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【注目ニュース8/5】①円高・株安!NISA続けても大丈夫?②株安のなか最高値更新した”あの投資先”

毎週月曜日に更新する『投資初心者向け注目ニュース』では、いろはにマネー会員様に向けて、先週の振り返りや今週の注目トピックを分かりやすくお伝えします。

今週も、いろはにマネー編集長の曽根原がお届けします!

①円高・株安!NISA続けても大丈夫?

7月中旬以降、外国為替市場で円相場が高騰し、8月1日には1ドル=148円台半ばまで円高が進行しました。

2023年から2024年にかけて円安が進行していた中、急速な円高へと変わりました。

日銀による政策金利の引き上げが決定し、円高となりました。

日本銀行が7月30日~31日に政策委員会・金融政策決定会合を実施し、政策金利を従来の0~0.1%程度から0.25%程度へと引き上げることを決定しました。

利上げは、今年3月のマイナス金利解除に続き今年2回目で、「0.25%程度」の金利は16年ぶりの水準です。

また米国の利下げ可能性も円高要因の1つです。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、同日7月31日の記者会見で9月利下げの可能性を示唆しました。

これらの日銀による利上げと、米国での利下げの可能性から、これまでの円安の原因であった「日米の金利差」が縮小傾向にあると見込まれ、円高が進行する結果となりました。

この円高・ドル安に伴って、株価も大幅に下落中です。

日経平均株価は7月11日に史上最高値の4万2,000円台をつけたましたが、8月2日の終値は3万6,000円を割るまで下落しています。

終値は2216円(5.8%)安と大幅安です。

円高によって、自動者・機械メーカーをはじめとする輸出関連銘柄を中心に売りが出ました。

また、8月1日に米国で想定より低い景気指標が出たことにより、米国株も急落しました。

これが東京市場にも影響を及ぼし、8月2日には全面安の展開となっています。

円高・株安でも新NISAは続けるべき?

結論、円高・株安の状況でも新NISAは続けるべきでしょう。

ただし、以下の3つの点を意識することが大切です。

  • 積立投資を続ける
  • 為替ヘッジは使わない
  • 余裕資金があれば追加投資する

詳しくはスマホブック「為替変動&株価暴落 新NISAでやるべき3つのこと」をご覧ください。

②株安のなか最高値更新した”あの投資先”

現在、株価が安くなっている状況ですが、金が最高値を更新しています。

金価格の国債指標であるニューヨーク金先物が、8月1日(日本時間)の時間外取引で1トロイオンス(約31.1グラム)2,500ドル台に達しました。

金価格が高騰している背景として、以下の3つが考えられます。

  • 米国の利下げ期待
  • 地政学リスクの高まり
  • 中央銀行の大量買い

7月31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米国の政策金利の据え置きが決まり、その後パウエル議長が9月に利下げをする可能性を示唆しました。

これによって、金利がつかない資産である金が買われる状況となっています。

また地政学リスクに関しては中東情勢を巡り、イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が殺害されたことを受け、紛争が中東全体に飛び火するリスクが高まりました。

この地政学リスクの高まりにより、安全資産と言われる金の需要が高まったと考えられます。

これらの要因によって、「金利がつかず、安全資産である」金の需要は高まっています。

さらに、米国債務が増加しドル資産に対しての懸念が広がる中で、中国やロシアをはじめとする中央銀行が大量に金を保有するようになりました。

このように中央銀行などが大量に保有することで市場への供給量が少なくなり、金の価格高騰に繋がっています。

金に投資するには?

金に投資するには、以下の方法があります。

  • 金貨や金地金の現物
  • 金に投資する投資信託
  • 金ETF
  • 純金積立
  • 金の先物取引

この中で、初心者でも簡単に投資をすることができるのは「投資信託」「ETF」でしょう。


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