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【注目ニュース7/15】①"アレ"をやめたことでサイゼリヤの株価が暴落②日経平均は初の4万2000円台に

毎週月曜日に更新する『投資初心者向け注目ニュース』では、いろはにマネー会員様に向けて、先週の振り返りや今週の注目トピックを分かりやすくお伝えします。

今週も、いろはにマネー編集長の曽根原がお届けします!

①”アレ”をやめたことでサイゼリヤの株価が暴落

7月11日、サイゼリヤの株価が急落しました。

その理由は、前日10日の取引終了後に発表した「株主優待の廃止」です。

株価は一時500円(9%)安の5,250円まで下げ、6月17日以来約1カ月ぶりの安値をつけました。

株主優待と同時に増配を発表しましたが、個人投資家を中心に売られてしまったようです。

サイゼリヤ株価急落の背景

サイゼリヤTradingView
Trading View より

従来は保有株数に応じて店舗で使える食事券を付与しており、優待狙いの個人投資家から人気が高かったサイゼリヤ。

23年8月末時点で、個人株主比率は64%にのぼりました。

10日の株主優待廃止の発表では、同時に配当の増額(従来計画から7円増の25円)も発表しました。

そもそも株主優待の廃止は、機関投資家や海外投資家への不公平感をなくすためです。

機関投資家や海外投資家は株主優待を受け取っても利用ができないため、株主優待は基本的に個人投資家のみメリットのある株主還元となります。

今回株主優待を廃止し配当を増やすことで、全ての株主にメリットのある株主還元へと変更する意図がありました。

11日は個人投資家による”ショックの売り”が広がりましたが、後場から翌日にかけて株価は回復しています。

2023年9月~2024年5月期の決算は連結純利益が増加しており、業績は改善傾向にあります。

11日の暴落を”買い時”と見た機関投資家や個人投資家の買いが膨らみ、株価は元の水準に戻ったと推測されます。

株主優待で人気の企業3選

株主優待は、個人投資家にとって株を買うかどうかの一つの大きな判断材料になっています。

ここでは株主優待で人気の企業を3つご紹介します。

イオン(8267)

イオンの株主優待であるオーナーズカードは、半期100万円までの買上金額に対し、保有株に応じた返金率で還元されます。

お客様感謝デーにはイオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなどの店舗で還元特典が受けられます。

また、イオンシネマなどで割引金額または優待料金で利用できます。

日常的にイオンス―パーを利用する人におすすめです。

日本電信電話(NTT)(9432)

NTTでは、2年連続で100株以上を保有している場合dポイント1,500ポイント、5年連続で100株以上を保有している場合3,000ポイントがもらえます。

5年目まで保有すれば合計で4,500ポイントもらえるため、dポイントユーザーから人気の株主優待となっています。

オリエンタルランド(4461)

東京ディズニーランドまたは東京ディズニーシーどちらかのパークで利用可能な1デーパスポートを配布しています。

株式を長期保有している方はさらに多くのパスポートをもらえます。

②日経平均は初の4万2000円台に

7月11日の東京株式市場は、日経平均株価の終値が4万2000円台をつけ、史上最高値を更新しました。

取引開始直後から半導体関連など幅広い銘柄に買い注文が広がり、取引時間中の最高値も更新しました。

TOPIXは19.97上がって2929.17で、同じく終値としての史上最高値を更新しています。

日経平均株価TradingView
TradingViewより

前日10日のニューヨーク市場でのFRB(連邦準備制度理事会)パウエル議長の発言などを受け、アメリカで根強いインフレが落ち着き9月にも利下げに踏み切るとの観測が広がったことが影響しています。

また、海外投資家の間で日本企業の業績の先行きへの期待感が高まっていることも株価を下支えしました。


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