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ダイワ通信(7116)【IPO上場企業紹介・初値予想】

今回はIPO企業の中から、12月26日に東証スタンダードに上場予定のダイワ通信(7116)をご紹介します。(同日は「アルファパーチェス」が上場予定です)

ダイワ通信株式会社は、防犯・監視カメラなどの企画・販売・施工・保守や、顔認証技術などを利用したソリューションの提供を行う企業です。

想定時価総額は45.7億円で、卸売業のIPOとなっています。

上場後、企業様へインタビューを実施できた際に、企業からのメッセージを掲載致します。

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IPO概要・初値予想

IPO概要・初値予想

まず、ダイワ通信の初値予想およびIPO概要について、次の4つを解説していきます。

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

ダイワ通信 IPO評価

新型コロナウイルス感染拡大による特需もあり業績は好調です。

時価総額も50億以下と小型のIPOとなっており、吸収金額も少なくなっています。

しかし、公募比率が0%と株式の新規発行がなく、既存株主からの売り出しだけとなっており、Exitが囁かれています。

卸売業はIPOとして人気のあるテーマとは言えず、また上場日の前後に多くの企業がIPOを控えているため、買いが集まりにくいと予想しています。

これらの点から、IPO評価: D(予想レンジ1.0倍以下と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,690円

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想の方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事をご覧ください。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は、次のようになっています。

証券会社名割当率割当株数
みずほ証券(主)96.55%786,700株
野村證券1.73%14,100株
大和証券0.86%7,000株
今村証券0.43%3,500株
SBI証券0.43%3,500株
割当率・割当株数は、12/7付近に発表予定

\ IPO取扱数No.1証券はこちら!/

どの証券会社が良いのか詳しく知りたい方は「IPO投資におすすめの証券会社ランキング」をご覧ください!

日程・価格

IPOの日程は次のようになっています。

ブックビルディング期間12月9日(金)~12月15日(木)
当選発表日12月16日(金)
申込期間12月19日(月)~12月22日(木)
上場日12月26日(月)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件1,600~1,700円 
公開価格1,700円
初値1,620円

IPO企業の初値や騰落率に関しては、「IPO初値・騰落率結果【2022年】」をご覧ください。

大株主

株主の状況は次のようになっています。

株主名比率
IWAMOTOアセットマネジメント株式会社51.02%
岩本 秀成41.37%
前田 憲司4.43%
隈田 佳孝2.44%
多賀 勝用0.74%

全株主から売出しが行われ、新規発行はされないワン!

企業概要

IPO_企業概要

事業内容

ダイワ通信は、「”未来の街”を創造する」というビジョンの実現に向けて事業を展開しています。

同社グループが展開する事業は、モバイル事業とセキュリティ事業の2つです。

ダイワ通信 ビジネスモデル
出典:目論見書

それぞれ詳しく見ていきましょう。

モバイル事業

モバイル事業では、携帯通信キャリアから委託を受け、一次代理店として携帯電話の販売を目的とした法人サービス業務を行っています。

26年続く実績ある事業であり、ソフトバンクとの店舗委託契約により北陸地区に10店舗のソフトバンクショップを展開・運営しています。

同社事業の特徴として、モバイル事業による安定収益をセキュリティ事業の拡大に充てることで、新たな価値を付加した商品やサービスを創出しているワン!

ダイワ通信 強み
出典:目論見書

セキュリティ事業

セキュリティ事業では、防犯・監視カメラやカメラシステムの販売・施工を行っています。

国内外からのメーカーから調達できる体制を整えているため、幅広い商品ラインナップや顧客ニーズに合わせたワンストップ提案ができるという特長があります。

ダイワ通信 セキュリティ事業
出典:目論見書

また、防犯・監視カメラをはじめとするセキュリティ商品の拡販を目的とした認定パートナー制度を設けており、全国に196社の認定パートナー企業を有しています。

ダイワ通信 パートナー制度
出典:目論見書

年間取引金額に応じてランク分けがされていて、安定した売上と利益が確保できるんだって!

決算情報

続いて同社の決算情報を見てみましょう。

ダイワ通信 決算詳細
出典:目論見書

2021年度から減少傾向だね…

2021年度は、新型コロナウイルスの感染防止目的の特需がありました。

特に、施設入場者の温度検知の用途からAI温度測定機能付顔認証デバイスの需要が急激に増加し、補助金・助成金を活用して販売した売上・利益が計上されています。

売上・利益が急拡大に伴って利益剰余金が増えたことから、純資産も大幅に拡大しました。

2022年度のセキュリティ事業は前期比44%減で売上全体は大きく落ち込んだけど、モバイル事業は8.7%増と好調だよ!

2023年度の業績予想では、売上高前年同期比1.3%減、営業利益・経常利益・当期純利益は約20%減となっています。

でも、特需を除いた売上高は10.6%増、営業利益は4%増となっているワン!

同社の連結売上高・セグメント利益の構成割合は次のようになっています。

ダイワ通信 事業構成
出典:目論見書

セキュリティ事業のプレゼンスは年々拡大しており、同社は新たな商品やサービスの展開に取り組んでいくようです。

中でも、商品の訴求を目的とした体験型ショールームなどの設置を進め、競合他社との差別化を図る成長戦略を掲げています。

経営陣

同社の役員は9名(うち1名女性)おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

代表取締役社長 岩本 秀成

1984年4月 内灘町役場入庁
1993年4月 金城交通㈱入社 取締役営業部長
1996年4月 有限会社ムーブ北陸設立 代表就任
2016年3月 ディーズカンパニー㈱(現IWAMOTOアセットマネジメント㈱)代表取締役就任(現)
2016年3月 当社設立 代表取締役社長就任(現)

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は「IPOスケジュール【2022年】」もご覧下さい。

IPO投資をするなら開いておきたい証券口座

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※本記事は2022年11月25日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の商品や手法を推奨するものではありません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。


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