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【注目ニュース7/22】①6月の消費者物価指数は2.6%上昇、日経平均は続落②金価格が約2か月ぶりの最高値更新

毎週月曜日に更新する『投資初心者向け注目ニュース』では、いろはにマネー会員様に向けて、先週の振り返りや今週の注目トピックを分かりやすくお伝えします。

今週も、いろはにマネー編集長の曽根原がお届けします!

①6月の消費者物価指数は2.6%上昇、日経平均は続落

7月19日、総務省は6月の消費者物価指数(CPI)を発表しました。

消費者物価指数とは?

消費者物価指数は、全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するものです。

すなわち家計の消費構造を一定のものに固定し、これに要する費用が物価の変動によって、どう変化するかを指数値で示したもので、毎月作成しています。総務省より引用)

5月も上昇していましたが、さらに伸びが拡大していますね。

変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が、前年同月比2.6%上昇の107.8となりました。

また、電気・ガス料金の負担軽減策の縮小で、上昇率は5月の2.5%から拡大しましたが、市場予想の2.7%は下回っています。

一方で、日経平均株価は続落しています。

7月に4万円を再突破し上昇し続けていた日経平均株価ですが、19日の始値は3万9965円となり、4万円を切ってのスタートでした。

これは、18日に米株式市場で主要3指数が下落した流れを引き継ぎ、東京市場でも売りが先行しているためと考えられています。

主要3指数とは、NYダウ・S&P500指数・ナスダック総合指数のことです。

日経平均株価が4万円を下回るのは、7月2日以来、約2週間ぶりです。

日経平均株価4万円というのは心理的な節目でもありますよね。

7月11日の史上最高値となった4万2224円からは約2000円下落しているものの、6月末の3万9000円よりは高い水準です。

出遅れた銘柄を買いたいとする動きも予想されるため、全面安の展開にはなりにくいでしょう。

とはいえ、ハイテク関連などでは引き続き弱い地合いになる見通しです。

日本株投資をしている方は、当社アナリストのXも必見です。

②金価格が約2か月ぶりの最高値更新

7月16日、COMEX(ニューヨーク商品取引所)で金先物相場が1トロイオンス2467.8ドルで取引を終えました。

5月以来、約2か月ぶりの最高値更新です。

トロイオンスとは?

金や銀、プラチナなど貴金属の計量に使用される単位のこと。

1トロイオンス(troy ounce)=31.1034768グラムで、単位記号は「oz」「toz」など。

貴金属の国際標準の取引価格は「米ドル/1トロイオンス」で表示される。

日本国内では円建て価格に換算され、「日本円/1グラム」で表示されることが多い。

証券用語解説集より引用)

こうした金先物相場の最高値更新の動きは、利下げ観測の高まりから来ていると考えられています。

利下げが近づくと、金利のつかない資産の相対的な魅力が増すため、結果的に買いにつながるのです。

金は金利が付かないため一般的に、利下げ局面で買われやすく利上げ局面で買われにくいとされています。

以下のチャートはここ1ヵ月のNY金先物の指標です。

チャートを見ても、徐々に上昇していましたが7月16日にピークを迎えていることが分かります。

金価格の変動に影響を与えている要因として、金本位制の復活論がくすぶっています。


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