いろはにマネー編集長の曽根原です!
最近話題の「moomooアプリ」を使って、当社の現役大学生インターンがトレード対決をしているので、その模様をお届けします。
投資関連ニュースや機関投資家の保有状況を見ることができるmoomooアプリには、デモ取引機能もあります。
今回は、デモ取引機能の使い方や実際のトレード対決の模様を紹介します。
※詳しいアプリの使い方は、「【使ってみた】moomoo証券アプリの使い方を初心者・中級者別に解説!」の記事をご覧ください。
moomooのデモ口座とは【やり方も】
moomoo証券では証券口座の開設ができますが、moomooのアプリ内で、デモ口座も開設することができます。
デモ口座では何ができるの?
デモ口座では、仮想のお金を使った株式の取引(デモトレード)が体験できます。
moomooのデモトレードは、実際の株価や売買注文と連動しており、リアルタイムでの注文が可能です。
そのため、実践に近い形で取引が練習できます。
無料かつ、ゲーム感覚で投資が学べるのは嬉しいね!
続いて、このデモ口座の内容や特徴について見てみましょう。
デモ口座で取引できる株式の種類
現在、moomooのデモ口座では5種類の株式が取引可能です。
日本株だけでなく、米国株、香港株、中国A株、シンガポール株へ投資できます。
一般の証券総合口座のように、投資信託やETF、REITに対しても投資可能となっているのも特徴です。
米国株では100万ドルから、日本株では2,000万円からスタートとなります。
十分な資金量で始められるから、投資の面白さを存分に体験できるね!
アイテムカード
moomooのデモ取引には、ゲーム要素となるアイテムカードがあります。
「復活カード」など、失敗してもやり直す要素もあるので、初心者は安心です。
復活カード
カード属性:1回のみ即時に有効。
用途:指定されたデモ取引アカウントをリセットし、注文履歴を消去するとともに、当初の投資資金に戻ります。
防衛カード
カード属性:24時間有効で、他のカードと一緒に使うことができます。
用途:使用すると24時間の間、他人が自分のデモアカウントの建玉や注文履歴を見れないようになります。
のぞきカード
カード属性:24時間有効で、他のカードと一緒に使うことができません。
用途:使用すると24時間の間防衛されていない他人のデモアカウントの建玉や注文履歴を確認することができます。
アイテムの使用は自由なので、使わずに実戦感覚を養うのも良いでしょう。
上級者の取引を参考にできるのも、初心者には嬉しいね!
ランキング機能
デモトレードの上位トレーダーがランキングで表示される機能もあります。
週間ランキングでは、上位トレーダーの損益が見れます。
また、プロフィールからは取引銘柄の履歴なども見れるので、上位トレーダーのトレード手法を参考にすることができます。
ランキングに載れるように頑張るぞ!
不具合・実際の取引との相違点
一方で、moomooのデモトレには実際とは異なる点や不具合も存在します。
- 注文が入っていれば取引(約定)できる仕組みになっている
- 銘柄が検索できない、正式名称でない
順に説明していきます。
注文が入っていれば取引(約定)できる仕組みになっている
moomooの約定ルールには、取引所の売買注文数分だけ約定するようになっています。
例えば、デモ口座で200株の買い注文を出したときに、取引所に100株の売り注文しか入っていなければ100株しか約定されません。
このルール自体は実際の取引と同様ですが、実際には取引できないはずのタイミングにmoomooのデモ口座で取引できることがあります。
それは、ストップ高・ストップ安やIPO企業の初値決定前など、売買が停止されている時です。
これらの場合、実際に売買注文が入っていても取引が成立しません。
実際に、ストップ高になっている銘柄や初値がついていないときに注文を入れると売買できてしまうことがありました。
ABEJA(5574)の上場日の9:00前に成行注文を入れたところ、9:00前に公開価格で買付できてしまいました。
今後の修正に期待だワン!
銘柄が検索できない、正式名称でない
moomooアプリでは時々、日本語名がおかしい場合や、銘柄の正式名称が異なっている場合があります。
ただし、こちらの不具合はすぐに修正される傾向にあります。
この不具合はアプリリリース時に多かったもので、現在はほとんどないワン!
以上の点に注意して取引することで、よりリアルな取引を体験してみましょう。
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moomoo証券では、人気の米国株・日本株が必ず当たるプログラムを開催中!
入金をすると抽選で最大10万円相当の株がもらえるほか、米国株の取引手数料が2ヶ月間無料になります。
*アプリダウンロード&登録は無料です。
いろはにマネーで働く大学生のトレード対決
いろはにマネーを運営する株式会社インベストメントブリッジでは、現役大学生がインターンとして20名弱働いています。
証券アナリスト試験合格済のインターン生から、Webマーケティングに特化したインターン生など投資に対する知識は様々ですが、それぞれでチームを組んでデモトレード対決を実施。
以下では、毎月各グループの代表者が、ポートフォリオや運用実績をご紹介していきます。
アイテムカードの使用は禁止としています。
デモトレード対決のルール
デモトレード対決では3グループに分かれ、2023年6月〜11月の半年間の運用成績を競います。
具体的な取引ルールは以下の通りです。
- moomoo証券の日本株デモ口座を使用
- 取引対象商品は、東証上場の株式、ETF、REITsで、いずれも現物の取引のみ可能
- 2023年6月1日 9:00~、2,000万円の現金で取引スタート
- その他現実の取引ルールに基づいた取引の実施
各グループの人数が異なるため、11月30日時点のグループ内平均損益率によって勝敗を決めます。
なお、投資初心者のインターン生もいるため、資産をコア部分(グループごとに決めたポートフォリオ)とサテライト部分(個人で自由に売買する資産)に分けて運用しています。
チーム構成・投資金の推移
続いて、各グループの構成メンバー(括弧内は大学の学年)と、これまでの資産の変化をご紹介します。
グループ1(4名)
A.Sくん(4年):ポッドキャストでは投資ラジオを担当。ゼミでは経営戦略を学んでいる。
T.Wくん(4年):今年度よりリーダー就任。投資経験はないが、持ち前の適応力で上位を目指す。
M.Wくん(2年):2年生ながら投資経験アリ。大学の投資サークルでの活動にも積極的。
R.Sさん(2年):頑張り屋さんとの評価が高いメディアインターンの成長株。金融業界に興味があるそう。
グループ2(5名)
S.Aくん(4年):CMA1次合格。オプションなど幅広い投資経験アリ。NPOも立ち上げている。
M.Sさん(4年):アメリカ帰りの元気なみんなのお姉さん。経営者の視座を身につけたいとのこと。
K.Oくん(4年):将来はトレーダー?本人曰く、堅実な運用を好むタイプだそう。
C.Sさん(4年):営業インターン唯一の女性インターン生。つみたてNISAの口座を持っている。
Y.Iくん(3年):CFA資格取得に向けて勉強中。将来はアナリスト志望。
グループ3(5名)
Y.Tくん(4年):CMA2次合格。今年はJPXの取り組みに注目しているとのこと。
S.Yくん(4年):現IB勤務最年長インターン生。投資スタイルはテクニカル分析メイン。
N.Nさん(4年):メディアインターンの頼れるリーダー。ダークホースになりたいと意気込みを見せる。
Y.Sくん(3年):誠実で成長に貪欲な3年生。ゴルフやお酒が好きな大人な一面も。
R.Hくん(2年):6月からインターンに参加した期待の新人。遅れを取り戻せるか。
最終結果までの資産の推移は以下のようになっています。
6月1日 | 6月末 | 7月末 | 8月末 | 9月末 | 最終結果 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
グループ1(4名) | 資産総額 | 80,000,000円 | 80,632,000円 | 81,244,838円 | 81,996,141円 | 83,285,511円 | 83,744,247円 |
損益率 | – | +0.79% | +1.6% | +2.5% | +4.1% | +4.7% | |
グループ2(5名) | 資産総額 | 100,000,000円 | 105,309,000円 | 103,551,803円 | 104,338,745円 | 103,664,330円 | 103,572,943円 |
損益率 | – | +5.3% | +3.5% | +4.3% | +3.6% | +3.8% | |
グループ3(5名) | 資産総額 | 100,000,000円 | 106,830,111円 | 107,474,365円 | 110,348,513円 | 106,000,946円 | 106,497,335円 |
損益率 | – | +6.8% | +7.4% | +10.3% | +6.0% | +6.5% |
デモトレードの最終結果
いろはにマネーのインターン生で実施していたデモトレードはグループ3の勝利となりました!
取引開始時点から、合計で+6.5%の利益を上げることが出来ました。
以下で、様々な指標とのパフォーマンスの差を見てみましょう。
日経平均株価 | TOPIX | S&P500 | グループ3 | |
---|---|---|---|---|
損益率 | +8.5% | +10.2% | +9.6% | +6.5% |
デモトレードの実施期間は日本株、米国株ともに市況が良く、インデックス投資を行うことで十分な利益を上げられました。
実際に、グループ全体で主要インデックスをオーバーパフォームすることはできず、個別株投資の難しさを実感したインターン生は多かったようです。
一方で、個人成績ではオーバーパフォームを達成するインターン生も複数人いたことで、投資の面白さを実感していました。
投資機会の損失が一番大きな損だワン!
個別株投資に興味を持っている方々は、ぜひmoomooのデモトレ機能を使って練習してみましょう。
【23年11月】各グループの取引結果を代表者がご紹介!
毎月、各グループのポートフォリオや個人で行った取引の振り返りを代表者に紹介してもらいます。
今月は、以下の3人が紹介してくれます。
- グループ1:M.Wさん(2年)
- グループ2:S.Aさん(4年)
- グループ3:Y.Tさん(4年)
損益額は、個人の損益額の数字です。
※個別銘柄の売買についての報告もありますが、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資は自己責任でお願いします。
グループ1 M.Wさん(2年)
11月の損益:+137,687円
S&P500については利上げ終了に伴い上昇しました。
また、銀行ETFも一旦は長短金利差拡大の兆しから上昇を見せましたが株価は下落トレンドに移りました。
東宝・ダイキンについては株価は下落しています。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今
トリドールHDがサプライズ決算により上昇しました。
今回のデモトレードでは2回の決算をトリドールを保有しながら過ごしましたが、2度ともサプライズ決算による上昇を見せてくれました。
いずれも、商品の値上げに起因する上昇でした。
グループ2 S.Aさん(4年)
11月の損益:-1,546,736円
保有銘柄は10月から変更ありません。
日経平均が大幅に上昇したことから、日経225ダブルインバース(1360)の含み損が拡大しました。
セクターETFを見ると銀行(1631)、医薬品(1621)が低調だったものの、エネルギー・資源(1618)、機械(1624)は上昇しました。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今
金利上昇や日銀による金融政策の見直しが見られた10月から引き続き、日経225ダブルインバースを保有しました。
しかし米国のインフレ鈍化や日銀の緩和維持を受け、日本株は大型株を中心に大きく上昇しました。
そのため日経225ダブルインバースを中心に大きな下落が見られました。
保有していたセクターETFの多くは日経225指数にアンダーパフォームし、ポートフォリオ全体として下落する1ヶ月となりました。
グループ3 Y.Tさん(4年)
11月の損益:+346,823円
米国での利上げストップムードを受け、S&P500はホールドするという方針でした。
また、大型株好調の市況を受け、銀行株の買い増し、ガスや電力といったインフラ系への投資を行いました。
さらに、年末商戦があるということでtoC企業を買い持ちしたいという考えから、高島屋(8233)を買ったこともポイントでした。
若干の不安要素があった新興国系のETFも最後まで持ちこたえてくれました。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今後の方針
応援企業であった、ispace(9348)を遂に損切りしました。
11月の決算発表の前に、次回のロケット打ち上げの延期発表があったことやグロース株が全体的に落ち込んでいる相場状況からの判断でした。
また、低PBRということで買い付けたTBSホールディングス(9401)が1月で+18.72%と押し上げてくれました。
その他、全体的に大型株のパフォーマンスが良かったように思います。
過去の振り返りを見る
23年10月の振り返り
- グループ1:R.Sさん(2年)
- グループ2:K.Oさん(4年)
- グループ3:R.Hさん(4年)
グループ1 R.Sさん(2年)
10月の損益:-55,240円
今月はチームで保有していた株が全体的に下落してしまいました。
まず、7月からチームで継続保有し続けている銀行ETF(1615)が伸び悩みました。
月初は平均価額278円台でしたが、10月末には265円台にまで下落しました。
しかし10/31の金融政策決定会合で長期金利の1%をある程度超えることを容認する方針を決めたこともあり、274.51円まで回復しています。
現在、マイナス金利の早期解除が観測されていることもあり、11月以降も長期金利は上昇の動きもみられると判断し継続保有することにします。
日経平均株価が下がり基調だったこともあり、9月に追加購入したダイキン工業(6367)と日本郵船(9101)は前月に引き続き下落しています。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今後の方針
今月注目していたのは、ヤクルト本社(2267)でしたが思うように上昇しませんでした。
ヤクルトは9月30日を基準日に1株につき2株の割合をもって株式分割を行いました。
私は夏前から継続保有しており損切りも検討していましたが、株式分割によって株式の売買自由度があがり市場取引が活発になることを期待し保有を続けていました。
しかし、事態は好転することなく未だに下落を続けています。
グループ2 K.Oさん(4年)
10月の損益:+74,876円
今後の見通しを読むのが難しく、値上がりの根拠が薄くなってしまったため小売 (1630) と食品 (1617) のセクターETFを売却しました。
一方で、三菱重工が宇宙開発事業に力を入れており今後の成長が見込まれると判断したため、同社を6.53%含む機械セクターのETF(1624)を購入しました。
工場や倉庫設備の自動化ニーズから国内向けの機械受注が今後も堅調に推移することにも期待したいです。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今後の方針
9月は現金で保有していたサテライト部分で、みずほフィナンシャルグループと三菱UFJフィナンシャルグループの銀行株を買い入れました。
物価の上昇に伴い、10月末の金融政策決定会合で物価の見通しの上方修正とYCC修正を予想し、銀行株が上昇すると予想しました。
また、コア戦略同様に宇宙開発を含めた三菱重工の事業に今後の成長を期待できると感じたため個別株も買い入れました。
グループ3 R.Hさん(2年)
10月の損益:-45,310円
ispace(9348)が一時保険金の受領の適示開示から上昇したものの、次回のロケットの打ち上げが延期されたことにより売却をすることにしました。
それに伴う損失に加え、日経平均が今月大きく下落したため保有している株も軒並み下落しました。
また、雇用統計が予想を下回ったため円高、米国株も株高となりこのトレンドが続くと見込んで引き続きS&P500とメガバンクをホールドしたいと思います。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今後の方針
日亜鋼業(5658)はPBR0.3倍ほどで赤字がなく利益もしっかり上げていて、線材は様々な産業を行う上で必要なものなので需要が完全になくなることがないと考え購入しました。
しかし、購入後すぐ、下落してしまい現在含み損の状況です。
製紙産業は円高になれば大きく利益が狙えそうで、指標面で見ても割安だと思うため引き続き保有を続けようと思います。
10月以降はアノマリー的に株価の上昇が期待できるためフルポ
23年9月の振り返り
- グループ1:M.Wさん(2年)
- グループ2:Y.Iさん(3年)
- グループ3:S.Yさん(4年)
グループ1 M.Wさん(2年)
9月の損益:+584,025円
決算による大きな下げからの回復中であるダイキン(6367)と海運業の日本郵船(9101)をそれぞれ追加購入しました。
結果としては、継続保有中の銀行ETF(1615)が引き続き好調となりましたが、9月中旬で一度天井をつけ下落中です。
追加購入した2銘柄については上昇とはならず、購入時に対して少し下がりました。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今
初月から継続保有中のトリドールHDは9月については下落する形になりましたが、まだ損は出ていません。
9月ではMacbee Planet(7095)の決算日に合わせ現金ほぼ全てを注ぎ込み購入を行い、サプライズ決算で一時ストップ高となりました。
ただ売却のタイミングを間違え、翌日で利益が前日の半分となったタイミングでの売却となりました。
一時ストップ高とはなったものの少し下がってしまったことを踏まえれば、当日がベストの売却タイミングであったと反省しています。
まさに「悲観で買い、楽観で売る」とはこのことだなと、大きな学びになりました。
10月に入り株価は大きく下落しましたが、損切りラインを超えたものについては意志を曲げることなく損切りしていきます。
グループ2 Y.Iさん(3年)
9月の損益:+398,152円
近頃の石炭、石油価格の上昇やロシア、サウジアラビアの減産によるエネルギー需要の増加を考慮しNEXT FUNDS エネルギー資源(1618)を購入しました。
また、ここ数年の円安の影響により海運、物流業の業績が好調であったため、NEXT FUNDS 運輸・物流(1628)を保有していました。
しかしながら、米国CPIのインフレ率や日米金利差の上昇率が減速しているため今後は円高へ進むと考え、同銘柄を手放すことにしました。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今
電源開発(9513)やエーザイ(4523)など個別株を買い増しして利益を上げました。
また、8月に仕込んだ日経平均ベア2倍の銘柄が見事的中し2%程のプラスになりました。
今後は、さらなる日経平均株価の下落を予測しダブルインバース型の日経225を買い増ししようと考えています。
グループ3 S.Yさん(4年)
9月の損益:-3,494,198円
まずコアの部分ですが、今月はポートフォリオの入れ替えはありませんでした。
先月に続き、米国株の続伸・ispaceの新規打ち上げに伴う株価の上昇を期待し、しっかりとホールドしました。
しかしながら、月末にかけて日経平均及びグロース株の大きな下落により、大きな損失を出してしまいました。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今
9月15日に日経平均が33,533円を付け、日本株は青天井のように思われました。
しかし翌日から、10年物国債の金利が0.7%を超えた等の理由により、グロース株を中心に売りが広がりました。
さらには、月末にかけてアメリカ議会の混乱、GPIFのリバランスによる売りを警戒し、日経平均は9月15日から1週間弱で約1600円の下落を記録しました。
年内に日銀が大きく動くと予想し、来月のポートフォリオはispaceを全て売却、加えて銀行株の買い増しを行いたいと思います。
来月のサテライト戦略としては、金利が引き続き上昇することが考えられるので、グロース株には手を出さず、時価総額が大きい日経平均採用銘柄を購入していきたいと思います。
また配当金は得られませんが、今回の下落したタイミングで高配当株を購入し、キャピタルゲインを狙いたいと思います。
23年8月の振り返り
- グループ1:R.Sさん(2年)
- グループ2:C.Sさん(4年)
- グループ3:N.Nさん(4年)
グループ1 R.Sさん(2年)
8月の損益:-157,054円
先月チームで保有していた株がすべて上昇したこともあり、全て保有したままで、追加購入も行いませんでした。
まず、日本銀行が長短金利操作を修正したことで先月から上昇していた銀行ETF(1615)が今月も上昇しました。
そのため、継続して保有します。
また、S&P500に連動したETF(2521)は若干下がりました。
しかし、V字回復の最中と読み取ることもできるため、今後の回復を見込み、保有を続けることにします。
東宝(9602)は、ややプラスになりましたが、想像よりも値上がりしませんでした。
宮崎駿監督のジブリ最新作「君たちはどう生きるか」の上映により上昇することを予想したのですが、思い通りにはなりませんでした。
それでも、ゴジラの新作やSPY×FAMILY やハイキュー‼といった人気アニメの劇場化など、期待の映画はまだあるので、継続保有しようと思います。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今
5月から保有している日本郵船(9101)が順調に伸びているなど、海運株は強い印象があるので、買い足すことも検討中です。
月末に減益予想で大幅に下がった株価が今後回復することを見込んだため、ブシロード(7803)を購入しました。
一時損切りすることも検討していた楽天グループ(4755)がようやく戻ってきたので、このまま上昇することを期待しています。
また、ヤクルト本社(2267)とコーセー(4922)が大幅に下落してしまい、損切りするか検討中です。
グループ2 C.Sさん(4年)
8月の損益:+534,945円
日経平均の下落を予想し、日経平均ETF(1321)とNEXT FUNDS 不動産(1633)を売却しました。
また、日経平均ダブルインバースETF(1360)の購入、金利上昇などに強い銀行株ETF(1631)の購入をしました。
結果として8月の下旬から日経平均が上昇し、日経平均ダブルインバースETF(1360)が損失となりました。
しかし、今後長期的に見て日経平均が下がることを予想し保有を続けることにします。
9月はガソリン価格の高騰による電気自動車やエネルギーが注目されると考え、エネルギー資源(1618)を購入する予定です。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今
8月はインバウンド消費に注目をし、ディスカウント店「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)を新たに購入しました。
現在、処理水放出問題を巡る対中関係の悪化によりインバウンド関連株が軟調しているため、今後はインバウンド関連株を売却する予定です。
9月はスポーツ関連株に注目していきたいと思います。
グループ3 N.Nさん(4年)
8月の損益:+518,907円
長期的な値上がりの見込みがないと判断し、NEXT FUNDS エネルギー資源(1618)と情報通信・サービス(1626)を売却しました。
また今後、宇宙開発関連株への関心が高まることを期待してispace(9348)を購入しました。
8月から9月にかけて、株価に好材料となるニュースが多く大幅な上げが続いています。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今
第一三共(4568)やNIPPON EXPRESSホールディングス(9147)など個別株の押し目買いで利益を上げました。
また、7月に仕込んだ海運株を利確し、20%近くプラスになりました。
今後は、バスケットボールやラグビーのワールドカップ開催を契機にスポーツに注目が集まることを見越して、スポーツ関連銘柄への投資を検討しています。
23年7月の振り返り
- グループ1:A.Sくん(4年)
- グループ2:K.Oくん(4年)
- グループ3:Y.Sくん(3年)
グループ1 A.Sくん(4年)
7月の損益:+262,500円
今月はチームで保有していた株がすべて上昇しました。
まず、日本銀行が長短金利操作を修正したことで、銀行ETF(1615)が上昇しました。
正直想定よりも早いタイミングでの動きだったので、かなりラッキーな形でした。
今後も修正が入ると考え、継続保有します。
またS&P500に連動したETF(2521)も順調に伸びました。
そろそろS&P500も下げに入るかなと思ったのですが、ADPの雇用統計を見てもまだまだアメリカ市場は強いと感じました。
そのため買い増しはしないものの、売却せずに保有し続けようと思います。
東宝は、ややプラスも、ほとんど値上がりしませんでした。
第1四半期決算は売上高が19%増、営業利益も28%増と、決して悪くなかったと思います。
ただ思った以上に株価が付いてきませんでした。正直理由は分かりません。
それでも、ゴジラの新作など期待の映画はまだあるので、継続保有しようと思います。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今後の方針
今回、ポートフォリオの中で一番伸びたのがINPEX(1605)です。
6月27日に財務担当の山田取締役が「業績が想定通りでも株主還元を約350億円上積みする余地がある」と話していました。
ここからPBR1倍割れの解消に向けて成長投資と株主還元の両立を目指していることが読み取れました。
正直INPEXの筆頭株主は国であり、そこまで株主還元に積極的にならなくても良い銘柄です。
それでも、株主還元に対する強い姿勢を感じ、買い増しをしました。
実際このニュースにより株価は上昇しています。
さらに7月は原油価格も右肩上がりであり、今後の決算ではさらなる増益が期待できます。
そのため、保有株数をさらに増やしたいと思います。
一方下回ったのは、OATアグリオ(4979)です。
正直そこまで悪い材料があったとは思いません。ただ今までの上げすぎた反動か、株価が落ちました。
継続保有してもいいのですが、INPEXの方が株価上昇期待が高いので、保有株式をすべて売ってINPEXに移すことにします。
グルー グループ2 K.Oくん(4年)
7月の損益:-12,150円
日経平均が6月に最高値で33,700円台まで上昇したことから天井を意識し日経平均の保有比率を減らし、医薬品セクター(1621)への投資を始めました。
結果としては、日経平均は横ばいに推移し医薬品セクターは一度下落した後に再び月初の値近くまで値を戻したため、これらの投資による損益はほとんど動きませんでした。
医薬品セクターは分散投資に向いている銘柄とされ、新薬の開発とともに株価が上昇する傾向にあります。
新薬の開発を予想することは難しいため、引き続き保有したいと考えています。
また今後の方針としては、日経平均の下落を予想した日経平均ETF(1321)の売却及び日経平均ダブルインバースETF(1360)の購入、金利上昇などに強い銀行株ETF(1631)の購入を行う予定です。
7月の長期金利の変動幅上昇に伴う株安と金利上昇を予想しました。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今後の方針
個人的な7月の相場予想では、日経平均が下落するのではないかと予想し、日経平均ダブルインバースETF(1357)を購入していました。
しかし、月の半ばに一時月初比で5%ほど下落したものの、月全体では底堅く推移したためこの投資により利益を得ることはできませんでした。
8月は積極的にリスクを取り個別株の短期売買にも挑戦してみたいと考えています。
グループ3 Y.Sくん(3年)
7月の損益:+190,167円
三菱UFJFG(8396)や三井住友FG(8316)、みずほFG(8411)等を中心に銀行株を購入しました。
バフェットの買い増し等により話題のあった商社株を売り、日銀の利上げに備えてメガバンク株の保有比率を高めた点がポイントです。
商社株は、PBRが上昇傾向にあり、過熱感を懸念したため利益確定させました。
人口増加、スタートアップ企業増加で注目のインドにもETFで引き続き投資をしています。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今
7月は、JPX(8697)のPBRに対する取り組みに興味を持ったため、購入しました。
また、AeroEdge(7409)の初値が3倍にはねたように、IPO市況は好調であると考えています。
来月も引き続き、注目のIPO企業を狙っていきたいと考えています。
23年6月の振り返り
- グループ1:T.Wくん(4年)
- グループ2:S.Aくん(4年)
- グループ3:Y.Tくん(4年)
グループ1:T.Wくん(4年)
6月の損益:+940,052円
2023年4月1日に解禁された「自動運転レベル4」の公道走行などによる自動運転技術の開発への期待や近年のEV化の動向を踏まえ、自動車・輸送機上場投信を購入しました。
因みに、自動運転のレベルは以下のように分けられています。
レベル | 定義 | 内容 |
---|---|---|
レベル1 | 運転支援 | システムが前後・左右のいずれかの車両制御を実施 例)自動ブレーキ |
レベル2 | 特定条件下での自動運転機能 | 例)高速道路での自動運転モード機能 ①遅いクルマがいれば自動で追い越す ②高速道路の分合流を自動で行う |
レベル3 | 条件付自動運転 | システムが全ての運転タスクを実施するが、システムの介入要求等に対してドライバーが適切に対応することが必要 |
レベル4 | 特定条件下における完全自動運転 | 特定条件下においてシステムが全ての運転タスクを実施 |
レベル5 | 完全自動運転 | 常にシステムが全ての運転タスクを実施 |
自動車・輸送機上場投信は購入後価格が上がったものの、チャートが不穏な動きをしていたために7月は保有をやめることにしました。
また、新型コロナウイルスが5類に移行して映画業界全体が盛り上がるのではないかという予想から、映画関連の銘柄を長期保有する方針を立てました。
その中でも、「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」や「名探偵コナン 黒鉄の魚影」といったヒット作を出し、7月には「君たちはどう生きるか」の公開や決算も控える東宝(9602)を買いました。
2023年秋には前作大ヒットを生んだゴジラシリーズ最新作「ゴジラ –1.0」の公開も控えており、注目しています。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今後の方針
個人的には、銀行や分野の異なるメーカー(食品・医療機器など)に分散して投資し、基本的には売買せず保有していました。
他のグループの損益状況を見ながら、短期売買も行っていくかを判断していきたいと考えています。
グループ2 S.Aくん(4年)
6月の損益:+214,000円
三井不動産(8801)や三菱地所(8802)、東急不動産ホールディングス(3289)等を中心に、不動産株式へ投資を行いました。
ただ、YCC修正観測が高まり、国内金利は様々な思惑が交錯しています。
これを受け不動産セクターは6月下旬から調整ムードが広がり、あまり利益が上がりませんでした。
同様の理由から、今後は不動産セクターの保有比率を下げ、金利上昇に備えたポートフォリオへ組み替えます。
日経平均の上げは一服し、金利動向も読めないため、今月からは医薬品ETF(1621)を購入します。
景気後退局面に上昇が期待でき、コロナの再流行にも強いセクターです。
また、日経平均の停滞から日経225ETF(1321)の保有比率を15%から10%へと下げます。
その他のETFは売買せず、保有を継続する方針です。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今後の方針
全体を通して現金比率を上げ、今後の投資機会を伺いたいと思います。
グループ3 Y.Tくん(4年)
6月の損益:+1,785,192円
バフェットの買い増し等により商社株が堅調に推移していたことが6月の利益に大きく貢献しました。
ただ、日経全体で調整売りがあったことなどを受け、割高になってきたのではないかと考えた結果、7月については保有をやめて利益確定しました。
利上げに備えてメガバンク株を保有したところもポイントです。
また、S&P500連動ETFに関しては、FRBの利上げ停止・利下げ議論について年内に動きがあると考えたことに加え、大統領選前年ということを考慮して保有比率を増やしました。
人口増加、スタートアップ企業増加で注目のインドにもETFで投資をしています。
サテライト部分(個人で自由に売買する資産)の振り返り・今後の方針
6月はマーケット全体が良かったため、個人的にはグロース株を中心に短期売買を繰り返しました。
特に注目していたのは、ユーザーローカル(3984)とPKSHA TEchnology(3993)などのAI関連株です。
IPO企業も多かったので、IPO直後を狙って短期で利益を上げました。
特に、ABEJA(5574)は、初値4,980円に対し一時9,000円を超える株価がつきました。
今後も、注目のIPO企業は上場直後を狙っていきたいと考えています。
随時更新していくワン!
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そもそもmoomoo証券ってどんな会社?
社名 | moomoo証券株式会社 Moomoo Securities Japan Co., Ltd. |
---|---|
設立 | 大正9年4月 |
資本金 | 56億25百万円(2022/9時点) |
代表取締役社長 | 伊澤 フランシスコ |
本店 | 東京都渋谷区 |
金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第3335号 第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業、投資運用業 |
取引所資格 | 東京証券取引所 総合取引参加者 大阪取引所 先物取引等取引参加者 |
親会社 | Futu Holdings Limited |
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大正9年に設立された「ひびき証券」が、2022年10月に「moomoo証券」と名前を変更しました。
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