤 光太郎 | 3.63% |
コーチ・エィ社員持株会 | 3.01% |
鈴木 義幸 | 1.15% |
栗本 渉 | 0.57% |
纐纈 順史 | 0.57% |
片岡 詳子 | 0.57% |
桜井 一紀 | 0.54% |
エムアンドカンパニー合同会社 | 0.54% |
企業概要
事業内容
コーチ・エィは、コーチングによる組織開発事業及びコーチング人材育成事業を行う企業です。
「システミック・コーチングによる組織開発ビジネス」と「コーチング人材育成ビジネス」の2つのビジネスがあります。
- ECエグゼクティブコーチング…目指す組織改革や成長を促進するためにエグゼクティブ・コーチと1対1のコーチングを提供するサービス
- DAIBE…対話型ワークショップとアセスメントを用いて、トップの実現したい経営チームを創ることを支援するサービス
- DCD…1対1のコーチによるコーチングセッションと、クラスコーチと複数参加者によるオンラインクラス形式のコーチング学習を通じて、組織変革に向けリーダーとして周囲のパフォーマンスを向上させるためにコーチングを実践活用できるよう支援するサービス
※各事業内容の詳細は後日アップデートいたします。
決算情報
売上高は順調に拡大し、今でも成長を続けています。
また、決算が確認できる5年間は経常赤字になっておらず、すでに利益拡大フェーズに入っていると考察できます。
上場時点で、すでに米国や中国に進出しており、今後も海外展開も視野に入れています。
経営戦略にあるように、今後海外展開をどこまで伸ばしていけるのかが成長のカギになりそうです。
経営陣
同社の役員は7名(うち女性2名)おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。
代表取締役社長 鈴木 義幸
1991年4月 株式会社マッキャンエリクソン博報堂(現株式会社マッキャンエリクソン) 入社
1997年10月 株式会社コーチ・トゥエンティワン 取締役副社長
2018年1月 当社 代表取締役社長(現任)
最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は、「IPOスケジュール【2022年】」をご覧ください。
IPO投資をするなら開いておきたい証券口座
- SBI証券
公式サイト:https://www.sbisec.co.jp/
2021年のIPO取扱数No.1。IPO投資をするなら必ず持っておきたい証券会社です。 - マネックス証券
公式サイト:https://www.monex.co.jp/
IPOが完全平等抽選制なので、初めてのIPO投資でも平等に抽選に参加できます。 - SMBC日興証券
公式サイト:https://www.smbcnikko.co.jp/
主幹事になることが多いので、IPOの割当率が高い証券会社です。
企業様・IRご担当者様へ(クリックで開く)
いろはに投資ではIPO企業様へ実際にインタビューを行い、企業様からのコメントを記事に掲載する取り組みを進めております。
貴社メッセージを掲載することで、中長期で貴社を応援する投資家が増えることを目指しております。
インタビューや掲載は無料で行っておりますので、ご興味がございましたらお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。
※いろはに投資を運営する株式会社インベストメントブリッジは、IR情報サイト「ブリッジサロン」も運営しております。