・たわらノーロード先進国株式って買い?
・どの証券会社を使えばいいのかな?
・たわらノーロードと積立投資の相性って?
このような疑問を解決します。
🔰いろはに結論
- たわらノーロード先進国株式は分散投資でリスクを抑えられる
- ファンド手数料が業界最安水準
- 「為替ヘッジなし」の方が実績パフォーマンスは高い
「たわらノーロード」はアセットマネジメントOneが運用しているファンド(投資信託)、たわらシリーズの一種です。
購入手数料が0円(ノーロード)で、国内外の株式投資、債券投資、リートなどバランス型も含めれば34種類ものラインナップがあります。※2024年8月19日時点
また、モーニングスター・ファンド・アワード2023では、たわらノーロード 先進国株式が最優秀ファンド賞を受賞しています。
本記事では「たわらノーロード先進国株式」の特徴や利回り、積立投資などについて詳しく解説します。
記事の最後には、たわらノーロードを買うのににおすすめな証券口座を紹介しているワン!
\買いなの?/
いろはに評価
★★★★★
良い
\実績は?/
年間リターン
26.71%
良い
\コストは?/
信託報酬
0.09889%
低い
\規模は?/
純資産総額
6,099億円
大きい
※2024年7月31日時点
たわらノーロードとは
サービス名 | たわらノーロード |
運営会社 | アセットマネジメントOne株式会社 |
買付手数料 | なし |
分配金 | なし(2024年8月19日時点) |
信託報酬 | 0.09889%(先進国株式の場合) |
たわらノーロードはみずほフィナンシャルグループと第一生命が出資している日本大手の資産運用会社「 アセットマネジメントOne株式会社 」の投資信託です。
2016年に旧DIAMアセットマネジメント、みずほ信託銀行の資産運用部門、旧みずほ投信投資顧問、および旧新光投信が統合し、当時アジア最大の資産運用会社として発足しました。
「投資の力で未来をはぐくむ」をコーポレートメッセージに、資産運用や投資顧問業務、金融教育など幅広い分野に力を入れています。
日本株のアクティブファンドに強いイメージがあるね!
また、アセットマネジメントOneでは現在YouTube運営も行っており、今回ご紹介するたわらシリーズを購入している投資家の生の声も聞けます。
たわらノーロードのおすすめポイント
たわらノーロードをおすすめする一番のポイントは「販売手数料がゼロ(ノーロード)」という点です。
投資信託では大きく分けて3つの手数料がかかります。
- 販売手数料:入会金(投資信託の入口で必要な手数料)
- 信託報酬:年会費(投資信託保有中にずっと必要な手数料)
- 信託財産留保額:解約金(投資信託の出口で必要な手数料)
このうち、たわらノーロード先進国株式は販売手数料がかかりません。
そして、もう1つ注目してほしいのが、管理手数料(信託報酬)の安さです。
信託報酬は資産運用会社や運用方法によって異なりますが、インデックス運用の場合0.1%~0.5%と幅があります。
管理手数料で利益が20万以上変わる
管理手数料の違いでどのくらい金額が変わるかシミュレーションしてみましょう。
投資金額100万円、利回り5%で20年間運用
信託報酬 | 0.1% | 0.5% |
20年後の金額(例) | 2,659,145円 | 2,455,467円 |
信託報酬は投資家の利回りから差し引かれ、0.4%の差で約20万円の差がでます。
1年ずつだと小さいけど、長い目で見ると大きな差になるワン!
たわらノーロードの信託報酬は2024年8月19日段階で「0.09889%」と投資信託の中ではかなり安い分類に入ります。
同じベンチマークを目指す、インベスコ MSCIコクサイ・インデックス・ファンドの手数料0.77%と比べても破格の手数料です。
管理手数料は安ければ良いというわけではありませんが、インデックス運用の信託報酬の中では、たわらノーロードはおすすめできる投資信託の一つです。
たわらノーロード先進国株式の評価・利回りは?
たわらノーロード先進国株式の実績はどうなのかな?
たわらノーロード 先進国株式の基準価額と純資産総額の推移は以下の通りです。
べンチマークに連動し右肩上がりの成績になっている共に、純資産総額も右肩上がりになっています。
新NISAの開始とともに人気を集めているよ!
そもそもたわらノーロード先進国株式は日本を除く多くの先進国に投資を行う商品。
主な投資先はアメリカでポートフォリオ全体の7割を占めています、その他イギリスやカナダ、スイスなど全世界の先進国に幅広く投資しています。
先進国株式とは
先進国株式は、日本以外の先進国(主にアメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・イタリア・ドイツなどのG7)の株式を購入し、運用する投資信託です。
多くの銘柄に幅広く分散投資できるため、リスクを抑えることが出来ます。
銘柄も豊富で、ソフトウェアサービスや半導体・バイオテクノロジー・ライフサイエンスなど幅広い業種の銘柄を扱っています。
先進国株式って言ってもアメリカ企業ばかりだね!
多くの銘柄には分散投資が出来ますが、国で見たときにはアメリカに偏りがある点には注意が必要です。
たわらノーロード先進国株式は2種類
たわらノーロードの先進国株式を調べたら2つあったけど・・・?
証券会社で「たわらノーロード先進国株式」を調べると以下の2つが該当します。
2つを比較すると、「為替ヘッジありか、無しか」で金額や管理手数料が異なります。
為替ヘッジとは
為替ヘッジとは為替取引を行うことで、円高・円安の為替変動による損益を回避すること
先進国株式のように海外の資産に投資を行う場合、基本的には外貨で行うため、株式の取引は日々為替の影響を受けます。
株式の価格が変わらなくても、円高・円安によって基準価格が上下することも。
為替ヘッジを行うと、為替の影響を受けずに株式投資を行うことができますが、為替ヘッジコストがかかります。
為替ヘッジありの方が為替ヘッジコストがかかる分、割高なんだワン!
為替ヘッジあり・なしどちらがおすすめ?
結局、為替ヘッジあり・なしどっちを選んだらいいの?
結論、為替ヘッジなし・ありどちらがいいということはありません。
それぞれ良し悪しがあるため、たわらノーロード先進国株式を購入する場合は、純資産残高やコストなど総合的に見て判断しましょう。
参考までに、為替ヘッジあり・なしそれぞれにおすすめな人をご紹介します。
>>為替ヘッジコストを払ってでも為替変動の影響を抑えたい人・今後円高になると考えている人
>>為替ヘッジコストを負担したくない人・今後円安になると考えている人
為替ヘッジありがおすすめな人
為替ヘッジあり・なしでここ数年の運用状況を確認してみましょう。
基準価格 | 利回り(1年) | 利回り(3年) | 分配金 | 純資産総額 | 管理費用 | |
---|---|---|---|---|---|---|
為替ヘッジあり | 20,988円 | 18.53% | 11.69% | なし | 265.47億円 | 0.22% |
為替ヘッジなし | 32,529円 | 28.31% | 67.46% | なし | 6,090.73億円 | 0.09889% |
為替ヘッジありは為替ヘッジコストがかかり、ヘッジなしの場合と比較し管理費用が倍以上に。
例えば、100万円を利回り5%で20年間運用した場合、管理手数料が0.4%違うだけで20万年の差がでます。
たわらノーロード先進国株式の場合、利回りも管理費用の差も大きいから、運用益にもっと差が出ちゃうね。
円安の影響で過去の実績は為替ヘッジなしの方が良いですが、今後も為替の値動きは誰にも予想できません。
今後日米の金融政策が転換していく中で円高に転じてきているため、変動リスクを抑えたい方にはおすすめです。
コストがかかっても、円高や円安の影響を受けたくなければ為替ヘッジありが良いんだね!
為替ヘッジなしがおすすめの人
為替ヘッジあり・なしでここ数年の運用状況を確認してみましょう。
基準価格 | 利回り(1年) | 利回り(3年) | 分配金 | 純資産総額 | 管理費用 | |
---|---|---|---|---|---|---|
為替ヘッジあり | 20,988円 | 18.53% | 11.69% | なし | 265.47億円 | 0.22% |
為替ヘッジなし | 32,529円 | 28.31% | 67.46% | なし | 6,090.73億円 | 0.09889% |
ここ数年は日米の金利差が広がり円安が進んだこともあり、「為替ヘッジなし」の方が良い運用成績でした。
ただし、利回りはあくまで過去の実績、統計でしかないため、来年以降どうなるか誰も予想できません。
安易に過去の実績だけで判断するのは危険だから、リスクがあることも考慮するべきだワン!
たわらノーロード先進国株式に限らず、一般的に為替ヘッジなしの方がリスクが高い分リターンも大きいとされています。
今後も円安が進むと考え、その恩恵を受けて大きなリターンを得たい方は為替ヘッジなしがおすすめです。
たわらノーロード先進国株式を購入した場合の20年後
実際にたわらノーロード先進国株式を購入した場合、20年後にどのくらいの利益になるのかシミュレーションをしてみましょう。
- たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジなし)に毎月3万円積立投資
- 利回りは+3.0%、+5.0%、+8.0%の3パターンを想定※
※現在は利回りが非常に大きな値となっていますが、この状況は続かないと考えられるため低めの値で想定します
年利回り | 投資元本 | 最終積立金額 | 投資利益 | リターン(%) |
---|---|---|---|---|
+3.0% | 720万円 | 約985万円 | 約265万円 | +36.8% |
+5.0% | 720万円 | 約1,233万円 | 約513万円 | +71.2% |
+8.0% | 720万円 | 約1,767万円 | 約1,047万円 | +145.4% |
毎月3万円が、1,000万円になるのか!
もちろん年利回りは毎年変動しますし、過去の実績が今後も続くとは限りません。
しかし、年利回りが+3.0%~+8.0%で推移すれば、最終的なリターンが1,000万円近くになるのは嬉しいですね。
参考情報として、たわらノーロード先進国株式(為替ヘッジなし)の過去のリターンを載せておくワン!
期間 | リターン |
---|---|
1カ月 | -5.57% |
6カ月 | +13.42% |
1年 | +26.71% |
3年 | +18.81% |
5年 | +19.85% |
設定来 | +226.80% |
つみたてシミュレーション
※信託報酬:0.1102%
想定年利で、毎月均等に投資し続けた場合を仮定しています。 実際には、投資信託の年利(運用益)は変動いたしますので、あらかじめご留意ください。
2024年以降のNISA制度では年間360万円、生涯で1,800万円までの投資額(元本)に対する利益が無期限で非課税となります。
本シミュレーションは、将来の運用成果を約束するものではなく、特定の金融商品の取引を推奨し、勧誘するものでもありません。情報の正確性には万全を期しておりますが、その内容の正確性、完全性、信頼性等を保証するものではありません。
たわらノーロード先進国株式におすすめの証券会社は?
どこの証券会社がいいの?
たわらノーロード先進国株式は多くの証券会社で取り扱っていますが、おすすめしたいのは「新NISA対応」と「株式投資も手数料が安い」ネット証券です。
ネット証券のおすすめポイント
- 売買手数料が安い
- 商品ラインナップが充実
- 時間やツールなどの自由度が高い
ネット証券は売買手数料が安く(無料である場合も)、取り扱い商品も充実しています。
さっそくおすすめのネット証券を見ていきましょう。
SBI証券
SBI証券のおすすめポイントは積立設定頻度が「毎日・毎週・毎月」とほぼ好きなタイミングで積み立てる金額を変えることができる点です。
また、つみたてNISAの取扱商品もネット証券の中では1番多いです。
三井住友カードでの積立投資にも対応しており、ポイント還元もあります。
また、Tポイントやdポイント、PontaポイントやVポイントでの投資にも対応しているため、普段使っているポイントを有効活用することが出来ます。
まずは現金を使わないで、ポイントで投資してみようかな!
取扱商品数 (NISAつみたて投資枠) | 234本 |
最低投資額 | 100円~ |
クレカ積立 | 可能 |
特徴 | ・「毎日」「毎週」「毎月」から選択可能 ・スマホアプリでこまめに状況をチェックできる |
公式サイト | https://www.sbisec.co.jp/ |
\限定キャンペーン実施中/
まだ証券口座を持っていない方は、NISAで人気の「SBI証券」がおススメ!
いろはにマネーからの口座開設限定でオリジナルレポート「10億円運用した『たけぞう』直伝!2024年の投資戦略」もプレゼント!
*オリジナルレポートプレゼントキャンペーンの詳細はこちら
SBI証券については「SBI証券の評判・口コミは悪い?アンケート結果からメリット・デメリットを解説!」でより詳しく紹介しています。
楽天証券
楽天証券では楽天カードでの積立投資ができ、お得にポイントが貯まるのがおすすめポイント。
普段から楽天市場や楽天カードなどの「楽天経済圏」で生活をしている人は楽天証券を選べば間違いないでしょう。
楽天市場で買い物することが多いからちょうどいいかも!
楽天証券の開設+毎月30,000円の投資で日ごろのSPUポイントが+0.5倍になるワン!
取扱商品数 (NISAつみたて投資枠) | 236本 |
最低投資額 | 100円~ |
クレカ積立 | 可能 |
特徴 | ・「毎日積立」「毎月積立」の2つ ・楽天ポイントを貯め、ポイントを積立代金に使える |
公式サイト | https://www.rakuten-sec.co.jp |
\楽天ポイントでも投資できる/
楽天証券については「楽天証券の評判や口コミは悪い?メリット・デメリットや手数料をわかりやすく解説!」でより詳しく紹介しています。
マネックス証券
マネックス証券はSBI証券、楽天証券と比べてつみたてNISA取扱銘柄の本数は若干少ないですが、到達金額、節税効果が算出されるシミュレーションが便利な証券会社です。
また、マネックスカード積立では投資金額の1.1%が毎月貯まるという、主要ネット証券でNo.1の還元率を誇っています。
お得に積立投資が出来るのか!
取扱商品数 (つみたてNISA) | 232本 |
最低投資額 | 100円~ |
クレカ積立 | 可能 |
特徴 | ・「毎日積立」「毎月積立」の2つ ・到達金額、節税効果シミュレーションができる |
公式サイト | https://www.monex.co.jp/ |
\投資信託のシミュレーターが便利/
マネックス証券については「マネックス証券の評判は悪い?やばいと言われる理由は?ユーザーへのアンケートや独自インタビューも掲載!」でより詳しく紹介しています。
【まとめ】たわらノーロード先進国株式とは
たわらノーロード先進国株式なら、世界に分散投資できるんだね!
今回はたわらノーロード先進国株式の特徴や利回り、積立投資について解説しました。
最後に、この記事の重要な3点をまとめます。
- たわらノーロード先進国株式は分散投資でリスクを抑えられる
- ファンド手数料が業界最安水準
- 「為替ヘッジなし」の方が実績パフォーマンスは高い
たわらノーロード先進国株式は費用を抑えながら長期的に積立投資が出来る商品です。
投資する場合は「新NISAのつみたて投資枠」の活用がおススメなので、SBI証券での口座開設から始めましょう!