・SBI・バンガード・S&P500は新NISAのつみたて投資枠に向いてるのかな?
・投資家からの評価や手数料、配当込みの利回りなども見て評価したいな。
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- SBI・バンガード・S&P500はS&P500に連動するインデックスファンド
- 手数料が安いうえにリターンにも期待できる
- SBI・バンガード・S&P500は新NISAのつみたて投資枠にもおすすめ
プロに投資をお任せできる「投資信託」の中でも、多くの投資家から高い評価を集めている「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」。
正式名称は「SBI・V・S&P500インデックスファンド」なんだよ!
そもそも投資信託にはプロが個別銘柄を目利きして投資する「アクティブファンド」と、機械的に運用して指数連動を目指す「インデックスファンド」があります。
今回の記事では、そもそもインデックスファンドとは何か、そして「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」はおススメなのかをご紹介します。
\買いなの?/
いろはに評価
★★★★★
良い
\実績は?/
年間リターン
48.59%
良い
\コストは?/
信託報酬
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SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドとは
「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」は米国の代表的な株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)に連動する投資成果をめざすファンドです。
「SBI・V・S&P500インデックスファンド」にファンド名変更をしたものの、今でも「SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド」と呼ぶ投資家も多くいます。
商品名 | SBI・V・S&P500インデックスファンド |
商品分類 | 追加型投信/海外/株式/インデックス型 |
連動指数 | S&P500指数(円換算ベース) |
設定日 | 2019年9月26日 |
決算日 | 年1回:毎年9月14日(休業日の場合は翌営業日) |
管理費用(年間) | 0.0938%(税込)程度 |
つみたて投資枠 | 〇 |
成長投資枠 | 〇 |
分配金 | × |
為替ヘッジ | × |
つみたて投資枠・成長投資枠どちらも対象なんだね!
S&P500指数って何だっけ?
S&P500指数とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している米国の代表的な株価指数の1つです。
ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等に上場している企業から代表的な500銘柄を時価総額で加重平均し指数化しています。
そのため、アメリカの主要企業500社へ投資しているのと同じ効果が期待できます。
米国バンガード社とSBIが協力して提供していて、以下の図のようにファミリーファンド方式で運用されています。
ETFではなく投資信託にすることで、米国の取引時間に関係なく少額から投資できるんだワン!
インデックスファンドとは
インデックスファンドは日経平均株価やS&P500のような”指数”と連動することを目標としている投資信託です。
そのため、指数が上がればインデックスファンドも値上がりし、逆も然りです。
指数連動のため機械的に運用することができ、手数料は比較的安い傾向があります。
特に高い成長を見せているS&P500やナスダック指数に連動するインデックスファンドは投資家から人気を集めています。
長期つみたて投資に最適だよね!
インデックスファンドについてはコチラ
バンガード社とは
SBIがタッグを組むバンガード社は、米国ペンシルべニア州に本社を置く運用資産残高が約700兆円の世界最大級の運用会社です。
バンガード社はローコストを特徴としてあり、全ファンドの加重平均経費率は2019年12月末時点で0.1%となっています。
同社は1976年に世界で初めて個人投資家向けのインデックス・ファンドを米国の投資家向けに設定しています。
現在は、世界のオープンエンド・インデックスファンドの市場シェアの約4割を握っていて、世界No.1となっています。
世界トップのバンガード社とのコラボ商品だから、大注目なんだワン!
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SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドの評価
SBI・バンガード・S&P500は非常に高い評価を得ています。
SBI証券の買付ランキングでは1位になるなど、多くの投資家から評価を集めているのです。
実際に投資している人の評価を見ていきましょう。
- 手数料が抑えられるのがいい
- 毎日/毎月で自動積み立てしている
- 新NISA口座を利用して投資している
- リターンが大きい
※今後の実績を保証するものではありません。
中でも手数料の安さや、リターンに期待できることが高く評価されています。
SBI・バンガード・S&P500の評価(クリックで開きます)
結構人気なファンドなんだね!
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SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドの特徴
投資家に大人気の同ファンドですが、以下の3つの特徴があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
➀米国株式市場の値動き(S&P500指数)に連動する
米国株式市場の値動きとしてベンチマークされるS&P500ですが、その推移をチャートで見てみましょう。
上昇や下落を繰り返してはいますが、長期的に見ると右肩上がりに上昇していることが分かります。
コロナショックの際には大きく下落しましたが、半年程度で元に戻りました。
米国はGDP世界一位、日本と違い人口も増加していくことを考えると投資先として魅力的ですね。
もちろん未来の実績を約束するものではない点には注意だワン!
S&P500についてはコチラ
➁為替ヘッジを行わない
そもそも為替とは、円安や円高などのことを指します。
同ファンドでは為替ヘッジを行わないため、円安になれば為替差益を得ることができます。
為替差益は基準価額として還元されるので、基準価額が上昇し、値上がり益を享受できます。
ただ、円高となった場合は為替差損が発生するので基準価額は下落します。
ドル円の変化には気を付ける必要があるってことだね。
➂手数料が安い
投資信託では主に以下の4つの手数料があります。
- 買付手数料
- 信託報酬
- 信託財産留保額
- 解約手数料
このうち、SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドは①・③・④がすべて無料となっています。
また、②の信託報酬も年0.0938%(税込)程度となっていて、SBI証券で取扱っている投資信託の中で最安手数料です。
最終的なリターン(利益)は「値上がり益ー手数料」で決まるため、手数料が安いということは「最終利益が大きくなる可能性が上がる」ということです。
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SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドの注意点
SBI・バンガード・S&P500の注意点としては、投資家への配当・分配金がないことです。
過去の実績を見ても投資家への配当・分配金の支払いはなく、得られた配当金をファンドに再投資していることが理由に挙げられます。
そのため「投資信託を始めるなら配当・分配金がほしい!」と考えている方は要注意ですね。
とはいえ配当・分配金が自動で再投資されれば、複利の効果も大きくなります。
効率よく資産運用を進められるから、これはメリットでもあるね!
SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドの利回り
手数料が安いのは良いけど、配当込みの利回りはどうなんだろう?
同ファンドのトータルリターンを見てみましょう。
トータルリターンとは、一定期間内にファンドへの投資から得られる総合収益のことで、値上り益だけではなく配当・分配金も加味して算出されます。
※同ファンドの分配金はすべて再投資されます。
1ヵ月 | 1年 | 3年 | 設定来 | |
---|---|---|---|---|
SBI・バンガード・S&P500 | 5.27% | 42.36% | 24.81% | 150.70% |
カテゴリ平均 | 4.84% | 36.03% | 17.12% | – |
カテゴリ平均と比較しても過去の成績が良いのが分かりますね。
ただ、同ファンドは2019年9月26日に設定されたばかりのため、より長期での利回り実績を見るにはまだ情報が少ないです。
そのため、先程もご紹介したS&P500の今までの推移を参考にするのが良いかもしれません。
SBI・バンガード・S&P500とeMAXIS slim米国株式はどちらがおすすめ?
似たような投資信託としてeMAXIS Slim 米国株式があるけど、どっちがおすすめ?
一緒に比較しながら見ていきましょう。
比較項目 | SBI・バンガード・S&P500 | eMAXIS Slim米国株式 |
商品分類 | 追加型投信/海外/株式/インデックス型 | 追加型投信/海外/株式/インデックス型 |
連動指数 | S&P500 | S&P500 |
設定日 | 2019年9月26日 | 2018年7月3日 |
管理費 | 年0.0938%(税込)程度 | 年0.0968%以内 |
年利(税込) | 42.36% | 46.96% |
つみたて投資枠 | 〇 | 〇 |
成長投資枠 | 〇 | 〇 |
配当・分配金がない点や連動指数など、ほとんどの項目が一緒だね!
違いを挙げるとすれば、SBI・バンガード・S&P500の方がわずかに管理費用が抑えられるようですね。
バンガード社が運用しているのが魅力的なんだよね。
それも1つの選び方ですね!
人によってどちらを選ぶべきかは異なりますが、今回は「どのような投資をしたいか」と「どこの証券会社を使うか」で評価しました。
SBI証券を利用している人
- 長期運用が前提で少しでも管理費用を抑えたい人:SBI・バンガード・S&P500
- 過去の実績があるうえで投資をしたい人:eMAXIS slim米国株式
SBI証券以外を利用している人
- 新しくSBI証券で口座を開設する人:SBI・バンガード・S&P500
- 他の証券会社のまま利用する人:eMAXIS slim米国株式
SBI証券で口座開設しておけば、どちらにも投資できるワン!
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SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドは新NISAのつみたて投資枠におすすめ?
SBI・バンガード・S&P500は新NISAのつみたて投資枠におすすめなのでしょうか?
ズバリ、「長期積立投資を前提にするならおすすめ」と言えます。
新NISAのつみたて投資枠では長期・分散投資が推奨されています。
同ファンドでは低い手数料で500銘柄のアメリカ株に投資できるため、積立投資に適していると言えます。
ただ、短期的にはS&P500は大きな変動もあるため、ドルコスト平均法という買い方を使って長期投資するのがおすすめです。
また、アメリカだけに投資するのが不安な方は「全世界株式ファンド」や「バランス型ファンド」にも分散投資することでリスクを抑えられます。
長期投資では手数料の安さやドルコスト平均法が重要なんだワン!
お得な積み立て方法は?
SBI証券で積立投資をする時には、三井住友カードで積立をするとVポイントが毎月貯まります。
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【まとめ】SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドはおすすめ?
最後にこの記事の大事なところを復習しましょう。
- SBI・バンガード・S&P500はS&P500に連動するインデックスファンド
- 手数料が安いうえにリターンにも期待できる
- SBI・バンガード・S&P500は新NISAのつみたて投資枠にもおすすめ!
SBI・バンガード・S&P500インデックスファンドは多くの投資家から高い評価を集める投資初心者にもおすすめの投資信託です。
まだ投資を始めていない人や、つみたて投資枠の限度額を利用しきれていない人は「SBI・バンガード・S&P500」 に投資するのもいいですね。
\人気No.1/
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※本記事は2024年3月18日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。