「新NISAが気になっているけど、なんか難しそうなんだよな…」という人は多いもの。
実はNISAを始めるのはカンタン。だけど、ちょっと不安ですよね。
そんな方に向けて、今回はゲストをお呼びして「新NISAのイロハ」を解説しました。
ゲストの方と一緒に、投資に対する様々なギモンを一つずつ解消していきましょう!
講師
今までの投資歴は…?
こんにちは!本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします♪
まずは簡単に自己紹介をして頂けますか?
私自身は30代前半で、5歳と2歳の子供がいます。
今現在は専業主婦で、趣味はカフェ巡りをすることです!
RIHOさんは今まで投資をしたことはありますか?
私は全くわからないのですが最近夫が投資を始めたようで、世帯でやっていきたいな~という感じです。
ちなみに旦那さまはどういった投資をされているのですか?
外貨預金をやっているようです。
RIHOさんも一緒にやられているのですか?
投資に関して私は関与していないので、夫が個人的にやっている感じです。
今後は家族・世帯として資産運用なども考えていこうという状態です。
そうですか!ではちょうどいいタイミングでしたね。
RIHOさん自身は投資に対するイメージはありますか?
よくわからなくて、難しいというイメージですね…
質問に答えていただきありがとうございます!
それでは、ここからRIHOさんの状況も踏まえつつ、簡単に投資の基礎からNISAの使い方までレクチャーさせていただければと思います。
定期預金が実は一番損している!?お金の新常識
まずは簡単に投資の基礎から解説させていただきます!
今回使う資料については、記事後半にダウンロード方法も記載しています。
一口に投資・資産形成といっても、様々な方法があります。
今回は、以下の代表的な4つの手段を比べてみましょう。
定期預金はほとんど増えないイメージで、外貨預金や株式はよく知らないのでイメージがつきにくいです…
株式ではTOYOTA、外貨ではドルを例に考えてみると、結果は以下の通りになります。
2023年は円安の影響もあり、外貨預金や投資信託のS&P500が大きく上昇する形となりました。トヨタ株も大きく値上がりしました。
また、2023年では結果的には値上がりしているものの、当然ながら株や投資信託などの資産は値下がりし、元本割れするというリスクも考えなければなりません。
投資では、このリスクとリターンという考え方がとても重要になってきます。
RIHOさん的にはこの4つの中ではどれが一番安全だと思いますか?
今までのイメージだと、やっぱり定期預金だと思います…。
確かに定期預金は他の3つに比べて安全ではあります。
しかしながら、このイメージこそが今では大きな罠となってしまっています。
その理由はズバリ「物価上昇」。
定期預金は年に0.02%資産が増えるものの、日本の物価はそれを超える3.2%で上昇しました。
特に2023年は食品など、生活に直にかかわるモノの値段は8.1%上昇。
このような物価上昇を踏まえた上でリターンを見ると、定期預金のみ他の3つと比べて実質的に損しているということがわかります。
今までは定期預金=資産防衛といったイメージが強かったものの、現在では定期預金=お金の価値を下げてしまうというのが新しい常識となっています。
さて、そんな中政府が資産形成のやり方として後押ししているのがNISA。
少子高齢化が進み、国が将来の年金を拡充するのが難しくなっている今、政府としても投資を通じて自分で資産形成してほしいというわけです。
国が個人の投資を推奨する理由は大きく以下の3つ。
投資を行うことで…
- 年金に頼らず老後への資産形成を自分の手で行うことができる
- 物価が高騰している中でも資産を守ることができる
- 日本経済が成長していなくても、自分の資産を成長させることができる
ただ、投資と聞くと少し怖いイメージがありますよね。
でも、実はやり方次第でリスクを大きく減らすこともできるんです。
安全な投資をするためにはどうすればよいか、詳しく見ていきましょう!
投資が危ないのは”この3パターン”の時だけ
でも、投資って危なそうなイメージもあります。
確かに投資には危ないという面もありますが、実際投資が「危ない」のは以下の3パターンをしている時だけなんです!
それぞれ詳しく見ていきます。
短期売買はNG
リスクの高い投資方法として、短期売買が挙げられます。
短期売買には株価を読みにくいというリスクがあり、プロの投資家であっても一週間後、一か月後の株価を予想するというのは難しいです。
もちろん、リスクが高い分予想がうまく当たれば大きなリターンを得ることもできますが、株価は数えきれないほどの要素によって変動するため、投資初心者は避けた方が良いでしょう。
また、短期投資に比べて長期投資の方が損をしにくいというのはデータでも裏付けられてます。
図のように、投資期間が長くなるにつれてどんどんとリスクが小さくなるんです!
※リスクが小さくなるというのは、プラスとマイナスの振れ幅が小さくなるという意味です。
最終的には平均値は据え置いたまま損をする割合が減っていくので、投資初心者の方は中長期投資をするよう心がけることによって、リスクを回避できるといえますね!
余ったお金で投資しよう
短期売買の他に、自分の持っている資金全てを投資に回すのもリスクが高い投資法だと考えられています。
資金を全て投資に費やしてしまうと、毎日の値動きでハラハラしてしまい、精神的なストレスから正常な判断ができなくなってしまうというのがよく言われる話です。
また、資金を全て投資に回してしまうと緊急時に使えるお金がなくなってしまいます。
緊急時に現金がないと、売りたくないタイミングで株を売らなければならず、その分リスクが高くなります。
旅行や病気、お子さんの学費など急な出費にも備えられるよう、投資は余剰資金で行うようにしましょう!
お子様たちが大きくなるまでは投資額は抑えめにするのが良いでしょう!
借金は絶対ダメ
これは危ないってなんとなくわかりますよね!
初心者のうちから借金をしてまで投資しようという方は多くありませんが、投資のために借金をするのは絶対にやめましょう。
せっかく投資で利益が出ても、借金をしていた場合利息で利益が持っていかれてしまいます。
無駄なリスクを増やさないために、投資を始めるなら、自分が今持っているお金で始めるようにしましょう。
逆に、「短期間で儲かる」「株価予測ができるツールを30万円で買える」「資金が無ければローンを使って投資を始められる」といった言葉を聞いたら“詐欺”だと思ってくださいね。
3つのルールというのはシンプルですね。投資を始める前に知っておけてよかったです!
NISAとは…?
ここまで見てきたことをおさらいします!
投資は国が推奨している資産防衛・資産形成の手段。
その上で…
- 中・長期投資を心掛ける
- 投資は余剰資金で行う
- 投資のために借金をしない
必要以上のお金は長期投資に回した方が吉ということです!
そしてこれを踏まえた上で今回おすすめするのがNISAです。
最近よくNISAという言葉がテレビでも出てきますが、RIHOさんは何の略かご存じですか?
なんだろう…わからないです(笑)
近頃よく耳にする「NISA」、実は名付け親は女優の黒木瞳さんなんです!
NISAは、もともとあったイギリスのISA(Individual Saving Account)の日本版にあたります。
ISAにNIPPONのNを付けてNISAというわけです。
NISAは国が用意した非課税で投資が行える制度で、一定の基準を満たしていれば誰でも利用することができます。
よくNISAが投資先の商品であると思っている人がいますが、これは勘違いでNISAはあくまでも投資に対する優遇制度・口座の種類の名前となります。
NISAでの投資は確定申告もいらないので、誰でも気軽に始められます。
NISAって非課税なんですね!投資なので税金がかかると思っていました!
確定申告とか難しそうだなと思っていたので…安心です。
実はNISAを使うと、誰でも簡単、お得に投資を行うことができるんです。
その理由は…
後編では、NISAとはどういう制度なのか、NISAをゼロから始める方法を紹介しています。
インタビュー後編:「新NISAって誰でも始められる?簡単な投資のはじめ方講座【後編】」
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読者限定で、今回のセミナーで使った資料をプレゼントしています!
資料には参考URLも載せているので、資料通りに進めれば誰でもNISAを始められます。
資料は後編の記事よりダウンロードいただけます。