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PayPay証券の手数料・評判は?メリットやデメリットを分かりやすく紹介!

・投資を始めたいけど、手数料がどれくらいかかるんだろう?
・証券会社の選び方が分からない

このようなお悩みに答えます。


この記事の結論

  • PayPay証券は1,000円から投資できるので初心者におすすめ
  • 購入金額によって手数料が割高になるので注意が必要

投資を始める時には「どこに証券口座を開設するべきか」悩んでしまう方は多いですよね。

今回は、わずか1,000円から有名企業の株を購入できるPayPay(ペイペイ)証券をご紹介いたします。

執筆:いろはにマネー編集部
執筆:いろはにマネー編集部

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X(旧Twitter):@IrohaniMoney

PayPay証券とは?

paypay証券公式

PayPay証券は、2021年2月にOne Tap BUYから社名変更して生まれた証券会社です。

主要株主はソフトバンク株式会社・みずほ証券株式会社・Zホールディングス株式会社と、有名な企業なので安心ですね。

PayPayはキャッシュレス決済で有名だよね!

「だれでも気軽にはじめられる株式投資」を目指し、スマホアプリのダウンロード数は累計170万超となっています。

利用者の6割が投資未経験者なので、「これから投資をはじめよう!」と考えている方も安心ですね。

▼1分で分かる!PayPay証券の特徴は?

PayPay証券の手数料体系は?

PayPay証券の手数料

株取引で気になる手数料ですが、PayPay証券では固定の売買手数料は0円です。

その代わり、手数料相当額(スプレッド)があらかじめ上乗せされた価格が提示されます。

買付けの場合にはスプレッドを加算した金額、売付けの場合はスプレッドを減算した金額がそれぞれ「取引価格」となります。

どこの国の株式を購入するのか、また取引金額や取引時間に応じてスプレッドは異なります。

スプレッドがうまくイメージできないよ…

以下では、日本株式に投資する場合と外国株式に投資する場合に分けて、スプレッドについて解説しますね。

日本株式に投資する場合

日本株式に投資する場合、PayPay証券のスプレッドは以下の通りになります。

  • 立会時間内:「基準価格」に0.5%を乗じた価格
  • 立会時間外:「基準価格」に1.0%を乗じた価格

※立会時間:9:00~11:30、12:30~15:00の時間帯

これだけでは分かりにくいので、実際に日本株を購入する際に支払うスプレッドを他社の手数料と比較してみましょう。

日本株の購入代金PayPay証券(立会時間内)PayPay証券(立会時間外)楽天証券SBI証券
1,000円5円10円55円55円
1万円50円100円55円55円
10万円500円1,000円99円99円
100万円5,000円1万円535円535円
※楽天証券は超割コース、SBI証券はスタンダードプランの場合

購入代金が高くなると、PayPay証券のスプレッドの高さが気になるね。

購入代金が小さいうちはPayPay証券が安いのですが、取引金額が大きくなればなるほど割高になります。

ただし、通常株取引は100株単位で行うのですが、PayPay証券では金額単位で購入ができます。

そのため、数千円から投資をしたい方にとっては手数料も安く、おすすめできますね。

逆に、単元株取引で1回数十万円~の取引をする方にはおすすめできません。

単元株取引をしたい方は、1日100万円まで手数料無料で投資が出来るSBI証券楽天証券がおススメです。

米国株に投資する場合

PayPay証券では、米国株に投資する場合にもスプレッドを設定しています。

  • 立会時間内:「基準価格」に0.5%を乗じた価格
  • 立会時間外:「基準価格」に0.7%を乗じた価格

※立会時間:現地時間で 9:30 ~ 16:00(日本時間 23:30 ~ 6:00(夏時間:22:30 ~ 5:00))

これだけでは分かりにくいので、実際に米国株を購入する際に支払うスプレッドを他社の手数料と比較してみましょう。

米国株の購入代金PayPay証券(立会時間内)PayPay証券(立会時間外)楽天証券SBI証券
1,000円5円7円4円95銭4円95銭
1万円50円70円49円50銭49円50銭
10万円500円700円495円495円
100万円5,000円7,000円4,950円4,950円

PayPay証券よりも楽天証券やSBI証券の手数料が低いね!

楽天証券やSBI証券と比較して手数料はすこし高いものの、その差は0.05%(立会時間内)なので、大きな差ではないですね。

ただし米国株の場合は、スプレッドに加えて為替コストも発生する点には注意してください。

それぞれの証券会社の為替コストは以下の通りです。

証券会社PayPay証券楽天証券SBI証券
為替コスト1米ドルにつき35銭1米ドルにつき25銭1米ドルにつき25銭

為替コストを含めても、楽天証券やSBI証券の方が割安となりますね。

PayPay証券はビミョーってこと?

そんなことはありません。

以下の通り、あなたの投資スタイルで判断すると良いでしょう。

  • 少額で日本株に投資したい:PayPay証券が安い
  • 単元株で日本株に投資したい:SBI証券や楽天証券が安い
  • 米国株に投資したい:SBI証券や楽天証券が安い

日本株で少額投資をするならPayPay証券がいいってことね!

PayPay証券のメリット

PayPay証券メリット

PayPay証券を利用するメリットは、主に以下の3つです。

  • 1,000円から投資できる
  • 1株からIPOに応募できる
  • おいたまま買付ができる

順番に解説しますね。

①1,000円から投資できる

一般的な投資の場合、株式を購入するときは単元数が決まっています。

そのため、有名企業の株式を購入するときは、数十万円~数百万円が必要になることもあります。

単元数ってなに?

単元数は、株式を購入するときの最低購入数のこと。

基本的に日本株だと100株、米国株だと1株が最低購入数と決まっています。

一方、PayPay証券では、単元数を気にすることなく1,000円から株式を購入できます。

1,000円で1株5,000円の株式を購入する場合は、0.2株分保有できることになるのです。

株価が高い銘柄でも購入できるんだワン!

②1株からIPOに応募できる

続いてのメリットは、1株単位でIPO株(新規公開株)に応募できることです。

IPOってなんだっけ?

IPO株とは新しく上場する株のことで、公募価格(上場前の株価)よりも初値(上場日の株価)のほうが高くなることもあり、大きな利益を狙いやすい特徴があります。

基本的にIPO投資では抽選が行われます。

そして抽選に当選した場合、通常の投資同様100株単位での売買になるので、数十万円ほどの資金が必要になってしまいます。

ですがPayPay証券では、抽選に当たっても1株単位での購入ができるのです。

通常の1/100の資金で購入できてしまうのは、投資初心者にとって大きなメリットですね。

他にはSBIネオモバイル証券でも、1株からIPOに応募できるワン!

③おいたまま買付が利用できる

PayPay証券では、「おいたまま買付」というサービスが利用できます。

おいたまま買付とは、銀行口座などから送金手続きをせずに直接投資できるサービスです。

おいたまま買付の連携先は、以下の銀行です。

  • みずほ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • ゆうちょ銀行
  • 南都銀行
  • ドコモ口座
  • ソフトバンクカード

1万円以上で利用でき、1万円単位で増額できます。

証券口座に振り込まなくていいから手間が省けるんだワン!

\スマホで少額投資/

PayPay証券のデメリット

PayPay証券デメリット

PayPay証券にデメリットはないの?

PayPay証券にもデメリットはあります。

  • 取扱銘柄が少ない
  • 指値注文ができない

以下で詳しく解説します。

取扱銘柄が少ない

PayPay証券では、日本株・米国株ともに上場しているすべての銘柄を取引できるわけではありません。

日本株は個別株179銘柄+ETF4銘柄+REIT6銘柄、米国株は個別株159銘柄+ETF33銘柄が取引可能です。

数千社が上場していることを考慮すると、多少の物足りなさはあるかもしれませんね。

ただし、日米ともに有名企業や人気銘柄は取り扱っています

そのため、これから株式投資を始める方にとっては取扱銘柄が絞られている分、投資先を選びやすいとは言えるでしょう。

銘柄が多すぎると、どれを選んだらいいのか分からなくなるもんね!

指値注文ができない

PayPay証券では指値での注文ができません。

指値注文ってなんのこと?

指値注文は、希望する売買価格を指定して発注する方法です。

PayPay証券では提示された価格で取引するしかないので、この指値注文は利用できません。

PayPay証券の評判は?

PayPay証券評判

実際にPayPay証券を利用している人の評価を見てみましょう。

1,000円から金額指定して有名企業の株を購入できる点が、魅力になっていることがわかります。

ただし、「PayPay銀行との連携が不十分」との意見もありますね。

他のスマホ証券と比較したい方は、「スマホ証券おすすめ5社比較ランキング!初心者必見の選び方も解説」もご覧ください。

PayPay証券の口座開設方法

PayPay証券口座開設方法

PayPay証券を使って株式投資を始めるためには、まず証券口座を開設する必要があります。

どうやって口座を開設するの?

PayPay証券の口座開設は、わずか3ステップで完了します。

  1. PayPay証券の公式サイトにアクセスし、申込画面で必要事項を入力する
  2. 本人確認書類をアップロードする
  3. 届いたIDとパスワードでログインする

まずは、PayPay証券の公式サイトから「口座開設」を行います。

そして申し込みフォームで住所や氏名などの情報を入力します。

本人確認ではマイナンバーや運転免許証などが必要になるので、あらかじめ用意しておきましょう。

申し込みをするとPayPay証券側で審査が行われます。

審査に通過すると、1週間~10日ほどでIDとパスワードが記載された口座開設通知書が届くので、IDとパスワードを使ってログインすると株式投資をはじめられますよ。

あわせて読みたい:PayPay証券の最新キャンペーン情報!初心者にもおすすめ?

口座開設が面倒ならPayPayポイント運用もおすすめ

PayPayポイント運用は、PayPayアプリで決済したときに付与される還元ポイントを運用するサービス。

PayPayアプリを利用しているユーザーが、口座開設なし・手数料無料で投資を疑似的に体験できるサービスです。

PayPayポイント運用の方法は、「【攻略】PayPayポイント(ボーナス)運用とは?増やすコツ4選・評判をご紹介!」もご覧ください。

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【まとめ】PayPay証券の手数料・メリット

PayPay証券まとめ

今回はPayPay証券のメリットや他社との手数料の違いについて解説しました。

最後に重要な点をおさらいしましょう。

  • PayPay証券は1,000円から投資できるので初心者におすすめ
  • 購入金額によって手数料が割高になるので注意が必要

1,000円から投資できるなら、試しにやってみようかな

「投資に興味はあるけど、まとまったお金を持っていない」という方は、PayPay証券がおススメです。


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