「失敗してお金が無くなるのはイヤだ…」「投資は何となく怖い…」と 投資には興味があるものの、リスクが気になって投資を始められない人も少なくないでしょう。
資産運用にはリスクはつきものです。
とはいえ、実は資産運用しないのもリスクになります。
今回は、損してしまうのが怖くて投資に踏み切れない方に向けて、投資方法ごとに覚えておいたほうがいいリスクと、投資をしないことによるリスクも紹介します。
🔰いろはに結論
- 投資にはリスクがあるので余剰資金で投資するのが鉄則
- 大きいリターンを得たいなら大きなリスクを取る必要がある
- NISAはローリスクで長期的に投資できるため初心者にもおすすめ!
誰だってお金が減るのはイヤですよね。でも、そうやって躊躇していることが実は1番の損なんです。その理由を本記事でみていきましょう。
投資とは余剰資金でやるもの
「投資にはリスクがつきものだ」。
投資を検討していると一度は耳にする言葉です。
リスク=危険性と考えている方も多いですが、本来、投資においてのリスクとは「価格の振れ幅」のことをいいます。
価格の振れ幅が大きいものはリスクが大きい、振れ幅が狭いものはリスクが小さいとなるのです。
リスクが大きい商品とは価格の振れ幅が大きい商品のことを指し、失敗すると大きな損失になる反面、成功すれば大きな利益を生み出す可能性も秘めています。
とはいえ、ほとんどの人はリスクとは損することをイメージするものです。
この記事では、「リスク=損失を出すこと」として扱うワン!
冒頭で伝えた通り、投資にはリスクがつきものです。
投資である以上どんな種類の投資でもリスクをゼロにはできないということは、忘れてはいけません。
ただ、リスクの程度は投資によって異なり、さらに、リスクを許容できる範囲は人によって異なります。
投資のリスクを怖いと思っている人は、「投資すれば投資したお金が全部なくなる」さらには「借金を背負う」というイメージをしている人も少なくないでしょう。
確かに、投資は元本割れするリスクがあります。
元本割れとは、たとえば、100万円投資しても最終的に手元に残るお金が100万円を下回ってしまうということです。
しかし、100万円が明日0円やマイナスになるという極端な投資はそう多くはありません。
ただ、99万円でも元本割れ=損していることには変わりません。
重要なことは、そのリスク(損)が実際に発生した時に、生活に支障が出ない投資をすることです。
投資は余剰資金でするものというのが原則です。
必要な生活費に手を出す、投資するために消費者金融で借入れるといった投資はNGです。
また、どこまで自分が損を許容できるかを理解しておくことも大切です。
1万円でも損失が出れば生活に支障が出るという状態なら、投資をするよりもまずは貯金(生活資金)の確保が先です。
一般的に3~6ヵ月の生活費を用意してから、投資をするのがおすすめだワン!
反対に、数十万円ならリスクを許容できるなら、それに合わせてある程度利回りの高さを狙った投資が可能です。
実際に発生した損失が一時的なものか、取り返せないほどの損なのかによっても、リスクに対する判断は異なるでしょう。
投資前に資産状況やリスク許容度・投資の目的を明確にしておくことも、リスクを抑えて投資するための大事なことですよ!
投資手法6パターンごとに考えられるリスク
投資のリスクを怖いと感じる人は、実はリスクがどのようなものか理解していないケースも少なくありません。
どのようなリスクがあるのかを理解し、リスクに対する恐怖心を減らすことから始めるのも大切です。
ここでは、代表的な投資手法である以下の投資について、それぞれのリスクを確認していきましょう。
NISA
投資における国の税制優遇措置としてNISAが始まりました。
NISAは株式や投資信託に投資する制度で、利用している方も大変多いです。
投資効率を上げることができ、初心者の投資にもおすすめです。
NISAのリスクには、次のようなものがあります。
- 元本割れリスク
NISAは他の投資に比べて圧倒的にリスクを抑えて投資できます。
とはいえ、投資である以上元本割れのリスクがある点は覚えておきましょう。
株式投資
投資として代表的な株式投資。
企業が発行する株を購入して、値上がりのタイミングで売却することで利益を得る投資方法です。
株式投資のリスクには、下記のようなものがあります。