2024年3月8日以降、ネット証券各社が「クレジットカード決済による投資信託の買付上限額(いわゆるクレカ積立)を月10万円に引き上げる」というリリースを発表しました。
2024年から始まった新NISAのつみたて投資枠が月10万円MAXであることから、それに対応した形になりますね!
10万円まで上がる!とうれしくなる人も多い中、投資家にとって重要なのはクレカ積立による還元率の変化ですよね。
この記事ではクレカ積立で月10万円を積み立てた際の還元率やおすすめの証券会社を紹介します。(2024年3月22日発表済み分)
クレジットカードのポイントを賢く活用し、資産形成を有利に進めていきましょう。
【動画】SBI証券VS楽天証券 クレカ積立10万円でお得なのはどっち?
クレカ積立が月10万円までできるように!新NISAのつみたて投資枠をカバー
クレジットカードを利用した積立投資が、法令変更により大幅に利便性が向上しました。
3月8日に施行された「金融商品取引業等に関する内閣府令」により、クレジットカードによる積立の上限がこれまでの月5万円から10万円へと倍増されたのです。
1月に始まった新NISA制度のつみたて投資枠が月10万円であり、これに合わせた改正です。
クレジットカードによる積立投資は、利便性が高いことが魅力。
また、設定金額を変えるだけで毎月の積立額も簡単に変更できます。
毎月の支払いをクレジットカードで自動的に行えるよね!
クレカ積立なら毎月ポイントも貯まるので、基本的にNISAのつみたてはクレジットカード決済にするのが王道です。
ただし、月10万円まで投資できるからと言って無理に買付額を上げすぎないように注意しましょう。
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クレカ積立が月10万円できる証券会社を比較【いつから?】
クレカ積立ができる主要ネット証券のポイント還元率や年会費などをまとめました。
証券会社 | いつから対応? | ポイント還元率 |
---|---|---|
SBI証券 | 5月積立分から | 0.0%~5.0% |
楽天証券 | 4月積立分から | 0.5%~1.0% |
マネックス証券 | 4月積立分から | 0.2%~1.1% |
auカブコム証券 | 5月積立分から | 1.0% |
SBI証券
SBI証券は5月積立分から月10万円まで積み立てられます。(参考:SBI証券公式サイトより)
※5月積立分の変更期限は4月10日
ポイント還元率は2024年10月買付分までと11月買付分以降で分かれていて、まずは10月買付分までの方から見ていきましょう。
カード名 | 年会費(税込) | 還元率 | 最大ポイント獲得数 |
---|---|---|---|
三井住友カード(NL) | 永年無料 | 0.5% | 3,000ポイント |
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円(条件を満たせば無料) | 1.0% | 6,000ポイント |
三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円 | 5.0% | 30,000ポイント |
年会費が高いプラチナプリファードは、業界最高水準の還元率です!
これまで通りの還元率となり、満額積立をおこなえば、ゴールド・プラチナプリファードともにポイント獲得数でほとんど年会費を賄えるようになりました。
続いて、11月買付分以降の詳細を見ていきましょう。
カード名 | 還元率 |
---|---|
三井住友カード(NL) | 1年目:0.5% 2年目以降 前年に年間10万円以上の利用:0.50% 前年に年間10万円未満の利用:0.00% |
三井住友カード ゴールド(NL) | 初年度:1.0% 2年目以降 前年に年間100万円以上の利用:1.00% 前年に年間10万円以上の利用:0.75% 前年に年間10万円未満の利用:0.00% |
三井住友カード プラチナプリファード | 年間500万円以上の利用:3.0% 年間300万円~500万円の利用で:2.0% 年間0~300万円の利用で:1.0% |
これまでのクレカ積立よりも改悪が行われました。
年間利用額に応じてポイント還元率が変わり、プラチナプリファード以外はポイント還元されないことがあるため、注意が必要です。
クレカ積立の決済金額は年間の利用対象になりません!
楽天証券
楽天証券は4月積立分から月10万円まで積み立てられます。(参考:楽天証券公式サイトより)
※4月積立分の変更期限は3月12日
ポイント還元率はこれまでと変更がなく、カードの種類や買い付けたファンドの代行手数料によって異なります。
カード名 | 年会費 | 還元率 | 月10万円積立時のポイント |
---|---|---|---|
楽天カード | 無料 | 0.5% | 500ポイント |
楽天ゴールドカード | 税込2,200円 | 0.75% | 750ポイント |
楽天プレミアムカード | 税込1万1,000円 | 1% | 1,000ポイント |
楽天キャッシュも引き続き使えるんだよね!
楽天キャッシュと合わせると月15万円までポイント還元されながら積立投資が可能となります。
また、楽天証券では「NISA全力応援!クレカ積立10万円引上げ記念キャンペーン!」を実施中。
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マネックス証券
マネックス証券は4月の約定分から月10万円までの積立に対応します。(参考:マネックス証券公式サイトより)
マネックス証券で使えるマネックスカードは初年度年会費無料で、2年目以降も年間で1回以上利用すると無料となります。
マネックス証券のポイント還元率は大きな変更があり、以下のような形になりました。
積立金額 | ポイント還元率 | 満額ポイント |
---|---|---|
5万円以下 | 1.1% | 550ポイント |
5万円超過~7万円以下 | 0.6% | 120ポイント |
7万円超過~10万円以下 | 0.2% | 60ポイント |
5万円までの積立であれば他の証券会社(年会費無料のカード)より還元率が高いのですが、それ以降は徐々に還元率が下がります。
仮に月10万円をクレカ積立した場合、合計数は730ポイント。
10万円でのトータル還元率は730ポイント÷10万円=0.73%となります!
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auカブコム証券
auカブコム証券は、4月5日までに積立設定を設定・変更すれば、5月1日以降の指定日分から10万円まで積み立てられます。(参考:auカブコム証券公式サイトより)
ポイント還元率は変わらず1%です。
カード名 | 年会費(税込) | 還元率 | 月10万円積立時のポイント |
---|---|---|---|
au PAYカード | 初年度無料 2年目以降は年1回以上使うと無料 | 1.0% | 1,000ポイント |
au PAYゴールドカード | 11,000円 | 1.0% | 1,000ポイント |
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人気銘柄「オルカン」を買った時のシミュレーション
SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券で、積立投資で人気の「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」を買った際のシミュレーションをしていきましょう。
SBI証券については、年間利用額に応じて異なりますので、最大時で計算しています。
カード名 | 年会費(税込) | 月10万円のクレカ積立還元率 | 年間獲得ポイント | 年間獲得ポイント-年会費 |
---|---|---|---|---|
三井住友カード(NL) | 0円 | 最大0.5% | 6,000ポイント | 6,000ポイント |
三井住友カード ゴールド(NL) | 5,500円 | 最大1.0% | 12,000ポイント | 6,500ポイント |
三井住友プラチナプリファード | 33,000円 | 1年目(5月~4月)は最大4.0% 2年目以降は最大3.0% | 1年目は最大48,000ポイント 2年目以降は最大36,000ポイント | 1年目は最大15,000ポイント 2年目以降は最大3,000ポイント |
楽天カード | 無料 | 0.5% | 6,000ポイント | 6,000ポイント |
楽天ゴールドカード | 2,200円 | 0.75% | 9,000ポイント | 6,800ポイント |
楽天プレミアムカード | 11,000円 | 1% | 12,000ポイント | 1,000ポイント |
マネックスカード | 実質無料(年1回利用) | 0.73% | 8,760ポイント | 8,760ポイント |
au PAYカード | 実質無料(年1回利用) | 1% | 12,000ポイント | 12,000ポイント |
au PAYゴールドカード | 11,000円 | 1% | 12,000ポイント | 1,000ポイント |
現時点ではau PAYカード×auカブコム証券がポイント面では有利です!
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クレカ積立はどこを選べばいい?
結局はどこの証券会社が良いんだろう?
ここからは、どこでクレカ積立をすべきなのかについて解説します。
月10万円の積立を超える人
月10万円を超える積立を考えている方には、楽天証券がおすすめです。
楽天証券では、楽天カード積立だけでなく楽天キャッシュ積立も使用できるためです。
楽天キャッシュ積立は楽天カードからのチャージで0.5%の還元率となっています。
キャッシュ積立の上限額は5万円なので、楽天カード決済と併用すると月15万円まで積み立てが可能です!
また、楽天グループのサービスを幅広く利用している場合、ポイントの一元管理や活用の幅が広がるため、より効率的な資産運用が可能になります。
月10万円以内の積立の人
月10万円以内で積立を行いたい方は、どこの証券会社でも大きな差はないと言えます。
そもそも、どこの証券会社も大きな違いはなく、還元率の変更はいつでも発生します。
そのため、クレカ積立の還元率はおまけ程度に考えて、今既にNISAやっている人はそのまま使い続けて、これから始める人は今使っているクレカをベースに考えましょう。
楽天カードなら楽天証券、三井住友系ならSBI証券ってことだね!
また、クレカも何も持っておらずこれから投資に取り組み始める方にはSBI証券がおすすめです。
改悪されたとはいえ、業界最高水準のポイント還元率を維持しています。
SBI証券の大きな魅力は、還元率の高さだけでなく手数料やIPOの豊富さにあります。
日本株の取引手数料は無料だったり、取扱商品数も豊富だったりとおすすめの証券会社です。
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【まとめ】クレカ積立を活用して資産形成に取り組もう!
月10万円のクレカ積立について、各証券会社の違いを理解できたよ!
クレカ積立が月10万円になり、各証券会社が対応する中、還元率の違いについてまとめました。
もう一度おさらいとして還元率の違いを見ておきましょう。
ポイント還元はあくまでもおまけです!
これまで月5万円の運用で十分だった人は、無理に運用額を上げないようにしてくださいね!
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