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投資は危ないって本当?【危険と言われるリスクとリターンの関係性を知れば怖くない】

・投資に興味はあるけど、なんだか損しそうで危ないイメージ…。
・投資のリスクや安全性について、詳しく知りたいな。

このようなお悩みを解決します。


本記事の結論

  • まずは投資と投機、ギャンブルの違いを理解しよう
  • リスクとリターンの関係性を知っておこう
  • 投資の原則「分散投資」を守ろう

国内で少子高齢化が急速に進んでいる現在、将来に備える資産形成の手段として投資が注目されています。

とはいえ「初心者には厳しそう…」「そもそも損して失敗しない?」と感じ、なかなか手を出せない人も多いはず。

結論から言うと、投資は危険ではなく、むしろリスクを理解すれば安心して始められる資産形成手法です。

今回は投資のリスク・危険性からリスク軽減方法まで、初心者向けにわかりやすく解説します。

執筆:いろはにマネー編集部
執筆:いろはにマネー編集部

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株式や投資信託などの投資経験があるメンバー、仮想通貨投資経験者、20枚以上のクレカ保有者、証券アナリスト試験合格者など、それぞれの記事領域に見識の深いメンバーが運営しています。
X(旧Twitter):@IrohaniMoney

【危ないの?】投資のリスクと危険性とは

投資のリスクと危険性

投資について情報収集をすれば、「様々なメリット」が存在することは誰でもすぐに分かるでしょう。

なぜならネット上や書籍には、投資で儲けている人の情報がたくさん公開されているからです。

でもうまい話だけじゃなくて、リスクも気になるんだよね…。

という気持ちになるのが人間だと思います。

逆に言えばリスクを知らずに投資を始める人こそ非常に危険です。

結論、投資にはリスクがあります。

リスクヘッジを図った投資を行うためにも、まずは正しいリスクを一緒に理解していきましょう。

そもそも投資は投機・ギャンブルと別物

投資は投機やギャンブルと違う

そもそも投資って、FXや競馬なども含まれるのかな?

世間では根本的に、『投資・投機・ギャンブル』という言葉の意味が混同されています。

投資について誤った認識を無くすためにも、まずはそれぞれの意味合いをチェックしていきましょう。

①投資とは

投資とは、中長期的に価値を生み出すモノや事業にお金を投じ、その成長からリターン(利益)を得る行為です。

投資の代表例としては、以下のような感じ。

  • 株式投資
  • 投資信託
  • 不動産投資

将来が有望だと思えるものに資金をつぎ込み、じっくりと成長するのを待つイメージですね。

時間はかかってしまう分、コツコツと利益を出せるのが投資の大きな特徴だと言えるでしょう。

つまり、投資対象そのものが利益を出すことを期待するんだね!

②投機とは

投機とは、短期的なチャンスに乗じてお金を投じ、多額の利益を追い求める行為です。

投機の代表例としては、以下のような感じ。

  • FX
  • 先物取引
  • 仮想通貨

一時的な価格の変動を予測し、「ここぞ!」と感じた瞬間の取引で利益を狙うイメージですね。

ここで投資と投機の違いを、下図にまとめました。

投資と投機

投機は不確実性や偶然性に賭けながら儲けを手に入れるため、中長期目線の投資よりもハイリスク・ハイリターンなのです。

「勝てば儲け、負ければ損失」の一攫千金を味わえるのが、投機の特徴だと言えるでしょう。

投資と比べれば、相場を読む力などがグッと必要になるね!

③ギャンブルとは

ギャンブルとは、勝者が一定割合の配分を受け取る一攫千金のゲームです。

ギャンブルの代表例としては、以下のような感じ。

  • 競馬
  • 宝くじ
  • パチンコ

投機と似ていますが、ギャンブルは運営料を受け取る胴元(主催者)が存在している点で異なります。

つまり下図のように、いくらギャンブルで勝ったとしても、確率論では賭けを続ければ確実に損をするのです。

ギャンブル

「投資詐欺」も簡単に、早く儲けたいという心理を突いており、投機やギャンブルに分類されるものがほとんど。

もちろん投機やギャンブルで儲けるプロも存在しますが、初心者であればまず投資から始めるのが得策でしょう。

こうした違いが分かっていれば、投資は危険じゃなさそう!

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投資は「リスクとリターンの関係性」に注目

リスクとリターンの関係性に注目

投資は中長期目線の利益を狙うとはいえ、自分が投資した企業・商品が必ず成長して値上がりする保証はありません。

なので投資前には投資金額がどれほど変動しそうか予測すべく、「リスクとリターンの関係性」に注目する必要があります。

リスクとリターン

具体例として、購入した株式Aのリターンが上図のような場合、「赤い矢印の振れ幅がリスク」と言えます。

つまりリターンが大きくなるほどリスクも同時に大きくなるのです。

リスクについて、重要な点は以下の3つ。

  • どれくらいリスクを取れるか
  • 卵は一つのカゴに盛るな
  • 分散投資でリスクを抑えられる

順に一つずつ確認しましょう。

投資の世界だと、リスクなしで高いリターンは求められないんだワン!

①どれくらいリスクを取れるか

投資をする場合、あなたはどれくらいのリスクを取れるのか考えることが大切です。

例えば手元に100万円があったとして、あなたは資金を以下のどのタイプで投資したいでしょうか。

リスクパターン

タイプA・タイプCを選ぶ人は少ないはずですが、一見いいとこ取りに感じる「タイプB」を選んだ方は要注意です。

え!僕はタイプBが良さそうだと思ったのに…。

リスクの考え方は投資をする上で必ず覚えておくべき項目なので、これから詳しく説明しますね。

②卵は一つのカゴに盛るな

投資には『卵は一つのカゴに盛るな』と言う格言があり、分散投資の必要性を説いています。

例えば下図の通り、「一つのカゴに3個の卵」と「3つのカゴに1個ずつの卵」を入れたとしましょう。

卵は一つのカゴに盛るな図解

それぞれのパターンでカゴを1つひっくり返してしまった場合、卵の被害は以下のようになります。

パターン卵の被害
一つのカゴに3個の卵卵は全部割れる
3つのカゴに1個ずつの卵卵は1つ割れて、2つは無事

つまり「3つのカゴに1個ずつの卵」のように、卵を分散させることで被害を少なくさせる考え方こそ分散投資なのです。

ここで先ほど紹介したリスクのタイプを思い出すと、「タイプD」と「タイプE」が分散投資に当てはまると言えます。

分散投資

もし商品Bが値下がりしても、商品AとCで損失をカバーできるもんね!

このように投資では1つの対象にこだわらず、複数の投資対象に分散させることで運用の安定性がグッと増すのです。

③分散投資の組み合わせを意識

分散投資の効果を最大限に引き出すためには、分散の組み合わせも理解する必要があります。

例えば株式投資で以下の銘柄に分散して投資した場合、どちらの方が安定性を高められるでしょうか。

  • A:トヨタ(日)とホンダ(日)に投資
  • B:トヨタ(日)とアマゾン(米)に投資

この場合は「B」が効果のある分散投資となります。

というのも、業界や地域を意識した分散になっているからです。

分散投資において、考慮すべき要素は以下のようなイメージです。

分散投資と商品

上記のように投資ではリスクとリターンの関係性を理解しつつ、分散投資についても考えておくことが重要です。

そうすれば投資は危険なものではなく、資産形成の手段として最大限活用できますよ。

リスク許容度に合わせて、人それぞれ最適な組み合わせを作るのが大切だワン!

投資のリスク軽減方法3つ

投資のリスク軽減方法

投資のリスクを下げるために、僕ができることって何だろう?

投資のリスクを軽減させる方法は3つあります。

  • 長期保有を意識
  • 相関係数を意識した分散
  • 時間を分散

ではそれぞれ順番に解説していきます。

①長期保有を意識

多くのベテラン投資家も実践しているリスク軽減方法として、長期保有が挙げられます。

購入した株式や投資信託などを長く持っておくことで、価格変動を低減させるという考え方です。

長期保有でリスクを軽減できる

上図のように短期的には変動で価格が下落する可能性もありますが、長期で見れば変動リスクを抑えやすくなります。

一時的にリターンがマイナスになった場合も、辞めずに投資し続けることが資産形成において大切ですよ。

トレーダーのように常時株価を見る必要がないから、むしろ負担も少ないワン!

②相関係数を意識した分散

前述した通り、金融資産を分散させることもリスクの軽減に大きく貢献してくれます。

さらに高い分散効果を発揮させるためには、「相関係数」を意識して値動きの異なる対象へ投資するのがおすすめです。

相関係数の分かりやすい事例として、『映画を鑑賞する場合の人々の意識』を思い浮かべてください。

  • 晴れの日:天気が良いので、映画館に行って映画を見る
  • 雨の日:外出を避けたいので、自宅からVODで映画を見る

上記のケースなら、映画館とVODサービスそれぞれに投資すれば、天候リスクによる株価の値動きにも対応できますよね。

このように相関係数の低い銘柄などを踏まえつつ、お互いのリスクを打ち消し合う分散投資を心がけましょう。

相関係数の高いものばかりに投資すると、分散効果が減るから注意だワン!

③時間を分散

投資はどのタイミングで価格の上昇や下落が起きるか予測するのが難しいため、一度に多額の資金をつぎ込むのはリスク大です。

長期投資を意識する意味でも、初めて投資をするなら以下のように時間を分散させた投資がおすすめ。

  • 持っている資金を何度かに分けて投資する
  • 定期的に一定額を積み立てて投資する

積立投資であれば、月10,000円のような家計に負担をかけない低額でも、長期的には十分な資産形成ができます。

さらに定額を投資することにより価格変動のリスクも最小限になるため、相場に振り回される心配もないのが良いですね。

このような投資方法は「ドル・コスト平均法」と呼ばれているワン!

投資はやめたほうがいい?

投資はやめたほうがいい?

投資はやっぱりリスクもあるし、やめた方がいい?

「一時的に資産が減るかもしれないけど、未来の利益を出すために数年、数十年は粘り強く取り組む!」

という意志があれば、あなたは今から投資を始めても資産を増やせる可能性が非常に高いです。

つまり投資を始めようか迷っている人に言いたいのは、「楽してすぐに儲かる宝箱ではない」ということ。

預貯金と比べればリスクを負いますが、予測できない未来へ対応するためにも「貯める」より「増やす」運用が大切です。

特に20代、30代の若い人こそ、投資は将来への備えとして力を発揮してくれるワン!

これから本格的に株式投資を始めようと考えている方は、以下の記事で「株式投資をゼロから学ぶ方法」を説明しています。

入門編として分かりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

投資のメリット

投資のメリット

リスクは分かったけど、そもそも投資のメリットって何だっけ?

ここまで投資のリスクを中心に説明してきたので、改めて投資をするメリットも確認しましょう。

主に下記の4つです。

  • 値上がりすることで利益を得られる
  • 社会貢献につながる
  • 家計を圧迫せずに始められる
  • 個人もできる節税対策が豊富にある

保有している商品が値上がりすれば当然ながら利益を得られますが、それは投資先の国や企業が成長している証拠。

預貯金で持っているお金を眠らせるより、投資することで社会や経済の発展に貢献できるのも圧倒的な魅力ですね。

投資信託なら100円から投資できますし、NISAなど便利な節税対策も揃っているので誰でもパパッと始められますよ。

投資に対して「難しそう…」という先入観は、全く必要ないんだワン!

NISAの始め方について、知りたい方はぜひ以下の記事をご覧ください。

おススメ証券会社ランキング

投資は危険って本当?まとめ

投資は危険って本当?

投資って、初心者の僕でも安心して始められそうだね!

投資は危険なのかどうか、リスクやリターンの関係性を踏まえながら徹底解説してきました。

最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。

  • まずは投資と投機、ギャンブルの違いを理解しよう
  • リスクとリターンの関係性を知っておこう
  • 投資の原則「分散投資」を守ろう

投資は一攫千金を狙わず、長期スパンで資産をコツコツと増やす意識を持って取り組めば怖くありません。

楽天証券なら日々貯めた楽天ポイントを使って投資もできるので、まずは小額から気軽にスタートしてみましょう。

いろはにマネーの投資診断

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