SBIネオトレード証券って最近聞くようになったけど、実際どうなんだろう?
SBI証券とは何が違うの?
このような疑問を抱いている方のために、今回はSBIネオトレード証券について徹底解説していきます。
SBIネオトレード証券はこんな人におすすめ!
- 信用取引をしたい人
- 取引ツールを全て無料で使いたい人
- 事前入金無しでIPO投資がしたい人
- 日本企業に投資したい人
SBIネオトレード証券は信用取引に挑戦したい人や本格的な取引ツールを使いたい人に人気のネット証券です。
\業界最安水準の取引コスト/
SBIネオトレード証券とは?【旧ライブスター証券】
SBIネオトレード証券は、SBIホールディングスのネット専業証券会社です。
「SBIネオトレード証券」を耳にするようになったのは最近かもしれませんが、創業は1948年と、証券業界の中でも古い歴史を誇ります。
2021年1月に「ライブスター証券」から「SBIネオトレード証券」に商号が変更されました。
2020年10月にSBIホールディングスがライブスター証券を買収したんだワン!
「オリコン顧客満足度ランキング ネット証券」の「取引手数料」において8年連続で第1位を獲得していて、特に手数料の安さで人気のあるネット証券です。
SBI証券・SBIネオトレード証券の違い
SBI証券とは何が違うんだろう?
SBI証券・SBIネオトレード証券は、異なる証券会社です。
それぞれの特徴は以下の通りです。
SBI証券の特徴
- IPO銘取扱数、外国株取扱国数が主要ネット証券でNo.1
- 「スタンダートプラン」「アクティブプラン」のどちらも格安手数料
- 国内株式の夜間取引を無料で可能
- Tポイントを貯めて使うことが可能
SBIネオトレード証券
- 1注文毎の手数料が安いのに加え、信用取引手数料が無料
- 多彩で、高機能かつシンプルな取引システム利用が全て無料
- IPOの事前入金が不要
- IFD注文を始めとした多彩な注文方法
SBI証券は投資初心者にオススメの、ネット証券 口座開設数 No.1企業です。
一方、SBIネオトレード証券は信用取引に挑戦したい人や本格的な取引ツールを使いたい人など、投資中上級者におススメの証券会社です。
SBIネオトレード証券のメリット
SBI証券との違いが分かったところで、SBIネオトレード証券の4つのメリットを見ていきましょう。
- 手数料が安い
- 様々な取引ツールが全て無料
- NISA取引が可能
- IPO投資に強い
①手数料が安い
SBIネオトレード証券は手数料の安さが大きなメリットの1つです。
現物取引の株式手数料プランには「一律プラン」と「定額プラン」の2種類があり、どちらのプランも最安水準となっています。
- 一律プラン …注文ごとの取引金額に応じた手数料
- 定額プラン …1日の取引金額の合計に応じた手数料
一律プラン
一律プランでは手数料の上限が880円に固定されており、一度に大きな金額の取引をする場合も安心です。
約定代金 | 手数料 |
5万円以下 | 50円 |
5万円超~10万円以下 | 88円 |
10万円超~20万円以下 | 100円 |
20万円超~50万円以下 | 198円 |
50万円超~100万円以下 | 374円 |
100万円超~150万円以下 | 440円 |
150万円超~300万円以下 | 660円 |
300万円超 | 880円 |
他の主要ネット証券と比較する
SBIネオトレード証券 | SBI証券 | 楽天証券 | auカブコム証券 | |
---|---|---|---|---|
5万円 | 50 | 55 | 55 | 99 |
10万円 | 88 | 99 | 99 | 99 |
20万円 | 100 | 115 | 115 | 198 |
50万円 | 198 | 275 | 275 | 275 |
100万円 | 374 | 535 | 535 | 1,089 |
200万円 | 660 | 1,013 | 1,013 | 2,079 |
500万円 | 880 | 1,013 | 1,013 | 4,059 |
1000万円 | 880 | 1,013 | 1,013 | 4,059 |
定額プラン
定額プランは、手数料が業界最安水準で提供されているのが魅力です。
1日の約定代金合計額 | 手数料 |
50万円以下 | 0円 |
50万円超~100万円以下 | 0円 |
100万円超~150万円以下 | 880円 |
150万円超~200万円以下 | 1,100円 |
200万円超~300万円以下 | 1,540円 |
以降100万円増加ごとに | 295円ずつ増加 |
他の主要ネット証券と比較する
SBIネオトレード証券 | SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 | |
---|---|---|---|---|
5万円 | 0 | 0 | 0 | 0 |
10万円 | 0 | 0 | 0 | 0 |
20万円 | 0 | 0 | 0 | 0 |
50万円 | 0 | 0 | 0 | 0 |
100万円 | 0 | 0 | 0 | 1,100 |
200万円 | 1,100 | 1,278 | 2,200 | 2,200 |
500万円 | 2,130 | 2,598 | 5,500 | 5,500 |
1,000万円 | 3,605 | 4,798 | 11,000 | 11,000 |
自分の投資スタイルに合わせてプランを選択することが大切だね!
さらに、SBIネオトレード証券は信用取引の取引手数料が0円です。
金利・貸株料など諸経費はかかりますが、負担になりがちな「信用取引金利」は業界最低水準となっています。
制度信用取引 | 一般信用取引 | |
買方金利 | 1.19~2.30% | 2.75% |
貸株料 | 1.10% | – |
制度信用取引では、信用金利が最良優遇1.19%となる点が特徴的です。
信用取引には大きなリスクが伴うから、きちんとリスクを把握しておくことが大切だワン!
\信用取引なら/
②取引ツールが全て無料
顧客の声を取り入れ、使いやすさが追求された取引ツールが無料であるのもSBIネオトレード証券の大きな魅力の1つです。
以下の3つを全て無料で使うことができます。
NEOTRADE Wは、ネット環境があればどこでもアクセスできる点が人気を集めています。
手軽に利用できるNEOTRADER(スマホアプリ版)では、スマートフォンの機能を活かしたテクニカルチャートや各種ランキング機能など非常に充実しています。
さらに、2022年2月には国内株情報ツール【カブ板】がリリースされました。
登録可能銘柄数はWebブラウザ版ながら2,100銘柄と多く、パネルで「気配」「チャート」「4本値」が一覧で確認でき最大50銘柄が登録できる「複合ボード」など優れた機能を持っていますよ。
スマホ1台で完結しちゃうなんてすごい!
③NISA取引が可能
SBIネオトレード証券のメリットの1つとして、NISA取引が可能な点も挙げられます。
新NISAでは、つみたて投資枠(旧つみたてNISAに該当)と成長投資枠(旧一般NISAに該当)が併用できます。
「つみたて投資枠」は、対象となる投資対象が長期投資に適した投資信託に限定されているほか、買付方法が毎月定額の積立投資に制限されております。
一方で、「成長投資枠」は、買付方法の制限はなく、一部の投資信託などを除き、株式も対象ですので、幅広く投資対象を選ぶことができます。
④IPO投資に強い
IPO投資は成長性が高い企業に投資でき、大きなリターンが見込めるため人気が高いです。
SBIネオトレード証券はそんなIPO投資の強い味方でもあります。
その理由として以下の3つが挙げられます。
- IPOの事前入金が不要
- ステージ制抽選と完全抽選制の混合抽選方式
- 購入手数料無料
特にIPO投資の申込から抽選まで資金が不要という点は大きな魅力です。
通常は、抽選申込時点で購入資金が口座に無いとダメな証券が多いんだワン!
完全抽選制も取り入れられているため、口座開設したばかりの方にも当選の可能性があるというのも嬉しいですね。
初心者でもIPO投資がしやすいんだね!
2020年10月にSBIグループの100%子会社になったことにより、現在IPOの取扱銘柄は急激に拡大しています。
\本格的な取引ツールが人気/
SBIネオトレード証券のデメリット
では、SBIネオトレード証券にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
本記事では以下の2点をご紹介します。
- 外国株式・外国ETFを取り扱っていない
- 投資信託が少ない
①外国株式・外国ETFを取り扱っていない
SBIネオトレード証券では、米国株などの外国株式や外国ETFの取り扱いがありません。
そのため、外国株式に投資したいと考えている方には向いていないと言えます。
あくまで国内の企業に投資したい人向けなんだね!
外国株や外国ETFに投資したい方は、他の証券口座と使い分けるのがおすすめです。
②投資信託が少ない
SBIネオトレード証券では取引できる投資信託が、SBIアセットマネジメントが提供する5つのファンドと、レオス・キャピタルワークスが提供する5つのファンドしかありません。
SBIアセットマネジメントであれば「SBI中小型割安成長株ファンド」「SBI米国小型成長株ファンド」などがあり、レオス・キャピタルワークスでは「ひふみプラス」と「ひふみワールド+」などがあります。
ただ、数は少ないですが厳選されたファンドでもあるため、「これだけでも良い」という方もいるかもしれないですね。
投資信託「ひふみ」とは?
- 日本や海外の成長企業に投資し、長期的な資産形成を応援
- 徹底的な分析から、「守りながらふやす」運用に挑戦
- 顧客とのコミュニケーションを重視した「顔が見える」運用
SBIネオトレード証券がおすすめな人
ここまで、SBIネオトレード証券の手数料やメリット、デメリット、さらには他のネット証券との違いなどを解説しました。
最後に、どのような人がSBIネオトレード証券がおすすめなのかをまとめます。
- 信用取引をしたい人
- 取引ツールを全て無料で使いたい人
- 事前入金無しでIPO投資がしたい人
- 国内企業に投資したい人
このような方々は、SBIネオトレード証券の口座を開設してみてはいかがでしょうか?
信用取引に挑戦でき、本格的な取引ツールも使えるのでおすすめですよ!
\信用取引なら/