この記事の結論
- 環境関連銘柄とは環境対策関連に取り組む企業!
- 菅首相の脱炭素宣言とアメリカのバイデン政権誕生により注目度が高まっている!
- コロナ禍でも環境関連銘柄の株価は大きく上昇!
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環境関連銘柄とは
環境関連銘柄とは一般的に、環境問題の改善に取り組む事業を行う銘柄(企業)のことです。
リサイクル可能な製品の製造や脱炭素に向けた代替エネルギーの開発、電気自動車関連企業などがそれにあたります。
再生可能エネルギーやEV、水素燃料などは最近注目されているキーワードだね!
環境関連銘柄はSDGsに積極的に取り組み、ESG投資の対象になりやすい企業とも言えます。
SDGsとは、17の目標と169のターゲットから構成される持続可能な開発目標のことだワン!
ESGとは「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(企業統治)」の略称だワン!
関連:【SDGsとは?】各国のSDGsへの取り組み、ESGとの違いをわかりやすく解説
なぜ注目されているの?
地球温暖化などもあり、環境問題への対応は近年注目されてきましたが、ここ数か月で大きな2つの出来事がありました。
菅首相による「脱炭素社会実現」の所信表明
2020年10月26日に菅首相は所信表明演説を行い2050年までに脱炭素社会を実現することを表明しました。
これに伴い様々な環境関連政策が施行され、環境関連事業を行う企業がより有利になるような社会になっていくことが予想できます。
実際に菅首相は「気候野心サミット」において脱炭素移行に向けて約1.3兆円の財政支援を行うことを表明し、小泉環境大臣はカーボンプライシングの検討再開を発表しました。
カーボンプライシングとは二酸化炭素の排出量に価格を付けることだワン!
今後さらにこのような政策が行われそうだね!
環境保全と利益追求はもうトレードオフではないんだね。
アメリカのパリ協定復帰
2021年1月20日にバイデン氏が大統領に就任し、トランプ政権時に離脱していたパリ協定への復帰を表明しました。
パリ協定とは2015年12月に締結された地球温暖化防止の国際的な枠組みのことだワン!
一人当たりCO2排出量世界一位のアメリカがパリ協定に復帰したことによって、世界で環境問題に対する意識が高まりました。
それに伴い株式市場における環境関連銘柄の注目度も急上昇しました。
日本だけじゃなく世界全体が注目しているってことね!
注目の環境関連銘柄5選(日本株)
ウエストホールディングス(1407):再生可能エネルギー事業
- 株価:4,630円
- 20年8月末比リターン:+59.6%
- 事業内容
再生可能エネルギー事業や省エネ事業が中心のエネルギ―ソリューション企業です。 - 環境関連事業
再生可能エネルギー事業では特に太陽光発電に力を入れており、産業用のメガソーラーから住宅用の定額サービスまで幅広い事業展開を行っています。
省エネ事業ではCO2とコスト削減に向けたトータルコンサルティングを提供し、LED照明の設置やAI・IoTの活用の提案を行っています。
ENECHANGE(4169):エネルギーテック
- 株価:4,405円
- 20年12月24日(上場日)比リターン:+64.2%
- 事業内容
エネルギープラットフォーム事業やエネルギーデータ事業を展開するエネルギーテック企業です。 - 環境関連事業
エネルギーの自由化・デジタル化・脱炭素化・分散化を実現するプラットフォームになることを目指しています。
電力・ガス会社との強い結びつきを活かし、DXを推進。
ダイキン工業(6367):空調事業
- 株価:22,770円(2021年2月3日終値、以下同様)
- 20年8月末比リターン:+14.1%
- 事業内容
エアコンや空気清浄機などの空調事業で有名な企業です。
世界に100以上の生産拠点を持ち、150か国以上で事業展開を行うグローバル企業です。 - 環境関連事業
2050年までに発展途上国などで空調事業が大きく伸び、冷房に起因する世界の電力需要は約3倍に増えると予想している同社では、パリ協定採択に伴い「環境ビジョン2050」を策定しました。
その中で高効率空調機の開発や建物と連携したエネルギーの効率的活用などに取り組むことで環境問題への貢献と事業成長の両立を目指しています。
また気温上昇を緩和し大気を浄化する機能を持つ森林を「地球のエアコン」と捉え、世界7か所で植林などの森林保全支援を行っています。
フェローテックホールディングス(6890):サーモモジュールの応用
- 株価:1,754円
- 20年8月末比リターン:+127.5%
- 事業内容
半導体装置関連事業や電子デバイス事業を行う電気機器製造企業です。 - 環境関連事業
同社の得意領域であるサーモモジュールはEV(電気自動車)に搭載されるバッテリーの温度調整に応用されており、更なる成長が期待されています。
岩谷産業(8088):水素事業
- 株価:6,620円
- 20年8月末比リターン:+73.8%
- 事業内容
LPガス事業を中心に幅広く事業展開を行う総合エネルギー企業です。 - 環境関連事業
同社は主要のLPガス事業だけでなく水素事業にも力を入れており、水素エネルギー需要創出のため「水素ステーション」の整備に取り組んでいます。
水素エネルギーへの理解を深める活動にも力を入れており、水素社会実現のための公開討論会を開催しています。
他にもカーボンニュートラルを実現するバイオマス燃料の供給や地球環境に優しいバイオマスPET樹脂やアルミPET樹脂の開発などに取り組んでいます。
まとめ
アメリカでバイデン政権が発足したこともあり、2021年は環境関連銘柄がますます注目されることが予想されます。
ただ、今回取り上げた5銘柄以外にも多くの企業が環境関連事業に取り組んでいます。
日々アンテナを張って、ニュースや新聞などの記事でトレンドを見逃さないようにしましょう!