[PR]ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
・ヘルステック関連企業で注目なのはどこ?
・実際にどんな事業を行っているのか気になるな…。
このようなお悩みを解決します。
本記事の結論
- 拡大中のヘルステック領域で注目なのはX.SINCE
- X.SINCEはソニーの技術が詰まったヘルスケアサービスプラットフォーム
- X.SINCEを使うことでヘルステックサービスを簡単に作ることができる
最先端のテクノロジーを活用し、医療やヘルスケアの領域に革新を起こす「ヘルステック」が近年注目されています。
そんなヘルステック分野で注目を集めているのが、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の“X.SINCE(エクスシンス)”です。
短期間でヘルスケア関連サービスの開発・立ち上げができるプラットフォームとして、2021年4月に提供開始されました。
今回は同社へのインタビュー内容を踏まえ、ヘルステック市場の動向、X.SINCEの特徴や注目点を解説していきます。
ヘルステック市場の基本情報
ヘルステックとは、「Health(健康)とTechnology(テクノロジー)」を掛け合わせた造語です。
つまりIoTやAIなどの最新技術を活用して、医療・健康にかかわる問題を解決していく動きのこと。
ヘルステックの市場規模は年々拡大しており、2022年には3,000億円を超えると予測されています。
アプリ開発やIoT活用が進歩していることもあり、2017年と比較すると約1,000億円の増加見込みです。
国内外問わずヘルステック領域に参入する企業は増加しており、今後注目の領域と言えますね。
注目のヘルスケアサービスプラットフォーム“X.SINCE”にインタビュー
ヘルステック分野で特に注目なのが、ソニーネットワークコミュニケーションズの開発したプラットフォーム“X.SINCE”です。
今回はヘルステック部の金子さんと廣部さんに、X.SINCEの特徴や今後の展望などをズバッと聞いてみました。
インタビューメンバー
- 金子 夏海さん:ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 IoT事業部ヘルステック部事業開発課
- 廣部 圭祐さん:ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 IoT事業部ヘルステック部事業開発課
- 曽根原 大介:いろはに投資編集長(株式会社インベストメントブリッジ 社長室)
①そもそもX.SINCEとはどんなサービス?
本日はX.SINCEについて徹底的に教えてください!よろしくお願いします。
こちらこそ、よろしくお願いします!
まず最初に、X.SINCEのサービス概要について教えてください。
もともと当社ではIot事業の中でヘルスケア領域に注力しており、「食事画像解析サービス」や「肌解析サービス」などを提供してきました。各サービスは大手企業でも使われた実績があります。
これまで培ってきたノウハウやデータ、技術を搭載することで、簡単かつ効率的にヘルステックサービスを開発できるプラットフォームがX.SINCEです。
なるほど。そもそも、ヘルスケア領域にはどれくらい取り組んでいるのですか?
5年以上前からですね。リリースのタイミングは違いますが、7つのサービスを展開してきました。
5年も取り組んでいたんですね!
では、様々なサービスを展開する中で、今回ヘルスケアサービスプラットフォームを立ち上げた理由は何ですか?
これまで蓄積してきた技術・ノウハウを当社で活用するだけではなく、お客様と実際に接する企業様と協業することで新たな価値を生み出せるのではないか、と思ったのが一番の理由ですね。
また、食事・美容・運動といった分野はこれまでバラバラにサービス展開されることが多かったのですが、これを横断的にプラットフォーム化することで、新たな価値を生み出せるのではと思っています。
なるほど。プラットフォーム化して協業することで、新たな価値の創出にも繋がりそうですね。
例えばどのような部分に御社の蓄積してきた技術・ノウハウが使われているのでしょうか?
食事写真を元にメニュー名や栄養価を解析できる機能では、ソニーの得意領域である画像解析のAI技術を応用しています。カメラやテレビにも搭載する目的で、画像解析はソニーグループの注力分野なんです。
②日本のヘルスケア領域での課題
アメリカではGoogleやアップルも、ヘルスケア領域に参入し始めましたよね。
そうですね。ただ、日本では医療保険が浸透しているため、多くの人はヘルスケアにお金を使わない傾向があります。
そのためヘルスケア領域で事業展開しようとすると、黒字化が厳しくなってしまう企業がたくさんありました。とは言え、新規事業としてヘルステックサービスを立ち上げたい企業様の声も多くあります。
黒字化するためには工夫が必要そうですね…
そうなんです。なので初期投資額を抑えつつヘルステックサービスを始められるプラットフォームがあれば、多くの企業様に使って頂けると思い、X.SINCEの開発を決断しました。
③X.SINCEのスゴイところは?
次に、X.SINCEの強みについて教えてください。
プラットフォームに実装している標準機能を活用することで、通常の開発と比べて投資額・開発期間を大幅に抑えられることは最大の強みの一つですね。
また、ソニーの得意領域でもあるAIを活用した画像解析技術も大きな強みです。
競合となり得るプラットフォームはあるのでしょうか。
複合的にヘルスケアサービスを提供できるプラットフォームは、現状X.SINCEのみだと考えています。ただ、食事領域のみ、運動領域のみ、など特定分野でのサービスはあります。
それ以外にもノーコードで簡単にアプリやサービスを作れる企業も競合になり得るかと思います。とは言え、ヘルスケアに特化したアプリやサービスを作るには、X.SINCEが最も適しています。
そのため、専門的なヘルステックサービスを作りたい企業がX.SINCEのターゲット企業になります。
なるほど…、「ヘルスケアサービスプラットフォーム」としてはユニークな存在なんですね。
では、X.SINCEの強みを活かして、どのような企業に使ってもらうことを想定していますか?
ヘルスケア関連のデータを活用することで顧客へのアプローチを強化できる、化粧品販売会社や小売事業者などですね。
あとは保険事業者やフィットネス事業者など、ヘルスケアに直接関連した事業を行なっている企業も想定しています。
④X.SINCEを導入するメリットは?
X.SINCEを導入することで、企業はどんなメリットを得られるのでしょうか?
ユーザーとのタッチポイントが増え、ユーザーの生活が見えるようになるという点が大きいですね。
「ユーザーの生活が見えるようになる」ですか!?
はい。例えば食事の画像解析や記録機能を通じて「何を食べたか?」というデータが得られます。小売事業者であれば、購入後の最終的な消費活動まで分かるため、商品開発やマーケティングに活かすことができます。
もちろん小売事業者だけでなく、化粧品会社やフィットネス事業者など、ユーザーとの接点が増えることで事業拡大が見込める企業様は多くあります。
なるほど! ユーザータッチポイントを増やして、粒度の高いデータを得られることは大きなメリットですね。
でも、共通のプラットフォームを利用すると、どうしても機能やデザインが似通ってしまいそうですが…
その点については、各企業でオリジナリティを出せる工夫をX.SINCEに取り入れています!
ヘルスケアサービスに必要な機能を共通で選べるようにしているのですが、デザイン面では標準デザインをカスタマイズすることで、各社個性を出せる仕組みになっています。
X.SINCEを使っていても、個性を出せるのは良いですね!
さらに企業が持っているノウハウやコンテンツをアプリに組み込んで独自性を出すことも可能です。例えば、企業独自のコラムを簡単にアプリに入れることができます。
デザインだけでなく、コンテンツでもオリジナルのサービスを作れるんですね!
そのほか、営業観点で心がけていることはありますか?
ヘルステック分野において、顧客企業の新規事業立ち上げの成功確率アップに貢献することです。
X.SINCEを使えば、自社でアプリ開発するよりも投資金額や立ち上げスピードが半分以下になる場合もあり、スモールスタートがしやすくなります。
ソニーのテクノロジーを活用しながら、初期投資も抑えられるのは良いですね。エンドユーザーに対してのメリットも教えて頂けますか?
X.SINCEの機能がフル活用されるので、サービス開始当初からユーザビリティの高さを感じてもらえると思います。データセキュリティに関しても、ソニーグループの基準に準拠しているので信頼性は高いでしょう。
⑤X.SINCEの今後の展望
X.SINCEの今後の展望を教えてください!
X.SINCEの機能を拡充することで様々な企業のニーズに応え、導入頂ける企業数を増やしていくことが当面の目標です。
企業とユーザーがオンラインで繋がるような個別指導をX.SINCEに組み込んだり、食事×運動×美容×睡眠などヘルスケア関連のデータを複合的に分析・活用できるプラットフォームとして進化させていきます。
ヘルスケアサービスプラットフォームとして進化させていくんですね。日本でのヘルステックサービスの増加にも繋がりそうですね!
最後に、「いろはに投資」なので、投資家目線での注目ポイントを教えてください。
投資家としては、X.SINCEのユーザー数に注目して頂きたいですね。X.SINCEを使用したアプリの総ユーザー数で考えると、現在最大のヘルステックアプリのユーザー数を超える可能性は十分高いと思います。
API形式でのサポートも通じて総ユーザー数が拡大することでX.SINCEの売上はもちろんのこと、集まるデータ量も増え、プラットフォームとして確固たるポジションを築けると考えています。
総ユーザー数の伸び、データ量の増加に注目なんですね。
本日はありがとうございました!今後もX.SINCEに注目していきたいと思います。
こちらこそありがとうございました。日本のヘルステックを盛り上げていきますので、ご注目くださいね。
ヘルスケアサービスプラットフォーム“X.SINCE”まとめ
ヘルステック領域で注目のプラットフォーム“X.SINCE”を紹介してきました。
本インタビューの要点は以下の通りです。
- X.SINCEはソニーの技術が詰まったヘルスケアサービスプラットフォーム
- X.SINCEを使うことでヘルステックサービスを簡単に作ることができる
- ユーザーとのタッチポイントを増やし、生活データを活用することができる
投資家としては、初期費用+月額費用の形態を取るX.SINCEにはリカーリングレベニューでの安定収益、データが増えることでユーザー継続率の高さも期待できます。
市場規模が拡大しているヘルステック領域で、プラットフォームビジネスを展開するソニーネットワークコミュニケーションズには要注目ですね。
※上場企業はソニーグループ(6758)です。
ヘルステック領域での総ユーザー数国内No.1になる可能性も秘めているため、ぜひ注視していきましょう!