2021年10月には4社が新規上場予定となっています。
今回は、10月8日に東証2部に上場予定の日本エコシステム（9249）をご紹介。
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企業概要
株式会社日本エコシステムは1997年に設立された、太陽光発電システムや電力小売事業を行う企業です。
想定時価総額は約56億円で、東証2部に上場します。
事業内容
同社は連結子会社7社とともに、社会インフラサービス企業として公共サービス事業、環境事業、交通インフラ事業を主な事業としています。
公共事業の一環として、トータリゼーションシステムの設計、製造が行われています。
トータリゼーションとは、公営競技（競輪など）におけるオッズの表示、集計、配当金の計算、払い戻しなどを一括処理するシステムのことを指します。
環境事業では、再生可能エネルギー発電設備の設計、施工、保守業務などを行っています。
環境への負荷がより小さい科学技術で環境汚染を予防し、生活の安全性を確保し、持続可能な社会の構築を目指しています。
「持続可能性」については世界で注目が高まっているよね！
決算情報
決算情報は以下の通りです。
売上高は減少気味ですが、一方で営業利益は増加しており、営業利益率も上昇しています。
セグメント別では、公共サービス事業および交通インフラ事業が牽引しています。
また、経常利益は波がありながらも、今期は大きく増加していますね。
当期純利益とEPSについては、以下のようになっています。
経営陣
同社の役員は10名おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。
松島 穣 社長
1992年に㈱日建エンジニアリングに入社後、
1998年に㈲エコシステム(現日本エコシステム)を設立し、代表取締役社長(現任)に就任しました。
2015年にはサテライト一宮㈱ 代表取締役(現任)に就任し、
2019年には日本ベンダーネット㈱取締役(現任)に就任しました。
中村 成一 専務
1989年に名古屋トヨペット㈱ 入社に入社後、数社を渡り歩き、
2000年に㈲エコシステム(現日本エコシステム)入社。
2002年に㈲エコシステム取締役(現任)に就任しました。
2020年には同社専務取締役環境グループ担当(現任)および㈱ワンズライフ取締役(現任)に就任しました。
IPO概要
日本エコシステムのIPO概要について、以下の3つを解説していきます。
- 取り扱い証券
- 日程・価格
- 株主構成
他社の上場スケジュールなど、詳しくは以下のページもご覧下さい。
取り扱い証券
同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。
| 証券会社名 | 割当率 | 割当株数 |
| みずほ証券（主） | 85.21％ | 656,100株 |
| 大和証券 | 2.61％ | 20,100株 |
| 野村証券 | 2.61％ | 20,100株 |
| 東海東京証券 | 2.61％ | 20,100株 |
| 岩井コスモ証券 | 2.61％ | 20,100株 |
| SBI証券 | 1.74％ | 13,400株 |
| SMBC日興証券 | 0.87％ | 6,700株 |
| 極東証券 | 0.87％ | 6,700株 |
| 安藤証券 | 0.87％ | 6,700株 |
| マネックス証券 | 非公表 | 非公表 |
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日程・価格
IPOの日程は以下のようになっています。
| 抽選申込期間 | 9月22日(水)～9月29日(水) |
|---|---|
| 当選発表日 | 9月30日(木) |
| 購入申込期間 | 10月1日(金)～10月6日(水) |
| 上場日 | 10月8日(金) |
続いて、価格については以下のようになります。
| 仮条件 | 2,060円 ～ 2,120円 |
| 公開価格 | 2,120円 |
| 初値 | 2,200円 |
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大株主
株主の状況は以下のようになっています。
| 株主名 | 比率 |
| 松福㈱ | 51.89％ |
| オクヤホールディングス㈱ | 30.66％ |
| 松島 穣（社長） | 9.58％ |
| 松島 啓晃 | 1.79％ |
| 中村 成一 | 1.37％ |
| 内田 敦 | 1.37％ |
| 奥村 泰典 | 0.94％ |
| 稲生 篤彦 | 0.47％ |
| JES社員持株会 | 0.42％ |
| 亀山 直人 | 0.28％ |
※本記事は2021年10月4日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の商品や手法を推奨するものではありません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。
