バフェット保有銘柄のTOP10は？最新の日本株保有状況も解説

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🔰いろはに結論

• バフェット氏は「アップル」や「バンク・オブ・アメリカ」などの米国株に集中投資している！
• 日本株にも投資をしており、最近は三菱商事など商社株の保有比率を増加中！
• moomooアプリを使うと、バフェット氏が投資している銘柄を調べられる！

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アメリカの著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、「投資の神様」として今や日本でも有名ですね。

ですが、あなたはバフェット氏が実際に投資している銘柄をご存知でしょうか。

今回はそんなバフェット氏の投資銘柄や、自分で調べる方法も解説します。

「投資の神様」ウォーレン・バフェットとは？

ウォーレン・バフェット氏は「投資の神様」とも呼ばれる、アメリカの著名投資家です。

バフェット氏の2023年12月時点での純資産額はなんと1,212億米ドル（約17兆円）、世界6番目に多く資産を持っており、その資産は株式投資によって築かれてきました。

生涯を通しての年間収益率はなんと約20%という驚異的な数字になっています。

投資哲学は「バリュー投資」

バフェット氏の投資哲学の一つが「バリュー投資」です。

バリュー投資とは、現在の株価がその企業の利益水準や資産価値などから判断して割安にあると考えられる銘柄に投資する手法です。

安く買って高く売るという投資の基本中の基本を抑えた投資法ですが、本当に割安かどうかを判断するのは一筋縄ではいきません。

バフェット氏の名言をもとに投資方針を解説した記事もあるので、ぜひご覧ください。

主なバフェット氏の保有銘柄

以下はバフェット氏が代表を務める「バークシャー・ハサウェイ」社の2023年12月31日時点でのポートフォリオです。

銘柄名	保有割合
アップル	50.19%
バンク・オブ・アメリカ	10.01%
アメリカン・エキスプレス	8.18%
コカ・コーラ	6.79%
シェブロン	5.41%
オキシデンタル・ペトロリアム	4.19%
クラフトハインツ	3.47%
ムーディーズ	2.77%
ダヴィータ	1.09%
シティ	0.82%

以下では、バフェット氏が上記の銘柄を保有する理由など解説していきます。

アップル（保有割合50.19%）

iPhoneやiPadなどで知られるアップルはバフェット氏のポートフォリオの約半分を占めています。

アップルは時価総額世界トップクラスの企業であり、バフェット氏が信頼をおいているのも納得の企業です。

バフェット氏がアップルについて特に評価しているのは「エコシステム」です。

「洗練されたデザインと高品質な製品で顧客を魅了し、アップルの世界へと引き込みまた買ってもらう」というエコシステムを他の企業は到底真似することはできません。

バンク・オブ・アメリカ（保有割合10.01%）

アメリカで最大級の銀行であるバンク・オブ・アメリカは、主にリーマンショック後からポートフォリオに追加されています。

リーマンショック後の割安時にバフェット氏が融資、株式を購入しており、2011年から株価は5倍以上になっています。

アメリカン・エキスプレス（保有割合8.18%）

米国クレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスはバフェット氏が1964年から投資している銘柄です。

当時は株価が下落したタイミングであったため、割安と判断して株式を購入しました。

コカ・コーラ（保有割合6.79%）

バフェット氏がコカ・コーラを高く評価している理由は「アメリカ人がコカ・コーラを愛しているから」です。

コカ・コーラがペプシに対抗して味を新しくしたところ、「味を元に戻してくれ」とクレームが入り販売が中止されるほど昔からの味が愛されている飲み物。

バフェット氏は、そのブランド力に参入障壁と価値を見出しています。

バフェットが保有する日本株は？

バフェット氏が保有する日本株はいわゆる「五大商社」の三菱商事（8058）、三井物産（8031）、 伊藤忠（8001）、 住友商事（8053）、 丸紅（8002）。

どれも日本を牽引する大企業で、日経平均株価やTOPIXなどの経済指標に組み込まれています。

特に三菱商事、三井物産、伊藤忠はTOPIX Core30銘柄としても知られ、日本企業の中でもひときわ強い存在感を放っています。

バフェット氏が五大商社の株を購入したのは2020年ごろ、その頃から五大商社の株価はどう推移したか以下で見ていきましょう。

大株主にもなっている「総合商社株」

コロナショックで大きく低迷していた日本市場にバフェット氏は目をつけ、五大商社の株を購入しました。

当時は日経平均がバブル期の40%ほどまで下落していたものの、そこから株価は堅調に推移し現在ではどの商社も株価を倍以上にしています。

以下は五大商社の株価推移です。

銘柄名	2020年2月28日　終値	2024年2月28日　終値	上昇率
三菱商事	896.67円	3,216円	259%
三井物産	1,783.5円	6,545円	267%
伊藤忠	2,461.5円	6,555円	166%
住友商事	1,544.5円	3,528円	128%
丸紅	716.8円	2508.5円	250%

あくまでも割安なタイミングで買うというスタンスが結果からも見えてきますね。

また、24年2月26日に公表されたバークシャー・ハサウェイの株主書簡で、バフェット氏は五大商社を高く評価。

三菱商事をはじめとして商社株の保有比率を増加させるとの方針を発表しました。

評価ポイントは以下の二つ。

この書簡での表明は、五大商社にとって新たな追い風になると考えられるでしょう。

しかしながら、株価の上昇を誘引する一方で、バフェット氏が大量に株を持つことは、売却時に株価が暴落するリスクも併せて有することになるとの意見もあります。

特に、株価が上がり五大商社株の割安感が減った今、バフェット氏が株を売却する可能性というのも十分に考えなければなりません。

バフェット銘柄の調べ方

この記事ではバフェット銘柄の簡単な調べ方として、完全無料の投資アプリ「moomoo」を使った方法を画像付きでご紹介します。

手順はたったの4つだけです。

また、moomooではバフェット株だけでなく様々なファンドの構成銘柄も同じように調べることができます。

moomooを使うことで、著名投資家がどの企業に投資しているのか知ることができ、自分の投資先企業発掘の参考にもなりますね。

他にも、moomooでは市場ムード分析や注文・約定分析など投資に役立つ様々な機能を使用することができます。

詳しくは「【使ってみた】moomoo証券アプリの使い方を初心者・中級者別に動画と共に解説！」の記事で解説しているので、併せてご覧ください。

まとめ

今回は、バフェット銘柄とその調べ方について解説しました。

最後にこの記事の重要なポイントを3つまとめます。

ウォーレン・バフェットは世界的に影響力のある投資家です。

誰の意見を参考にすればわからないという方は、まずはバフェット銘柄を調べるところから始めてみてはいかがでしょうか。

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